『World of Warships』ハロウィンを記念した新モード「鍵争奪戦」がいよいよ実装!【プレイレポート】

ZOOM編集部

オンライン海戦ストラテジーゲーム『WoWs』の2020年ハロウィンイベント実装直前のテストサーバー(10/16~10/20)で待望の新モード「鍵争奪戦」をプレイレポート形式でお届け!
※テストサーバーでのプレイとなるので、本実装での仕様変更の可能性あり。

16人とモンスターによるバトルロイヤル、戦闘中の艦船性能強化や臨時パーディー(分艦隊)、そしてレーザー、プラズマ魚雷、ウェーブキャスターなどのモジュール。どれも新しい試みで大興奮必至のモードだ。脱出を賭けた真剣勝負となるので、本実装までに操艦と射撃の腕を磨いて新モードに臨もう♪

『WoWs』とは?
世界3000万ダウンロード突破の基本無料オンライン海戦ストラテジーゲーム。日露戦争~第二次世界大戦までに実在した艦艇が300隻以上登場し、こだわり抜いたモデリングと高い戦術性、アクション性を持つ豊富なゲームモードが魅力。このゲームを詳しく知りたい人は、⇒『WoWs』ゲーム解説

誰でも参戦可能の新モード「鍵争奪戦」!

今回のテストサーバーで目玉となるのは新ゲームモード「鍵争奪戦」である。このモードでは使用される艦船が決まっており、戦艦「HERACLES」、巡洋艦「VALKYRIE」、駆逐艦「GALE」の3隻のうちから選ぶこととなる。

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▲どの艦船もSF的な装備が特徴

この3隻はすべてTierXの艦船であり、通常であればこのレベルの艦船を使うには相当なプレイ時間を要するが、このモードは手持ちの艦船を使わないので、プレイ時間と関係なく誰でも楽しめるモードだ。

1ゲームの参加人数は16人、専用マップ「ポリゴン」の中でAIモンスターを倒し、鍵を取得してマップ中央のポータルから脱出することができれば勝利。AIが相手となると一見簡単だが、鍵は4本しかないのでプレイヤー同士のバトルは避けられない。以下は実際のプレイ画像を交えて、脱出を賭けた壮絶な戦いをお届けする。

新モードならではのインターフェースを把握しよう

最終的に中央まで移動して脱出する必要があることと、他プレイヤーと交戦することを考えて、今回のプレイは機動力と火力のバランスがいい巡洋艦の「VALKYRIE」を選択。戦闘開始時はプレイヤー16人がそれぞれ地図の外周からスタートするが、カウントダウンの時点で早速見慣れないインターフェースが表示されている。

001▲スタート前のカウントダウン。敵もモンスターも見えない嵐の前の静けさを感じる。

左上に現在の生存プレイヤー数が表示されており、中央上部に表示されているのは「戦闘ポイント」である。AIモンスターや敵プレイヤーを撃沈すると、戦闘ポイントを獲得することができる。一定のポイントを獲得するとこの戦闘に限り「リロード時間短縮」、「主砲、副砲ダメージ増加」、「ダメージを与えると自艦の耐久を回復」といった特殊な強化ができる。ポータル周辺や脱出寸前は乱闘必至なので、序盤は意識して戦闘ポイントを貯めて、自艦を強化していきたいところだ。

002▲ヒレとトゲを持った海中モンスター。AIのせいか動きが単調で撃破しやすい、戦闘ポイントを稼ごう。


しばらく進めると、ついにAIモンスターを発見。不気味な外見で酸を飛ばしてくるのでこちらも問答無用で砲撃を開始。スタート直後に遭遇したモンスターということもあって、敵の動きが単調で攻撃力も低い、おかげで大した被害を受けず無事撃破。画面右の通知からわかるように、他のプレイヤーも順調にモンスターを撃破している。ここで手間を取っていると他のプレイヤーが続々とモンスターを撃破して強化を進めるから、後の戦いが不利になる。素早く、確実に撃破することを念頭に置いておこう。

また、開始後インターフェースにもいくつか情報が追加されている。右上に表示されている「ポータル開通まで」の時間が0になると、鍵を持ったプレイヤーは中央ポータルから脱出できるようになる。左上で表示されている四つの三角形は鍵、灰色の状態はまだ鍵を持っているモンスターが発見されていないということだ。

艦隊を編成して脱出を目指そう

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▲このSF風な建造物の奥にある三角錐状のものがポータルだ。開通時間中に鍵を持って行けば勝利となる。

脱出地点である中央ポータルに近づくと、周辺のモンスターも徐々に強くなってきた。他のプレイヤーの動向も注意しながらモンスターと戦うのも厳しくなってきたため、ここで他のプレイヤーを味方に引き入れる作戦を取る。

このモードでは最大3人による臨時艦隊を編成することが可能だ。他のプレイヤーに照準を合わせてFキーを押すと、相手をチームに招待することができる。相手の同意を得たらチーム結成となり、共に鍵を持ったモンスターや敵プレイヤーと戦える。

最初にも説明したように、本モードで使用できる艦船は所持するものではなく決められた艦であるため、たとえ優れた操作技術を持っていても、艦船の性能に大差がない状態で1対3はほぼ勝ち目がないことは明らかだ。なのでチームを結成するだけでも敵プレイヤーへの牽制となるので、むやみに敵プレイヤーを攻撃することよりも、チームに引き入れた方がいいだろう。

チームの力で強力なモンスターと敵プレイヤーを撃沈しつつ、鍵を手に入れたのはいいが、鍵を持っているプレイヤーの上に緑三角形のマーク(自分の画面ではHPバーの右の三角形で鍵の所持状態を確認できる)が表示されるので一目瞭然、そうなると当然大勢の敵プレイヤーから狙われるようになる。

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▲鍵を手に入れた途端、集中砲火を浴びせられ、さらにモンスターにも攻撃されて絶体絶命。

粘ってみたものの、やはり多勢に無勢、ついに撃沈されてしまった。ポータルが開通する時間はわずか3分間時間内にポータルまで移動しないとたとえ鍵を持っていても脱出失敗となる。特にポータル周辺は敵プレイヤーも多くてモンスターも強い、前半はHPを温存しないととても脱出まで持たない。

ポータルが閉じられたあと、まだ生存しているプレイヤーは全員「オクタゴン」という特別エリアに転送され、徐々に縮小するこのエリアの中で最後の一隻になるまでバトルロイヤルを行う。最後の生存者は脱出成功扱いになるので、腕に自信があればあえて鍵の争奪やポータルに向かわず、モンスターと敵プレイヤーの撃沈でポイントを貯め、最後の戦いに向けてコツコツ自艦を強化するのも一つの手だ。

本モードを数回プレイしてみたところ、艦隊を編成しても隊長(招待を送った人)は隊員を追放できるということがわかった。これを利用して「他のプレイヤー2人を招待→そのうちの誰かが鍵を手に入れる→鍵を持っている人を追放してもう一人の隊員と協力して撃沈する」という恐ろしい裏切り戦術がひそかに流行っている。やはりバトルロイヤルにおいて信じられるのは己のみということを再認識させた。

005▲ハロウィンをテーマとした港。オバケならずモンスターが出てきそうな雰囲気をたっぷり味わえる。

また、出撃前にモジュールを変更することで、レーザー、プラズマ魚雷、ウェーブキャスターなど一味違った装備を搭載することができる。たとえば「プラズマ弾」は命中箇所を防御性能を下げることができて、次に発射するプラズマ弾やプラズマ魚雷を同じ部位に当てるとダメージが増加する。連射性に優れる巡洋艦なら一考する価値はあるだろう。回避性能が劣る戦艦なら、水中の魚雷を破壊できる「ウェーブキャスター」が欲しいところだ。戦闘中の強化を前提にひたすら砲撃を強化し、モンスターや敵の撃沈に特化したモジュール選択もアリだ。

このように自分の戦闘スタイルや敵プレイヤーの傾向を考えて、モジュールや戦闘中の強化で毎回変わったバトルを味わえるので、何度やっても楽しめるモードとなっている。もともとアクション性や戦術性に優れる本作の魅力をさらに引き出した「鍵争奪戦」、本実装の際は是非プレイしてみよう。