
【Steam】2020年ウィンターセールが到来!編集部がおすすめするセールタイトル15選

PC最大級のゲームプラットフォーム「Steam」恒例のウィンターセールは2020年12月23日から2021年1月6日の午前3時まで実施中。
Steamは毎年の節目で様々なセールを実施しているが、中でも特に規模が大きいのは夏の「サマーセール」と冬の「ウィンターセール」だ。他のセールと比べて割引の対象が多いだけではなく、割引率も最大80%以上など、PCゲームを買ったことがある人なら驚くに違いない値段で購入できるぞ。
そして今回2020年のウィンターセール対象となるタイトル総数はなんと22,000本前後!(DLCやサウンドトラックを含まない)割引率は20%~90%で様々な名作、インディーゲームがお買い得だ。
本記事では「2020年発売の新作」、「定番の名作」、「ワンコインで遊べる」タイトルを5本ずつ紹介していく。他にも様々なシングルプレイゲームやインディーゲームがセール対象になっているので、気になったら下のリンクからSteam公式サイトをのぞいてみよう。
まだまだ旬!2020年発売の新作
1.Fall Guys: Ultimate Knockout(フォールガイズ)
2020年を代表するオンラインパーティーゲーム。PS Plus過去最高の売り上げ本数、ゲーム史50年間最速の売り上げ速度など数々の記録を樹立。単純明快なゲームシステム、シンプルの操作方法、暴力要素一切なしで年齢、性別問わず楽しく遊べる傑作。セール価格は1,640円。
オンライン対戦で60人が様々なミニゲームで最後の一人になるまで競い合う。愛らしいキャラクターと予想外の動きが出てしまう物理演算で笑いながらプレイできる楽しいパーティーゲーム。プレイ回数を重ねるとキャラクターの外見を変えることも可能で、ハンバーガーやゴジラなどのおもしろキャラに着替えれば目立つこと間違いなし。
ミニゲームの種類は豊富で、障害物付きのレース、サッカー、玉入れ、鬼ごっこなど個人競技とチーム単位で競い合うものがある。迫りくるライバルと時に押し合い、時に協力して勝ち抜きを目指そう。
2.ボーダーランズ3
元祖ルーターシューター「ボーダーランズ」シリーズの最新作。惑星パンドラに眠る古代の宝「ヴォルト」をめぐり、一獲千金を狙う「ヴォルト・ハンター」達とイカレたカルト団体がここに集う。プレイヤーは個性豊かな4人のヴォルトハンターを操作し、FPSとハクスラ要素を楽しみながら銀河を救う戦いに身を投じる。セール価格は2,633円。
オンライン協力モードでは、レベル差やストーリーの進行度に関係なく、誰でも協力プレイを楽しめる。宝箱から出る装備品はプレイヤー単位で出現する(他のプレイヤーと取り合うことにならない)ので、協力して強敵を倒せばWIN-WINなプレイを楽しめる。
10億種類という史上類を見ない膨大の武器数、レアリティと武器のメーカーで変わるオプション。スタンダードなマシンガン、ライフルからしゃべる銃、投げだら足が生えて敵を追い回す銃まである。武器の厳選とハクスラのやりがい満点で楽しみが尽きない傑作だ。
3.Mount & Blade II: Bannerlord(マウント&ブレード2)
大人気の中世戦闘シミュレーションRPGシリーズ新作。内戦によって数多の国に分裂した大陸で武器を手に取り、覇を唱えよう。中世の雰囲気が色濃く表現されており、オープンワールドで無骨かつ自由度の高いプレイが可能。セール価格は4,384円。
本作は街で散策や従者の引き入れなどのシングルプレイRPG要素もあるほか、中世の大規模肉弾戦バトルが最大の魅力。一騎当千ができないリアリティの高い戦闘は戦術による駆け引きが必要、うまく部隊を動かして勝利を手にしよう。
前作からの正統進化で様々な要素がパワーアップされているが、特にストーリーの繋がりなどはないので今作から始める人も安心して大迫力な中世戦争を楽しめる。
Steamで『Mount & Blade II: Bannerlord』を見る
4.Golf With Your Friends
最大12人で「同時進行」可能のエキサイティングなゴルフゲーム。トラップ、アイテム、さらにゴルフボールに帽子をかぶるなどカオスな展開に抱腹絶倒必至。マウス一つでこなせるシンプル操作に順番待ち要らずの破天荒なルールでいつでもゴキゲンなミニゴルフを楽しめる。セール価格は1,018円。
本作のゴルフは順番にボールを打つではなく、最大12人同時に動く。基本ルールとして1ステージは2分の時間制限があり、一人最大12打まで可能。ただし全員一斉に動くため、他の人(ゴルフボール)とぶつかり明後日の方向に飛ぶ、もしくはステージのギミックで吹き飛ばされることもしばしば。
コース中はアイテムで他の人を凍らせたり、地面に粘着させたりなどスポーツマン精神皆無のプレイも本作なら大歓迎。他にもボールをバスケットボールに変えてシュートしたり、ホールをホッケーのゴール(ゴールキーパー付き)に変えたり、ゴルフゲームであることを忘れさせるくらい楽しい遊び方を多数搭載。ゴルフをまったく知らない人にもおすすめだ。
Steamで『Golf With Your Friends』を見る
5.Marvel's Avengers
マーベル・アベンジャーズのヒーロー達が集結。ド派手な演出でヒーロー気分満点のアクションアドベンチャーゲーム。完全オリジナルストーリーを楽しめるシングルプレイと最大4人でチームを結成する協力マルチプレイが用意されている。セール価格は4,389円。
「キャプテン・アメリカ」、「アイアンマン」、「ハルク」などの人気ヒーローになりきって、世界に迫る危機に立ち向かおう。ダイナミックな演出はまるで映画のワンシーンを見ているような感覚で、ヒーローそれぞれが持っている特別な力で悪の組織を一掃すれば気分は上々。爽快かつ上質なプレイ体験を得られる。
さらにヒーローをプレイヤーのプレイスタイルに応じてカスタマイズすることも可能で、オンライン協力プレイで自分のヒーローパワーを見せつけよう。新ヒーローや新ストーリーも継続的に無料配信しており、値段以上に楽しめること間違いなし。
気になっていた定番の名作
1.モンスターハンター:ワールド
一世を風靡したハンティングアクションのシリーズ最新作。大剣、太刀、弓、ランス、チャージアックス、操虫棍など特徴が異なる武器を駆使して、新大陸のモンスターたちを狩猟する。乗り攻防やスリンガーなどの新アクションでモンスターに対抗できる手段がさらに多彩となった。セール価格は2,010円。
従来シリーズではステージが数個のエリアに区切られており、移動する度にロードが挟む問題があったが、最新作では一つのフィールドでシームレスの移動が実現され、よりテンポよく狩猟することが可能になった。モンスターの動きも従来と比べてスムーズとなり、より緊迫感溢れる狩猟バトルを味わえる。
新たに追加された「スリンガー」と「装具」もアクションの幅を大きく広め、うまく活用すれば大いに助けてくれる。狩猟したモンスターから素材を剥ぎ取り、さらに強力な装備を作ってまだ見ぬモンスターに挑むプレイはやみつき必至。今すぐ「一狩りいこうぜ!」
2.Tom Clancy's Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
e-sports常連タイトルの大人気FPSタクティカルシューター。「シージ (突入作戦)」に焦点を当てたゲームシステムはFPSの腕だけではなく、突入側、防衛側になった時の戦術立案能力も問われる競技性が高いFPSゲーム。セール価格は1,056円。
本作では世界各国の特殊部隊から数十名のオペレーターが参戦、日本のS.A.T(特殊急襲部隊)も収録されている。各オペレーターにはトラップ、ガジェット、爆破などの特殊能力を持っており、5対5のチーム戦で如何に互いの能力で補い合うが勝敗の鍵を握る。
競技性が高い本作はe-sports大会の常連タイトルとしても名高く、直近では2019年に開発会社のubisoft主催の公式国際大会「Six Invitational 2019」が開催され、世界各国の予選から勝ち上がった16チームが総額賞金100万ドル(約1億円)をめぐり、死闘を繰り広げた。リリースからすでに5年も経過しているが、いまだに人気が衰えないFPSの名作。対戦型FPSが好きな人は「買い」の一本だ。
Steamで『Tom Clancy's Rainbow Six Siege』を見る
3.Sid Meier’s Civilization VI(シヴィライゼーション6)
伝説のゲームデザイナー「シド・マイヤー」が手がける文明発展シミュレーションストラテジーゲーム。究極のデジタルボードゲームと評される本作では日本、ローマ帝国、エジプト、ロシア、中国など20種類以上の文明から一つを選び、導くことが可能。自分の帝国を築き上げ、世界制覇を目指そう。セール価格は1,750円。
本作は石器時代から近代まで、短時間で人類文明の興亡を体験できる究極のストラテジーゲーム。マス目で区切られたマップ上で戦争、文化、外交をこなし、「スコア」、「科学」、「宗教」、「制覇」、「文化」の5つの勝利目標から自分のプレイスタイルに合う方法で勝利を目指す。
文明発展に関する要素はすべてプレイヤーに委ねられており、情報量は膨大であるが、ゲームの進行はターン制となっており、じっくり考えて発展させることが可能なので、ストラテジーゲーム初心者でも安心して遊べる。オンラインマルチプレイにも対応しており、友達と協力や対戦プレイもできるぞ。
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4.ARK: Survival Evolved
累計700万本出荷の大人気恐竜サバイバルゲーム。「ARK」と呼ばれる様々な恐竜が生息しているオープンワールドで過酷なサバイバル生活を過ごしながら自分の基地を建設する。恐竜を「テイム」で手懐けることも可能で、基地建設の手伝いや探検の乗り物として連れまわすことができる。セール価格は1,030円。
近年オープンワールドのPCゲームで人気を呼んだ二大ジャンル「サバイバル」と「クラフト」をベースに、さらに「恐竜」をテーマにした大興奮必至のゲームプレイ体験は秀逸。ゲームエンジンUnreal Engine4で描く広大なオープンワールドとそこに生息する恐竜のリアリティが高く、グラフィックにこだわる人も満足する視覚の饗宴を楽しめる。
人気恐竜のT-REX (ティラノサウルス・レックス)を始め、トリケラトプスやプテラノドンなど様々な恐竜が登場する世界のスケールは圧巻で、攻撃される前に倒すか、それとも強力な味方として手懐けるか、すべてはプレイヤーの自由である。今すぐARKに飛び込み、恐竜との共同生活を始めよう。
Steamで『ARK: Survival Evolved』を見る
5.Dead by Daylight(デッド バイ デイライト)
元祖非対称型マルチプレイヤーホラーゲーム。5人のプレイヤーは1人のキラーと4人のサバイバーに分かれ、キラーの目的はサバイバーを捕まえて処刑する、サバイバーの目的はマップ各所に配置されている発電機を修理して門を開け、脱出すること。生死をかけた「鬼ごっこ」が今始まる。セール価格は792円。
キラーは攻撃を当てることでサバイバーを倒すことが可能で、倒れた生存者をマップ各所に設置されているフックに吊るし、一定時間が経過すると殺害することができる。サバイバー同士は吊るされている仲間を救出することができるので、吊るして隣で見張るか、他のサバイバーを止めに行くか、こういった駆け引き要素が強い対戦を楽しめる。
一方、サバイバーはキラーを倒す手段はないが、一人称視点のキラーに対して、サバイバーは三人称視点で周りの状況を把握しやすい。仲間と連携して複数の場所からキラーの注意を引くこともできるので、うまく身を隠しながら発電機を修理し、脱出の機を伺おう。
さらにキラーとサバイバーはそれぞれ「パーク」と呼ばれるスキルがあり、プレイを通してパークを開放していけば、より試合を有利に運ぶことができる。奥深いパークの組み合わせ要素でリプレイ性に優れ、じっくり長く遊べるぞ。
これぞセール!ワンコインで遊べるタイトル
1.The Escapists 2
囚人になって監獄から脱獄するストラテジーゲーム。脱獄のための手段とそれまでのプロセスは非常に豊富で、従順な模範囚を演じながら密かに脱獄計画を立てたり、他の囚人と手を組んだり、周りに落ちているものでアイテムをクラフトするなど様々行動が可能。綿密かつ周到な計画を立てて脱獄を成功させよう。セール価格は495円。
俯瞰視点で展開されるドット絵の脱獄劇はコミカルでありながら硬派なストラテジー要素が含まれている。通風口から脱出するなど安易な行動を取ればたちまちサイレンが鳴り響き、数分後には捕まっていることも想像に難くない。刑務所から脱出するというテーマのリアリティを高めるため、パッと思いつくような手段では基本脱出不可能と言える。
本作は日本語非対応だが、有志により日本語化されている、日本語でプレイしたい人は「the escapists 2 日本語化」を検索すると見つかるだろう。また、本作はオンライン、ローカルマルチプレイも対応しており、協力プレイはもちろん、どちらが先に脱出できる対戦プレイも可能。作戦立案が得意な人、ストラテジーゲーム好きな人に絶対おすすめの一本だ。
2.Among Us
通称「宇宙人狼」の心理アクションゲーム。本作は2018年にリリースしたゲームだが、発売当時は知名度もなく話題にもならなかったが、2020年から実況などの動画をきっかけに爆発的な人気を得た。人狼ゲームの基本を踏襲した心理戦に宇宙船を修理するアクションフェーズを導入し、シンプルな操作で今までと一味違った人狼ゲームを楽しめる。セール価格は416円。
4人から10人のプレイヤーは「Crewmate(乗組員)」と「Imposter(詐欺師)」に分けられ、お互いに目標を達成するために宇宙船内で活動する。乗組員の勝利条件は「与えられたタスクを完遂する」または「紛れ込んでいる詐欺師を追放する」。そして詐欺師の勝利条件は「重大妨害を成功させる」または「乗組員と詐欺師の数を同数以下にする」。
殺害された乗組員は幽霊状態となり議論に参加できなくなるが、引き続きタスクをこなして乗組員側の勝利に貢献することが可能。一方詐欺師は乗組員を殺害できるほか、詐欺師専用のショートカットで遠距離移動して、アリバイを作り出すことができる。ただしショートカットを利用しているところが目撃されると即座正体がバレてしまうので、使い所を見極めよう。
実況動画で人気沸騰中の本作は1戦の時間が短く、アクションフェーズもテンポよくプレイを加速させる。手軽に人狼ゲームを体験したい人は是非本作から入ってみよう。
3.Lara Croft and the Guardian of Light
名作「ドゥームレイダー」シリーズのスピンオフ作品。シリーズを代表する主人公「ララ・クロフト」と遺跡探検アクション要素は健在で、俯瞰視点で新たな冒険を展開する。注目すべきのはシリーズ初の協力プレイが搭載されており、槍と盾を持った古代の戦士トテックと共に復活した暗黒神ショロトルの野望を止めるため、新たな冒険に旅立とう。セール価格は149円。
従来のシリーズ作のテーマを踏襲し、今作も「遺跡探検」がメインとなっている。美しい女性冒険家「ララ・クロフト」を操作し、銃撃で敵を倒しながらフックや爆弾などでギミックを解除して進む。道中ではアーティファクト、トレジャー、武器などのアイテムを獲得することが可能で、能力値の上昇や特性が異なる20種類以上の武器が旅をサポートしてくれる。
協力プレイではギミックシングルプレイ時と異なるものになっており、トテックが槍を投げてララの足場を作る、ララがロープでトテックを引き上げるなど助け合いながら進むプレイは大きな達成感と喜びを共有できる。Steamでは日本語非対応となっているが、日本語化にできるModも製作されているので、「本作のタイトル名+日本語化」で検索すると見つかるだろう。
Steamで『Lara Croft and the Guardian of Light』を見る
4.Portal 2(ポータル2)
Steamの運営会社でもあるValve社が送る空間転移をテーマにした新感覚アクションパズルゲーム。前作の『Portal』からさらに進化し、アクションの要素は緩め(複雑な連続操作が必要なくなった)になり、その代わりゴールへたどり着くギミックの難易度が上がった。セール価格は120円。
数々のパズル要素は前作よりもパワーアップし、一連のポータル設置とギミックを繋げてゴールへたどり着く頭脳プレイが必要。一手先だけではなく、先の先の先くらいまで読まないととても踏破できない。操作自体は非常にシンプルだが、ゴールへ到達するプロセスが複雑で、一筋縄にはいかない。シリアスでありながらユーモアを挟むストーリーはステージと共に進行し、先が気になってやめ時がわからなくなる中毒性を持つ。
今作は二人で協力プレイすることも可能で、シングルとはまた独立したストーリー、ステージ、そして協力が必要のギミックの数々がプレイヤーの前に立ち阻む。友達と共に知恵を絞って、ポータルの向こうへ飛び込もう。
5.PAYDAY 2(ペイデイ2)
様々な犯罪に手を染めるクライムFPSゲーム。プレイヤーはギャングメンバーの一員となり、強盗、違法ドラッグの生産、爆破工作など種類豊富な「仕事」をこなす。最大4人まで参加できる協力マルチプレイでは大迫力の銃撃戦も可能で、ギャング、裏社会をテーマにした作品が好きな人には絶対おすすめの名作。セール価格は驚きの99円、少しでも興味が湧いたら買っておいて損はない一本だ。
仕事は基本「プランA(ステルス)」と「プランB(ラウド)」二通りの進み方ができる。一部の仕事では指定の方法で達成できると追加報酬が獲得できるが、最初のうちは自分に合う方法でこなすといいだろう。ステルスは警備員に発見されず、通報されずに窃盗や破壊工作を行う。逆にラウドは最初から民間人や警備員を襲い、無力化させて強盗する。いずれの方法でも通行人などに発見されると通報され、押し寄せてくる警官隊と激しい銃撃戦を繰り広げることになる。
最大4人プレイ可能のマルチプレイでは手分けして「仕事」をこなすことができる。警備員の注意を引く役、見張り役、実行役などの役割を分担した連携プレイを楽しめる。大悪党になりきり、日常の鬱憤を晴らそう。
以上15タイトルを3つのコーナーに分けて紹介したが。最初に述べた通り、今回のセール対象は約22000本となっており、まだまだ紹介しきれない名作が驚きの低価格でユーザーを待っている。コロナで外出自粛が求められるこの冬は、Steamのウィンターセールで乗り切ろう。