
【Nintendo Switch】2023年5月発売のおすすめ新作ゲームタイトル10選!

世界各国のメーカーがソフトを開発・提供しているNintendo Switchは、毎月気になる新作ゲームタイトルが登場する人気のハード。今回の特集では2023年5月に発売・配信済み(記事執筆時点)の最新タイトルの中から、編集部がおすすめするソフトを10本ご紹介。自分好みのゲーム作品を見つけ出してプレイしてほしい。
2023年5月発売のおすすめ新作ゲームタイトル10選
1.『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
2023/5/12から正式配信されている任天堂のSwitchソフトで、ファンタジー世界「ハイラル王国」を舞台に、主人公リンクの冒険を楽しめるオープンワールドRPG。発売から3日間で全世界累計販売数が1000万本を超える大ヒットを記録し、パワーアップを遂げたシリーズ最新作として大好評を博している。
冒険の舞台となるハイラル王国には新たな脅威が出現。プレイヤーはリンクになって謎を解き明かしながら、再び世界に平和をもたらすために奔走していくことになる。前作とは雰囲気が変わったオープンワールドの探索要素が最高に面白く、各地の様相も大きく変化しているため、前作をプレイ済みの人は特に楽しめるはずだ。
▲「護る」「駆ける」「活きる」という3テーマでオープンワールドを体験できる新作。
新たなフィールドとして「空島」が登場している点も特徴。空中に浮かんでいる新規ロケーションには冒険心をくすぐる様々な仕掛けがあり、試行錯誤しながら謎を解き明かしていくプレイも捗る。ダイナミックな空中降下アクションもあるため、立体的にファンタジー世界を堪能できるようになっている点が大きなポイントだ。
面白さ満点の「クラフト」システムを実装
新機能「クラフト」コンテンツも魅力で、リンクに備わった新能力を駆使しながら部品を組み合わせて様々な道具や乗り物を生み出せるため、前作以上にオープンワールドの探索が面白くなること請け合い。クラフトで創意工夫しながら冒険世界を広げていく構図が最高に楽しい新作で、長時間飽きずに遊べるぞ。
バトルシーンではプレイヤー毎に異なる戦術やスタイルを発揮でき、ハンティングや食料作成など、オープンワールドを冒険するゲームらしい要素も充実している本作は、自由度満点の世界を遊び回りたい人には断然おすすめのタイトル。年代や性別を問わず「ワクワクするプレイ体験」を味わえる必見のRPG作品だ。
▲創意工夫でオープンワールドの冒険を楽しめる点が大きな特徴。遊び甲斐は満点だ。
通常版の販売価格はダウンロード版が7900円(税込)、パッケージ版が7920円(税込)。プレイ人数は1名で、ダウンロードサイズは16.3GBとやや大きめ。すでに多くのソフトをインストールして本体の容量が逼迫している人は、事前に空き容量を確認しておくと安心だ。Nintendo Switch Proコントローラーに対応しているぞ。
なお、本作にはソフト本体に加えてアートブック、スチールポスター、Nintendo Switch カードケース スチールブック仕様、ピンバッジセット(4種)が同梱された『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Collector's Edition』も存在しており、こちらの販売価格は14,520円(税込)となっている。
2.『Life is Strange 2 (ライフ イズ ストレンジ 2)』
2023/5/2から正式配信されているスクウェア・エニックスのSwitchソフトで、2018年に登場したアドベンチャーゲームの続編をNintendo Switch向けに移植したタイトル。同日にリマスタリングされた前作『ライフ イズ ストレンジ リマスター コレクション』も発売されており、シリーズ全作を一気にプレイできるぞ。
ストーリー主導型のプレイが人気を集める本作では、前作から3年後の世界が描かれ、シアトルに在住している兄のショーンと、ある日超能力に目覚めた弟のダニエルが父親の故郷であるメキシコを目指す物語が展開。ゲーム内で提示される選択肢が結末に影響を及ぼす「マルチエンディング」方式を持つゲームタイトルだ。
▲プレイヤーを引き込む没入型のストーリーテリングが人気を博しているシリーズ最新作。
主人公である兄のショーンを背後のカメラ視点で見ながらプレイを進めるサードパーソンビューを採用し、画面内の気になる部分を調べていく「ポイントアンドクリック」形式でストーリーが進展。兄として取るべき行動がAI操作で動く弟の行動に影響を及ぼすため、そこにやり込み要素満点のプレイが生まれる仕組みだ。
海外のロードムービーが持つ世界観が好きな人にはハマるタイトルで、表情豊かな登場キャラクターに感情移入しながらプレイできること請け合い。日本国内でのCEROレーティングは「D」で、17歳以上のプレイヤーが対象となっている作品ではあるが、受賞歴を持つストーリーテリングの巧妙さが光るおすすめ作品だぞ。
プレイ人数は1名で、オンラインマルチプレイには非対応。ゲームはNintendo Switch Proコントローラーの操作をサポートしており、日本語インターフェースにも対応しているため、参入の敷居は低い。インストールサイズは27.3GBとやや大きめなので、プレイ前にストレージの空き容量を確認しておくと良いだろう。
▲海外ドラマ『TOUCH/タッチ』にも似たシチュエーションで物語を体験できる。
販売価格は3278円(ダウンロード版)で、Nintendo Switch版にパッケージバージョンは存在しない。日本語吹替音声も収録されているので、海外ゲームが苦手な人でも違和感なくプレイできるはずだ。ハンドペイントで再現された芸術性の高いテクスチャーを楽しみながら、兄弟の冒険に待っている結末を見届けよう。
3.『Life is Strange Remastered Collection (ライフ イズ ストレンジ リマスター コレクション)』
『Life is Strange 2 (ライフ イズ ストレンジ 2)』と同じ2023/5/2に発売されたスクウェア・エニックスのSwitchソフトで、人気シリーズの記念すべき第1作目を丹念なリマスタリング作業によってアップグレードした必見作。英国アカデミー賞「ゲーム部門」での受賞歴を持つ傑作で、未プレイの人には特におすすめだ。
キャラクターと環境はリマスタリングで美しさを増しており、パズル部分もアップデートでより洗練されている。またキャラクターアニメーションは「ファイシャルモーションキャプチャー」によってリアルさを獲得しているため、最新ゲームとして十分に通用するグラフィック品質に達している点がポイントと言える。
▲世界中でヒットした前作をリマスタリングで進化させた必見タイトル。
プレイヤーは写真を学ぶ高校3年生のマックス・コールフィールドとしてゲーム世界へ降り立ち、物事の流れを変えられる「時間巻き戻し能力」を用いながらストーリーを進めていく。本作にも選択肢次第でエンディングが変化する「マルチエンディング」方式があり、長時間夢中になってプレイに没頭できるだろう。
販売価格は5478円で、プレイ人数は1名。2作目と同じくNintendo Switch Proコントローラーの操作に対応しており、日本語環境も完備。インストールサイズは約17GBで、『Life is Strange 2 (ライフ イズ ストレンジ 2)』と比較すると軽量な部類に入る。2作目と繋がりがある作品なので、こちらから遊ぶのもアリだ。
ちなみに本作を開発しているDontnodは、当初作品を様々なパブリッシャーに持ちかけたが、スクウェア・エニックス以外のパブリッシャーからは「男性を主人公に据えるように」と通達されたという。本作が女性主人公のゲームになったのは、デベロッパーの意向を尊重したスクウェア・エニックスのおかげだ。
4.『Rubberduck Wave Racer』
2023/5/18から正式配信されているJoindotsのSwitchソフトで、お風呂場の遊び相手としておなじみの「アヒルのおもちゃ」を操作しながら痛快なレースを体験できるアクションゲームタイトル。世界的なシェアを誇るメーカー「Schnabels」の公式ライセンスで実現したリアルなアヒルたちが魅力の新作だ。
作品に登場するアヒルたちにはゲーム独自のアレンジが施されており、ダイバーダックやスーパーダック、ユニコーンダックやビューティーダックなどの個性的なキャラクター12体を選んでプレイできるようになっている。年代や性別を問わず楽しく遊べるゴキゲンなアクションゲームで、スリリングなプレイが展開するぞ。
▲公式ライセンスを獲得したアヒルのおもちゃでスリリングなレースを体験できる。
ゲームには16種類の高速トラックが用意され、2人用のマルチプレイモードが実装されているため、フレンドや家族で一緒に遊ぶカジュアルゲームとしての側面もバッチリ。最速タイムでラップを駆け抜けていくプレイ要素が非常に面白く、普段お風呂場で浮かんでいるおもちゃとは正反対のスピード感を堪能できる。
コース内に浮かんでいるアイテムを取得すると、ランダムでパワーアップ能力を獲得でき、これらを活用しながら1位を目指していくプレイが俄然楽しくなる。小型化できる能力や、相手を邪魔する能力など、アイテム効果はバラエティー豊富で、毎回異なるレース展開を体験できる点も作品の大きな魅力となっているぞ。
販売価格は2999円。プレイ人数は最大2名で、Nintendo Switch Proコントローラーの操作をサポートしているため、タイムを縮めるために繊細な操作を行う要素も大いに捗るはず。標準で日本語インターフェースも実装されているので、参入の敷居は低い。インストールサイズも1.1GBと軽量級だぞ。
5.『恋してドキドキchoice メッセ&デートーかんたん恋愛シミュレーション胸キュン乙女ゲームー』
2023/5/18から正式配信されているTTのSwitchソフトで、男性と女性両方が楽しめる必見の恋愛シミュレーションゲーム。気になる恋の相手を選び、そのメッセージの返信内容でプレイヤーの「モテ度」を採点するというユニークなシステムを持つ恋愛診断ゲームタイトルで、恋愛偏差値を上げたい人におすすめだ。
プレイ内容は、プロフィールを見て気になる女性/男性を選択し、相手からのメッセージに対して適切な返信をすることによって「親密度」のパラメーターがアップ。親密度が70%以上になるとクリアして「デート編」へ突入する。4択形式で提示される受け答えの中から「これだ」というモテ返信を選ぶ面白さがあるぞ。
▲男女を問わずおすすめの恋愛シミュレーションゲーム。面白さ満点だぞ。
マイペースな保育士さんやおしゃべり好きな女子高校生、お調子者の動画配信者やナルシスト研修医など、お相手のバリエーションも非常に豊富で、相手が気に入る会話の受け答えを探っていくシミュレーション要素に夢中になれること請け合い。ちなみに運営元のTTは動画配信者のゲーム実況をすべて許可している。
販売価格は980円と手頃。プレイ人数は1名で、Nintendo Switch Proコントローラーの操作にも対応しているため、TVモードでじっくりと遊べる。日本のメーカーが贈る恋愛シミュレーションゲームなので、標準で日本語を実装している点がポイントだ。インストールサイズは約175MBと非常に軽いぞ。
6.『絶対見てはいけない写真』
2023/5/18から正式配信されているTTのSwitchソフトで、恐怖の心霊写真に写っている怪奇現象を「ポイントアンドクリック」形式のプレイで見つけ出していくゲームタイトル。背筋がゾクッとする心霊写真の世界が好きな人には断然おすすめの新作で、ある種の脳トレ要素もあるので面白く遊べるはずだ。
川遊びをしている子供や、中学入学の記念写真、花畑で肩を寄せ合うカップルなど、ゲームにはありそうなシチュエーションの心霊写真が多数登場。注意深くプレイ画面を見ながらルーペを動かし、「ここだ」と思う怪奇現象の場所を指し示してみよう。答えが分かった際のスッキリ感と恐怖感が高い満足度を生み出すぞ。
▲数々の心霊写真を見ながら隠された「異変」を見つけ出していく新作ゲーム。
「怖がりな方が1人でプレイする際には部屋を明るくし、お風呂には先に入っておくことをおすすめします」と説明文にある通り、心霊写真や心霊スポットなどの話が苦手な人には全く不向き。怖がりだけど何故か恐怖体験に惹かれる、というユーザーにはピッタリな新作ゲームタイトルで、ゾクゾク感を体験できるだろう。
販売価格は980円。プレイ画面に集中したい場合には、TVモードに切り替えて大画面でじっくりと写真の「異変」を見つけ出すのもアリ。1人では怖い場合も、家族やフレンドと一緒に探し出せば恐怖感が軽減するはずだ。インストールサイズも327MBと軽めになっているため、気軽にダウンロードできるぞ。
7.『G-MODEアーカイブス+ 藤堂龍之介探偵日記 Vol.1「琥珀色の遺言~西洋骨牌連続殺人事件~」』
2023/5/18から正式配信されているジー・モードのSwitchソフトで、1988年に誕生した「藤堂龍之介探偵日記」シリーズの2004年作品である「琥珀色の遺言」と、後日談「虚妄の報い~琥珀色の遺言 追補篇~」のフィーチャーフォン移植版を同時収録した作品。往年のユーザーにもおすすめの新作タイトルだ。
ゲームタイトルになっている「G-MODEアーカイブス」とは、かつて一斉を風靡したフィーチャーフォンアプリゲームを、当時のままのスタイルで忠実に再現して復刻するプロジェクトの名称で、「G-MODEアーカイブス+」は、他社のフィーチャーフォンアプリゲームを移植・発表するジー・モードのゲームブランドだ。
▲フィーチャーフォンでプレイしていたユーザーには懐かしい復刻版。
ゲームの時代設定は大正時代で、主の死に対して殺人の疑いを抱いた執事の依頼によって、主人公である私立探偵「藤堂龍之介」は自らを小説家と偽りながら影谷家の邸宅・琥珀館へと乗り込むが、そこで新たな殺人事件が発生。手がかりとなる西洋骨牌の謎と真犯人探しを行っていくことになる。探偵が好きな人にもおすすめだ。
販売価格は1200円。当時のアプリをそのまま楽しめるように、WEB接続メニューや各種ボタン、キー内容などをそのまま移植して再現しているが、一部機能しないものがあるとのこと。現代風に改変を加えるのではなく、なるべく当時のままでゲームを再現している点が魅力だ。インストールサイズは約134MBだぞ。
8.『Pixel Driver』
2023/5/11から正式配信されているPretty Fly GamesのSwitchソフトで、タイトルにある通りピクセルで再現された世界でスリリングなレースを体験できるおすすめの新作。渋滞している道路を駆け抜けてハイスコアを狙うプレイ要素が大きな魅力で、反応性に優れたコントロールを大いに楽しめるぞ。
本作に登場するコースは「無限に続く道路」となっており、コインを拾いながら新たな車両をアンロックしつつ、オンラインリーダーボードのトップを目指すプレイをひたすら楽しめる。集中力と的確なハンドリングテクニックが要求される必見のアクションレーシングゲームで、幅広い人が夢中になれること請け合いだ。
▲ピクセルグラフィックで再現された世界を最速で駆け抜けよう。
同じ道路を走っている車両に激突すると部品がバラける描写も発生し、プレイはかなりスリリング。完全ソロプレイ専用のゲームタイトルで、同じゲームを複数のプレイヤーで遊んで優劣を競い合うマルチプレイ要素は存在しないが、ストイックに運転の世界を体験できるゲーム作品として面白さを放っている。
販売価格は799円と安価。1000円を切る価格で手に入るお手軽なインディーゲームタイトルで、お財布にも優しい。唯一のネックは日本語非対応の英語インターフェースだが、内容は単純明快なレースゲームなので、基礎的な語学力があればOKだ。インストールサイズも199MBと非常に軽く、気軽にDLできるぞ。
9.『Garden Simulator』
2023/5/11から正式配信されているToplitz ProductionsのSwitchソフトで、リアルに再現された3Dグラフィックの世界を舞台に、自分だけの「ガーデン(庭)」を生み出していくシミュレーションゲームタイトル。庭を維持していくための要素が再現されているため、没入感満点の遊べる点が大きな魅力だ。
「植えて、デザインして、収穫する」というキャッチコピーを持つ本作では、プレイヤーが自由に手入れ・デザインできる小型の庭が与えられ、様々なアイテムを使いながら庭をデコレートしつつ、苗木を育てて果実や野菜を育てていくプレイを体験できるようになっている。現実世界で庭いじりが出来ない人にもおすすめだぞ。
▲プレイ人数は1人。イチゴやレタス、花などの果実・野菜を植えてガーデニングを楽しめる。
畑を囲う柵にも様々なバリエーションが存在し、プレイヤーによって異なるデザインセンスや趣向を反映することが可能。徐々に成長を遂げていく作物を見ながら芝刈り機で伸びてきた芝を刈ったり、時間経過によって出現するゴミを片付けたりしながら、現実世界とそっくりな庭を愛でるプレイを大いに楽しもう。
販売価格は3499円。海外のゲームながら日本語インターフェースに対応しているため、幅広い年代のプレイヤーにおすすめ。果実や花を販売するシステムもあり、またリアルな物理演算も働いている作品なので、没入感満点に遊べること請け合いだ。インストールサイズも885.5MBと1GB切りをしていて軽いぞ。
10.『アーベックシティービルダー』
2023/5/11から正式配信されているRockGameのSwitchソフトで、見下ろし型のプレイ画面で都市開発と発展を楽しめるシミュレーションゲームタイトル。資源管理と資材投入、マネジメント要素がたっぷりと詰まった本格的なSLG作品で、ソロプレイ専用でありながらじっくりと長期間遊べる魅力に満ちている。
管理対象となる資源は30種類以上で、都市の発展に必須の資源が枯渇しないようにしっかりと管理する姿勢が求められることになる。建造できる建物の種類も豊富で、全体像をイメージしながら徐々にビルや建設物を築き上げ、大都市へと発展させていくプレイ要素に夢中になれるはず。コツコツ型の人に向いているぞ。
▲都市育成シミュレーションの世界を体験できるおすすめの新作ゲームだ。
適切な仕事や科学的な仕事を十分に生み出していく要素も魅力で、人口を密集させ、サービスを整えることで「2階建て以上」の建造物が出現するという有機的な街の発展要素があるため、面白く遊べる。農場の近くには市場が必要で、大学の近くには高校が必要とされるなど、秩序だった関連性がある点もグッドだ。
販売価格は2190円。標準で日本語インターフェースに対応しており、遊びやすい。現実世界では難しい経済概念なども分かりやすくゲームで数値化しているので、ゲームを遊びながら社会勉強的な要素も体験できる必見作と言える。インストールサイズは523MBと軽めで、誰もが気軽にインストールできるぞ。