『Imaginefield 2042』のタイトル画像

『Imaginefield 2042』は、2022/10/28から早期アクセス版が配信されているImagineGameの購入型PCゲームで、ポリゴンデザインで再現された近未来世界のバトルを体験できるミリタリーアクションFPS/TPS。

様々な種類の武器を用いながら戦えるゲームシステム、操縦できる戦闘機やホバリングマシン、ヘリコプターなどのビークル、ターゲットの位置を特定できる赤外線ビジョンが大きな魅力で、知られざるインディーゲームデベロッパーのタイトルを発掘していくことが好きな人におすすめの新作タイトル。

ポリゴンの戦場で戦う新作ゲーム

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信中の『Imaginefield 2042』は、ポリゴンで再現されたキャラクターが近未来世界で戦う新作。ミリタリー系の世界観と近未来兵器が特徴のタイトルで、一人称視点と三人称視点を両方活用できるアクションFPS/TPSゲーム作品だ。

ゲームは「PvE」「PvP」に分かれるチームデスマッチモードをサポートしており、早期アクセス版の現時点では1名のプレイヤーと多数のNPC、2名のプレイヤーと多数のNPC、プレイヤー同士のデスマッチ形式がサポートされている。ストア内ではMMO形式と謳われているが、現バージョンの内容とは異なる。

早期アクセス版の現時点では1種類のマップが実装されており、上記3種類に別れたプレイスタイルでバトルを楽しむことが可能。ただし開発初期段階となる「アルファ版」に近いゲームタイトルのため、予期せぬ不具合やバグが有る可能性も高く、安定してプレイできる状況下にはない。この点に注意しておこう。

早期アクセス版の『Imaginefield 2042』

▲ポリゴンキャラで近未来世界のミリタリーバトルを体験できる新作アクションゲームだ。

ゲームの舞台となっているのは2042年の世界で、タイトルを見てお分かりの通り、ミリタリー系FPSゲーム『バトルフィールド2042』を明らかにもじっている。パロディー要素も何でもあり、という点がインディーゲームの魅力だが、本作もそんな感覚で生み出されたゲームタイトルの1つだ。

プレイの特徴は多彩な武器類の存在と、近未来世界を舞台とする作品らしいホバリングマシンを含むビークルの存在。戦闘機やヘリコプターなどを操作できる点も魅力(現時点では画面に登場するのみ)となっており、アーケードライクなゲームシステムで総力戦バトルの世界に浸れる。

ワンコインでゲットできる新作FPS

Steamでの販売価格は100円と安価で、現在はリリース記念セール価格となる40%引きの60円で販売されている。ワンコイン価格でゲットできるお手軽なインディーゲームで、お財布にも優しいが、現時点でオンライン対戦機能が非搭載となっているなど、開発途上の側面が大きいため、よく考えてから購入しよう。

インターフェースは全29ヶ国語に対応とされているが、そもそもメニュー画面以外でテキストが出現する場所がほぼ存在しないため、この点で多言語対応を謳っている可能性も高い。予告映像やストアの説明文と実際の内容にかなりの違いがあるタイトルなので、あまり真に受けないようにしておこう。

ワンコイン価格で購入できる『Imaginefield 2042』

▲サードパーソンビューとファーストパーソンビューを切り替えながらプレイすることが可能。

ストアには「共有/分割画面」での協力プレイにも対応とあり、また汎用コントローラーでの操作にも対応とあるが、現時点ではどちらもサポートされていない。将来的にこれらのシステムが実装される可能性がある、と考えておこう。様々な面で中途半端な感が否めない新作だが、今後のアップデートに期待だ。

なお、早期アクセス版の価格は正式版で上昇する旨がアナウンスされているので、開発途上にある作品に意見を出しながらゲーム開発に協力したい人は今のうちに手に入れてしまうのもアリ。フィードバックについては公式Discordサーバーで随時受け付けているので、忌憚のない意見を送ってみよう。

ゲームを開発しているのは、2022年にSteamデビューを果たしたインディーゲームデベロッパーの「ImagineGame」。販売している5タイトル全てが定価100円という安価な価格設定を持つデベロッパーで、現在掲載されているゲーム全てが「早期アクセス版」の状態。個人でゲームを開発しているぞ。

ポリゴンデザインで再現された近未来世界のバトルを体験できるミリタリーアクションFPS/TPS『Imaginefield 2042』は、現在Steamで配信中。不具合が多いゲームをプレイしても笑って許せる人であればおすすめの新作だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】100円でゲットできる新作!

ゲームシステム

『Imaginefield 2042』最大のトピックは、プレイ中に切り替えられる「暗視モード」の存在。本作ではプレイ中にこのモードを発動することによって視界が変わり、フィールド上に存在するキャラクターが浮き彫りになる。通常の視点と暗視モード視点の2種類を使い分けていくプレイが特徴の新作だ。

PvE時に敵NPCの数が多く設定されている本作では、この暗視モードが非常に役立つ。事前にどの場所に何人の敵がいるのかをチェックし、掃討できる武器を選んでから戦いを組み立てていこう。画面全体が緑色に変わるので見栄えは少々厳しいが、突如相手と遭遇する危険性は回避できるはずだ。

『Imaginefield 2042』の暗視モード

▲暗視モードを使っているところ。敵の位置や人数が一度で分かる優れモノだ。

現時点ではオンラインモードで遊べないため、現状PvEとPvPで協力・対戦プレイをしたい場合にはローカルのみとなる。世界のユーザーとマッチングしながらアクションシューティングの腕前を競い合いたい人にはおすすめできないが、100円という安価な購入価格を考えれば致し方ないところか。

ゲームにはハンドガン、自動小銃、狙撃用ライフル、手榴弾、ロケットランチャーなどの武器が存在し、自分のプレイスタイルを活かした戦い方を構築することも可能。将来的にはビークルも操縦できるようになるはずなので、毎回異なるアプローチで戦いに挑むプレイ要素がどんどん面白くなっていくはずだ。

【おすすめポイント】暗視映像を駆使して戦おう!

システム要件

『Imaginefield 2042』のシステム要件は低め。ストアには「最低動作環境」しか提示されていないが、グラフィックボードは「Radeon HD 6450」もしくは「GT 460」程度のパーツで良く、CPUは2コアから動作する。かなりローエンドなPCでも動かせる作品に仕上がっている点がポイントだ。

メインメモリは最低1GBあれば良く、インストールサイズも3GBとスマホアプリ並みの軽さ。普段ストレージが逼迫している人でも安心してインストールできるサイズに収まっており、この点には好感が持てる。多くのPCユーザーが遊べる土壌が整った新作アクションFPS/TPSタイトルと言えるだろう。

要求スペックが低い『Imaginefield 2042』

▲PCへの要求スペックは低め。幅広いPCユーザーがプレイできる新作ゲームだ。

OSに関してはWindows 7からサポートされ、この点でも参入の敷居は低い。なお、解除できるSteam実績も28種類存在しているので、安価なゲームタイトルで実績をコレクションしたい人にもおすすめだ。インディーゲームタイトルらしい低スペックPC歓迎の新作で、貧弱なノートPCでも動かせる点が魅力だぞ。

【おすすめポイント】スペックの軽さが光るFPS/TPS!

正式版への展望

早期アクセス版の期間を「1ヶ月」としている『Imaginefield 2042』は、正式バージョンでさらなるゲームモードの追加とマップの追加、そして武器とビークルの増量を予告しており、これが実装されればかなり長時間遊べる作品へと進化を遂げるはず。これからの開発進捗にも期待の新作ゲームだ。

また、正式版では現在発生している不具合などについても修正する方向が打ち出されているため、現状でアクセスできないオンラインでの協力・対戦要素も改善されていくはず。安価な価格設定が光るタイトルなので、オンラインにしっかりと対応していけば、インディーゲームファンを惹きつけるだろう。

ただし前述の通り、ImagineGameが発表している過去のタイトルは現在も「早期アクセス版」のままで、全ての作品が予定している早期アクセス期間を超過しても正式版になっていない。彼には本作以外にも完成させるべき作品があり、これらをきちんと正式版にしていくことが大切だ。

正式版に期待の『Imaginefield 2042』

▲有言実行しているとは言い難いデベロッパーの新作。これからの活動が注目される。

そもそもImagineGameがリリースした作品は全て2022年に登場しているが、これだけ多数のゲームを送り出していながら全て早期アクセス版のままである、というのはかなり不自然。完成させられないことへの免罪符として「早期アクセス版」の立場を利用しているとも捉えかねられない危機的な状況にある。

実際Steamにはストアの「早期アクセス版」ステータスを抜けることなく放置されているゲームも多い。中にはやむを得ない事情がある作品も存在するが、本作の場合はすでに4タイトルが予定の期間を超過しているため、作者を不審に思う向きがあっても致し方ない。真面目に取り組んでくれることを願おう。

ポリゴンデザインで再現された近未来世界のバトルを体験できるミリタリーアクションFPS/TPS『Imaginefield 2042』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。作者の奮闘を信じられる人にはおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】今後に期待の新作ゲーム!

Imaginefield 2042スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Win7 64 bit
CPU AMD Athlon X2 2.8 GHZ, Intel Core 2 Duo 2.4 GHZ
メモリー 1GB
グラフィックカード AMD Radeon HD 6450, Nvidia GeForce GT 460
VRAM
HDD空き容量 3GB
DirectX Version 11
回線速度

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