「No Heroes Here」

「No Heroes Here」は、Mad Mimicが開発し、2017/10/03にsteamでリリースした横スクロール型の2Dアクションゲームである。
シングルプレイマルチプレイに対応し、オンラインでの協力プレイも楽しむことができるぞ。

本作の特徴は、往年のアーケードゲームで見たようなレトロ感溢れるグラフィックと、そこで繰り広げられるタワーディフェンス要素にある。
プレイヤーは城壁に囲まれた城を守るキャラクターを操作し、次々に押し寄せる外敵を撃退するのだ!

最大4名の協力プレイが可能な本作では、プレイヤー同士の連携が勝敗のカギを握ることになる。
この世界では強力な軍隊や英雄が登場しないので、プレイヤー自身が的確な行動を取りながら城を守っていくしかないのだ。

ちなみに本作は部分的ながらコントローラーをサポートし、コントローラーでのプレイを推奨している。
汎用のコントローラーを持っている人は、繋げてプレイすれば楽しさが増すことだろう。

ゲームのインターフェースや字幕、吹き替えに対応している言語は「英語」「ブラジルポルトガル語」「スペイン語」の3種類で、日本語はサポートされていない。
しかし、ゲーム自体のルールは簡単なので、感覚を掴めば誰でもプレイできるはずだ。

「英雄」が不在!「No Heroes Here」の世界観!

「No Heroes Here」の舞台となる土地は「Noobland」である。
この地はかつて平和な王国だったが、ある時強大な悪の侵略を受けて戦乱に巻き込まれてしまう。

王は奪われた彼の領地を取り戻すべく「英雄たち(Heroes)」を集めて反撃に出るが、戦闘の最中に幸運を呼ぶ3つのアイテム「王冠」「テディベア」「メダル」を紛失し、軍隊は窮地に陥ってしまう。

 「No Heroes Here」

王は戦いに勝利するために必要な「幸運を呼ぶ3つのアイテム」を取り戻すべく、生き残った「最後の英雄」にアイテムの奪還を命じるが、「英雄」は辿り着いたかつての領地「Noobland」で敵の矢に射抜かれ、絶命してしまう。

霊体になった「英雄」は、その時城内にいた「非戦闘員(プレイヤー)」に、自分に代わって「幸運を呼ぶ3つのアイテム」を奪還するように命じるのだ。

王の軍隊や頼りになる「英雄」が不在の状態で幕をあける本作は、興味深い設定と世界観を持っている。
プレイヤーが操作するキャラクターたちには従軍経験が無く、「英雄」のようなアビリティやスキルも持っていない。

「英雄ではない(No Heroes)」人間たちが国の命運を分けるアイテムの奪還を託される、というのが「No Heroes Here」の世界観なのだ!

 「No Heroes Here」

簡単なUIとゲームシステムに誰もが夢中に熱狂できる!

タイトル画面では「Local Play」「Online Play」の選択肢が表示されるので、自分がプレイしたいモードを選ぼう。
尚、「Settings」画面では接続しているコントローラーのボタン割り当てが可能だぞ。

プレイモードを選択すると、次は難易度選択の画面に移行する。
難易度は「Normal(ノーマル)」「Hardcore(ハードコア)」の2種類だ。
自分が好きな難易度を選んだら、いよいよゲームスタートとなる。

 「No Heroes Here」

本作はステージをクリアしながら先に進んでいくキャンペーン方式を採用しており、進んでいく程ステージの構成が複雑になってくる。
最初にプレイするステージは、比較的単純な構造をしている「Noobland Castle 1」だ。

ステージを選択すると、今度はキャラクター選択画面が表示される。選択可能なキャラクターは「Jester(道化師)」「Priest(司祭)」「Gypsy(ジプシー)」「Princess(王女)」の4種類だ。

選んだキャラクターには最大3文字までの名前を付けることができるぞ。
3文字制限というこのシステムは、往年のアーケードゲームを想起させる懐かしい要素だ。

 「No Heroes Here」

「英霊」に学ぶチュートリアル!

「No Heroes Here」ではゲーム開始早々に「英雄」が死亡してしまうが、彼は死後も頭に矢が刺さった状態の「英霊」となって出現し、何も知らないプレイヤーに「城の防御方法」を伝授してくれる。
かなりシュールな展開だが、これが本作のチュートリアルになっているという仕組みだ。

まずは敵を倒す武器となる砲弾「Cannonball(キャノンボール)」作りを学ぶことになる。
最初に登場する城の地下には「Ore(鉄鉱石)」「Furnace(窯)」、そして「Workshop(作業台)」が置かれている。

つまり、鉄鉱石を窯で溶かし、作業台で砲弾を製造するという訳だ。

 「No Heroes Here」

砲弾が完成したら、今度はそれを飛ばすための「Gunpowder(火薬)」を製造しなくてはならない。
城の地下にある「Charcoal(木炭)」「Workshop(作業台)」で加工し、火薬を製造しよう。

完成した「砲弾」と「火薬」は、城に備え付けられている「大砲」に装填して敵に発射できる。
最初に火薬を入れ、そして砲弾を詰めて「発射」だ。尚、一度砲弾を発射したら、火薬で汚れた大砲の「掃除」を行わないと次の砲弾を発射することはできない。

つまり1回の砲弾発射には「火薬の充填」「砲弾の詰め込み」「大砲の掃除」という3つのプロセスが必要になるのだ。

ちなみにどの作業にも一定の時間が掛かるので、敵が増えてくると途端に作業が厳しくなってくる。
マルチモードでプレイする場合には、各プレイヤーが役割を分担し、効率良く動き回ることが勝利の鍵になってくるぞ。

 「No Heroes Here」

敵を知ることが勝利への近道!

実際に戦闘が始まると、敵は左右からじわじわ押し寄せてくる。
タワーディフェンス型ゲームである本作で一番緊張する瞬間だ。

城には「Castle Health(防御値)」のステータスがあり、これがゼロになるとプレイヤーの敗北となる。
敵の総数は画面右上に表示され、規定の数を撃退したらステージクリアだ。

 「No Heroes Here」

敵にも「弓兵」「歩兵」などのバリエーションがあり、それぞれ攻撃方法が違う。
敵の動きを観察し、どのように対処すれば効率的に排除できるかを考えよう。

また、混戦になると「大砲の掃除」を忘れがちになる。
一度砲弾を発射し、火薬で汚れた状態の大砲には「Dirty」という表示が出るので、素早く掃除して次の火薬と砲弾をセットしよう。

慌てずにルーティンワークをこなし、的確に動き回ることが勝利の秘訣だ。

 「No Heroes Here」

「No Heroes Here」は、こんな人にオススメだ!

レトロゲームや懐かしのアーケードゲームに似たデザインで製作されている「No Heroes Here」は、リアルな世界観とは無縁の「ゲームらしいゲーム」だと言えるだろう。

「勇者」や「英雄」が存在せず、特殊な力を持たない主人公が奮闘するという設定は秀逸で、それがマルチプレイでの結束力を引き出す役割を果たしている。

 「No Heroes Here」

基本的には砲弾と火薬を製造し、それを大砲で敵に発射するという単純なプロセスの繰り返しなのだが、ステージ毎に「窯」や「鉄鉱石」、そして火薬の原材料「木炭」の配置が変わってくるので、毎回効率的な製造過程を考え出さなくてはならない。
この部分は時間制限があるパズルゲームのようでもあり、頭の使い所だと言えよう。

敵をなるべく引きつけて一気に排除する痛快さはタワーディフェンスの醍醐味なので、是非協力プレイで爽快感を味わってほしい。

「No Heroes Here」は、パズル要素とタワーディフェンスのスリルを満喫できる作品だ!

 「No Heroes Here」

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