
【2023年版】PC向けMMORPGのおすすめランキング

MMORPGは「Massively Multiplayer Online Role-Playing Game」の略称で、多人数のプレイヤーがオンライン上でキャラクターを操作しながら同じ世界観で冒険を楽しめるオンラインゲームのこと。
現実とは異なる異世界で冒険を体験できる点が特徴で、オンラインゲームらしい協力・対戦プレイ要素を味わえるダンジョンやレイド、GvGなどのコンテンツでプレイを楽しめる。ソーシャル要素が活発な人気のジャンルだ。
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ブループロトコル
劇場アニメのようなグラフィックのファンタジー世界で冒険できる新作オンラインRPG
アニメチックな世界と可愛いキャラを体験できる基本無料のPC向けMMORPGが登場
2700万人が遊んでいるスクウェア・エニックスのMMORPG。無料版の体験も可能
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DEKARON
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原神
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ソウルワーカー
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エリオン
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Eden Eternal
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MMORPGの発祥と展開
「MMORPG」という造語を考えたのは、『ウルティマ』シリーズの生みの親であり民間宇宙飛行士でもあるリチャード・アレン・ギャレット氏。氏がこの造語をゲーム業界に向けて公表したのは1997年のことで、ジャンルとしての構造をユーザーに印象づけたのは同年作の『ウルティマオンライン』と言われる。
作品として最初に登場したMMORPGは、1991年にサービス開始された『NEXUS: The Kingdom of the Winds』。本作は、現在MMORPG作品の大手として知られる韓国ネクソンの処女作で、日本国内では『風の王国』というタイトルで配信されていた作品。このゲーム作品も「最古のMMORPG」として認知されている。
▼『NEXUS: The Kingdom of the Winds』
その後、1996年に初の3DグラフィカルMMORPGとして認知された『Meridian 59』。PvPを主体とするこの作品は一時配信が停止したがその後復活し、現在もPCゲームのポータルサイト「Steam」にて基本プレイ無料で配信されている。
1990年代中盤から2000年代にかけて都市部を中心にブームを呼んだ「インターネットカフェ」も、MMORPGの発展と人気の加速に一役買った存在で、こうした背景がMMORPGの名称とゲームシステムの普及に繋がっていった。この時期に誕生したタイトルは、現在でも「伝説」扱いされていることが多い。
これらの時期に発表されたMMORPGには、『World of Warcraft』『ファイナルファンタジー XI』『ギルドウォーズ2』『メイプルストーリー』などがあり、それぞれの作品が熱心なユーザーを獲得していく。造語の起原はアメリカにあるが、MMORPGは韓国や日本などのアジア圏にも広がっていった。
現在はブラウザゲームの仕組みが「Flash」から「HTML5」に置き換わり、高品質なグラフィックを持つブラウザ向けMMORPG作品も数多くリリースされている。日本国内では「G123」が展開しているMMORPGタイトルが有名で、全てが基本プレイ無料、ダウンロード不要で遊べる点が魅力だ。
MMORPGの料金体系
MMORPGの料金体系は、「F2P」「B2P」「P2P」に分かれる。「F2P」は基本プレイ無料「B2P」は購入型「P2P」は月額料金制を表しており、スタート当初のMMORPG作品は「B2P」「P2P」形式の配信を行っていることが主流だった。現在は基本プレイ無料、アイテム課金制のモデルが人気を集めている。
現在世界中で人気を博している『The Elder Scrolls Online』は「B2P」方式のMMORPGで、基本的にはパッケージ料金を支払うことでゲーム機能へアクセスできるが、一部の権限やコンテンツに関しては「P2P」方式の課金要素があり、月額料金を支払うことで特典を得られる仕組みとなっている。
ここ日本でも多くのプレイヤーが遊んでいる『黒い砂漠』は、PC版とスマホアプリ版に関しては「F2P」方式で、XboxとPS版に関しては「B2P」方式を採用している。同一タイトルの中に異なるビジネスモデルが展開しているケースもあるので、プレイする際には色々と下調べをしておくと安心だ。
最近の傾向としては「P2P」方式の配信形態を主体とするMMORPGが減少傾向にあり、「F2P」で幅広いプレイヤーの参入を促しているタイトルが多い。ゲーム内課金の量についてはユーザーによって千差万別だが、「B2P」や「P2P」に比べて課金要素の伸びしろが大きいことも要因として考えられる。
なお、過度のゲーム内課金とプレイ時間の増加は日常生活に大きな影響をもたらすことになるため、常識的な範囲で接する姿勢が必要。長時間自分のペースで遊べる点がMMORPG作品の醍醐味ではあるが、ゲーム内課金要素とプレイ時間が過度に肥大化しないよう、節度を持って遊ぶことを心がけていこう。
MMORPGの特徴
大人数のプレイヤーが一緒にゲーム世界に滞在できる利点を活かしたコンテンツが搭載されている点がMMORPGの特徴。数名のプレイヤーが一緒になってパーティーを組み、敵の討伐と報酬アイテムの獲得を目指していく「ダンジョン」や、強大なパワーを持つボスキャラクターに挑む「レイド」の人気が高い。
長期間運営が続いているMMORPGの魅力は「終わりのない世界」で、アップデートによって追加されていくマップやコンテンツ、キャラクターレベルキャップの開放などで長くプレイを楽しめるようになっている。ゲームの中にも「時間経過」の概念があり、不眠不休でゲーム世界が動いている点も特徴だ。
スマートフォンのスペック向上によって登場してきたMMORPGアプリには、簡単なタップ操作だけでミッションの受諾とバトルの実行を行える「オートシステム」が実装されていることが多く、現在はこのシステムを発展させた「放置系」の仕組みも多く存在。一部はPC向けのMMORPGでも採用されているぞ。
MMORPGで最も特徴的なのは、プレイヤー同士がコミュニケーションを取り合える交流要素。テキストで文章を送り合うスタイルが基本でありながら、その後ボイスチャットやキャラクターに特定の動作をさせる「エモート」なども普及し、世界のプレイヤーと楽しくコンテンツに挑める環境が整っている。
ソーシャル要素を持つジャンルのため、プレイする際には「エチケット」「マナー」「節度」を心がけて「気持ちの良い交流」をしたいところ。TwitterやYouTubeと同じSNS要素があるので、相手プレイヤーを侮辱したり誹謗中傷する姿勢は避け、お互いにリスペクトし合いながらプレイを楽しんでいこう。
ゲームを通じて見知らぬプレイヤーとフレンドになったり、言葉が通じない国のプレイヤーと一緒に共闘しながら遊んだりといったことができる点がMMORPGの魅力であり、優しい先輩プレイヤーにゲームシステムについて教えてもらえることもあるので、ソロプレイでは味わえない体験を得られる点が特徴だ。
MMORPGのプレイ人口
アクティブプレイヤー数などを独自に算出して追跡している海外のデータソースサイト「MMO-Population」によると、2022年11月現在最も多くのプレイヤーが接続しているMMORPGは『FF14』の147万人で、2位は『ロストアーク』の131万人、3位は『Rune Scape』の133万人となっている。
2022年MMOのアクティブユーザーランキング
1 FINAL FANTASY XIV 147万人
2 ロストアーク 131万人
3 オールドスクール RuneScape 133万人
4 World of Warcraft 113万人
5 Path of Exile 99万人
6 Destiny2 76万人
7 World of Warcraft Classic 49万人
8 Warframe58万人
9 Star Citizen 47万人
10 RuneScape 31万人
この数値は日々変動しているので、順位についてはあくまで参考数値と捉えていただきたいが、ランキングには『The Elder Scrolls Online』や『黒い砂漠』『Path of Exile』『Star Citizen』などの有名タイトルが入っており、「P2P」の配信形態を持つ『FF14』が首位に君臨している点が興味深い。
スマホ向けのMMORPGアプリの場合、プレイ人口別ランキングと題して特集している「まとめサイト」を見かけることが多いが、いつ誰がどの時点で集めたデータなのかという根拠が示されておらず、信頼性はかなり低い。また各メーカーも積極的にプレイ人口を開示しないことが多く、実態を知ることは困難だ。
総合的な観点から見ると、PC向けに配信されているMMORPG作品では10年以上に渡って運営されている老舗のタイトルが現在も根強い人気を誇っていることが多く(『FF14』は2010年の作品)、スマホ向けのMMORPGは一時的な人気を得ることがあるが、長期継続的なプレイ人口を獲得できていない印象だ。
まとめ
MMORPGは大規模人数のプレイヤーが一緒に遊べるオンラインゲームジャンルの名称で、その名付け親はリチャード・アレン・ギャレット氏。1997年頃からゲーム業界に姿を現し、インターネットカフェの隆盛と共に世界的な発展を遂げていった。現在は異なるプラットフォームで遊べるゲームジャンルだ。
プレイヤー同士がソーシャル要素で交流しながら一緒にゲームプレイを楽しめる点が特徴で、料金体系は基本プレイ無料、月額課金制、買い切り型に分かれる。現在はスマホアプリ版を主体に基本プレイ無料のビジネスモデルが定着しているが、プレイ人口が多いMMORPGの中には月額課金制のものもある。
オンラインで接続することを前提としたジャンルのため、定期的なアップデートを行いやすく、ゲーム世界が常に拡張を続けられる点もポイント。10年以上同じ作品で遊んでいるユーザーも珍しくなく、尽きない成長と終わりのない世界をたっぷりと堪能できるゲームジャンルとなっている。
スマホアプリ版MMORPGの多くは「オートシステム」「放置システム」を実装して遊びやすい。また本格的なMMORPGではやや煩雑に見えるゲームシステムやUI回りがスッキリしているのでとっつきやすく、初心者プレイヤーには特におすすめ。これはブラウザゲーム型のMMORPGにも同じことが言える。
MMORPG作品をプレイするのに向いている人は、国境を跨いだユーザー同士の交流が好きな人や、自分の分身として冒険を続ける主人公になりきりながら遊べる人で、自分なりの目標を持ちながらゲームに接することが得意な人にも向いている。自由度の高いMMORPGの世界は、多くのユーザーにおすすめだ。