「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」メイン画像

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」は、アメリカのルイジアナ州に本拠を構えるインディー系ゲーム開発会社の「Heartfelt Games LLC」が開発を手がけ、2017年9月20日から大手ゲーム配信サイト「Steam」で販売している2Dアクションシューティングゲーム!

80年代後半から90年代初頭のアーケードゲームを彷彿とさせるドット絵で構築されたグラフィックと、カジュアルな操作性が最大の特徴だ!

※現在、日本語インターフェースは実装していないので、プレイする場合には英語表記になる点にだけ注意!

上空から見下ろしたトップダウン視点で展開する本作のゲームシステムには、かつて多くのゲーマーを虜にしたアーケードタイプのアクションシューティングゲームへのリスペクトが感じられ、単純明快な爽快感を伴っている点がポイントだ!

昔ゲームセンターで腕を磨いた経験を持つユーザーであれば、本作をプレイすることで昔の情熱が呼び覚まされるかもしれないのでオススメだ!

 

リアルがベストとは限らない?

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」の製作を手がけた「Heartfelt Games LLC」のモットーは、「自分たちが楽しいと感じられるゲームを作ってユーザーにも楽しんでもらうこと」であり、その姿勢は他の発表作品でも貫かれている。

スポンサーの意向に左右されないインディー系ゲーム会社らしいモットーだが、そのモットーが遺憾無く発揮されたタイトルが本作「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」だと言えるだろう。

近年飛躍的に上昇したゲームグラフィックの技術は、様々なジャンルのゲームが持つ表現力を極限まで押し上げてきた。

現代のゲームに触れるユーザーは、極めて高精細なグラフィック環境でプレイすることが当たり前になっている。

ただ、アクションシューティングのカテゴリでは根本的なゲームシステムに変化が見られないのも現状で、FPSやTPSにはある種の「閉塞感」が伴っているのも事実だ。

本作がリリースされた背景には、その「閉塞感」への疑問提起が多少なりとも含まれている。

つまり、アクションシューティングの面白さやエッセンスは「グラフィック」のみに集約されるのではなく、ユーザーを夢中にさせる「ゲームシステム」そのものにあるのではないか、ということだ!

 「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」紹介画像1

レトロなグラフィックでありながら、夢中になれる要素を持った本作をプレイするとき、ユーザーは「ゲームの面白さとは何か」という「源泉」に触れることになる。そう言った面でもオススメのゲームなのだ!

ゲームプレイについて

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」は、用意された各ステージを順番にクリアして先へと進むシステムを採用している。

最初に登場するステージ「City(市街地)」では、プレイヤー目がけて群がってくるゾンビたちを撃ち倒しながら先を目指すことになるぞ!

 「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」紹介画像2

ステージには武器が落ちている場合があり、取得すれば自動的に武器が切り替わる!

武器には「2丁拳銃」「ショットガン」「マシンガン」などの種類があり、それぞれ弾の出方や効力に違いがある。画面左上には使用している武器の「残弾数」が表示されるので、弾切れにならないように次々に武器を拾いながら進んでいくプレイが求められるぞ。

プレイヤーが操作するキャラクターは360度回転できるようになっているので、周囲を敵に取り囲まれないように素早く各方位に攻撃を続けることが重要になる。

本作は汎用コントローラーでの操作もサポートしているので、マウスとキーボードでの操作が辛い場合にはコントローラーを使用しても良いだろう!

1プレイでのプレイヤー残機は3つまでとなっており、全て失うとゲームオーバーになる。画面左下にはアーケードを模した「Credits(お金)」の表記があり、ここに数字が表示されていれば全滅してもコンティニューして継続することが可能だ。

残機と「Credits」を全て使い果たし、コンティニューできない状態でゲームオーバーになると、これまでに獲得したスコアが表示され、3文字までの名前を入力できる。 これも実にアーケードらしい要素だ!

アーケードゲームが好きな人にオススメ!

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」の世界観

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」の世界観は、4つの事件で成り立っている。

1つはゾンビの大量発生、2つめは軍事ロボットの暴走、3つめは地獄から地上に現れた悪魔、そして4つめがエイリアンによる地球侵略だ。

ゲーム序盤では国家が非常事態宣言を出し、事態収拾のために2人の屈強な傭兵兄弟が立ち上がる。 この傭兵こそがタイトル画面にも登場する本作のプレイアブルキャラクターだ!

このような大雑把とも言える設定と世界観は、数十年前に流行したアーケードゲームでは定番だった。そして本作でも、「地球が存亡の危機にある」という切羽詰まった状況で立ち上がるのが何故「謎の傭兵」なのかという疑問には一切触れることなく、ゲームが淡々と進行していく。

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」紹介画像3

本作を開発した「Heartfelt Games LLC」は、80年代後半から90年代前半のアーケードゲームに加え、「Super Nintendo Entertainment System(日本のスーパーファミコン)」「Sega Genesis(日本のメガドライブ)」用のソフトが持っていた世界観に影響されて本作を作ったと語っている。

アーケードゲームやスーファミのゲームが全盛期だった頃の懐かしさを思い出したいプレイヤーにもオススメだ!

画面中「弾」だらけ!驚異の難易度が行く手を阻む

開始直後はユルいシューティングに感じられる部分もある「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」だが、ステージが進行するにつれ、その難易度は飛躍的に上昇していくことになる。

敵が撃ってくる「弾」の数は一気に増え、プレイヤーの行く手を阻んでくるのだ!

過去に難易度が高いシューティングゲームに打ち込んできた方にはお分かりいただけるだろうが、本作はステージが進むごとに「当たり判定」ギリギリの部分で「弾」をかわすような高等テクニックが必要になってくる。

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」紹介画像4

瞬時の判断ミスが命取りになるので、プレイヤーには研ぎ澄まされた集中力が要求されるぞ!

80年代後半から90年代初頭に出回ったアクションシューティングゲームのエッセンスが凝縮されている本作は、その昔アーケードに通い詰めたハードコアなゲーマーや、今やレガシーの部類に入る家庭用ゲーム機に親しんだ世代には十分アピールできる作品だ!

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」紹介画像5

ゲーム自体の難易度は高く、ノーミスでクリアするのは困難を極めるため、多くのゲーマーを苦しめることになるだろう。

本作は「弾」をかわして敵を攻撃するという純粋なシューティングらしいゲームシステムだけで成り立っており、その他の余計な要素は一切組み込まれていない。

それが現代では逆に新鮮に感じられ、「剥き出しのシューティング」を味わうことにも繋がっているので、最近のリッチなゲームに食傷気味のユーザーにもぜひ体験してもらいたい!

「ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファン」は、シューティングゲームの面白さを実感したいユーザーにはオススメの作品だ! 

ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファンスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 Windows 10
CPU Intel or AMD at 2.5 GHz+ Intel or AMD at 2.5 GHz+
メモリー 1 GB RAM 2 GB RAM
グラフィックカード Anything that supports OpenGL 2.0+ Anything that supports OpenGL 2.0+
VRAM
HDD空き容量 75 MB 75 MB
DirectX
回線速度

あなたにおすすめのオンラインゲーム

メカで戦え!SF世界のアリーナバトルを体験できるおすすめアクションゲームが基本プレイ無料で好評配信中。5vs5のリアルタイムMOBAバトルでチーム力を発揮しよう

準新作

ダンまちファン必見!累計発行部数1,500万部超えを誇るライトノベルのアニメシリーズをアクションRPG化したおすすめの新作スマホゲームアプリが基本無料で配信中!

次々に襲いかかってくるモンスター達の群れを迎撃し、撃退するダークファンタジーのおすすめ新作アクションゲーム!モンスターのグラフィックもリアルになり臨場感の高まるゲームとなっている!

3Dモデルで製作された背景が「グリグリ」と動くので、かなり立体的な「奥行き感」を味わうことができるビジュアルを楽しめる新感覚のおすすめの横スクロール型の新作シューティングだ。

走る音ゲーが復活!リズムゲーム✕レーシングゲームを体験できるおすすめのタイトルが、基本プレイ無料で好評配信中。新バージョンは最大20名の対戦をサポートしているぞ

流れるようなコンボを華麗に決めて相手を殲滅せよ!デフォルメ騎士が活躍する大人気新作アクションアドベンチャーゲーム!

ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファンの評価・レビュー・評判(0件)

このゲームの投稿レビューはまだありません。

ウェン・イット・ヒッツ・ザ・ファンのレビューを投稿しよう

評価する

「投稿する」をクリックすることで、当サイトの利用規約及びプライバシーポリシーに同意するものとします。