2017/2/8から正式配信されているmixiのPC向けブラウザゲーム。「人形遣い」と名乗る男からの挑戦を受けながら「物探し」でクリアを目指す脱出ゲームシミュレーション。
緻密なイラストで再現されたヴィクトリアン調の邸宅内部、自分の命を危険に晒しながら脱出ゲームへと挑むスリリングな展開、画面内に隠されたアイテムを発見する「物探し」要素が魅力で、サスペンス風に展開するストーリーに惹かれる人、謎解きで挑む脱出ゲーム全般が好きな人におすすめ。
狂気の男から脱出を目指せ!
現在mixiで好評配信中の『パニックルーム』は、狂気に囚われた謎の男によって邸宅内に監禁された主人公が「物探し」要素の謎解きを行いながら脱出を目指していくブラウザ型のシミュレーションゲーム。脱出ゲームが好きな人や、サスペンス形式の不気味なストーリー展開が好きな人におすすめのPC専用ゲームだぞ。
基本プレイは無料。一般的なブラウザ環境を持っていればアクセスしてすぐにプレイを楽しめる。なおゲームをプレイするためには「Flash Player」を有効化する必要があり、最新のPC環境(特にMac OS)では事前にインストールしておく必要があるので、プレイ時には推奨環境欄をよくチェックして準備しておこう。
▲ゲームプレイには「Flash」環境が必須。最新のHTML5ブラウザゲームとは環境が違うので注意しておこう。
主人公はひどい頭痛にうなされながら目を覚まし、自分の周囲を観察してみる。そして部屋の奥に置かれているテープレコーダーを再生すると、自分を今の環境に連れ込んだ張本人である謎の男「人形遣い」からのメッセージが再生され、邸宅内部に用意された数々の課題に挑むことが告げられる。序盤からスリリングな展開だ。
物探しで挑む脱出ゲーム
「人形遣い」と名乗る狂気に駆られた男がプレイヤーに要求するのは、彼が自ら邸宅内部に仕掛けた謎への挑戦。本作では画面上に巧妙に隠されたアイテムを見つけてクリックすることでクリアする「物探し」形式のクエストが展開し、見事突破すると次の試練へと移動していくことになる。注意力と観察力が要求される作品だぞ。
ゲーム形式は『ミステリーソサエティ』と同じだが、本作の場合は部屋に入るためにプレイヤーの血液が消費されるという恐ろしい仕掛けが施されており、「命がけで謎解きに挑む」シチュエーションになっている。また制限時間以内に全ての「物探し」を完了しなくてはならないというプレッシャーもあるので、ある意味上級者向けだ。
▲問答無用で悪夢の物探しゲームに参加させられる主人公。出される全ての課題をクリアして脱出を目指そう。
ブラウザをウィンドウで表示していると細かい情報を識別するのが難しい場合があるが、本作は全画面表示に対応しているので安心。PCの画面サイズが小さい人は、プレイ時に全画面へ切り替えて遊ぶと操作が捗るはずだ。なお操作は基本的にワンクリックで進められるようになっているため、誰でもサクサクと進行できるぞ。
謎解きゲームや脱出ゲーム好きな人や、ホラー要素やサスペンス要素が入ったシミュレーションをプレイすることが好きな人には断然おすすめのブラウザゲームで、重厚なイラストで再現されたゲーム世界は雰囲気満点。mixi会員になるとプレイを円滑に進められるので、まだ無料会員になっていない人は検討してみよう。
【おすすめポイント】 スリリングなPCブラウザゲーム!
神経を研ぎ澄まして物探し!
『パニックルーム』最大の魅力は、画面内部に隠された数々のアイテムを見つけてクリックしていく「物探し」ゲームシステム。注意力と集中力が同時に要求される本作のゲームシステムは、「間違い探し」が得意な人にはピッタリのシステムで、クリア時間が早いほど報酬も多い。神経を研ぎ澄まして課題に挑もう。
本作の舞台である「人形遣い」の邸宅は複数のステージで構成されており、各部屋をクリアしていくことで脱出にも近づいていく。最初に送り込まれる部屋は「キッチン」で、部屋のグラフィックが表示されたら制限時間以内に提示された全てのアイテムをクリックしていくことになる。画面をよく観察することが重要だぞ。
▲邸宅内の各部屋へ入室するためには自分の血液を消費する。命がけの謎解き要素が緊張感を高めていく。
プレイ画面中央には部屋の全体像が表示され、画面下部のエリアに「お題」であるアイテムの名前が表示される仕組み。例えば「空の花瓶」という文字が出現したら、室内のどこかに「空の花瓶」が隠されているはずなので、注意力を注いでその場所を見つけ、カーソルを重ねてクリックする。これが物探しの基本だ。
提示されるアイテムをクリックしていく、と聞くと簡単に思えるかもしれないが、「アイテム名」だけが表示されてアイテムの形が明示されないことがある、という点がポイント。この場合プレイヤーは探索を行う際にアイテム名からその形を連想し、その後合致するアイテムを探すことになるため、想像力も要求されるのだ。
1つの画面を凝視してちょっとした「違和感」を覚えることに敏感な人は、本作のゲームシステムに向いている。お題で提示されるアイテムは「普段置かれない場所」にあることが多く、その「差異」に敏感なほど容易に見つけられるのだ。頭脳プレイと集中力に自信がある人におすすめのシミュレーションゲームだぞ。
【おすすめポイント】 真剣勝負の物探しが最高に楽しい!
お助けアイテムを有効活用!
どんなに頑張っても、いくら目を凝らしても、時に目的のアイテムがどうしても見つからないことがある。そんな場合には画面下に用意されているお助けアイテムを活用してみよう。『パニックルーム』には物探しが上手くいかない人のために便利なお助けアイテムの数々が用意されており、これらを活用することで一歩前進できるのだ。
デフォルトで用意されている「虫眼鏡」はカーソルと連動して範囲内をアップで映し出してくれる優れもの。背景に紛れ込んでいるアイテムを探し出す際には非常に重宝する。それでも発見できない場合には、画面右下のアイテム欄を参照し、利用できる助けアイテムを順次有効化していこう。きっと助けてくれるはずだ。
▲「レーザー」を利用するとピンポイントでアイテムがある場所を提示してくれる。有効活用していこう。
ただし数々のお助けアイテムは利用できる回数に制限があり、いつも潤沢に用意されているわけではない。ステージ序盤から何も考えずに使ってしまうと後で詰んでしまうこともあるため、制限時間以内に発見できない場合のみ使うようにすると良いだろう。自分自身の力で発見するという大前提でプレイする心構えが必要だ。
同じプレイ形式を採用する『ミステリーソサエティ』とは異なり「制限時間」という壁がある本作は、時に物探しが得意な上級者プレイヤーをも狼狽させる場面が出てくる。そんな場合には遠慮なく手持ちのお助けアイテムを利用し、隠されているアイテムを発見してクエストを完了させていこう。
【おすすめポイント】 便利アイテムが嬉しいおすすめSLG!
そして謎の探求は続く・・
クエスト形式で進んでいく『パニックルーム』では、物探しでステージをクリアしていくことによって様々なコンテンツが解禁され、プレイヤーは自分を拉致して監禁している「人形遣い」の真相に迫っていく。ここから先は実際にゲームをプレイして、明らかになっていくストーリーの全貌を楽しんでもらいたい。
▲キャラクターの日記やアイテムを購入できるストアなどのコンテンツが続々と解禁。ゲームの先は長いぞ。
思わず引き込まれる世界観の中で物探しシステムに没頭できる『パニックルーム』は、歯応え満点の謎解きシミュレーションを求めている人に断然おすすめのPCブラウザゲーム。今すぐゲームにアクセスして不気味な邸宅に足を踏み入れ、「人形遣い」からの挑戦を全てクリアして脱出を目指そう!
【おすすめポイント】 やり込み度満点のブラウザゲーム!
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