【Myth of Imaginary Zone】ウィザードリィライクなシンプルな操作性と簡素なグラフィックが特徴でおすすめの新作PCブラウザ/スマホゲーム。

『Myth of Imaginary Zone（MIZ）』は2022年2月1日にAltoterrasより正式配信された基本プレイ無料のPCブラウザ/Android/iOSで遊べるテキストベースのクラシカルなダンジョンRPG。

失踪した姉を探す少年の物語がここに始まる。

ウィザードリィライクなゲームが好きな人、シンプルな操作で迷宮攻略に挑戦したい人におすすめだ。

クラシカルな雰囲気を大切にしたおすすめのダンジョンRPG

好評配信中の新作スマホゲーム『Myth of Imaginary Zone（MIZ）』はシンプルな操作性と簡素なグラフィックが魅力の新作PCブラウザ/スマホゲーム。

本作のゲームのコンセプトとして、1981年に発売されてから現在に至るまでの40年以上の間、世界中にコアなファンを持つ名作3DダンジョンRPG「ウィザードリィ」を意識した作りとなっている。

ストーリーはテキストベースで進み、出てくるキャラクターの情報と僅かなイラストをもとに、自らの想像力で物語を補完して読み進めていく。

様々な職業や種族の仲間と共に挑む「ダンジョン」もあえてシンプルを追求したデザインとなっており、優しいタッチで描かれる背景とワイヤーフレームで描かれる道を、地図を片手に手探りで攻略していこう。

クラシカルな雰囲気を大切にしたダンジョンRPGに興味がある人、シンプルで奥深いストーリーに興味がある人におすすめだ。

失踪した姉を探すべく、仲間と共に世界中のダンジョンを探索していく物語が展開される。

この世界には人間、エルフ、ドワーフ、ノーム、ホルビトの5種族が生活しており、種族によって性格やパラメータが異なるのが特徴だ。

例えば人間であれば、平均的な能力は持っているものの信仰心は低いので僧侶は向いていないが、侍や忍者などの職業が適している。エルフは魔法使いやビショップ、ドワーフは戦士といった具合に種族ごとに適した職業が決まっている。

主人公の少年はホルビト（ホビット）族なので、素早さと運が極めて高く盗賊向きのキャラクターとなっており、ダンジョン内に出てくる施錠された宝箱の開錠や罠解除が得意だ。

世界を旅する途中、少年はさまざまなキャラクターと出会い、仲間を増やしながら成長していく物語を堪能しよう。

【おすすめポイント】 シンプルな見た目とは裏腹に、奥深いやり込み要素を秘めた新作ダンジョンRPG。 

ワイヤーフレームで描かれるダンジョンを攻略しよう

ダンジョンは、ワイヤーフレームで描かれる道を仮想パッドを使って前後左右へと進んでいく。歩いた道はマップで表示されるようになるので、ダンジョン内をくまなく探索し、モンスターとの戦闘や宝箱探し、次のエリアへ進むためのカギを探していこう。

ダンジョン攻略で避けて通れないのが、モンスターとの遭遇だ。

戦いに備えてあらかじめ編成しておいた、最大6人のキャラクターに作戦を指示して戦うコマンドバトル。パーティは前衛と後衛3人ずつに分かれ、前衛が敵の攻撃を一身に受けるので、後衛は呪文やブレスなどの特殊技以外は被弾しないようになっている。前衛には体力や防御力の高いアタッカーを並べるよう意識しよう。

敵を倒せればパーティメンバー全員に経験値とお金が分配され、街に戻った時に役に立つ。

▲モンスターを倒したり、ダンジョンを歩いていると宝箱を見つけることも。

宝箱を見つけてすぐに開けることはおすすめしない。というのも、本作では多くの宝箱にトラップが仕掛けられており、それを解除せずに開けてしまうと手痛い一撃を受けることになってしまう。

そうならない為にも、パーティに一人は罠解除役の職業を用意しておくことで、安全に装備を充実させいくことができる。

キャラクターアイコンは自由に設定できる

本作では、主人公や仲間キャラクターそれぞれにステータスや名前などは表示されているものの、キャラクターを表す顔イラストは用意されていないが、あとから自分で設定することが可能だ。

PCやスマートフォン内にある画像を参照し、自由にキャラクターアイコンに設定することができる。画像を用意できない人のために、デフォルトで設定できるアイコンもいくつか用意されている。

自分のキャラクターに愛着を持ちたい人、妄想をもっと膨らませたい人は好きな画像を設定してみるといいだろう。

石垣環氏の描くキャラクターで冒険できる「顔アイコン」コラボ中！

現在、ウィザードリィ世代なら誰しもが知る人気マンガ家、石垣環氏とのコラボが絶賛開催中。

石垣環氏といえば、ウィザードリィの背景設定を独自に発展させたマンガ「ウィザードリィ外伝」を連載していた人物だ。ファンにとっては深い思い入れのある外伝に登場するキャラクターを、ゲーム内で「顔アイコン」として利用できるようになっている。

マンガに出てきた技やセリフが登場するわけではないが、ウィザードリィファンなら、この機会にぜひ画像を入手して冒険を楽しもう。

初心者でも楽しめる2つのゲームモード

本作は失敗したら育てていたキャラクターを失ってしまうスリリングなエキスパートモードのほかに、比較的誰でも楽しめる難易度のノーマルモードを搭載している。

▼ノーマルモード

ストーリーを楽しみたい人におすすめのモード。

特筆すべき点として、初期キャラクターは死亡時にキャラクターが消滅してしまう”ロスト”を防ぐアイテムを所持している。また、序盤で到達できる中央都市で、キャラクターの作成や転職などが行える易しい難易度なので、気楽にプレイしたい人にもおすすめだ。

▼エキスパートモード

自分好みのキャラクターをしっかりと作るところから始める玄人向けのモード。

キャラクター死亡後、蘇生が失敗すればキャラクターが消滅してしまうことがある。

難易度が高いモードなうえに、エキスパートモードをクリアしても特別な報酬等は用意されていないので、やり応えのある高難易度で遊びたい人向けの内容だ。

また、キャラクターをロストしてしまうのは主人公も例外ではない。

主人公がいなくなってしまってもストーリーは進行できるものの、一部のイベントが発生しなくなってしまう。ストーリーを確実に楽しみたいなら、ノーマルモードを選択してキャラクターロストを防ぐことをおすすめする。

【おすすめポイント】 初心者でも挫折せずに最後まで遊べるおすすめのダンジョンRPG。 

ダンジョン攻略に役立つ様々な施設

ダンジョンのほかに様々な施設が登場する。

例えば仲間を加えたいなら、「酒場」を訪れてみるといいだろう。この場所ではダンジョンで手に入れた報酬を分け合えるほか、仲間を加えたり外したりすることができる。

他にも「商店」でアイテムの売買、「広場」で情報の収集、「寺院」で死んだ仲間の蘇生や状態異常などの回復が行える。なお、死者蘇生に関しては僧侶もスキルで行えるが、中途半端なレベルでは失敗する確率が高く、エキスパートモードであればキャラクターロストに繋がってしまう。

寺院の方が蘇生確率は高いものの、それなりにお金を要求されるので命とお金は大事に扱おう。

「訓練場」では、名前、種族、属性、職業を一から決めてキャラクターの作成が行える。自分好みの仲間を作り、一緒に冒険へ挑もう。

『Myth of Imaginary Zone（MIZ）』はこれまで紹介してきたように、クラシカルな雰囲気を大切にした新作のダンジョンRPG。シンプルなゲーム画面からは想像できないほどに、やり込み要素やプレイヤーが妄想を膨らませて楽しめる余地があるゲーム。

ウィザードリィライクなゲームに興味がある人、緊張感のある難易度を攻略してみたい人におすすめだ。

基本プレイ無料で遊べるので、少年の成長を見守りつつ冒険の行く末を見届けよう。