2022/2/17からSteamで早期アクセス版が配信されているInsert No Coinsの基本プレイ無料PCゲーム。電子基板のアリーナを舞台に「エレメント」になったプレイヤーが戦うアクションシューティングタイトル。
基盤の上でバトルを展開していくユニークな世界観、攻撃をヒットさせながらエネルギーをチャージして強烈な一撃を放つことができるゲームシステム、対戦プレイを加速させる多彩なゲームモードの実装が魅力で、インディーゲーム作品らしい実験的な発想で作られたアクションゲームを探している人におすすめ!
電子基板上でバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Short Circuit』は、電子基板を模したアリーナを舞台に、光り輝くエレメントになってローカルとオンラインでPvPバトルを楽しめるおすすめの新作。インディーゲームらしいユニークな発想が冴え渡るTPS型アクションシューティングゲームだ。
自作PCやオーディオの世界に精通している人は親近感を覚える本作のアリーナは精緻な3DCGで再現されており、空中を浮遊する発光体のエレメントになってエレクトリカルなアクションシューティング要素を存分に楽しめる。はんだ付けされたコンデンサなどが立ち並ぶ異色のアリーナが特徴の新作ゲームだぞ。
▲よく見ると信頼性の高い「ニチコン製コンデンサ」の姿も。マニアを楽しませてくれるステージが秀逸だ。
本作は『Half Life』のMODとして制作された『Earth's SpecialForces』にインスパイアされたと公言しており、空中に浮かびながら移動し、相手にエネルギー系の攻撃を当てていくプレイ要素に類似性が見られる。マクロサイズの電子機器を舞台にド派手なアクションシューティング要素を存分に味わおう。
ゲームはシングルプレイとローカル及びオンラインでの対戦プレイ全てに対応し、遊び甲斐は満点。フリー・フォー・オールやチームデスマッチなどの古典的なゲームモードに加えて複数のモードが実装されているので、毎日異なるゲームモードにチャレンジしながら対戦要素を満喫できるはずだ。
個人のデベロッパーが開発を進めている新作ゲーム
作品を開発しているのは、新鋭のインディーゲームデベロッパー「Insert No Coins」。スタジオ名を持っているが、その実態は個人で開発を手掛けている新人で、本作が初のSteamデビュー作となる。元ネタになった作品はありながらも作者独自の世界観を築いている点が特徴で、今後の開発進捗が楽しみだ。
基本プレイは無料。この形式は正式配信後にも変化しない旨がアナウンスされており、もし作者を応援したい場合には課金要素でコスメ系のアイテムを購入してほしいとのこと。気軽にダウンロードして遊べるおすすめの新作アクションシューティングゲームで、親しいフレンドを誘ってチームバトルに挑むのにも最適だ。
▲光り輝く球体のエレメントになったプレイヤーがエレクトリカルな攻撃で戦う新作アクションゲーム。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェースおよび字幕・音声は非搭載。ただし内容的には単純明快なアクションゲームなので、基礎的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできるはず。早期アクセス版の現時点では効果音が実装されていないので少々寂しいが、それもまた味だ。
ストアに記載されているPCの推奨要件では「GeForce RTX 3080 Ti」の2本差しと記載されているが、これは作者一流のジョークだろう。本作をプレイするために最低限必要なのは4コア以上のCPUと「GTX 470」程度の能力を持つグラフィックボードなので、ローエンド帯のPCでも問題なくプレイできる。
電子基板のアリーナを舞台にエレメントになったプレイヤーが戦うアクションシューティングゲーム『Short Circuit』は、現在早期アクセス版としてSteamで配信中。基本無料で誰でも気軽にダウンロードできる必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲームの詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 無料で遊べるシューティングゲーム!
多彩なモードで盛り上がれ!
『Short Circuit』には、プレイヤー同士のバトルを加速させる多彩なゲームモードが実装されている。前述のフリー・フォー・オールやチームデスマッチ以外にも、キャプチャー・ザ・フラッグやユニークな「ザップボール」などのモードが搭載されているので、毎日異なるゲームモードにチャレンジしてゲームを遊び尽くそう。
基本的に浮遊している本作のキャラクターは、通常高速で飛び回りながら相手目がけて攻撃を放つ「遠距離」型のバトルスタイルを持っているが、敵が接近した際には近接戦闘でキャラを取り込む動作が発生するなど、その攻撃スタイルは柔軟。独自の操作体系をマスターしながらアクションバトルの醍醐味を味わえるぞ。
▲プレイ画面は自分が操作するキャラクターを背後から見るサードパーソンスタイル。見通しは良い。
ゲームの世界観も独特だが、プレイ中の移動要素や攻撃スタイルもかなりユニークで、さらにゲームモードによってはプレイ中に独自のタスクを完了してポイントを稼ぐこともできるため、ゲームモードによって異なるアプローチを仕掛ける必要がある。単純明快なアクションゲームながら奥深さを感じられる作品だ。
プレイヤーが攻撃に成功すると「チャージ」を獲得でき、このチャージを用いると通常攻撃以上のダメージを与える攻撃を放つことが可能。ただしこの渾身のショットを外すと再度有効にするまでにかなりの時間を要することになるので、いざという場面に向けて取っておこう。一撃必殺要素もある新作だぞ。
作者自ら「実験的な作品」と公言しているように、本作には型にはまった勝利パターンがなく、全てはプレイヤーの操作と頭脳プレイ、そして「運」にかかっている。野心的なビジョンを持ちながら開発されているインディーゲームをプレイすることが好きな人であればドハマりすること請け合いのアクションゲームだ。
【おすすめポイント】 面白さ満点のバトルが展開!
正式版に期待の新作
現在早期アクセス版として配信中の『Short Circuit』は、2022年内に早期アクセス期間を脱して正式バージョンへと移行する予定。現時点でも完成度は高く、ここまでにご紹介したゲームモードは全てプレイアブルな状態となっているので、待望の音声回りを実装してフルバージョンになった姿に期待が高まる。
正式バージョンでは専用サーバーやSteam実績なども搭載される予定で、さらに新機能や新たなゲームモードの実装もアナウンスされている。またユーザーからの意見はなるべく取り入れることも公言しているので、プレイして思う所があれば公式Discordサーバーで作者にコンタクトを取ってみよう。
▲現在は「効果音なし」の不完全な状態だが、これは正式バージョンで改善される見通しだ。
電子基板のアリーナを舞台にエレメントになったプレイヤーが戦いを繰り広げていくアクションシューティングゲーム『Short Circuit』は、現在Steamで好評配信中。インディーゲームらしいユニークな発想が際立つおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてプレイをスタートしよう!
【おすすめポイント】 正式版配信はもうすぐ!
Short Circuitスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 | |
CPU | Quad-core Intel or AMD processor of 2.5 GHz or faster | |
メモリー | 4GB | |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 470 GTX or AMD Radeon 6870 HD series card or higher | |
VRAM | ||
HDD空き容量 | 1337MB以上の空き容量 | |
DirectX | Version 11 | |
回線速度 |
(C) Insert No Coins.
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