2022/5/27からSteamで早期アクセス版が配信されているGrossly Incandescent Gamesの購入型PCゲーム。中世ファンタジー世界でプレイヤー同士のPvPバトルを体験できるアクションゲーム。
アクション性抜群のバトルシステムで世界のプレイヤーと一緒に戦えるプレイ要素、没入感を高める高精細なゲームグラフィック、今後予定されている多彩なゲームシステムとモードが大きな魅力で、個人開発者が手掛けるインディーゲームをプレイしてフィードバックや意見を送ることが好きな人におすすめの新作!
中世ファンタジー世界でバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『Project: Maidenless』は、中世ファンタジー世界を舞台に競争力のあるオンラインPvPを体験できるおすすめの新作。プレイヤーは分身となるキャラクターを選択して他プレイヤーとの壮絶な近接戦闘に挑むことになる。
ファンタジーRPG作品でおなじみの景色やキャラクターが特徴的なタイトルだが、本作が主眼に据えているのは「バトル」コンテンツで、オンラインでマッチングしたプレイヤーが剣術アクションを主体に魔法も放ちながらPvPを進めることがメインコンテンツになっている。バトル上等のプレイヤーにおすすめだぞ。
▲キャラを背後から見るサードパーソンビューでPvPの世界を体験できる新作アクションゲームだ。
なお、本作は現時点で「アルファ版」に近い立ち位置にある作品で、アクセスできるゲームモードは「PvP」のみ。バトル時のバランスを調整する目的で配信されている開発初期段階のタイトルのため、ストアページに記載されているレイドやクラフト、レベルアップ機能などは存在していない。
現状で見ると非常にやれることが制限されている印象を受けるが、今後の開発進捗によって肉付けが行われ、さらにゲーム世界の滞在が捗る作品へと進化していく予定となっているので、開発初期のインディーゲームタイトルを購入して支援しながら完成へと導きたい人にはおすすめできる新作だ。
個人の開発者が製作中の新作タイトル
ゲームを開発しているのは、これがSteamデビュー作となる新人のインディーゲームデベロッパー「Grossly Incandescent Games」。スタジオ名を持っているが実態は個人開発者で、現在は公式Discordチャンネルでプレイヤーからのフィードバックを募っている。これからの活躍に期待の新鋭だ。
Steamでの販売価格は1520円。この価格は新たなコンテンツやゲームシステムが実装された時点で段階的に上昇していく見通しなので、底値となっている今のうちにゲットするという手もある。ちなみに早期アクセス価格で購入した作品は値上がりした場合でも追加料金を支払わずにプレイを継続できるぞ。
▲血しぶきが飛び散る生々しい描写も。個人戦をたっぷりと体験できる新作アクションゲームだ。
インターフェースは英語一択で、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。現状のPvPコンテンツではそれほどテキストが表示されないため、基礎的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできるが、今後多くのコンテンツが実装された場合には一般的な語学力が必要になる可能性は高い。
PC環境への要求スペックに関しては後日発表されるとのこと。現時点で確定しているのはWindows 10環境で動くということと、「Direct X」のバージョン「10」が必要になるということだけ。ロースペックPCで動くかどうか分からないので、ある程度まで情報が開示されてから購入を検討するのが無難だ。
中世ファンタジー世界を舞台とした世界でプレイヤー同士のバトルを体験できるアクションゲーム『Project: Maidenless』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。今後の活躍が期待されるインディーゲームデベロッパーを応援したい人にはおすすめの新作だ。今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】 PvPを体験できる新作ゲーム!
実装予定のコンテンツをご紹介!
現段階でプレイヤー同士のバトルモードのみが実装されている『Project: Maidenless』だが、開発者には今後の具体的なプランがあり、それらはSteamストアの製品紹介ページに掲載されている。ここからは作品にアップデートで実装される予定のコンテンツの数々を詳細に見ていこう。
実装予定のコンテンツの1つが「レイド」。このコンテンツはフレンドを招待しながら特定のマップに降り立ち、AIや他プレイヤーとのバトルを体験できるというもので、「PvEvP」要素が展開する点が特徴。刺激的なバトルを求めるユーザーにおすすめのモードで、対戦と協力要素を同時に楽しめる。
▲具体的なプランが発表されている新作ゲーム。これからのアップデートに期待が膨らむタイトルだ。
このレイドコンテンツには強大なボスキャラクターが登場する予定で、見事討伐すると希少な報酬アイテムをゲットできる。作品は最終的にキャラクターの成長と強化システムをサポートすることになっているため、ハイリスク・ハイリターンなバトルに身を投じてキャラをさらにパワーアップさせるプレイも捗るはずだ。
「PvEvP」が展開するという点がレイドコンテンツの醍醐味で、他プレイヤーのチームが獲得した報酬アイテムをPvPで横取りする要素も可能になることがアナウンスされているので、最後まで気が抜けない戦いが展開していくはず。スリリングな対人戦要素が好きな人にはハマるゲームモードになるだろう。
ハードコアなゲームシステムも搭載予定
プレイヤーがアクセスできるようになるマップでは、希少な資源アイテムを獲得することが可能で、武器や装備品の製造を可能にする設計図なども回収できる予定。レイドコンテンツにはこのマップから入れるとのことだが、もしレイドで死亡してしまった場合にはその場で獲得アイテムをロストするので注意しよう。
開発者は本作のシステムを表現する際にハードコアなサバイバルFPSゲーム『Escape From Tarkov』を引用しているが、本作では同作に近い厳しいシステムが搭載される予定で、重量制限ありのインベントリをマネジメントしながら貴重なアイテムを無事に持ち帰るというスリル満点のプレイが展開する見込みだ。
▲玄人ユーザーを唸らせるようなゲームシステムの実装を予定している新作アクションゲームだ。
重量制限を受けるシステムも特徴で、あまりに多くのアイテムを持ち運んでいる場合にはバトル中に動作が鈍くなるペナルティーが発生するとのことで、これもかなり厳しい。一旦荷物をマップ内のどこかに降ろし、バトルが一段落したら再度その場所に戻ってアイテムを回収するというプレイも発生するそうだ。
これらのシステムが完全な状態で導入されれば、かなりハードコア寄りのファンタジー系アクションゲームに進化するはずで、プレイヤー同士の競争要素も加熱するはず。目下の課題は「オンラインPvP専用ゲーム」であるということで、プレイヤーが揃わないとゲームが意味を成さなくなる点は少々気がかりだ。
中世ファンタジー世界を舞台とした世界でプレイヤー同士のバトルを体験できるアクションゲーム『Project: Maidenless』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。かなり具体的なアップデートプランを持っている頼もしい新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアをチェックしよう!
【おすすめポイント】
今後の開発進捗が楽しみな新作!
Project: Maidenlessスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-8400 | Intel Core i7-9700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 1060 | NVIDIA GeForce RTX 2060 |
VRAM | 3GB | 6GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | ネット接続必須SSD推奨 |
(C) Grossly Incandescent Games.
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