【Evasive Maneuvers】宇宙船のチェイスバトル！2チームに別れたプレイヤーが「逃げる」「追いかける」の要素で激突するおすすめの新作アクションゲーム

『Evasive Maneuvers』は、2022/9/1からSteamで正式配信されているSkyPyre Studiosの購入型PCゲームで、オンラインで集まったプレイヤーがチームベースの回避/追跡バトルに挑むアクションゲームタイトル。

SF世界で2名から12名のプレイヤーが2つのチーム「ハンター」と「ランナー」に分かれて追いかけっこ要素のアクションバトルを展開していくゲームシステム、360度自由自在に動ける宇宙船、戦略性を発揮できるゲームプレイ要素が魅力で、SF系アクションバトルが好きな人におすすめ。

宇宙船同士のチェイスバトルが展開

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Evasive Maneuvers』は、SF世界の宇宙空間を舞台に宇宙船のチェイスバトルを楽しめるおすすめの新作。「ハンター」と「ランナー」の2チームに別れたプレイヤー同士が異なる立場でオンラインPvPに挑むアクションゲームタイトルだ。

ランナー役になったプレイヤーの目標は、制限時間内にマップのワープゲートから脱出することで、ハンター役になったプレイヤーにはランナーの阻止という使命が与えられる。ハイセンスなグラフィックで描き出されるマップと宇宙船のデザインが秀逸な新作で、幅広い年代層のユーザーにおすすめだぞ。

▲遠未来SF世界の宇宙空間を舞台に宇宙船同士のチェイスバトルが展開する新作アクションゲーム。

ゲームタイトルを直訳すると「回避行動」となり、作品が持つ世界観とテーマをハッキリと表現していて面白い。360度自在に動き回れる宇宙船を操縦しながらハンターを回避したり、あるいはエンジンを切ってマップ内に潜んでランナーを一気に制圧したりといったアクション性抜群の戦いを堪能できる。

なお、本作はオンラインPvP専用のタイトルになっているので、プレイするためには最低でも2名のプレイヤーが必要。最大プレイ人数は12名で、参加するプレイヤーが多いほどカオスなプレイ展開が生まれて面白い。普段一緒に遊ぶPCユーザーのフレンドが多い人には断然おすすめのタイトルとなっているぞ。

カナダのゲームスタジオが送る新作ゲーム

本作を開発・運営しているのは、カナダのオタワに本拠を構えるインディーゲームデベロッパーSkyPyre Studios。8名の少人数で構成されているスタジオで、大学生メンバーから派生した新鋭デベロッパー。2016年から小作品を発表しており、本作は彼らにとって最新のゲームタイトルとなる。

Steamでの販売価格は620円と比較的安価。1000円以下のリーズナブルな価格帯で購入できるインディーゲームタイトルで、現在は10%引きのリリース記念価格558円で購入できる(2022/9/8までの期間限定価格)。オンラインPvPをメインに据えている作品なので、フレンドへのプレゼントにも最適だ。

▲高度にデザイン化されたUIも秀逸な新作タイトル。SF＆宇宙船の世界が好きな人にピッタリだ。

インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。プレイを円滑に進めていくためには基礎的な英語読解力が要求されるが、異なる立場のチームが持っている勝利目標を抑えておけば十分にプレイできるはず。一緒に遊ぶフレンドが英語に堪能なら安心だ。

ゲームは部分的ながら汎用コントローラーでの操作をサポートしており、直感的なアナログスティック操作で追いかけっこバトルを堪能できる点も良い。追う者と追われる者の両者を体感しながら競争力抜群のオンラインPvPを堪能し、フレンドや世界のプレイヤーたちと一緒に多いに盛り上がろう。

オンラインで集まったプレイヤーがチームベースの回避/追跡バトルに挑むアクションゲーム『Evasive Maneuvers』は、Steamで好評配信中。手が出しやすい安価な価格帯も光る必見のタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】宇宙を舞台に鬼ごっこ！

ゲームシステム

『Evasive Maneuvers』のゲームシステムは「追う者」と「追われる者」の追いかけっこで、その役割を「ランナー」と「ハンター」に分けている。2名から最大12名のプレイヤーがオンラインで接続してマッチに参加し、制限時間が設定されている宇宙空間マップでそれぞれの役割を果たしていくことになるぞ。

ランナーの目標は「ワープゲート」からの脱出になるが、ワープゲートをアクティブにするためにはマップ内に点在する「オーブ」を拾い集めていく必要がある。オーブの数は画面上のUIで確認することが可能となっているので、障害物もあるマップ内をくまなく探索しながらオーブを次々に獲得していこう。

ハンターの宇宙船には攻撃手段が搭載されており、ランナーを発見次第攻撃を加えられる。ランナーはハンタープレイヤーの出現に注意しながらマップ内を探索してオーブを集めていく必要があり、そこにプレイヤー同士のテクニックと駆け引きも生まれる仕組みだ。ドキドキのプレイ体験が待っているぞ。

▲サードパーソンビューで自分の宇宙船を背後から見ながら操作を行っていくスタイルだ。

ハンターとランナーが搭乗する各宇宙船には、一時的にスピードを加速させる「ブースト」パワーが存在するが、これを利用すると宇宙船の動きが「軌跡」として鮮やかに残ってしまう。追われている側にとってこの「軌跡」はかなり致命的で、自分の居場所を相手に知らせてしまうことになるため、注意が必要だ。

ハンター側でプレイしている場合、プレイ中にこの軌跡を発見することが最速で相手を捕らえる要素に直結するので、マップ内部を哨戒しながら常に目を光らせておこう。軌跡が発生したということはハンターとランナーが追いかけっこを行っていることに他ならず、そこへ向かえば必ず「誰か」が居る。

陽動作戦を用いて戦うプレイもアリ

ランナーにとっては非常に厄介なシステムと言える「ブースト時の軌跡表示」要素だが、複数のプレイヤー(最大6名)のチームで戦略を発揮してこの仕組を逆手に取ることも可能。誰にも追いかけられていないプレイヤーがあえてブースト移動しながらハンターを引き寄せ、そのスキに他プレイヤーが自由に移動する作戦だ。

この作戦を用いればオーブの探索が安全になり、限られた時間内にワープゲートを開くプレイにも近づけるはず。ただし相手チームの全てがこの陽動作戦に乗ってくるとも限らないため、行動する際には緊張感を持っておこう。プレイヤー同士の戦術と駆け引きも体験できるおすすめのアクションゲーム作品だぞ。

▲ブーストを稼働させるとマップ内で目立つ「航跡」が出現し、ランナーはピンチな状況になる。

ハンタープレイヤーはマップ内の構造物を上手く利用するプレイも効果的。ランナープレイヤーが出現しそうな場所に身を潜めてエンジンを切り、近づいてきた瞬間に一気に追いかけることもできるため、プレイヤーの趣向によって幅広いプレイスタイルが生まれる点も魅力だ。色々なアプローチを試していこう。

なお、マップによってかなり入り組んだ構造になっていることがあるので、スムーズな飛行を行っていく操作テクニックも欠かせない。曲芸飛行を行いながら相手の追跡をかわすという高等テクニックも披露できる作品なので、プレイを重ねて操作に習熟するとまた違った対戦要素になっていくはずだ。

参加しているプレイヤーの数によって戦術も変化させられる点が秀逸で、特に最大12名で遊んでいるとかなりカオスなバトルを体験できて楽しいはず。2名で遊んでいる場合には作戦のバリエーションが少なくなってしまうため、できる限り多くのプレイヤーを参加させて独特な追いかけっこを楽しもう。

【おすすめポイント】スリリングなプレイ要素が最高！

システム要件

『Evasive Maneuvers』のシステム要件は軽め。最低動作環境で提示されているのはCPU内蔵のグラフィックスで、推奨要件では「GTX 1060」もしくは「RX 580」となるため、現行のローエンドからミドルスペック帯のゲーミングPCを持っていれば十分にプレイを楽しめるはずだ。

ただしCPUへの要求スペックはやや高く、Intelの場合は最低が「i-5 8550U」で推奨は「i7-8700」、AMDの場合は最低が「Ryzen 5 1600」で推奨が「Ryzen 7 3600」となっている。IntelのCPUは8世代以降が必須となっている点には注意が必要で、これより下の世代を利用している人は気を付けよう。

▲CPUへの負担が大きい点が特徴。グラフィックボードよりもCPU性能とスペックに注意だ。

インストールサイズは約3GBとスマホアプリ並みに軽い。普段ストレージが逼迫気味の人でも安心してダウンロードできる新作アクションゲームで、インストール後に入れっぱはしでも問題にならないサイズなので管理面でも楽。ちなみに推奨されるOCはWindows 8以降となり、7は非対応だ。

【おすすめポイント】軽さも光る新作ゲーム！

手堅くまとまった新作タイトル

オンラインで集まったプレイヤーがチームベースの回避/追跡バトルに挑むアクションゲーム『Evasive Maneuvers』は、これまでに数々の小作品を発表してきたスタジオらしいコンパクトな世界観と単純明快なルールが光るおすすめのタイトル。参加人数によってプレイ体験が変化していく点が秀逸だ。

▲オンライン専用タイトルという点がネックになるかもしれないが、毎回違う戦いを体験できる。

新作インディーゲームの課題は「人の集まり」で、本作はオンラインPvP専用タイトルのため、マッチング面でやや難ありという点は惜しいが、異なるプレイヤーとの戦略バトルはやみつきになる面白さを持っている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】気軽に遊べるカジュアルアクションゲーム！