『Goat Simulator』のタイトル画像

『Goat Simulator』は、2014/4/2からSteamで正式配信されているCoffee Stain Publishingの購入型PCゲームで、物理演算の効いた世界を舞台に奔放な「ヤギ」として行動できるアクションSLGタイトル。

3DCGで再現されたオープンワールドを自由に動き回りながら人間へちょっかいを出していく面白さ満点のプレイシステム、予期せぬコンボ発生や実績解除要素、バグっぽい挙動をそのまま残している「ユルい」ゲーム世界が大きな魅力で、決められた目標が存在しない世界で自由に振る舞えるアクションゲームが好きな人におすすめ。

ヤギ×物理演算の面白アクションゲーム

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Goat Simulator』は、ゲームの世界で主役になることがない「ヤギ」が主人公のおすすめタイトル。物理演算が効いたオープンワールドマップを舞台に、自由奔放なヤギになって好き勝手に暴れ回れる世界観が最高に楽しいアクションSLGタイトルだ。

プレイ視点はサードパーソンビューを採用。ヤギの基本動作は「歩く」「走る」「ジャンプする」「なめる」「頭突きする」などで、マップ内にある環境を利用することによってさらに大胆なアクション要素も可能になっていく。これらのアクション要素についてはプレイヤー自ら「発見」していくことになるぞ。

ヤギが主人公の『Goat Simulator』▲自由奔放な「ヤギ」となってありとあらゆる行動にチャレンジできる必見のアクションSTG。

作品には物語性は存在せず、プレイヤーは何の指示もないままゲーム世界へ放り込まれる。RPG作品のように「クエスト」に従って行動していく必要がないので、毎回自分の気分が赴くままに遊べる点が魅力。オープンワールド内には様々なNPCが居るので、彼らにアタックしてどんな反応が起こるか試してみよう。

明確なエンディングも存在せず、ひたすら物理演算とラグドールの世界に浸れる作風が特徴の作品だが、発表開始直後から世界中で大きな反響を呼び、熱狂的なコミュニティーによってファン向けのWikiが作成されるなど、その人気は発売から7年以上が経過した現在でも衰えることはない。必見のインディーゲームだぞ。

Steam Deckでもプレイ可能

Steamでの販売価格は999円と比較的安価。1000円をわずかに切る絶妙な価格設定で幅広い人が遊べるタイトルとなっており、お財布にも優しい。なお、詳細については後述するが、本作には複数のダウンロードコンテンツが存在し、これらを導入することによってゲーム世界を拡張できる。興味が湧いたら購入しよう。

ゲームは汎用コントローラーでの操作をフルサポートしており、快適に遊べる点も魅力。また最近日本でも輸入販売が開始された「Steam Deck」との互換性も持っているので、外に持ち出して遊ぶことも可能。現在はスマホアプリ版も出回っているのでプレイの選択肢は多く、幅広いシチュエーションに対応してくれるぞ。

物理演算が効いた世界で遊べる『Goat Simulator』▲かなりの頻度でヤギはオブジェクトに埋まるが、これは仕様。あえてバグを残している作品だ。

インターフェースは標準で日本語をサポートしており、参入の敷居は低い。また作品自体が7年以上前のものなのでPCへの要求スペックも低く、幅広いPC構成に対応できる点もポイント。Windows OSとMac OS、Linuxすべてで遊べるハイブリッドタイトルで、多くのPCユーザーにおすすめできる作品だ。

解除できるSteam実績は127種類と非常に豊富。どのように遊べば実績を解除できるか、という試行錯誤を行える点も作品の魅力となっているので、毎日様々なアクション要素にチャレンジして新たな発見を楽しもう。思いがけない発見を待ち受けるインディーゲームで、その面白さはまさに「無限大」だ。

物理演算の効いた世界を舞台に奔放な「ヤギ」として行動できるアクションSLG『Goat Simulator』は、現在Steamで好評配信中。バカバカしさを体現するインディーゲームを探している人には最適なタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】絶大な人気を誇るインディーゲーム!

ゲームシステム

『Goat Simulator』に登場する主人公ヤギの名前は「ピルゴール (Pilgor)」。メスのヤギで性格は活発。テレビ番組に登場するキャラクターから許可を得て付けられた名前で、ゲームのクレジットには役者に対して感謝の意が述べられている。「混沌の女神」とファンの間で呼ばれる破天荒なヤギの代表格だ。

前述の通り、ヤギを動かすということ以外に明確な目的が存在しない本作では、プレイヤーの好奇心が赴くままにプレイを楽しむことが正解。小規模なオープンワールドマップ内にはユーザーの気を引く様々な仕掛けやシチュエーションが用意されているので、混沌の女神であるピルゴールを好きなだけ動かしてみよう。

例えばマップ内にトランポリンがあった場合、ピルゴールをそこへ移動して好きなだけジャンプも楽しめる。トランポリンと接触するタイミングでジャンプボタンを押すと高度が飛躍的に高まるので見ものだ。また花火を装着してロケット移動することもできるので、どこまで飛び続けられるかチャレンジすると良いだろう。

自由度の高い『Goat Simulator』▲気になることはすべて挑戦していくのが吉。ゲーム内の活動自由度は圧巻だ。

操作体系の中には「ぐにゃり」とその場に崩れ落ちるアクションもあるため、物理演算が効いた世界で過ごすことがどんどん面白くなっていくはず。ピルゴールはどのような状況になっても決して死ぬことがないヤギなので、多少荒っぽいアクションをしても大丈夫。爆発する物に「頭突き」するアクションも面白いぞ。

マップ内には人間NPCが多数存在。彼らは特定のアクションを行っているか、自由に歩き回っているので、人間へちょっかいを出して反応を見るのも楽しいはず。ピルゴールは異様に伸びる長い「舌」を持っており、これを人間NPCにからめて引きずるなどのアクションも可能だ。無限大の物理実験場を大いに楽しもう。

ピルゴールが特定のアクションを行った際、突如スコアが加算されることがある。プレイヤーは何も分からない状態でプレイしているため、突然コンボなどが発生することに驚くはず。開発者のチャーミングな一面が感じられるゲームシステムが秀逸で、画面上に表示されるテキストのユーモア度にも注目だ。

おかしな挙動を「あえて」残すシステムが笑いを生み出す

前項でも少し触れたが、本作は「あえて」バグやグリッチなどの挙動を残した作品で、込み入った場所で暴れるとピルゴールの首が壁にめり込んでしまうなどの要素も体験できる。通常のゲームでは「デバッグ」されるべき部分を残すことでプレイに予測不可能な面白さが生まれている必見のインディーゲームタイトルだ。

あえてバグを残している『Goat Simulator』▲ズブズブと壁にめり込んでいくのは日常茶飯事。ゲームらしいグリッチで笑いの要素が生まれている。

壁にハマってしまうことで操作が不可能になるわけではなく、何とか悪戦苦闘しているうちに抜け出すことが出来るため、詰むようなバグはほぼ存在しないと言って良い。この辺りの絶妙な「さじ加減」が素晴らしく、無茶苦茶な動きを行うとどんな展開が起こるのか確かめずにはいられない。好奇心をそそる作品だ。

バグ動画やグリッチなどを「笑える人」にとって、本作はかなりハマる作品になる可能性がある。ピルゴールは無論のこと、本作に登場するNPCや他のヤギも決して死ぬことがないため、思う存分暴れ回るプレイを楽しめるはずだ。痛快な物理演算の世界へ飛び込んで、傍若無人なヤギとして振る舞ってみよう。

【おすすめポイント】ハマること間違いなしのタイトル!

システム要件

『Goat Simulator』のシステム要件はかなり低め。登場したのが2014年ということもあるが、グラフィックボードには512MBのVRAMを持ち、「Shader Model 3.0」をサポートするモデルが推奨されているため、ローエンドなゲーミングPCでも問題なくプレイできる。メインメモリの推奨搭載量も4GBだ。

CPUの推奨モデルは2.0GHzで動作する4コアプロセッサーで、これをクリアできる人は多いはず。インストールサイズも2GBとスマホアプリ並みの軽さを誇り、ストレージへの負担も少ない。ちなみに本作は「Unreal Engine 3」で開発されている作品なので、一定のリアリティーは味わえるようになっているぞ。

システム要件が低めな『Goat Simulator』▲PCへの要求スペックは軽め。幅広いパーツ構成に対応してくれるアクションSLGだ。

なお、Windows OSの推奨バージョンは7か8.1で、Mac OSの場合には「10.8 (Mountain Lion)」が推奨されている。いずれのバージョンも最新OSが対象から外れている点がやや不安要素で、特にMac OSの場合は特定バージョンで起動する保証がない点には注意しておこう。該当OSを起動出来る人であれば安心だ。

【おすすめポイント】軽さも光るインディーゲーム!

ダウンロードコンテンツ

Steamストアでは、『Goat Simulator』のプレイアイビリティーを加速する数々のダウンロードコンテンツが併売中。ゾンビの群れの中でヤギを動かすとどうなるのか体験できるDLC「Goat Simulator: GoatZ」を筆頭に、多彩なコンテンツを導入できるので、好きなDLCを購入して世界を広げてみよう。

DLCもある『Goat Simulator』▲海外ゲームのお約束とも言える「ゾンビ」の世界を楽しめるDLCなども併売中。

物理演算の効いた世界を舞台に奔放な「ヤギ」として行動できるアクションSLG『Goat Simulator』は、現在Steamで好評配信中。インディーゲームファンであれば一度はプレイしてもらいたい注目のゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】決して後悔しない必見作!

Goat Simulatorスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows Vista
CPU 2.0 GHz Dual Core Processor
メモリー 2GB
グラフィックカード Shader Model 3.0
VRAM 256MB
HDD空き容量 2GB
DirectX
回線速度

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