『Grey Goo』のタイトル画像

2015/1/24からSTEAMで正式配信されているGrey Boxの購入型PCゲーム壮大なSF世界を舞台に派閥同士の熾烈な戦いを体験できるリアルタイムストラテジーゲーム。

4種類登場する派閥によって異なるユニット特性や技術ツリー、他プレイヤーとの対戦も楽しめる戦略バトルが魅力で、ハイセンスなSFゲームを求めている人、自分の戦略性を活かせるリアルタイムストラテジーで遊ぶことが好きな人、ユーザー同士で白熱した頭脳戦を繰り広げたい人におすすめ。

SF世界でRTSを楽しもう!

現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Grey Goo』は、緻密なグラフィックで描き出されるSF世界に降り立って、最大4種類の派閥を選びながら本格的なリアルタイムストラテジーバトルを体験できるおすすめのPCゲーム。作り込まれた圧倒的な世界観が魅力を放つ玄人向けの作品だ。

ゲームの舞台は架空の惑星「Ecosystem 9」。プレイヤーは「ベータ」「ヒューマンズ」「グー」に分かれる種族(派閥)を選びながらフィールド上に自軍のユニットを展開し、リアルタイムで進行する試合の中で建設要素やユニット生産を繰り広げ、相手陣営の陥落を狙ってプレイを進めていくことになる。

3種族を操って戦うシングルキャンペーンモード以外に、4つ目の種族「シュラウド」を操れるマルチプレイモードも実装。世界のユーザーとオンラインで戦術をかけた戦いも満喫できる。RTS作品が好きな人には断然おすすめの作品であると共に、毎回異なる試合展開を楽しめる対戦プレイが好きな人にもバッチリハマる作品だ。

SF世界で本格RTSを楽しめる『Grey Goo』

▲クォータービュー画面で展開する本格RTSバトルが魅力のおすすめPCゲーム。やり込み要素は高い。

ゲームを開発したのは、数々のRTS作品を世に送り出していることで定評がある「Petroglyph 」。2016年以降活動が見られなかったが、2020年6月にSTEAM上に『Command & Conquer Remastered Collection』を発表し、会社が健在であることをアピールしている。RTS分野で信頼性の高いデベロッパーだ。

STEAMでの販売価格は2980円。パッケージにはゲーム本体とサウンドトラック、DLC1種類が同梱されており、決定版と呼ぶに相応しい商品内容となっている。これ1本あれば、本作のために販売された全てのコンテンツを一度に入手できるので大変お買い得だ。今から始める人にはピッタリのパッケージだぞ。

なお、インターフェースは英語を含む8ヶ国語に対応しているが、残念ながら日本語環境は非搭載。ゲームシステムを理解し、プレイを円滑に進めていくためには相応の語学力が要求される点には注意が必要だ。これらの条件をクリアできる人であれば、深遠な世界観を持つSF系RTSの世界を存分に楽しめることだろう。

【おすすめポイント】 SF世界で本格RTS!

戦略性抜群のバトルが展開!

『Grey Goo』の魅力は、バトル時に発生する戦略の多様性。選ぶ種族によって利用できるユニットの特性や能力に大きな違いがあり、それが無限大の戦略性を引き出してくれる。自分が扱いやすい種族を選んでプレイできる点も作品の特徴で、何回もバトルを繰り返していくうちにハマる種族が見つかるはずだ。

ゲームの基本的な流れは、建設可能なユニットを設置しながらバトルの要となるユニットを生産していくこと。ユニットを生産するためには「コスト」が必要で、特定のユニットを生み出すためには前提条件となる建造物を設置する必要がある。建設要素とユニット生産が対になっている点が大きなポイントだ。

各種族はそれぞれ10種類以上のユニットを保有し、そこには終盤で出撃可能になる強力なユニットも含まれている。プレイ時にはこれらのユニットをどのように生産して展開していくのかという戦術性も大いに問われることになるため、ゲームプレイは非常に奥深いものになっている。頭脳プレイが好きな人にはおすすめの作品だぞ。

建設とユニット生産で戦う『Grey Goo』

▲自分が操作している種族のユニットとそれを生み出せる建造物を把握することが重要になってくる。

建造できる施設やユニットに関しては細かいステータス値が設定されている。ゲーム内でも確認することが可能だが、体系的に閲覧できる公式サイトの説明を見ておくと、より一層スムーズにプレイできるようになるだろう。全てのユニットに精通することは一苦労だが、勝利を確実にするためには勉強も大切だ。

なお、登場するユニットのデザインには映画『ロード・オブ・ザ・リング』で有名なピーター・ジャクソン監督の「Weta Workshop」が携わっており、SF世界が展開する作品に相応しいデザインに仕上がっている。SF映画ファンの琴線に触れるデザインを持つユニットの特性を把握し、意のままに操れるようになろう。

技術ツリーでユニットが進化

『Grey Goo』で重要なのは、ユニットの能力や形態を大幅に進化させてくれる「技術ツリー」の存在。プレイを進めながら建設とユニット生産を進め、さらに技術ツリーを発展させてさらに強力なユニットを生み出すことが必要になり、これらの行程を素早く行えるプレイヤーが勝利をモノにできる仕組みだ。

3Dグラフィックで再現されたマップ上でカメラ視点を移動させつつ、建設作業とユニット生産、そして進軍経路などの命令を素早くこなしていくプレイはまさに本格RTSバトルに相応しい内容を持ち、歴戦のRTSユーザーをも唸らせるプレイ体験を創出する。ソロでもマルチでもスリリングな攻防戦を体験できるぞ。

技術ツリーで強力なユニットを生み出せる『Grey Goo』

▲ヒューマン種族の最終兵器ユニット「Alpha」。人型をした恐るべき超兵器ユニットで破壊力は抜群だ。

限られた試合時間内にこれらの要素を全て掌握しながら遂行していくことはかなり難しく、初見では分からないことも多い。最初は負けが続くことも多いだろうが、何度もリトライして試行錯誤を重ねていくうちに、自分が立てた作戦を思い通りに実行できるようになるはずだ。奥深いRTSバトルを体感できるおすすめ作品だぞ。

RTS初心者におすすめできる作品とは言い難いが、これまでに数々のRTSゲームをプレイして戦略性を発揮してきた人であれば、どっぷりとゲームシステムにハマれるはず。緻密に設定されたユニットの戦力を勘案しながら適切なマネジメントを行い、無限の戦略性を発揮できるバトルで勝利を目指そう。

【おすすめポイント】 やり込み要素満点のバトルがアツい!

マップエディット機能も搭載!

プレイに慣れてきたら、自分だけのオリジナルマップを作成できる「カスタムマップエディット」機能にアクセスしてみよう。このモードでは、バトルに大きく関わってくる「地形」そのものをエディットすることが可能で、作成したマップは「STEAM」のワークショップ上にアップロードして他ユーザーとシェアできる。

『Grey Goo』のカスタムマップエディット機能

▲完全オリジナルのマップを作成できる「カスタムマップエディット」機能。自分だけのマップを作ろう。

ハイクオリティーなSF世界で種族が戦う世界を体験できる『Grey Goo』は、現在好評配信中。日本語環境を実装していない点が悔やまれるが、玄人をも唸らせる本格RTSの世界は文句なしの素晴らしさを誇り、一度購入すれば長く遊べること請け合い。歯応え満点のストラテジー作品を求めている人には断然おすすめだぞ。

【おすすめポイント】 長く遊べる本格RTS!

Grey Gooスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS 32-bit Windows 7
CPU 3.5 GHz Intel Core i3 Dual Core or equivalent
メモリー 4GB
グラフィックカード GeForce GTX 460 or AMD Radeon HD 5870
VRAM 1GB
HDD空き容量 15GB以上の空き容量
DirectX Version 11
回線速度 ブロードバンドインターネット接続

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