「ろくでなしBLUES」メイン画像

『ろくでなしBLUES(激闘クロニクル)』は、ソーシャルゲーム開発を行う株式会社テンダと株式会社ビーウェーブが、2017年5月から「mobage」「GREE」「TSUTAYAオンラインゲーム」で配信しているカードゲームバトルのソシャゲだ。

キャラクター達はカードとなって登場し、それぞれノーマル、レア、スーパーレア、ダブルスーパーレア、ウルトラレアなどに分かれ、ストーリーを進めたりガチャによる強化アイテムを集めながら、バトルを制覇していく。

「ろくでなしBLUES」各種カードのイメージ画像「ろくでなしBLUES」カードとバトル画面

原作である『ろくでなしBLUES』は、「ROOKIES」や「べしゃり暮らし」などを手掛ける人気漫画家・森田まさのり氏が1988年から1997年の間に週刊少年ジャンプで連載していた作品で、単行本(コミック全42巻)の累計発行部数はなんと6,000万部を超える。連載終了から20年たった今現在でも、熱烈なファンから愛され続けている伝説的ヤンキー漫画の金字塔だ。「ろくブル」に馴染みのないスマホ世代も「ROOKIES」でピンとくる人も多いのではないだろうか。

喧嘩っ早いが人情に厚い高校生・前田太尊を中心に、ワルだけど熱いハートを持っている仲間やライバル達とのケンカ、友情、そして恋愛が描かれる。他校の強敵との戦いを軸にストーリーが進むのだが、そのスピード感あふれる乱闘シーン、シリアスな展開、ギャグ要素も満載で、キャラクターの男気とかっこよさに惚れずにはいられない

登場人物を実在のプロボクサーや格闘家から引用しているのも有名。さらに、タイトル由来も人気ロックバンドTHE BLUE HEARTSからきており、メンバーをモチーフにしたキャラクターなども登場する。

「ろくでなしBLUES」キャラクターのイメージ画像

本作『ろくでなしBLUES(激闘クロニクル)』は、原作が終了して約20年のときが経っての復活ということで、世代だった人には胸躍る作品だろう。

仲間を傷つける強力なライバル達に対し、仲間のために戦い、互いに強くなっていくという原作コミックの世界観をそのままに、「ストーリーモード」「ケンカ倶楽部モード」「チーム対抗戦」の3つのモードで楽しめる。
また本作の見所は、ゲーム途中にカットインされる原作に忠実な漫画シーンで、主人公の前田太尊や鬼塚、薬師寺、葛西といった主要キャラから、島袋、赤城といった作品の脇を固めるおなじみのキャラたちの登場に、胸が熱くなること間違いなし。

しかも全てフルカラーで再現されており、ド派手な演出で大暴れする。原作ファンにとってはあのときの感動が文字どおり色鮮やかに甦り、原作を知らないファンでも簡単操作で、当時の熱狂を新たに体験することができる。

「ろくでなしBLUES」ライバルとバトルするイメージ画像

シンプルかつ胸熱な3つのモード

『ろくでなしBLUES(激闘クロニクル)』のゲームモードは、主に下記3つから選ぶことができる。

ストーリー:道中遭遇する敵を殴り倒していきながら原作ストーリーを進めていくクエストモード
・ケンカ倶楽部:全国のユーザーとケンカで勝負し、日本一を目指していく対人バトル
・チーム抗争戦:チームメンバーとの絆の力が試されるギルドバトル

この他にも定期的に開催されるイベントクエストでは様々な限定カード、アイテムを手に入れることができる。

「ろくでなしBLUES」キャラクターがにらみ合うイメージ画像


■ストーリー

ストーリーモードでは原作に沿ったストーリーを進めていく。
章立て式で、それぞれの章にはエピソード1~5ほどが用意されており、各エピソードを実行することで進んでいく流れ。最後にボスを倒すと章クリア、次の章がアンロックされる。

各エピソードは「体力」を消費することで実行でき、ユーザー経験値とゲーム内通貨「ゼニ」を手に入れていく。

ユーザー経験値が増えレベルが上がるたびに、ステータスに振り分けられるポイントを獲得でき、キャラクターを強化できる。

またストーリーを進めていくと、カードやアクセサリーなどが手に入ることがあるので、それを元に自分のデッキを強化していくことも可能。
ちなみに「体力」は、時間経過でも回復するが、たこ焼きなどの「アイテム」が用意されている。

戦闘も、基本的にボス以外の雑魚キャラはシルエットして出現し、タップしていくことで攻撃を繰り出し倒すことができるので、ただターゲットをタップし続ければいい。

簡単操作で原作ストーリーを追体験しよう。漫画を読んだことがない人も、このストーリーモードで「ろくでなしBLUES」の世界が簡単におわかりいただけるはずだ。

「ろくでなしBLUES」バトルシーンの画像


■ケンカ倶楽部モード

ケンカ倶楽部モードではストーリーモードの「体力」ではなく「BP」というポイントを消費しながら、オンライン対戦で全国のユーザーに戦いを挑んでいく。

対戦開始のボタンには「喧嘩を売る」と書いてあり、原作さながらの喧嘩バトルの要素が垣間みることができ、プレイヤーのテンションを上げてくれる。

「ろくでなしBLUES」バトルとストーリーのイメージ画像

このモードの特徴的な点として、消費するBPを選ぶことができ、自分より強い敵を相手にする場合はBPを多く消費することで、自分のデッキの強さを強化した状態で戦いを挑むことができる。左右にデッキが分かれ自動でバトルが進んでいくので、プレイヤーは基本的に操作することなくバトルを観戦するだけでいい。

デッキは前衛5枚、後衛4枚まで用意することができ、前衛のカードはHPが上がる代わりにスキルが発動しにくくなり、攻撃を真っ先に受ける。逆に後衛はHPが下がる代わりにスキルが発動しやすく、前衛のカードがやられるまで攻撃を受けることはない。なので、特攻隊と援護部隊などのイメージでデッキを組んでいくことで、原作さながらの大勢バトルをしているような感覚を味わうことができる。

「ろくでなしBLUES」原作のイメージ画像

勝利するとゲーム内の通貨であるゼニとランキングポイント、小兵二メダルが貰える。この「小兵二メダル」はチーム抗争戦やケンカ倶楽部などで得られるメダルで、様々なアイテムと交換することができるので、全国のプレイヤーに喧嘩を売って倒しまくることで、自分のキャラクターがレベルアップしていく。 

■チーム対抗戦

チーム対抗戦はチームvsチームの集団バトル。全国のプレイヤーとチームを組み、他チームと1日4回各1時間のバトルを繰り広げ、獲得抗争ポイントで勝敗を決する。
連合軍を組んで日本一の強さを目指すといった胸の熱くなる仕様だ。

チーム抗争戦に参加すると小兵二メダルがもらえ豪華アイテムと交換できるので、初めたばかりで中々勝てない時期は、ギルドに入って仲間に援護してもらいながら強さを磨いていくのがオススメ
勝利コンボ・応援をうまく使いながら、ろくでなしどもの頂点を極めろ!

「ろくでなしBLUES」バトルのイメージ画像

このように『ろくでなしBLUES(激闘クロニクル)』は、3つのモードどれをとっても、非常にシンプルな設定でストレスなく遊ぶことができる。プレイヤーがバトル中に行う動作はほとんどないので、カードを育てて強化していくことがメインの作業になるだろう。
簡単操作で、20年以上経っても愛され続ける伝説のヤンキーたちの熱いバトルをぜひ体感してほしい!

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