「バーサス スクアッド(VERSUS SQUAD)」は2016/10/27よりSteamでリリースした、見下ろし型のカスタマイズ性に富んだアリーナ・シューターだ!
迫り来るゾンビ目がけてひたすら撃ちまくり生き残れ。
セントリーガン、木造バリケード、鉄条網、サプライ、コンクリート塀、地雷などの多数に用意されたアイテムを好きなように設置することができる。
そのカスタマイズ性はまるでジオラマを自分で作っているような気分だ。
ゾンビが襲ってくる方向もわかっているため、自分の初期位置を囲うようにバリケードを設置したり、罠を張り巡らせてみたりと、マップの作成をしているときからわくわく感は止まらなくなるだろう。
また、ゲームはシングルプレイ以外にも、オンライン・マルチやローカル・マルチプレイにも対応している。
自分の作ったマップを気の合う仲間やネットに潜むまだ見ぬ猛者と協力して生き残ろう。
まさに戦士という風格のガッチリとしたキャラクターたちが魅力!
日本のゲームとは違い、割とガタイの良いキャラが多く、中にはガスマスクをつけているようなキャラもいる。
眺めているだけでも楽しくなるほどだ。
見下ろし型のゲームなので、重要なのは他のプレイヤーと見た目がかぶらないものを選ぶということも重要となり、見た目がかぶるとどっちが自分だか判断しづらくなるときがあるからだ。
なので、見た目の良さだけではなく、カスタマイズ性も重要になるだろう。
そして、なにより、気になるのがプレミア感だ!
特殊な条件を満たしたプレイヤーのみが使えるキャラなどは、地味にゲーマーの心をくすぐる。
このVersus Squadでもその辺りはきちんと用意されており、自身のレベルを上げるなどの条件を達成するとアンロックされるキャラもいる。
他人とかぶらない自分だけの個性をキャラに与えることが可能になる、オリジナル性を求める人にもオススメだ!
キャラ数もそこそこ多く、きっとお気に入りのキャラも見つかるはずだ。
序盤から後半までの立ち回り方、戦略的要素も魅力!
Versus Squadにはこれといったストーリーはなく、単純にスコアを稼いで競い合うゲームだ。
生存時間がスコアに多分に関係するため、無茶をして高得点を狙うよりは、地味な行動をしながらでも長く生き残る戦術を取った方が良いだろう。
おまけに戦闘を重ねているとレベルが上がり、スキルを新しく取得するため、終盤になるほど高得点をあげやすくなる。
まさに生粋の生き残りバトルと言っても過言ではないだろう。
戦闘はWAVEで区切られており、敵の総攻撃後に少しのインターバルの時間がある。
バリケードなどを修復したり設置したりするのもこの時間に行う。
ゾンビたちの進行を少しで遅らせれば、それだけ長生きできるのだから、バリケードは非常に重要だろう。
だが、補強、修繕、設置にかかる金額が想像よりも遙かに高い。
壊れたものをだましだまし使うような戦いになるだろう。
まあ、ゾンビが襲ってくる世界で、毎回新品のバリケードがあるよりはギリギリの状態のバリケードの方が世界観には合っている。
お金がないときのインターバルでの絶望感は計り知れないが、絶望からの生還も醍醐味の一つになるぞ!
スキルを取ることで戦闘の質を上げながら楽しめる!
レベルが上がるとスキルを覚えると言ったが、Versus Squadではスキルの覚え方が一風変わっている。
ランダムに選ばれた5種類の中から選ぶという方式だ。
つまり、自分の好きなスキルや直接役に立つスキルが当たるとは限らない。
下手をすれば外れスキルばかり引いてくる不運なこともあるだろう。
しょぼいスキルと不利な状況でも、自分の頭脳と腕を信じて戦い続けよう。
キャラクターやスキルなど、プレイヤーにより個性がかなり出る設計なっているところも好感触だ。
同じゲームを繰り返すと言うよりも自分だけのキャラを育てていると感じることの方が多いだろう。
育成といったRPGのような要素もまた魅力だ!
WAVE突破と敗北
ゾンビを撃退し続けていると最後にボスがでてきて、それを倒すことでWAVEクリアとなる。
これだけだとWAVE事にボスを倒すだけの作業になりがちだ。
しかし、このVersus Squadではプレイヤーに飽きさせないために、敗北条件が様々に設定されている点は面白い。
例えば、マップの上部からゾンビが襲って来て、一番下に到達されたら負けなど、バリエーションは豊富に揃っているために、ボスを待つだけの時間にはなりにくい。
いかに条件を満たしつつ、ボスを倒すかと言った頭脳プレイも魅力の一つになっている。
豊富な武器を使いこなしてゾンビを駆逐せよ!
飽きさせないと言えば、Versus Squadにはもう一つの楽しみがある。
それは多種多様に存在する圧倒的な武器の数々だ。
近接、遠距離共に充実しているためマニアでも満足する品揃えになっている。
目の前にいるゾンビと斬り合うコトも可能だ。
迫り来るゾンビを身近に感じることもできるので近接戦闘が好きな人でも楽しめるぞ!
オススメはやはり銃や重火器といった遠くのゾンビを蹴散らせる武器になる。
遠距離武器の方がバリケードや地形をうまく利用出来るし、立ち回りも容易だ。
なおかつ、近接武器にはない広範囲への攻撃なども狙える。
よほど近接戦闘に憧れている人以外は無難な武器を使ったほうが、それこそ無難だ。
ゾンビを倒すと、アイテムを落とすことがあり、それを拾うことでも武器が強化されたり、経験値が多くなったりと援護してくれる。
アイテムの拾うのも重要な動作になるので、それらを含めて武器を選びたいところだ。
一般的なゾンビのイメージとは違った挙動をする賢いゾンビが襲い来る!
ゾンビというと変な動きで近づいてくるというイメージがあるだろう。
しかし、Versus Squadのゾンビはそんな柔なゾンビとは一線を画している。
遠距離攻撃をしてきたり、盾をもって攻撃を防いできたり、動きが速かったりと様々なゾンビたちに出会えるのだ。
これさえやっていれば勝てるというコトはあまりないが、これをやらなければ負けると言うコトは多い。
そのため、何よりも大事なのはゲームでの知識を集めることだ。
猛攻に押されてしまう場合にはゾンビたちの動きを注意して見るようにしよう。
そして、苦手な攻撃が来るのがわかったら速やかに防ぐようにバリケードを用意しておこう。
ソロプレイとマルチプレイで戦法も立ち回りも変わり楽しみ方も魅力!
何が厳しいかというと、設置物(バリケード)などがお金がかかるわりにすぐに破壊されてしまう。
前記したが修理にかかるお金も厳しいため、修理中に壊されているようでは金額に似合った働きも期待できない。
なのでソロの基本プレイとして一発撃っては逃げるよなヒットアンドウェイ戦法(通称カイト戦略)が中心となってしまう。
そうしなければ敵の猛攻に耐えられない。
つまり、一ヶ所に留まる必要はなく、遮蔽物を修理する必要性も設置するメリットもあまり感じられないのだ。
せっかく自由にマップを構築出来るゲームなのに、ソロでは面白さが半減してしまう。
非常にもったいない。その点マルチプレイなら、自分に引き付けて周りから砲撃をしてもらうなど、戦術の幅が広がるため、バリケードなどの修理を行う時間を稼げる。
マルチでのプレイは別次元で面白くなるため、ぜひマルチでのプレイをオススメする。
バーサス スクアッド(VERSUS SQUAD)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 / AMD FX-6300 | Intel Core i7-7700K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 / AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 30GB | 30GB |
DirectX | Version 11 | Version 12 |
備考 | 最低限の設定でプレイ可能高設定で快適にプレイ可能 |
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