『AT SUNDOWN: Shots in the Dark』は、イギリスのデベロッパであるMild Beast Gamesが開発し、Versus Evilより2019/01/23からSteamだけでなく、PlayStation4、Xbox One、NintendoSwitchなど様々な機種に向けてリリースされた、トップビュー型によるオンラインとローカルの両方で最大4人まで参加可能な鬼ごっこ風の対戦アクションゲームだ。
どこにいるのかわからなくなるステルス要素が、ゲームを最大限まで楽しませてくれる。暗闇に包まれたマップの中を彷徨いながら、光が照らす相手を見つけて殺し合いを行うのだ。ダイナミックでひねりの効いた仕掛けがゲームを盛り上げるぞ。
ライトを避けながら、闇を暗躍するのが非常に楽しく、敵に見つかってからの駆け引きも熱く素晴らしい。手軽な操作で誰でもプレイできるだけでなく、ローカル、マルチと様々な遊び方が可能になっている。大乱闘系の笑いながら遊べるゲームを探している人にオススメだ!
長年の研究で生まれ、面白いゲームとして優れた評価を得ている!
「AT SUNDOWN: Shots in the Dark」は2016年に制作開始のアナウンスがされてから、インディーズゲームのイベントなどで高い評価を獲得し続けていた。最大4人で行われるゲームは、遠くに住むプレイヤーたちとオンラインを通して手軽に対戦ができるだけでなく、画面を分割して1台のモニターで行うローカルにも対応している。
近くにいる友達と盛り上がることもできるし、1人で暇なときは世界中のプレイヤーと対戦するなど、自分の生活環境に合わせて様々な対戦が行えるのだ。トップダウンビューの見下ろし型になっているので、ゲームに慣れていない人でも、違和感なく操作ができるだろう。
用意されたマップは18種類(倉庫、ダンスホール、夜の庭園など)があり、同じコトの繰り返しになるマンネリ化を極限まで防止している。マップが違えば光源も代わり、他のプレイヤーの見つけた方が違ってくるなど、面白さも変動していく。
特にマップにはそれぞれ6つのゾーンに分けられているので、物陰などが多い場所では見つかりにくく、逆に障害物がないマップでは見つかりやすくなるなど、戦い方にも大きな変化が生まれるのだ。
ネットに繋げれば対戦相手は幅広く存在するため、盛り上がりが毎回変わっていく。強い相手ばかりだと、気づかないうちに攻撃を受け続けるなど、一方的な防戦を強いられ、自分の実力の無さを痛感してしまうかもしれない。
反対に弱い相手ばかりだと、速やかに周りを倒していけるなど、自分が暗殺者にでもなったような爽快感を得られるだろう。どちらにしてもゲームを続けていくうちに隠れやすい場所や攻めやすいポイントなどを見つけられるようになるのだ。
操作が覚えやすいので、しっかりと練習をしなくても適当にやっていればそれなりに戦えるのも嬉しい。不意に遊びに来た友達と盛り上がれるなど、楽しい展開も期待できる。手軽に遊べるゲームでこれ以上、最適なものはないだろう。
相手に見つからないように有利な位置に移動するのが熱い!
「AT SUNDOWN: Shots in the Dark」は暗闇が多いマップで行われるハチャメチャバトルになっている。相手を見つけながら戦闘を繰り返すことになるので、自分の居場所がバレないことはもちろんのこと、相手の居場所をより早く見つけることが重要になるのだ。
マップ上で影となっているプレイヤーたちは、射撃やダッシュを行わなければ、誰からも視認されない。つまり、動かずにジッとしていれば見つかるリスクを極限まで減らせる。もちろん、隠れているだけではゲームにはならない。
そこで出てくるのが光の存在だ。この光に照らされてしまうと強制的に居場所がバレてしまうので、なるべく光に触れないように動き回る必要がある。敵が接近しているときに光に照らされると一方的にやられてしまうので注意して欲しい。
もちろん、相手に見つかっても相手を視認できれば、まだチャンスは残っている。逃げながら物陰に隠れて、相手の隙を突いて不意打ちを噛まして逆転すること可能なのだ。
ゲーム感覚としては鬼ごっこに近く、動くのか逃げるのか、攻めるのかを咄嗟に判断しながらの知恵比べとなるので、失敗しても成功しても楽しめる。常に笑いながら遊べるようになっているのだ。
武器は17種も用意されており、使う武器によって攻め方や守り方も大きく変わってくる。使いやすい武器を選んで自分なりの戦法を見つけるのが、常勝を目指す上で最初にやるべきコトだろう。
自分の性格と武器が合っていないと、隠れて使うと強い武器なのに、敵を探して歩き回るなど、ちぐはぐな戦法を強いられてしまうのだ。
武器以外にも有利になるアイテムも豊富に揃っており、相手にパワーアップされた状態では、こちらが不利になるだけだろう。そのため、隠れて相手を待つばかりでなく、見つからないように動き回る技術も大事になっていく。
シンプルな操作方法でありながら、瞬間的な発想も勝敗に影響し、戦略性やアクション性も高くなっている。相手に見つからずパワーアップアイテムを集めまくって、相手を蹂躙していこう。
たくさんのゲームモードがプレイヤーを待っているのだ!
「AT SUNDOWN: Shots in the Dark」は、3年近くという長い期間開発されてきただけに、ボリュームも満点になっている。ゲームモードは9つもあり、様々なモードがプレイヤーを楽しい世界に導いてくれるのだ。中でも特に面白いのが「チャレンジモード」だろう。
チャレンジモードでは、通常と違って仲間たちと協力してコンピュータが操作する敵と戦い、目標を達成していくモードになっている。隠れん坊で友だちと一緒に隠れたことがある人ならすぐに面白さはわかってもらえるはずだ。
一緒に隠れて、敵を待っている間はとにかく、不思議な緊張感から意味不明な笑いが湧き上がってくる。笑ってはいけない場面なので余計に面白く感じてしまうのだ。
非常に不思議な感覚なので、文章では面白さは伝わらないかも知れない。実際にプレイして友だちと一緒になって物陰に隠れてみると、楽しさがハッキリとわかってもらえるだろう。
誰かと一緒にミッションに挑み達成できたときは、感動が何倍にも広がっていくはずだ。このように「AT SUNDOWN: Shots in the Dark」には、鬼ごっこという基本的な遊び方がありながら、たくさんのゲームモードがプレイヤーに様々な遊び方を提供してくれる。
世界各地で販売されている言語対応!
「AT SUNDOWN: Shots in the Dark」は、発売されている機種が多いことも上げられるが、さらにすごいのが対応言語の多さだろう。インターフェイスは日本語はもちろんのこと、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、ポーランド語と実に11言語にも及ぶ。
おまけに英語に関してはフルボイスになっているので、ゲームの迫力も大きく変わってくるだろう。字幕もバッチリと完備しているので、ストーリーがわからないなどの問題に遭遇することもない。
たくさんの言語に対応し、多くの機種で発売されているのだから、マッチングで相手が見つからないことなど皆無だ。世界中のプレイヤーたちと、いつでも白熱したバトルができるのは嬉しい。
操作も難しくなく、簡単に覚えられるので、誰にでも紹介できる手軽さになっている。ハチャメチャ系のバトルが好きで、戦略性とアクション性を求めている人にぜひともおすすめしたいゲームだ!
AT SUNDOWN: Shots in the Darkスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7/8.1/10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-4160 | Intel Core i5-2500K |
メモリー | 4 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GT 730 | NVIDIA GeForce GTX 660 |
VRAM | 1 GB | 2 GB |
HDD空き容量 | 2 GB | 2 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続環境が必要 |
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