惑星丸ごと大改造!2016/9/1にWizQがサービスを開始した農業+生産+探検の異色シミュレーション。
舞台はゴミの山が一面にそびえる荒れ果てた惑星。プレイヤーはロボットとして惑星の調査および環境改善をおこなっていく。滅びた世界で自分だけの別荘を建てるもよし、終末の理由を探るもよしだ。
操作はすべてマウスでクリックするだけ。清掃、建築、調査、すべてのシミュレーションを簡単かつ直感的に進めていけるぞ。
遊べるプラットフォームがmixi、Yahoo、ハンゲと多種多様なのもプレイヤーにはありがたいポイントだ。他にない雰囲気の箱庭ゲームを求めていた人におすすめ。
朽ちた大地を徹底お掃除!新感覚シミュレーションブラウザゲーム!
本作「プロジェクトレストレーション」は2016/9/1にリリースした農業+生産+探検の異色シミュレーション。ゲーム内エリアで自由に建設や交流を楽しめる、いわゆる箱庭シミュレーションに分類されるブラウザゲームだ。
運営を行う香港のゲーム会社WizQは箱庭型シミュレーションブラウザゲームに特化したスペシャリストチーム。本作には日本向けに各種プラットフォームで遊べるよう調整しており、mixi、Yahoo!mobage、ハンゲといった有名サイトで遊べるぞ。もちろんプレイは基本無料だ。
広大なシミュレーションの舞台はとある惑星。その惑星は見渡すばかりのゴミの山であり、すっかり荒れ果てている地上は空気汚染が著しい。生き物は生活どころか呼吸すらままならない、まさに「死の大地」だ。
プレイヤーはそんな惑星の環境改善プロジェクト「プロジェクトレストレーション(復興計画)」のロボットクルースポットを操作し、さまざまな手段を用いて惑星の掃除や調査をおこなっていく。
キャッチコピーは惑星丸ごと大改造!文字どおり惑星の存亡をかけた大スケールのシミュレーションが幕を開ける。箱庭と呼ぶにはあまりにも広い舞台を意のままに改造できる快感は、シミュレーションゲーム好きならぜひ一度は味わってほしい。
ポストアポカリプス真っただ中の惑星。終末を乗り越えろ!
箱庭シミュレーションである本作にはこれといったストーリーは存在しないが、本編が始まるよりずっと前の時系列において、とある物語が隠れている。滅んでしまったこの惑星もかつては緑が生い茂り、空は青く、人や動物が共存する美しい世界だったのだ。
文明がなにかしらの理由で滅んでしまい、プレイヤーは終末を迎えた後の世界を生きる…いわゆる「終末もの」「ポストアポカリプス」に分類されるジャンルだ。廃墟や荒野のなんともいえない寂しさに惹かれる人なら、雰囲気だけで本作を楽しめるだろう。
舞台となる惑星がなぜ滅んでしまったのか、その一端が垣間見えるプロローグを見てみよう。
その文明が選んだ手段は、宇宙への不法投棄だった。
1時間ごとに大量のゴミを乗せた宇宙船が出発する近未来。人々はゴミ問題で悩むこともなくなり、キレイになった環境を歓迎していた。
だが、しっぺ返しはすぐにやってきた。ある日、宇宙船2機の衝突事故が発生。致命的な損傷を受けた宇宙船は地球に墜落してしまう。大量の産業廃棄物を乗せたままで。
世界中に散らばったゴミの山。廃棄物からあふれる瘴気。空気は汚染され、惑星は死の大地と化してしまうのだった。
わずかに生き残った人たちは地下へ避難し、ロボットに地上の環境改善を託す「プロジェクトレストレーション」を計画。人々の未来を背負って地上に進出したロボットだったが、原因不明のトラブルによって機能を停止してしまう。
そして現在。
永い休眠から目覚めたロボットクルーたちは、かつての使命を果たすべく活動を開始する。
終わった惑星の再生、そして文明が失敗した本当の理由に挑むために―――。
清掃、建設、探検。自由な発想で惑星全部を作り変えよう!
本作の主な流れは、清掃と建設のサイクルだ。フィールド上の不要なオブジェクト(ゴミや廃棄物)を撤去し、綺麗にした土地にさまざまな施設を建てて惑星を復興させていこう。
作業の邪魔になるゴミは正しい手順で撤去すると資源として再利用できる。石の山をどかせば石が手に入るし、ゴミの山からはゴムやガラスが採取可能。地上を盛りあげる施設を建てるための資源集めも、まずはゴミ掃除から始まるのだ。
▲見渡すばかりのゴミの山をロボットで少しずつ整備していく
箱庭シミュレーションだけあり、造れる施設は多種多様だ。世界観にふさわしい空気清浄機や緑化を進める樹木はもちろん、自分だけの別荘だって建てられるぞ。特定の施設からは資源が自然発生するので、どんな世界を作りたいかを考えて建築を進めていきたい。
使命にしたがってひたすら環境改善に取り組んでもいいが、豪邸を建ててたまに畑を耕すだけのスローライフを過ごす、なんてプレイングも面白い。終末後の世界で自由な暮らしを満喫しよう。
文明が滅んだ謎を追いたいプレイヤーはバンカーから地下を探検だ。バンカーにはロボットを送りこんだ技術者がいるはずなのだが、プレイ序盤では影も形もない。
バンカー内部にくわしい管理員ロボの指令をこなしながら調査をくり返し、真相を探そう。シミュレーションゲームではめずらしい、謎が謎を呼ぶサスペンスのような展開が待っているぞ。
このように掃除、建設、探検とボリューム満点な本作だが、ゲーム中のあらゆる動作はマウスと左クリックだけで操作できるのもポイント。「なんとなく」で遊んでもスイスイ進められるのがありがたい。お手軽に本格的なシミュレーションを遊びたい人にもおすすめしたい。
プレイヤーの手足となる作業ロボットを紹介。
荒れ果てた惑星でプレイヤーの代わりに働いてくれるのが前文明の希望を受け継いだ作業ロボットたちだ。本作の主要キャラスポットを筆頭に、さまざまなロボットがプレイヤーをサポートしてくれるぞ。
ちなみにロボットには数種類の特殊コスチュームがあるので、気分を変えたいときはショップを利用して着替えさせるのもいいだろう。
それでは復興作業から探検までとても頼りになる作業ロボットを紹介していこう。
スポット
環境改善プロジェクト「プロジェクトレストレーション」のクルー。プレイヤーが最初に操作するロボットであり、右も左もわからないプレイヤーにこの惑星での基本を教えてくれる。
フライ
ゴミおよび金属部品の改修に特化した飛行型ロボット。ホームエリア(本拠地にあたるエリア)周辺で活躍してくれる。
テイミー
自慢の装備で石の山や巨大な木を伐採してくれる頼もしい作業ロボット。ただしバンカーや遠征地では活動できないので要注意だ。
管理員
バンカー地下1階でスポットたちを待っていたロボット。プログラムが故障しているらしく、スポットたちに自分を直せる技術者の捜索を依頼する。
彼が所持していたホログラム映像には、この惑星がどうして滅んだかの一端が記録されている。
惑星そのものを舞台としたスケールの大きさと、終末後の地上や廃墟を探検できるシステムがマッチした本作。なんともいえない寂しい雰囲気を見事に演出しており、シミュレーション好きだけではなくポストアポカリプスを味わいたいユーザーも遊ぶ価値ありのタイトルに仕上がった。
この世界をどう建てなおすかはすべてプレイヤーの手に委ねられている。自然が豊かな大地をとり戻すか、農業を復興させてスローライフか、それとも世界滅亡の原因を追うか、どれを選ぶかはプレイヤー次第だ。興味がわいた人は「プロジェクトレストレーション」で、自分だけのポストアポカリプスにチャレンジしてほしい!
プロジェクトレストレーションスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
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対応OS | Windows VistaまたはWindows 7以上 | |
CPU | ||
メモリー | ||
グラフィックカード | ||
VRAM | ||
HDD空き容量 | ||
DirectX | ||
備考 |
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