2020/7/29からSTEAMで正式配信されているSpire Interactiveの購入型PCゲーム。実験体として絶海の孤島に監禁された「生存者」としてマップ内を探索しながら脱出を目指すホラーアクションゲーム。
限りある資源を有効活用しながら脱出を目指すスリリングなプレイ要素、仲間を絶望へ導く「裏切り者」や、超常的な能力を持つ「モンスター」としてプレイできる非対称型対戦プレイ要素が大きな魅力で、ホラーゲームが好きな人、他人を欺く人狼ゲーム要素を味わえる作品を求めている人におすすめのタイトル!
恐怖の実験施設から脱出せよ!
現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で好評配信中の『Specimen 13』は、高精細なゲームグラフィックで再現された「とある島」を舞台に、生存者の脱出劇を描くおすすめの作品。雰囲気満点の一人称視点(FPS)で不気味な実験施設を探索しながら手がかりとアイテムを探し出すプレイを楽しめるホラーアクションゲームだ。
生存者たちは「実験体」として人里離れた絶海の孤島にある研究施設へ集められたという設定。プレイヤーは懐中電灯と限られた物資をやりくりしながら、「希望のエレベーター」を目指して脱出を試みることになる。ただしマップ内には実験の成れの果てである危険な「モンスター」が出没し、プレイヤーの行く手を遮ることになるぞ。
これの設定でも十分に怖いが、さらに悪いことに本作ではマルチプレイで任意のプレイヤーが「裏切り者」の役割を選択することが可能。またNPCとして登場する敵キャラ「モンスター」として超常的な能力を発揮しながら生存者を襲うことも選択できるため、PvEに加えて非対称型のPvP要素が発生するという仕組みだ。
▲忌まわしい実験が繰り広げられている島内の研究施設。この非人道的な場所から脱出しなくてはならない。
ひたすら研究施設内を探索しながら脱出への道を目指す「生存者」、その生存者と一緒に行動しながら計画阻止を狙っていく「裏切り者」、そして圧倒的な能力で生存者に次々と襲い掛かる「モンスター」という3種類のロールが用意されている作品で、立場が異なるキャラを選択することによって毎回異なる体験が得られる。
非対称型対戦プレイゲームが好きな人にはピッタリのPC向けFPS型アクションゲームで、ドキドキするプレイ展開を味わえるホラーゲームをプレイすることが好きな人にもおすすめ。オンラインで世界のプレイヤーたちと一緒にプレイすれば、マッチングした人々によって違ったプレイ展開を堪能することができるぞ。
イギリスのインディー系デベロッパーが送る作品
本作を開発したのは、イギリスのソールズベリーに本拠を構えるインディー系ゲームデベロッパー「Spire Interactive」。STEAM上には本作を含めて4作品を発表している若手でデベロッパーで、今後の活躍にも期待が寄せられている。公式SNSアカウントも各種持っているので、興味が湧いた人はチェックしよう。
STEAMでの販売価格は930円と比較的安価。1000円でお釣りがくるリーズナブルなプライス設定が魅力で、ゾクゾクする非対称型の対戦プレイを親しいPCユーザーと一緒に体験するために「プレゼント」として送るのにも最適な作品。インターフェースは英語一択だが、基礎的な語学力を持っていれば十分にプレイ可能だ。
▲リアルかつ暗めのグラフィックが恐怖心を増幅していく。ドキドキするプレイを存分に味わえるぞ。
武器を持たずに行動するという圧倒的不利な状況下で脱出を目指す生存者としてのプレイ、さらに卑劣な裏切り者や凶暴なモンスターとして敵側に回るプレイも体験できるおすすめのPCゲーム『Specimen 13』は、現在STEAMで好評配信中。非対称型マルチプレイで盛り上がりたい人は、今すぐストアにアクセスしよう!
【おすすめポイント】 怖さ満点のホラーアクションゲーム!
限りある物資を集めて逃げ切れ!
生存者としてプレイする場合には、研究施設内部をくまなく探索してアイテム類を見つけ出し、突如襲いかかってくるモンスターや、自分たちの中に「裏切り者」がいるかもしれないという不安感に対処しながら脱出を目指すことになる。複雑なマップ内を慎重に歩き回りながら、最終目標である脱出用エレベーターに到達しよう。
プレイ開始直後のスタート画面で、プレイヤーは生存者の外見を選択することができる。なお、この画面ではマルチプレイ時に「裏切り者」と「モンスター」のロールを選択することが可能で、希望者が多い場合にはランダムに選出される仕組み。生存者たちは全て同じ能力を持っているが、外見を変更できる気配りが素晴らしい。
生存者が入手できるアイテムは「懐中電灯のバッテリー」「麻酔ダーツ」「キーカード」の3種類で、武器類は一切使用できない。バッテリーは暗部を照らす際に役立ち、麻酔ダーツはモンスターを足止めする際に利用可能。キーカードは脱出に必要不可欠な重要アイテムだ。これらを探索要素で探し出していくことになるぞ。
▲バッテリーの残量と麻酔ダーツの残量は画面右下に表示される。特にバッテリー切れには注意が必要だ。
限られた物資で進まなくてはならない不安がゲームの醍醐味で、暗部を照らして探索しているとどんどんバッテリーの量が減ってくるため「焦り」も生じる。どこで襲われるかわからない不安と心細い物資がプレイヤーの神経を逆撫でし、緊張感のあるプレイが進行していく。スリル満点の探索要素で必要なアイテムを探そう。
モンスターの攻撃を受けると「即死」で、ゲームオーバー後には画面が暗転して実験体を見守っていたマッドサイエンティストが淡々と報告を行う場面が展開。無慈悲な実験の束縛から解放されるため、限りある資源を有効活用しながら脱出に必要なアイテムを全て入手し、悪夢の島からの生還を果たそう。
【おすすめポイント】 ドキドキのゲームプレイが展開!
生存者たちを追い詰めろ!
「裏切り者」もしくは「モンスター」のロールを選択した場合、プレイヤーに課せられる使命は生存者の脱出を全力で阻止すること。裏切り者は外見が生存者と同じなので見分けが付かず、モンスターは瞬間移動などの超能力を持っているため素早く行動できる。各々の利点を最大限に活用しながら悪役プレイを楽しもう。
裏切り者はモンスターに生存者の所在を知らせるデバイスを持っており、モンスターはオープンワールドで構築されたマップ内のエリアを瞬時に移動できるテレポート能力と素早い移動速度を持っている。これらが噛み合った際には生存者の脱出確率は下がり、数で劣る悪者プレイヤーに勝利が転がり込む。頭脳プレイで追い詰めよう。
▲3種類の異なる立場でホラーアクション要素を体験できるマルチプレイ向けのおすすめPCゲーム作品だ。
非対称型の対戦プレイ要素も体験できる『Specimen 13』は、生存者としてプレイすることが一番ハードコアな内容となっており、数々のゲーム作品で腕を鳴らしたプレイヤーでも苦戦を強いられること請け合い。島内にある監視カメラやドローンに捕捉されると位置が割り出される仕掛けもあり、脱出は非常に困難だ。
何度もプレイしたくなるホラーアクションゲーム
生存者として集まったプレイヤー同士が上手く連携しながら行動し、効率的にアイテムを集めていくプレイが必須で、協力プレイ要素なしで挑むとまずクリアは不可能。この辺のシビアなゲームバランスが中毒性を生み出し、脱出に成功するまで何回でもチャレンジしたくなるはず。繰り返しプレイにも強い作品だぞ。
生存者としての困難なプレイに疲れた場合には、思い切って裏切り者やモンスターになって「憂さ晴らし」をするのも良い。制約から解放された状態でハンティングプレイを大いに満喫しよう。マルチプレイで存分に盛り上がれるホラーアクションゲーム『Specimen 13』は、現在STEAMストアで好評配信中だ。
【おすすめポイント】 恐怖の脱出ゲームを体験しよう!
Specimen 13スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Spire Interactive.
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