2021/2/17からSteamで正式配信されているDeluded Incの購入型PCゲーム。様々な仕掛けがあるバンカーを駆け抜けながら「地球のコア」を目指していくコミカルなアクションゲームタイトル。
ユニークなミニゲームの数々が待っている室内で競争しながら先を目指していく面白さ満点のアクションゲームプレイ要素、ソロプレイ以外にオンラインとローカルでマルチプレイ対戦を楽しめるパーティーゲーム的な側面が大きな魅力で、クレイジーな世界観とアクション要素を持つインディーゲームが好きな人におすすめ!
地球のコアを目指して面白バトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Dig Deep: Race To The Core!』は、インディーゲーム作品らしいユーモアに彩られたおすすめの新作。様々なミニゲームが待っているバンカー内部を走り回りつつ、ゴールとなる「地球のコア」を目指していくという破天荒なアクションゲームタイトルだ。
プレイヤーが操作するキャラクターは、3DCGモデルの原始的な姿をしており、プレイ開始後にマッチングした他プレイヤーやフレンドと一緒にミニゲーム満載のバンカーで「1位」を目指す戦いを繰り広げていくことになる。「間違い探し」や「ピザ配達」などのユニークなミニゲームの数々が待っているぞ。
▲基本的には競い合いの要素が展開する作品だが、プレイヤー同士のバトル要素は皆無。平和な世界が魅力だ。
知恵を絞って挑むミニゲームから、的確な操作性を要求されるアクション要素満載のミニゲームまで、作品にはバラエティー豊富なミニゲームが揃っている。オンラインとローカルでマルチプレイを楽しむのに最適な新作だが、ソロプレイでも遊ぶことができるため、幅広いユーザーにおすすめの作品となっているぞ。
新鋭インディーゲームデベロッパーの新作
本作を開発したのは、新鋭のインディーゲームデベロッパー「Deluded Inc」。既存ジャンルに頼ること無く独自の感性でゲーム世界を作り上げた手腕が見事で、今後の作品発表にも期待が高まる。メジャーな会社やスタジオは決して発表できないであろう「ネタ要素満開」の作風を持った新人ゲームデベロッパーだ。
Steamでの販売価格は2050円。インディーゲームの小作品としてはやや割高な価格設定が気になるが、オンラインとローカルでマルチプレイを楽しめる環境を考慮すれば、パーティーゲームとして重宝する作品と言えるため、お買い得感はある。反対にソロプレイオンリーでプレイする場合には少々厳しいだろう。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース環境及び字幕・音声環境は非搭載。各部屋でゲーム内容について指示が出る関係上、プレイを円滑に進めるためには一定の英語読解力が要求される点には注意しておこう。何を言われているのかを把握できない場合、プレイが進まなくなるぞ。
▲8枚のピザを正しいドアまで配達せよ、という課題が与えられる部屋。コミカルな競技性が魅力だ。
3Dモデルを多用した作品でありながら、PC環境への要求スペックは低く、最低動作環境で提示されているCPUは2コア以上、グラフィックボードに関しては「GTX 930」程度かそれ以上の性能があれば良い。操作方法はマウスとキーボードオンリーで、汎用コントローラーは非対応となっているので注意しよう。
インストールサイズは約1GBとスマホアプリ並みに軽い。インストールサイズの小ささはそれだけゲームが小作品であることを物語っているが、本作の場合には特定の部屋で課題がランダムになる要素があるので、繰り返しプレイには強い。何度でも対戦プレイを行いつつ、ゴールとなる地球のコア到達を目指そう。
様々な仕掛けがあるバンカーを駆け抜けながら「地球のコア」を目指していくコミカル要素満点のアクションゲーム『Dig Deep: Race To The Core!』は、現在Steamストアで好評配信中。武器を持つ戦いではなく、アクション要素で対戦を楽しみたいと考えている人にはピッタリの新作タイトルとなっているぞ。
【おすすめポイント】 奇想天外な競争が始まる!
ユニークなミニゲームを楽しもう!
『Dig Deep: Race To The Core!』で体験できるのは、コミカルなユニークさを備えたバラエティー豊富なミニゲーム群。最終目標である「地球のコア」にたどり着くために様々な要素を持つアクションゲームにチャレンジすることで、多彩なジャンルのゲームが持っている面白さをまとめて体験できる仕組みだ。
アクションゲーム要素満点の「レーザービーム部屋」では、室内に張り巡らされているレーザービームを避けて進むことが求められる。海外映画版『バイオハザード』をご覧になった方は感覚が分かると思うが、レーザーはこっちに向かって進んでくるため、素早く的確なジャンプアクションが必要になる。
▲レーザーに触れるな、という単純明快なアクション要素だが、一人称視点でプレイするとスリル満点。
さらにゲームには迷路になっている部屋があり、そこに置かれている「像」を手に入れることがクリア条件になる。この像は一定時間でランダムに配置が変わっていく仕組みとなっているので、迷路で迷っているとクリアすることができない。プレイヤーによって得手不得手がありそうな仕掛けの数々が見事だ。
また、合計で10個以上の「ジェム」を拾ってゴールを目指す競技や、前述のようにピザを配達する競技など、作品には実にバラエティー豊富な種目があり、プレイヤーを飽きさせない。アクションゲームの腕前が同じくらいのユーザーと一緒にクリアを競い合うと壮絶なデッドヒートが生まれ、アドレナリンも全開になるぞ。
「聖杯探し」コンテンツが秀逸
どれも個性的な競技ばかりの『Dig Deep: Race To The Core!』だが、そんな中でも一際目を引くユニークな種目が「聖杯探し」。部屋に置かれた数々の「盃」に注意しながら「本物の聖杯」を探していく競技で、これを見た瞬間に映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』を思い出した人も多いだろう。
間違った聖杯を選んでしまうと、そのプレイヤーはペナルティーとして一定時間フリーズして動けなくなる。室内をよく観察すると本物の聖杯がどのような形状をしているかが「ヒント」として壁に書かれているので、文章を読みながら外見が一致する盃を手に入れよう。注意力と観察力が要求される競技だ。
▲映画では間違った聖杯を選ぶと恐ろしい結末を迎えたが、本作の場合にはペナルティーの一時停止のみ。
インディゲームデベロッパーらしいコミカルな発想を持つ競技の数々は面白さ満点。配信開始から一年近く経過している現在日本であまり浸透していない点は残念だが、仲の良いフレンドユーザーと一緒に遊べばかなり楽しい時間を体験できるはず。パーティーゲームとしてはまさに秀逸な作品で、大いに盛り上がれるぞ。
様々な仕掛けがあるバンカーを駆け抜けながら「地球のコア」を目指していくコミカルなアクションゲームタイトル『Dig Deep: Race To The Core!』は、現在Steamストアで好評配信中。奇想天外な競技の数々にチャレンジしたい人は、今すぐストアで製品の詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 笑えるアクション満載のPCゲーム!
Dig Deep: Race To The Core!スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10 (64-bit operating system) | |
CPU | 2.3 - 2.4 GHz, 2 cores | |
メモリー | 4GB | |
グラフィックカード | NIVIDIA GeForce 930 or equivilent | |
VRAM | ||
HDD空き容量 | 1GB以上の空き容量 | |
DirectX | ||
回線速度 |
(C) Deluded Inc.
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