2020/12/19からSteamで正式配信されているMoment Studioの購入型PCゲーム。モジュール形式でカスタマイズできるビークルのアクションバトルを体験できるバトルシミュレーション。
スクラップを組み合わせながら試行錯誤してビークルを組み上げていく自由度の高いカスタマイズシステム、ソロプレイ以外にオンラインマルチプレイ対戦をサポートする遊び甲斐満点のゲームモードが大きな魅力で、パーツを組み合わせながらオリジナルなビークルを生み出せるアクションゲームを求める人におすすめ!
自分だけのビークルで戦おう!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信されている『Scraps: Modular Vehicle Combat』は、スクラップパーツを組み合わせて自分だけのビークルを作りながら戦いに挑むおすすめのタイトル。膨大なパーツの組み合わせで完全オリジナルな攻撃型車両を生み出せる必見のインディーゲームだ。
プレイ視点は車体を背後から見る三人称視点(TPS)を採用。起伏に富んだマップを舞台にソロとオンラインマルチプレイでビークルバトルを体験できる。ソロモードでは敵の車両や施設を破壊しながら突き進むプレイを、マルチではデスマッチ形式で腕前を競い合うプレイを楽しめるようになっているぞ。
▲スクラップパーツを駆使しながら完全オリジナルな戦闘用ビークルを作れる必見のインディーゲームだ。
車体はシャーシから設計することが可能で、理に適った美しいデザイン以外に、ゴテゴテに装飾したインパクト重視のビークルまで様々なバリエーションを生み出すことができる。ゲーム内には適切な物理演算が働いているため、設計をミスるとまともに走行できない厄介な車体も誕生してしまう。やりこみ要素は高いぞ。
ゲームはWindows OSとMac OSに両対応。ハイブリッドに遊べるおすすめの作品で、Windows版には無料のデモバージョンが存在するため、購入を検討するためにゲームの「さわり」を遊べて便利。細かい配慮が行き届いたタイトルで、幅広いPCユーザーが楽しめる土壌が整っている。フレンドにも教えてあげよう。
長年の開発が実を結んだ労作
本作を開発しているのは、インディーゲームデベロッパー「Moment Studio」。本作がSteamデビュー作品となる若手だが、作品開発がスタートしたのは2013年。2015年に「早期アクセス版」としてSteamにお目見えし、その後度重なる開発を経て2020年にようやく正式版となって配信された労作だ。
Steamでの販売価格は1480円。インディーゲームとしては標準的な価格で、ストアではゲーム内で流れているBGMを収録したサウンドトラックも100円で併売中。開発者の苦労に敬意を表したい人は、DLC扱いのサウンドトラックも購入してあげれば喜ばれるだろう。フレンドにプレゼントして一緒に遊ぶのもアリだ。
▲ユニークなビークルを生み出しながらバトルに参加できる必見タイトル。長年の開発が実を結んだ作品だ。
インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声は非搭載。カスタマイズ画面に表示されるシステムを理解しながらゲームを存分に楽しむためには、基礎的な語学力が要求される点には注意しよう。なお、ゲームは汎用コントローラーでの操作も部分的ながらサポートしている。
長年開発が進んだタイトルだけに、PC環境への要求スペックは見事に最適化され、参入の敷居は低い。推奨環境で提示されるグラフィックボードは「Radeon HD 5750」もしくは「Radeon HD 6750M」で、インストールサイズも約1GBと極小。ローエンドからミドルスペックのPCで十分にプレイできるぞ。
モジュール形式でカスタマイズできるビークルのアクションバトルを体験できるバトルシミュレーション『Scraps: Modular Vehicle Combat』は、現在Steamストアで好評配信中。創造力を発揮しながら自分だけのビークルを作れ面白さ満点のインディーゲームタイトルだ。今すぐストアで情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 楽しさ満点のアクションバトルゲーム!
自由な発想でビークルを生み出せ!
『Scraps: Modular Vehicle Combat』最大の魅力は、膨大なカスタマイズ用パーツを駆使して完全オリジナルなビークルを生み出すことができるシステムの存在。シャーシに各種パーツを肉付けしながら自由度の高い設計を堪能できる上、その結果をバトルで確認できるので、試行錯誤しながらのビルドが大いに捗る。
冷却機構などを搭載することができるなど、本作のカスタマイズシステムはかなり本格的。ゲーム的なデコレーションを行っていくのではなく、ある程度「理に適った構造」を持った車体を生み出す必要があるので、様々な設計やプランなどを試しながら理想形を探っていくプレイを存分に楽しめる。
▲ビークルのカスタマイズ画面。総重量やパワー、熱量などが自動計算されていく本格的なシステムだ。
では「見た目重視」でマッシブかつゴテゴテなビークルを作っていくとどうなるかというと、プレイ開始後にコーナリングが上手くできずに横転してしまう可能性がある。この点についてはゲームの物理演算がシビアなので、バランスを重視した設計も大切だ。様々なパターンを実験しながら設計に取り組むと良いだろう。
熱を持つパーツをヒートシンクで冷やす構造にしなくてはならないなど、本作のビークルカスタマイズ要素は自作PCの組み方に通じるものがある。的確な設計を行えば見た目と性能両方にインパクトがある車体を生み出すこともできるので、画面とにらめっこしながら誰も作ったことがないオリジナルビークルを誕生させよう。
ここまでの文章を読むと真面目な理工系の設計要素がある作品に思われるかもしれないが、本作ではエンジン機構を搭載せず、大砲を後ろ向きに発射した反動で進む車両も生み出せるので、あとはユーザーのアイデア次第。無限大の可能性を秘めたカスタマイズ要素にアクセスしながらゲーム世界を遊び尽くそう。
【おすすめポイント】 試行錯誤が楽しいカスタマイズ!
自慢のビークルでPvP!
ある程度まで納得できるビークルを完成させたら、世界のプレイヤーが待っているオンラインPvPに飛び込んで設計の成果を確かめてみよう。オンラインでは個性的なビークルで参戦している様々なプレイヤーを目撃することになるので、今後の設計方針に向けて非常に参考になる。創作意欲にも刺激を与えてくれるはずだ。
大量の砲台を搭載すれば攻撃力アップが見込めるが、それだけ総重量も増して走行スピードに影響を与える。多くのプレイヤーが参戦できる戦場で勝ち抜いていくために必要な車体設計とは何かを探っていくのも面白く、様々な形状を持った他プレイヤーのビークルを見ていくことで「コツ」も掴めるだろう。
▲オンラインマルチプレイモードでは多彩なビークルを目撃できる。楽しさ満点のアクションバトルゲームだ。
自由な発想と優れた設計デザインを駆使しながらオリジナルビークルを作り、ソロとマルチプレイでその性能を体験できるおすすめのアクションバトルゲーム『Scraps: Modular Vehicle Combat』は、現在Steamストアで好評配信中。何十時間でも浸れるビークル設計の世界を体験してゲームを遊び尽くそう!
【おすすめポイント】 面白さ無限大のアクションゲーム!
Scraps: Modular Vehicle Combatスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7, 8, 10 (64bit) | Windows 10 (64bit) |
CPU | Intel Core 2 Duo 2.4GHz または同等のAMDプロセッサ | Intel Core i5-2500K または同等のAMDプロセッサ |
メモリー | 4GB | 8GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce 8800GT または同等のAMDグラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 660 または同等のAMDグラフィックカード |
VRAM | 512MB | 2GB |
HDD空き容量 | 2GB | 2GB |
DirectX | バージョン9.0c | バージョン11 |
備考 | インターネット接続が必要 |
(C) Moment Studio.
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