2019/11/21からSteamで正式配信されているFallalypse studioの購入型PCゲーム。独自の物理演算が効いた世界を舞台に横スクロール型の脱出プレイ要素を繰り広げるアクションゲームタイトル。
持っているアイテムをその場に落としながら先へ進むための「足場」を作り出していくパズルアクション要素満点のゲームプレイ、忍耐力と観察眼を要求される集中力必須の操作、オンラインでクリアタイムを競い合えるリーダーボードシステムが魅力で、クセが強いインディーゲームをプレイすることが好きな人におすすめ!
足場を組んでゴールを目指せ!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Streamer Shall Not Pass!』は、横スクロール型のプレイ画面で移動しながらゴールの「旗」を目指していくおすすめのタイトル。操作キャラクターが持っているアイテムを落としながら足場を作り、移動できるスペースを生みだすプレイを楽しめるぞ。
ゲームの舞台となっているのは、遠くでビル火災などが発生している都市部。危機的な状況が生まれている場所を舞台に脱出を目指すアクション要素満点のプレイが展開し、瓦礫になった場所や傾いたビルなどを上手く突破してゴールに到達しなくてはならない。創意工夫型のアクションが魅力のアクションゲームだ。
▲横スクロール型のプレイ画面でアイテムを駆使しながらゴールを目指すユニークなアクションゲーム。
プレイヤーが持ち運べるアイテムはギターや便器、テレビやはしごなど種類豊富。これらのアイテムは設置前に回転させて「位置決め」することが可能で、落としたアイテムで移動できない距離のギャップを埋めていく仕組み。ただし独自の物理演算が効いているので、毎回上手く行くとは限らない点がポイントだ。
なお、本作は非同期型のセッションプレイ要素を持ち、他プレイヤーが事前に作成したマップで遊ぶことも可能。ステージ毎にクリアタイムが記録される仕組みで、リーダーボードで成績を競い合うことも出来る。この部分でオンラインの対戦プレイ要素が生まれてくるので、参加ユーザーが多いほどやり甲斐も出るぞ。
多作なインディーゲームデベロッパーが送るアクションゲーム
本作を提供しているのは、インディーゲームデベロッパー「Fallalypse studio」。Steamには2017年頃から作品を発表しており、現在までに膨大なタイトルをリリースしている実績を持つ。インディーゲームらしい小作品が多く、価格も手頃なタイトルが多いので、気になった人は一度ストアをチェックしてみよう。
Steamでの販売価格は1010円。デフォルトで日本語インターフェースを実装しているため参入の敷居は低く、価格が安価なので購入しやすいというメリットがある。解除できるSteam実績は合計で4種類と控え目だが、ネタとアイデア勝負で生み出された小作品なので、このあたりは妥当なラインと言えるだろう。
▲傾斜がキツい場所を移動するプレイも展開。画面右の「旗」に接触すればステージクリアとなる。
PC環境への要求スペックはかなり低く、推奨環境で提示されているグラフィックボードが「GTX950」なので、ロースペック環境でも問題なくプレイできる点もポイント。インストールサイズも約6GBと少ないため、ストレージが逼迫しているユーザーでも気軽にダウンロードしてプレイを楽しめるはずだ。
なお、操作にはキーボードとマウスを用いることになり、汎用コントローラーでの操作はサポート外。普段からキーボードとマウスでPCゲームを遊んでいる人は問題ないかもしれないが、コントローラーの操作に慣れている人はアクションシーンで四苦八苦する可能性があるので、ある程度覚悟してプレイをスタートしてよう。
独自の物理演算が効いた世界を舞台に横スクロール型の脱出プレイ要素を繰り広げるアクションゲーム『Streamer Shall Not Pass!』は、現在Steamで好評配信中。「なかなか先へ進めない」というイライラ感を我慢できる自信がある人にはおすすめのタイトルだ。今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 難解アクションゲームが登場!
使えるものをフル活用してアタック!
『Streamer Shall Not Pass!』で展開するのは、パズルアクション要素満点のゲームプレイ。プレイアブルキャラは合計7種類のアイテムを持っているので、歩を進めながら適切な場所へアイテムを置き、先へ進むための「道」を生み出していこう。画面を観察しながら最も効果的なアイテムを置く頭脳プレイが捗るぞ。
プレイヤーが操作する登場キャラクターは「歩く」「ジャンプする」の2種類しか基本動作がなく、離れた場所にジャンプすることができない。またあまりに傾斜がキツい場所でも移動できなくなるので、そこに手持ちのアイテムを配置して動きをアシストする頭脳プレイ要素が生まれてくる。状況をよく見極めていこう。
▲画面下部には手持ちのアイテム一覧が表示され、決められたルール内であれば何回でも活用できる。
手持ちの様々なアイテムは、基本的に「段差が激しく距離が遠い場所」を穴埋めするために用いるが、一種類だけでは用をなさない事が多く、複数のアイテムを出現して順番に組み合わせていくプレイも必須になる。「はしご」は最も効果的な移動手段として利用できるが、その前に「何か」を置くプレイ要素も必要だ。
前述の通り本作には独自の物理演算が効いており、一度置いたアイテムが傾いてしまったり、下へと落下してしまったりすることも多い。このあたりは2017年リリースの人気ゲーム『Getting Over It with Bennett Foddy』に影響を受けていると思われるが、上手く行かないイライラ感をコントロールする精神力も必須だぞ。
試行錯誤を繰り返しながらベストなアイテム選択と設置場所を探っていくプレイこそが本作の醍醐味で、全てが合致して足場が生まれた際の喜びも大きい。リーダーボードのトップを目指すべく「最速クリア」にチャレンジしていけば、毎日没頭しながらプレイの上達を目指していく要素にも熱が入るはずだ。
【おすすめポイント】 やり込み要素満点のアクションゲーム!
CO-OPモードも実装予定!
基本はソロプレイで楽しむスタイルを持つ『Streamer Shall Not Pass!』だが、本作はストア上で「CO-OP」モードの搭載を予告しており、もし実現すれば親しいフレンドユーザーや家族と一緒に面白さ満点のプレイを体験できるようになるはず。現時点では未実装だが、今後のアナウンスに期待しよう。
▲2名のプレイヤーが協力しながらゴールを目指す「CO-OPモード」が近日中に搭載される予定だ。
インディーゲーム作品らしい着想とアイデアが最高に面白い『Streamer Shall Not Pass!』は、現在Steamストアで好評配信中。操作自体は単純明快だが、思い通りにならない物理演算の妙がプレイの幅と面白さを絶妙に増している。程よく力の抜けた作風とシュールなプレイ体験で楽しい時間を過ごせるタイトルだ。
興味が湧いた人は今すぐSteamストアにアクセスして、ゴキゲンなアクションゲームの詳細情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 協力プレイも楽しめる予定!
Streamer Shall Not Pass!スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Fallalypse studio.
Streamer Shall Not Pass!の評価・レビュー・評判(0件)
このゲームの投稿レビューはまだありません。