『NeverDeath』のタイトル画像

2022/4/26からSteamで正式配信されているGreedy Merchantの購入型PCゲーム。SF世界を舞台にオールドスクールな「横スクロール型」の格闘バトルを体験できるアクションゲーム。

リアルなグラフィックで再現された太陽系の様々なロケーションを巡って戦うアクションバトル要素、独特な感性が感じられる画角構図、プレイヤー同士のオンラインPvP要素が大きな魅力で、単純明快ながら惹き込まれるユニークなインディーゲームの世界を体験したい人におすすめの新作タイトル!

2.5D横スクロールで格闘バトル!

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『NeverDeath』は、SF世界の太陽系を舞台にオールドスクールな「横スクロール型」のアクションバトルを体験できる注目の新作。移動と近接格闘要素でスリリングな戦いを楽しめる点が特徴の作品で、幅広い年代のプレイヤーにおすすめのアクションゲームだ。

作品には外見と能力、攻撃特性が全く異なる9種類のプレイアブルキャラクターが登場。プレイヤーは異なるロケーションで再現された世界を舞台に、キャラクターの能力を最大限に発揮しながら戦いを進めていくことになる。ズームをしない「引きの画像」で格闘アクションバトル要素を体験できる点が大きな特徴だ。

2.5D型格闘アクションバトルが展開する『NeverDeath』

▲目にするプレイアブルキャラクターはほぼシルエット。景色を楽しみながらプレイできる新作ゲームだ。

3Dモデリングを真横から見る「2.5D」型の横スクロールアクション要素を持っているので、平面的な描写になっていない点もポイント。画面上に多くの要素を盛り込まず、またキャラクターを過度にアピールすることもないカメラ視点がクールなインディーゲームタイトルで、静かな佇まいを持つユニークな作品と言える。

新人のインディーゲームデベロッパーが送るアクションゲーム

本作を開発・運営しているのは、これがSteamデビュー作品となる新人のインディーゲームデベロッパー「Greedy Merchant」。国籍やスタジオの構成人数などは不明だが、後述するアップデートでゲーム世界を進化させており、今後のさらなるアップデート実装にも期待が高まる新鋭だ。

Steamでの販売価格は2050円。ストーリー要素が存在せず、またゲームのボリューム的にも万全な状態とは言い難い作品のため、この価格が妥当なラインかどうかは疑問だが、新人でありながら作品を完成してリリースまで漕ぎ着けた手腕は見事。決して安いゲームではないが、感性がハマった人は購入して損はないだろう。

ストアのインターフェース欄では全29ヶ国語が音声サポートされている事になっているが、UIでサポートされているのは英語のみで、キャラクターがセリフを発することはないため、英語のインターフェースで遊ぶ作品と考えよう。内容的には単純明快なアクションバトルゲームなので、基礎的な読解力を持っていれば十分だ。

PvPを体験できる『NeverDeath』

▲印象的なロケーションの数々で2.5D型の横スクロールアクションバトルを体験できる新作ゲーム。

PC環境への要求スペックは軽めで、基本的にはSSE2をサポートしているCPUを搭載したPCであればプレイ可能。スペック面で幅広いユーザーが参加できる土壌が整っている点はグッドで、遊ぶ人を選ばない。インストールサイズも約6GBと少ないため、ストレージが逼迫している人でも安心してプレイできるぞ。

なお、汎用コントローラーでの操作はサポート外で、プレイにはキーボードとマウスを用いることになる。近接バトルが特徴のアクションゲームとなているので、普段コントローラーでプレイする機会が多い人にはこの点がネックになるかもしれない。反対にキーボード操作に慣れている人には遊びやすい作品と言えるだろう。

SF世界を舞台にオールドスクールな「横スクロール型」の格闘バトルを体験できるアクションゲーム『NeverDeath』は、現在Steamで好評配信中。アーティスティックな感性が感じられる異色のインディーゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲームの詳細情報をチェックしよう!

【おすすめポイント】 2.5Dゲームファン必見の新作!

美しい景色を堪能しながら戦おう!

『NeverDeath』には横スクロール型アクションゲームらしい「駆け引き」や「操作テクニック」も必要になり、そこに9体存在するキャラの個性を発揮できる要素も活きてくるが、何よりもプレイヤーの目を惹き付けるのは「ゲームの背景」。本作は美しい景色が第第的にフィーチャーされた稀有なアクションゲームだ。

2.5D型ゲームの場合、プレイヤーがアクセスできる様々な仕掛けやスリリングな移動アクション要素がフィーチャーされていることが多く、そこに操作テクニックの重要性も生まれてくるが、本作ではバトル以外のアクション要素が全く存在せず、リアルな3Dで再現されたロケーションで戦うのみ。非常にユニークな新作だ。

景色を楽しめる『NeverDeath』

▲ゲームの主人公であるキャラクターは極小表示され、プレイ中には自ずと背景に目が行ってしまう。

感性が感じられると前項で述べた理由は、この「アクション要素不在」。小さく表示されたプレイアブルキャラクターを操って戦うことが主題となっているはずだが、目につくようなアクション要素が皆無なので、プレイヤーは背景の方に気を取られてしまうはず。一種のシュールさも感じられる作品だ。

この設定が意図的なものなのか、それともナチュラルに出てきたものなのかは分からないが、近接格闘アクション要素をメインに据えている作品とは思えないほど遠いカメラ視点は独特で、ド派手なバトルエフェクト効果も登場しないため、「遠くで起きているバトルを眺める作品」に思える瞬間が出てくる。

大手のAAAタイトルの場合、キャラの違いを際立たせるために演出効果を挿入したり、アップで寄る構図を多用したりするだろうが、そういったエンターテインメント性とも無縁な作品で、そこにインディーゲームらしい感覚が生まれてくる。一風変わった格闘バトルを体験したい人にはおすすめの新作だぞ。

【おすすめポイント】 独自の感性が光るアクションゲーム!

最速アップデートで作品が進化中!

2022/4/26にリリースされた『NeverDeath』は、翌日の2022/4/27に早くもミニアップデートが実装されており、ゲーム世界は着実に進化を遂げている。このアップデートではプレイ画面に表示されるテキストが除去できるようになり、スクリーンショット撮影が捗るようになった。美しい景色を撮影しよう。

また、本アップデートでは最初のチュートリアルセクションに登場する敵キャラクターの攻撃力が低下しており、ゲームバランスにも調整が施されている。早期アクセス期間を設けずに配信された作品のため、今後も微調整や新要素の搭載は続いていくはずだが、とにかく開発者の熱意が感じられるアップデートだ。

アップデートが実装された『NeverDeath』

▲画面が暗すぎて分からない場面が出てくるなど、更に微調整が必要なところはある。今後に期待。

SF世界を舞台にオールドスクールな「横スクロール型」の格闘バトルを体験できるアクションゲーム『NeverDeath』は、現在Steamで好評配信中。行き過ぎた過度な演出を持つ格闘ゲームに飽きてしまった人にはおすすめの作品だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう!

【おすすめポイント】 今後が楽しみな新作ゲーム!

NeverDeathスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 or Windows 10
CPU x86, x64 architecture with SSE2 instruction set support
メモリー 8GB
グラフィックカード DX10, DX11, DX12 capable
VRAM
HDD空き容量 6GB
DirectX
回線速度

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