2021/1/21からSteamで正式配信されているKuckiの購入型PCゲーム。他人の家などに不法侵入して「買い物リスト」にある商品や物を全て盗む泥棒プレイを体験できるアクション型シミュレーションタイトル。
大胆な犯行を体験できるユニークなゲームシステム、家人や店員の注意を引きながら犯行に及ぶ頭脳プレイ要素、特定のランクでクリアすることでゲットできるガジェット類、非対称型対戦も体験できる最大4名のマルチプレイが魅力で、現実世界では決してやってはいけない犯罪SLGに興味がある人におすすめ!
買い物リストを盗品で揃えよう!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信されている『A House of Thieves』は、プレイヤーが「泥棒」になって大胆な犯行を体験できるおすすめのアクション型シミュレーションゲーム。様々なシチュエーションに挑戦しながら「買い物リスト」に記されたアイテムを盗むプレイが展開する作品だ。
プレイ視点は迫力満点のファーストパーソンビューを採用。ステージによって異なる「買い物リスト」はプレイ中いつでも確認することが可能で、プレイヤーはこのリストに羅列されている商品やアイテムを探し出して入手しなくてはならない。鋭い観察眼と的確かつスピーディーな行動が求められるタイトルだぞ。
▲プレイヤーが手にしているのが「買い物リスト」。主人公は泥棒なのでこれらを全て盗み出す。
ポップな色調の3Dグラフィックで再現されたゲーム世界には魅力があり、ポリゴンとリアルが拮抗している絶妙なテクスチャーを見ながらプレイできるため、幅広い年代のプレイヤーに向いている作品と言える。ただしゲーム内で行うことは全て「犯罪行為」なので、現実と混同しないように注意しておこう。
ソロプレイ以外にローカルとオンラインでのマルチプレイをサポートしており、マルチプレイモードでは1人のAIに対抗する4名の協力プレイ、もしくは1人の善良なプレイヤーと3名の泥棒プレイヤーに分かれる非対称型対戦プレイを楽しむことも可能。様々な遊び方で「泥棒」の世界を堪能できるタイトルだぞ。
ベルリンに本拠を構えているデベロッパーの最新作
本作を開発・運営しているのは、2021年にドイツのベルリンで設立されたインディーゲームデベロッパー「Kucki」。作品は発表後に世界のユーザーから高い評価を獲得しており、人気度も絶好調なゲーム作品と言える。今後のアップデートや新作発表にも期待の新鋭インディーゲームスタジオだ。
なお、本作は2019/7/3にKuckiがVR専用のアクションゲームとして発表した前作『There is a Thief in my House VR』を2D環境でもプレイできるように再構築した作品。ただし内容はすべて同じではなく、本作のほうがコメディー寄りの展開を楽しめるようになっている。単なる移植作ではない点がポイントだ。
▲様々なシチュエーションで頭脳プレイ要素満点の泥棒アクションを体験できる必見タイトルだ。
インターフェースは全部で8ヶ国語用意されているが、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応。買い物リストに明記されている文字を見ながら該当するアイテムを探していく要素が展開する関係上、プレイを円滑に進めるためには一般的な外国語の読解力が要求される点には注意しよう。
PC環境への要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1060」もしくは「RX 590」となるため、ミドルスペック帯のPCを所有していれば最高設定でも問題なくプレイできるはず。解除できるSteam実績も15種類存在し、実績ハンターを自負する人にもおすすめだ。
他人の家などに不法侵入して「買い物リスト」にある商品や物を全て盗む泥棒プレイを体験できるアクション型シミュレーション『A House of Thieves』は、現在Steamで好評配信中。ゾクゾク、ワクワクする泥棒プレイに興味がある人は、今すぐストアにアクセスして詳細なゲーム情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 泥棒になれるSLGタイトル!
頭脳プレイで物を盗め!
『A House of Thieves』で体験できるのは、毎回ランダムに配置が変わっていくアイテムを盗み出すプレイ要素。家の持ち主や店員などもランダムに配置されて行動するため、プレイを繰り返しても同じ展開が起こらない点がポイント。どうすれば効率的に物を盗み出せるかに全神経を集中させよう。
全く異なるロケーションが用意されている本作のマップはかなり複雑な構造を持っており、ランダムに指定されるアイテムがどこに置かれているのかを見つけ出すことがかなり難しい。リストにあるアイテムの名称とオブジェクトを一致させて探し回るプレイスタイルが要求されるので、頭の体操にもなるぞ。
▲解除にキーカードが必要な金庫にアイテムが仕舞われている場合も。探索プレイが捗る。
普通に歩き回って探すだけでもかなり難しいが、そこに敵対NPCである「家人」や「店員」などが登場するので、見つからないようにステルス行動も継続しなくてはならず、プレイ中は常に緊張の連続。遠くで物音を発生させて一時的にNPCの気を引くなどのアクションを起こしながら、頭脳プレイで切り抜けよう。
なお、作品ではクリアにかかった時間などを元にプレイヤーの成績が算出され、「星」の数で評価される。この評価が一定以上になっていると、その先のステージで有効活用できるガジェットがアンロックされるため、単にステージをクリアするだけではなく、迅速なタイムでの行動を目指していくと良いだろう。
頭を使うプレイが連続して巻き起こる必見のインディーゲームで、前述した「ランダム性」がプレイに起伏を与えてくれるため、何回チャレンジしても飽きることがない。ドキドキの「泥棒プレイ」を展開しながらお目当てのアイテムを探り出し、最速クリアの好成績を狙って遊ぼう。やみつきになる面白さだぞ。
【おすすめポイント】 泥棒プレイが最高に楽しいSLG!
マルチで遊び方が広がる!
ソロプレイでも充実した遊び方ができる『A House of Thieves』だが、本作に実装されている最大4名対応のマルチプレイにチャレンジすれば、これまでのゲーム世界が更に広がって面白さが倍増。特に1対3に分かれて住人と泥棒の攻防戦を体験できる非対称型対戦プレイは、全く異なる遊び方を生み出すぞ。
Steamでの販売価格は1220円と比較的安価。インディーゲームタイトルの場合、オンラインマルチプレイで人の集まりが弱いことが多いので、普段親しくしているPCユーザーのフレンドにプレゼントして一緒に遊ぶのもアリ。コミカルかつ頭脳プレイ要素満点のゲームシステムに触れながらみんなで盛り上がろう。
▲マルチプレイモードでは異なるシチュエーションのプレイが展開。対戦と協力プレイが捗る。
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【おすすめポイント】 マルチも面白い必見のタイトル!
A House of Thievesスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8 GB RAM | 16 GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2 GB | 8 GB |
HDD空き容量 | 20 GB | 20 GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 | インターネット接続が必要SSD推奨 |
(C) Kucki.
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