【Escape the Backrooms】都市伝説をゲーム化！「The Backrooms」を題材に開発中の新作ゲーム

『Escape the Backrooms』は、2022/8/12からSteamで早期アクセス版が配信されている没入型アクションゲーム。

都市伝説＆インターネット・ミームの「The Backrooms」をモチーフとする世界観、不気味な階層が特徴で、ゾクゾクするゲームを求める人におすすめ。

都市伝説をゲーム化

現在早期アクセス版が配信されている『Escape the Backrooms』は、2019年に紀元を持つと言われている都市伝説とインターネット・ミーム「The Backrooms」にインスパイアされた新作。

不気味なレベルを次々とクリアしていくアクションゲームタイトルだ。

「不安を煽る画像」をサイトで募集し、その画像に対してストーリー要素が後付けされたのが「The Backrooms」の始まりとされ、映像化やゲームの題材として人気を広げてきた。

得体の知れない存在が潜む空間を脱出していく要素がゲームの特徴で、本作もそれを継承している。

作品はソロプレイ以外に、最大4名のプレイヤーが同時参加できるオンラインマルチプレイにも対応。

迷路のようなレベルに降り立ちながら、危険なエンティティーをかわしつつダッシュで逃げ切るという不安要素満点のプレイを体験できる。

早期アクセス版の現時点では複数のエリアが用意され、異なるロケーションでスリリングな脱出を楽しめる。

原作の世界観を分かっているとプレイも捗るが、The Backroomsを知らなくても脱出型ホラーゲームとして遊べるので、幅広い人におすすめだ。

個人が一週間で開発

ゲームを開発しているのは、本作が初のSteam掲載作品となる新人デベロッパーFancy Gamesで、スタジオ名を持っているが実態は個人プログラマー。

彼は自身のYouTubeチャンネルで本作を一週間で作り上げたことを動画にしており、開発進捗にも期待が高まる。

ちなみにその該当動画は2022/8/14時点で300万回を超える再生数を誇り、The Backroomsに対する世界のユーザーの関心度の高さが分かる。

作者は学生で、ゲーム開発に割く時間があまり無いそうだが、個人が短期間で世界の注目を集めるゲームを生み出している状況が痛快だ。

Steamでの販売価格は1010円で、この価格はオンラインでゲームを楽しむ人達に十分なサーバーを提供する目的で値上がりする旨がアナウンスされている。

インターフェースは英語一択。基礎的な英語読解力を持っていれば十分にプレイできるタイトルだ。

要求スペックは低め。最低動作環境で提示されているグラフィックボードはGTX 650なので、現行のローエンドPCであれば問題なくプレイできるはず。

ただしこのスペックについては開発進捗によって変更される可能性がある。

迷路状の世界を舞台に突破を目指すアクションゲーム『Escape the Backrooms』は、早期アクセス版としてSteamで配信中。

不安な気分になりながら不気味な世界を進むおすすめタイトルだ。

興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】 無限の迷宮に挑む新作！

ゲームシステム

操作キャラの基本動作は歩く、走る、ジャンプする、ドアを開けるというシンプルなもの。

異なるロケーションを持つレベルでエンティティーの襲撃を避けながら脱出を目指すプレイが特徴で、アクション性の高い作品となっている。

単純な構造物が連鎖しているレベルのマップはThe Backroomsらしい雰囲気を良く再現しており、BGMもない世界で自キャラの息遣いと足音が響く様子がかなり不気味。

どの場所にエンティティーが登場するのか分からない緊張感が精神に深く食い込み、プレイ中は緊張感が絶えない。

ネタバレになるので詳しい表現は避けるが、エンティティーの出現には一種の法則があるため、無事にエリアを走り抜けるためにはタイミングを図ることも必要。

レベルごとに異なる法則を解き明かしつつ、時にダッシュ移動を駆使してエリアの脱出に挑もう。

なお、本作はマルチプレイにも対応しているが、生存メンバー全員が脱出場所に到着しないとクリアにならないため、他者の足を引っ張るプレイは避けるほうが無難。

みんなと一緒に盛り上がれるホラーアクションゲームではあるものの、オンラインマルチプレイを行う際には配慮も必要だ。

現在Webにはプレイ動画や攻略方法を記したサイトも多く出回っているが、初見でプレイする場合にはなるべく見ないほうが面白い。

どうしても行き詰まったと感じた場合にのみ、これらを活用して脱出を達成しよう。

予備知識無しで遊んだほうが楽しいぞ。

【おすすめポイント】 ソロもマルチも面白い！

今後の展望

『Escape the Backrooms』は、今後のアップデートで更に多くのレベルとゲームモードを実装していく予定。

作者は友人と何百時間でも浸れる作品を目指していると公言しているので、今後は段階的にゲーム世界が広がっていくことになるだろう。

予定されている計画の中にはサーバーの拡大整備も入っており、もしかすると最大4名を大幅に上回るマルチプレイ要素も考えているのかもしれない。

いずれにせよ現在の早期アクセス版をたった一週間で作り上げてしまった人物だけに、これからゲーム世界が激変していく可能性は大いにある。

近接ボイスチャット機能もあり、現状でも目立ったバグや不具合ないため、安価な値段の今購入するのも手。

フレンドユーザーが多い人にもおすすめできる新作で、共にゾクゾクするプレイを堪能できるだろう。

迷路状の世界を舞台に突破を目指すアクションゲーム『Escape the Backrooms』は、早期アクセス版として配信中。

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【おすすめポイント】 今後が楽しみ！