【Mimicry】恐怖の非対称型対戦が展開！最大9名のプレイヤーが1vs8に分かれて「人間vsモンスター」のバトルを繰り広げるおすすめ新作ホラーアクションゲーム

『Mimicry』は、2022/8/25からSteamで正式配信されているEuphoria Gamesの購入型PCゲームで、最大9名のプレイヤーで1vs8の非対称型対戦を楽しめるサバイバルホラーアクションゲームタイトル。

『遊星からの物体Ｘ』をモチーフとした世界観、仲間の1人に憑依したモンスターを暴き出す、または他プレイヤーにバレないようにキルを企てていく人狼ゲーム型対戦要素、スマホアプリ版とのクロスプラットフォームプレイが大きな魅力で、SFサバイバルホラーの世界観とPvPが好きな人におすすめの新作。

モンスターvs人間の戦いに挑む新作

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Mimicry』は、最大9名のプレイヤーが「非対称型対戦」形式のバトルに挑むおすすめの新作。モンスターに憑依されたプレイヤー1名と、善良な人間プレイヤー8名が人狼ゲーム的な世界観で激突していくサバイバルホラーアクションゲームだ。

SFホラー映画の金字塔『遊星からの物体Ｘ』に似た世界観を持つ本作では、人知を超えたモンスター「Mimicry」が登場。名前の由来でもある「擬態」を得意とするこのモンスターは、参加したプレイヤーの中からランダムに1名に憑依し、取り憑かれたプレイヤーは他プレイヤーの殺害を目指していくことになる。

▲自キャラを背後のカメラ視点で見るサードパーソンビューでプレイが展開するホラーアクションゲーム。

モンスターに取り憑かれていない善良な人間プレイヤーたちは、ゲーム内で掲示されるタスクをこなしてマップからの脱出を目指していくが、一見すると仲間に見えるプレイヤーが突如牙を向いて襲いかかってくることがあるため、疑心暗鬼の中でプレイを進めるスリリングな要素を味わえる点がポイントだ。

取り憑かれたモンスタープレイヤーは、殺害した相手プレイヤーの姿に変身することも可能。このあたりは『遊星からの物体Ｘ』にそっくりで、一体誰がモンスターなのか分からない状況が非常に怖い。参加プレイヤーが「騙し」のテクニックに長けているほどプレイが盛り上がるホラーゲームと言えるだろう。

スマホアプリ版とのクロスプレイにも対応

本作は先行してiOSとAndroid OS向けに配信されていたタイトルで、PCバージョンは遅れてリリースされた経緯を持つ。開発と運営を手掛けているのは2019年に設立された小規模なインディーゲームデベロッパーのEuphoria Gamesで、自社でのパブリッシングも行っている。今後に注目の新人だ。

スマホ版とPCバージョンの大きな違いは画面UIのレイアウトだが、PC版の配信にあたってテクスチャーの質が高められており、より高精細なプレイ画像で遊べる点がポイント。なお、スマホユーザーとPCユーザーが一緒に遊べるクロスプレイにも対応しているため、マッチングで人が集まりやすい。

▲こちらはスマホ版のプレイ画面。バーチャルパッドで操作を行っていくスタイルだ。

Steamでの販売価格は520円と比較的安価。スマホアプリ版は基本プレイ無料となっているが、その分「広告」が表示されるので、広告表示なしでスッキリと遊びたい人はPC版を選択するという手もある。ただしゲーム内でアクセスできる課金システムは両者共通なので、このあたりも考慮しよう。

インターフェースは標準で日本語を完備。スマホアプリ版も日本語対応だったが、PC版も同様の仕様になったので参入の敷居は低い。『サイレントヒル』や『バイオハザード』シリーズに親しんだスタッフが作った作品だけあって、日本へのリスペクトを感じられる多言語対応になっている点がグッドだ。

最大9名のプレイヤーで非対称型人狼対戦を楽しめるサバイバルホラーアクションゲーム『Mimicry』は、現在Steamで好評配信中。ホラーアクションゲームの怖さと人狼ゲーム的な心理戦を同時に体験できる必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】生き残るのは誰だ！

ゲームシステム

『Mimicry』では、最初に自分の分身としてゲームに登場するアバターの分身を作成する。男性バージョンと女性バージョンの2種類が存在し、顔パーツのプリセットを選ぶことで好みのキャラクターを生み出せる仕組みだ。完成したら国旗と名前を設定して、他プレイヤーとの非対称型対戦バトルに挑もう。

プレイヤーが集合したらゲームがスタート。開始から30秒間は歩き回って自由に武器などを探索できるが、30秒を過ぎるとランダムで1名のプレイヤーが「モンスター」に指名される。無論このことは当事者以外は知る由もないため、もし自分が指名されても平然と過ごして悟られないようにしよう。

▲集まったプレイヤーが人狼ゲーム要素に慣れているほど、緊張感漲るオンラインPvPを楽しめる。

善良な人間には画面上部に表示される「タスク」を実行することが求められる。タスクの完了状況は画面の「プログレスバー」で見ることができ、これが全て完了すると脱出口が開かれる仕組みだ。仮に自分が最後の1人になってしまった場合には、別に用意されている脱出用ハッチに辿り着くことになるぞ。

人間側の勝利前提は「タスクの実行」と「脱出」だが、モンスターに変身したプレイヤーを殺害することでも勝利できる。モンスターは最初に武器でノックアウトし、その後「火炎放射器」を用いることで殺害できるので、チームワークを発揮しながらバトルに挑むプレイ要素も大いに捗る。選択は自由だ。

一方のモンスタープレイヤーは、人間に化けて一緒にタスクを完了していく「フリ」をしつつ、仲間から離れたプレイヤーを徐々に殺害していく妨害要素に挑んでいくことになる。正体を表して戦いを挑むのも自由だが、本作の場合には人間プレイヤーに対抗手段があるので、かなり厳しいバトルになるぞ。

▲十分な武器とアイテムを持っていれば、仲間と力を合わせてモンスターを排除することも可能だ。

人間になっている状態のプレイヤーを攻撃することもできるが、ここで注意しなければいけないのが「誤爆」。間違って善良なプレイヤーを殺害することはペナルティーに直結し、プレイヤーキルの情報が参加している全プレイヤーに通知される。ルールを守って「荒らし」にならないように行動していこう。

本作には「近接ボイスチャット」が実装されており、近場にいるプレイヤーと会話を楽しむことが可能。またコントロールルームにあるラジオを利用することで離れているプレイヤーにも通達ができるため、プレイ中にこれらの要素を有効活用しながらオンラインPvP要素を満喫すると良いだろう。

脱出装置のレバーをモンスタープレイヤーが元に戻してしまった場合、人間プレイヤーは同時の2つのポイントにあるレバーを操作していくことが求められるため、脱出を成功させたい場合には何よりも協力プレイ要素が必須となる。ルールを理解しながらゲームに参加することで、プレイが円滑に進むはずだ。

【おすすめポイント】極限バトルが展開する新作！

疑心暗鬼のプレイ要素が秀逸

モンスターに取り憑かれたプレイヤーが「人間の姿に戻れる」というシステムを持っている『Mimicry』では、参加者全員が疑心暗鬼に飲み込まれるプレイ要素が展開。ボイスチャットでも平然を嘘を突き通すことができるため、混乱と疑念が生じるゲームプレイ要素にも大いに拍車がかかる。

人数という点で見るとモンスターは不利だが、その一方で音を立てているプレイヤーの情報を透過式のアイコンで確認できるので、マップ構造を把握すれば賢く立ち回れる。ただし人間プレイヤーに攻撃を受けてダウンするとしばらく麻痺状態になってしまうので、火炎放射器を浴びないように注意が必要だ。

▲人間とモンスター、異なる立場のプレイヤーが決死の攻防戦で戦っていく新作ホラーゲームだ。

なお、ボイスチャットが基本性能として組み込まえれている以上、ゲームが本来意図している状態でプレイを進めるためには、お互いの言語を理解しながら会話できるユーザーが参加し、かつマイクロフォンなどのヘッドセットを持っていることが大切。事前に準備を整えてからプレイすると良いだろう。

【おすすめポイント】疑念が生じるプレイが最高！

システム要件

スマホ版ありきで開発された作品のため、『Mimicry』の要求スペックはかなり低い。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは1GBのVRAMを実装した「Sapphire Radeon HD 5770」なので、現行のローエンドPCがあれば十分にプレイを実行可能。軽さも光るおすすめのタイトルだ。

ただし上記は最低設定で快適に動く要件となっているため、グラフィック品質を挙げて高解像度かつハイフレームレートで遊びたい人は、ミドルスペック以上のPCを持っていると安心。インストールサイズは1GBと少なく、この点では遊ぶ人を選ばない作品と言える。気軽にダウンロードできるぞ。

▲日本語翻訳の精度にやや難があるが、意味は理解できる。フレンドを誘って一緒に遊ぼう。

最大9名のプレイヤーで非対称型人狼対戦を楽しめるサバイバルホラーアクションゲーム『Mimicry』は、現在Steamで好評配信中。スマホ版とのクロスプレイに対応しているので、マッチングでも期待が持てる新作タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】幅広い人が遊べる新作ゲーム！