『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』のタイトル画像

『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』は、2021/10/1からSteamで正式配信されているAutoAttack Gamesの購入型PCゲームで、ファンタジー世界のタワーディフェンスバトルを体験できるSLGタイトル。

100体を超えるファイターを使役しながら相手陣営の陥落を目指すプレイ要素、ソロプレイと2vs2、4vs4で楽しめる競争力抜群のプレイ体験、戦略と予測、チームワークが求められるゲームシステムが大きな魅力で、タワーディフェンスゲームやオートチェスで戦術を発揮することが好きな人におすすめ。

戦略性抜群のTDタイトル

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』は、オートチェスジャンルにも似たタワーディフェンスバトルを体験できるおすすめのタイトル。ファンタジー世界の住人たち「ファイター」を配置しながら相手との戦いを行うPCゲーム作品だ。

作品はソロプレイと2vs2、4vs4形式の対戦モードをサポート。プレイヤーはキングとして戦いに挑みながら、ファイターと傭兵を駆使して防御と攻撃を行っていくことになる。経済概念が盛り込まれている点が特徴で、資源(ミティウム)とゴールドのマネジメント能力も問われる点が作品の大きな特徴だぞ。

TDバトルを楽しめる『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』

▲見下ろし型のプレイ画面でタワーディフェンスバトルを楽しめるPCゲームタイトルだ。

総勢100体を超えるファイターは8種類の異なる軍団に所属しており、彼らの組み合わせは実に1200万通りにも及ぶ。異なる特性を持つファイターたちをどのように使役していくかがプレイの分かれ目となり、そこに膨大なやり込み要素が生まれる仕組み。自分だけの戦略性を大いに発揮できるタイトルだ。

確固たる信念を持つゲームスタジオのデビュー作

本作を開発したのは、2014年にサンフランシスコで結成されたインディーゲームデベロッパーの「AutoAttack Games」。本作がデビュー作となる新鋭のデベロッパーで、「スマートな意思決定とチームの協力が勝敗を分けるマルチプレイゲーム」の創造をモットーとしている。今後の活躍にも期待のスタジオだ。

スタジオは「英語が苦手な人でも簡単に理解できるゲームを生み出す」という信念を持っており、健全なコミュニティーの創造を目指している点がポイント。また昨今多く見られる「誇大広告」を嫌い「作品そのもので勝負する」姿勢も打ち出している。開発者魂に溢れる頼もしい新人と言えるだろう。

なお、本作のタイトルに「2」というナンバリングタイトルが付いているのは、前作が人気RTS『Warcraft III』のMODだったため。スタジオの原点は海外で盛んな文化である「PCゲームのMOD」にあり、本作はそんな「ゲーマーの熱意」を商業作品へと昇華したタイトル。マニアックな登場経緯を持つ作品だ。

競争力の高い『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』

▲リーダーボードシステムやギルドシステムが存在し、プレイヤー間の競争も加速する。

Steamでの販売価格は2399円で、ゲームはWindows OSとMac OSの両方でプレイできるハイブリッドタイトル。ソロでキャンペーンモードをプレイするのも楽しいが、プレイヤー同士の対戦が最高に面白い作品なので、日頃親しくしているフレンドユーザーにプレゼントして一緒に対戦を楽しむのもアリだ。

インターフェースは標準で日本語をサポートしており、参入の敷居は低い。またゲームはValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性があるため、外でもプレイを楽しめて利便性も高い。なお、詳細については後述するが、PCへの要求スペックも中程度に抑えられているので、遊びやすいぞ。

多彩なファイターが登場する『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』

▲8種類の異なる軍団に所属している100体以上のファイターを使役しながら戦える。

解除できるSteam実績も69種類とかなり豊富で、実績ハンターを自負する人にもおすすめ。ちなみにスタジオは公式サイトを始めとする各種のSNSも運営しているので、活動に興味を持った人は彼らの最新情報もチェックしてみよう。メンバーには来日経験があり、多少の日本語は理解できるそうだ。

ファンタジー世界のタワーディフェンスバトルを体験できるSLG『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』は、現在Steamで好評配信中。ストアでのユーザーレビューも「非常に好評」と好ましい評価で、奥深いシステムにハマっている人が続出しているタイトルだ。今すぐストアで情報を確認しよう。

【おすすめポイント】面白さ満点のTDタイトル!

ゲームシステム

『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』の試合時間は約20分程度。プレイヤーは相手のキングが持っているHPを全て無くすために戦いを進めていくことになるが、その中でユニット管理や経済要素にもアクセスすることになり、頭脳戦の色合いが非常に濃い。たっぷりと遊べるシミュレーションゲームだぞ。

ゲームには合計で21のウェーブがあり、各ウェーブには「ビルドフェイズ」「バトルフェイズ」の2種類に分かれるフェイズが存在。試合に参加しているプレイヤーはこのフェイズで各種のアクションを起こしながら戦いを進めていくことになる。フェイズの特性を理解しながら勝利を目指していこう。

『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』のファイター配置画面

▲ファイターたちを配置している画面。特性に応じて配置場所を工夫していこう。

「ビルドフェイズ」ではファイターの配置やアップグレード、売却などを行うことが可能で、さらに攻撃に不可欠な傭兵の雇用、ファイターのアビリティー起動などもこのフェイズで行う。このフェイズはバトルの下準備とも言える段階で、ここで下した決断が次のバトルフェイズで活かされる仕組みだ。

「バトルフェイズ」では、ファイターたちがそれぞれ行動を開始し、オート形式でバトルが展開。戦闘中に死亡したファイターは次のウェーブで復活する仕組みだ。この段階でプレイヤーができることは限られており、傭兵を雇う、労働者を訓練する、ファイターをリロールするなどの命令しか下せない。

経済概念が勝敗を分ける要素に

前項で本作には「ゴールド」「ミティウム」と呼ばれる資源があると伝えたが、ゴールドはバトルの内容によって追加され、ミティウムは労働者によって生み出される。傭兵はミティウムを消費して雇うことになるので、労働者の数が重要になるが、多すぎても少なすぎてもプレイに支障が生じるため、適度なバランス取りが難しい。

各ウェーブに必ず傭兵を雇う必要はなく、ミティウムを溜め込んで一気に傭兵を追加しながら戦うスタイルもある。ビルドフェイズで雇った傭兵は次のバトルフェイズで行動し、バトルフェイズ中に雇った傭兵は次のウェーブで敵に攻め込む。経済システムを把握しつつ、最適と思われる戦術で戦おう。

経済概念がある『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』

▲スピーディーな試合展開が特徴で、素早い思考回路の動かし方を要求される。

ビルドフェイズの時間は30秒。この短い時間内にプレイヤーは的確な判断を下していく必要があり、高速頭脳バトル要素が冴え渡る。またバトルフェイズでの戦況を観察しつつ、次の一手を素早く脳内で構築していくことも大切になるため、ゲーム世界に習熟するほど面白さが増していくことだろう。

実際のプレイ画面では、ウェーブ情報や攻撃&属性情報をポップアップ形式で表示することもできるので、ウェーブ情報の中で確認できる「推奨属性」や「推奨バリュー」などを見ながら戦術を能動的に変えていくプレイも可能。最大8名のプレイヤーが遊べるPvPシステムも面白く、対戦・協力プレイが捗るぞ。

ファイターと傭兵をゴールドとミティウムで管理していくマネジメント要素のバランスが上手く調整されている本作は、プレイヤーに多方面での管理機能を要求するSLGで、これ以外にもアップグレード要素なども出てくるので、遊び甲斐は満点。奥深いゲームプレイで長時間夢中になれる必見のタイトルだ。

【おすすめポイント】面白タワーディフェンス要素が展開!

システム要件

『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「GTX 1060」もしくは「RX 580」となるため、ミドルスペック帯のゲーミングPCを持っていれば快適にプレイできるはず。推奨CPUは4コアかつ2.8GHzで動くプロセッサーだ。

OSに関してもWindows 7からサポートされているので、この点でも参入の敷居は低い。推奨メインメモリ搭載量も8GBと少なめで、最適化が進んでいるタイトルと言える。幅広いPC構成に対応しているタワーディフェンスゲーム作品で、古いPC構成の人でも安心してダウンロードできるぞ。

要求スペックが低めの『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』

▲グラフィックは緻密だが、PC環境への要求スペックは低めに抑えられている。

インストールサイズは2GBとスマホアプリ並みの軽さ。普段ストレージが逼迫している人にも嬉しい「軽さ」を持つインディーゲームタイトルとなっており、入れっぱなしにしても問題ないレベル。なお、Mac OSでの要求スペックもかなり低い(OS X Mavericks 10.9から)ので、Macユーザーも安心だ。

オートチェスジャンルとタワーディフェンスゲームのシステムに慣れている人であればすんなりと入り込めるが、その反面この手のジャンルをプレイしたことがない場合、ゲームシステムの全容を把握するのには少々時間がかかる。何度でも繰り返しプレイしながらゲーム世界を理解しよう。

ファンタジー世界のタワーディフェンスバトルを体験できるSLG『Legion TD 2 - Multiplayer Tower Defense』は、現在Steamで好評配信中。MODからスタートした作品が商業レベルにまで進化を遂げた必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】幅広い人が遊べる軽さも魅力!

Legion TD 2スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 64-bit
CPU Dual core from Intel or AMD at 2.8GHz+
メモリー 8GB
グラフィックカード Nvidia GTX 960 / AMD R9 280X
VRAM
HDD空き容量 2GB
DirectX Version 10
回線速度 ブロードバンドインターネット接続

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