『Call of Duty®: Black Ops Cold War』のタイトル画像

『Call of Duty®: Black Ops Cold War』は、2023/3/9からSteamで正式配信されているActivisionの購入型PCゲームで、1980年初頭の冷戦時代を舞台とする人気アクションFPSシリーズの第20作目。

世界が最も緊張状態にあった冷戦時代をモチーフとするシナリオを持つキャンペーンモード、様々なスタイルでオンラインPvPの世界を堪能できるマルチプレイモード、コアファンを持つゾンビモードの存在が大きな魅力で、ギネス記録も保有する人気アクションFPSシリーズの世界を体験したい人におすすめの新作。

ついにSteamでも配信開始

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Call of Duty®: Black Ops Cold War』は、シリーズ累計販売数が4億本を超え、「最も売れたファーストパーソン・シューティングゲームシリーズ」としてギネス記録にも認定された「コール オブ デューティー」シリーズの第20作目となるおすすめの新作タイトルだ。

ゲーム自体は2020/11/13に発売されていたが、これまでSteam経由で本作をプレイすることはできなかった。Steamユーザーはこの事態に落胆していたことと思うが、約2年の月日を経て、ついにSteamストアに本作が並ぶことになった。可能性を信じてプレイを自重していた人にとっては、かなりのビッグニュースと言えるだろう。

Steamに登場した『Call of Duty®: Black Ops Cold War』▲世界が緊張状態に合った冷戦時代をフィーチャーしているシリーズ第20弾。日本国内でもヒットを記録した。

本作はソロプレイ向けのキャンペーンモードと、オンラインPvPおよび協力プレイ要素を楽しめるマルチプレイモードに分かれており、シリーズは特にマルチプレイが盛り上がることで有名。ただし練り込まれたシナリオと演出が展開していくキャンペーンモードにも大きな魅力があり、映画を見ているような気分で遊べるぞ。

キャンペーンモードで描かれるのは、1980年代初頭の冷戦時代。ロナルド・レーガン大統領やゴルバチョフ氏などの著名な人物が実名で登場する粋な演出もあり、CIAのブラックオプスチームの1人として「奪われた核兵器」の行方を追い求めるストーリーを体験できる。時に異なる人物も操作できるシナリオは必見だ。

冷戦時代をフィーチャーしている『Call of Duty®: Black Ops Cold War』▲キャンペーンモードにはカットイン演出も発生するが、優れた内容なので思わず惹き込まれるはずだ。

一方のマルチプレイモードには、プレイヤーを満足させてくれる様々なゲームモードが存在し、「チームデスマッチ」や「フリーフォーオール」「ハードポイント」「ドミネーション」などのモードに触れながらPvPを楽しめる。また人気の「ゾンビモード」も健在で、アンデッドたちを相手にゾクゾクする戦いに挑むことも可能だ。

Steamでの販売価格は8690円だが、現在はスペシャルプロモーション期間価格となる半額の4345円で入手できる(2023/3/24までの期間限定価格)。これは初登場時から約2年遅れでSteamストアへ登場したことに対する「お詫び」の意味合いもあるのだろうが、何れにせよプレイせずに我慢してきた人にとってはお値打ちな価格だ。

異なるプラットフォーム間のクロスプレイにも対応

なお、ゲームは現在PC版以外にPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S向けに配信されているが、すべてのプラットフォームのプレイヤーが一緒に遊べるクロスプレイに対応しており、かつPS5版とXbox Series X/S版は高フレームレート、ハードウェア基準のレイトレーシング、高速ロード時間などに対応している。

クロスプレイに対応する『Call of Duty®: Black Ops Cold War』▲異なるプラットフォームのプレイヤーが一緒に遊べるクロスプレイに完全対応。マッチングで困らない。

Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck」との互換性は無いが、解除できるSteam実績は44種類と豊富で、実績ハンターを自負する人にも見逃せない新作タイトルと言える。ActivisionのゲームタイトルがSteamストアに並ばなくなった2018年から4年以上の歳月が流れ、苦々しい思いを抱いてきた人も多いはずだが、素直に登場を喜ぼう。

1980年初頭の冷戦時代を舞台とする人気アクションFPSシリーズの第20作目『Call of Duty®: Black Ops Cold War』は、現在Steamで好評配信中。これまでプレイせずに我慢を続けていたSteamユーザーには朗報と言えるタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】人気作をSteamで遊べる!

ゲームシステム

『Call of Duty®: Black Ops Cold War』のキャンペーンモードでは、ストーリー主導型のゲームプレイが展開。奪われた核兵器の追跡という緊迫感のある物語要素が多彩な登場人物を交えて展開し、途中にミリタリーアクションFPSの金字塔タイトルらしい手に汗握るバトルシーンも体験できるようになっている。遊び甲斐は満点だぞ。

シナリオ内でアクセスしていくロケーションは東ベルリン、ベトナム、トルコ、ソビエト連邦のKGB本部など非常に多彩で、壮大なストーリー要素とスケールの大きさに感動すること請け合い。謎多きソビエトのスパイを追いつつ、時にKGB本部への危険な潜入を行っていくスリル満点のプレイが展開し、衝撃の連続を体験できる。

『Call of Duty®: Black Ops Cold War』のウッズ▲ゲームの主人公アレックス・メイソンの相棒であるフランク・ウッズ。ブラックオプスの一員だ。

二重国籍、洗脳、マンハッタン計画、KGB、CIA、MI6などの言葉が並び、ミリタリー要素と政治的要素、そして当時の陰謀や危険な実験などが巧みに織り交ぜられたストーリー要素にはリアリティーがあり、ゲームをプレイするユーザーを捕らえて離さない。CODシリーズが世界的なFPSゲームシリーズに上り詰めた重要な要素の一つだ。

日本版は豪華な声優陣による吹き替えもバッチリ実装されているため、プレイ中に会話の字幕を追う必要なく遊べる点もポイント。ファーストパーソンビュー視点で画面を見ながら(一部乗り物を使っている際はサードパーソンビュー)、タスク達成形式で進んでいくプレイを大いに楽しもう。ボリューム満点に遊べるコンテンツだぞ。

対戦と協力を楽しめるマルチプレイモード

23種類に及ぶマップでプレイを楽しめるマルチプレイモードは、CODシリーズの人気を支えている大きな柱。8種類存在する対戦モードにはそれぞれ最大参加人数が設定されており、異なるマップを選びながらクロスプレイで世界中のユーザーと一緒にオンラインPvPの世界を堪能できる。競争力抜群のコンテンツだ。

「キル・コンファーム」モードでは、倒れたプレイヤーが「ドッグタグ」を落とす仕掛けになっており、敵プレイヤーのドッグタグを回収するとチームのスコアが上昇。チームメイトがキルされて落としたドッグタグを敵プレイヤーよりも前に回収する要素も生まれるため、プレイ時の行動と立ち回りに戦略性が必要になってくるぞ。

マルチプレイモードが楽しい『Call of Duty®: Black Ops Cold War』▲多彩なマップとモードを組み合わせることによって遊び方が広がっていくマルチプレイモードは必見。

ゾンビゲーム好きなプレイヤーに見逃せない協力モードが「ゾンビモード」で、冷戦時代の武器やSF系のワンダーウェポンなどを扱いながら、非現実的なバトルを大いに堪能できるようになっている。このモードではCO-OP要素を楽しめるが、本作はCODシリーズ初となるCO-OPのクロスプレイを実現しており、この点もポイントだ。

『Call of Duty®: Black Ops Cold War』のゾンビモード▲本編のシリアスなノリとは異なるプレイ要素が展開していく「ゾンビモード」。気分転換にピッタリ。

スクワッドで行動していくプレイ要素を加速するパークの実装やアイテム作成機能もあり、サブコンテンツながらやり込み要素は高い。レア度が高い武器ほど高火力になっているので、ゾンビの群れを次々に粉砕していくハクスラバトルにも熱が入るはず。豊富なゲームモードとシステムでユーザーを満足させてくれる作品だ。

PS5やXbox Series X/Sに分かれる「次世代機」登場のタイミングで発売された作品らしく、ゲームグラフィックの美しさは格別で、大手パブリッシャーが手掛けているだけあって最適化も進んでおり、PCへの要求スペックもそれほど高くない。ソロとマルチでゲーム世界を堪能できるビッグスケールなシリーズ作品で、満足度は高いぞ。

【おすすめポイント】たっぷり遊べるAAAタイトル!

システム要件

『Call of Duty®: Black Ops Cold War』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「GTX 970」「GTX 1660 Super」「RX 580」クラスのパーツになるため、現行のローエンドからミドルスペックなゲーミングPCがあれば安全圏と言える。メインメモリの推奨搭載量は12GBだ。

CPUの推奨モデルは「i5-2500k」「Ryzen5 1600X」クラスのプロセッサーで、OSはWindows 10以上が必須。古いOSのままでいるユーザーは、この機会にOSのアップグレードを検討しよう。なお、超大作らしくインストールサイズは175GBと特大なので、事前にストレージの空き容量をチェックしておくと良いだろう。

要求スペックが中程度の『Call of Duty®: Black Ops Cold War』▲高精細なグラフィックの割に要求スペックは控えめ。ただしインストールサイズは3ケタだ。

1980年初頭の冷戦時代を舞台とする人気アクションFPSシリーズの第20作目『Call of Duty®: Black Ops Cold War』は、現在Steamで好評配信中。幅広いPCパーツ構成にも対応してくれる必見のゲームタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】ローエンドPCでも遊べるFPS!

Call of Duty®: Black Ops Cold Warスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 64-bit (SP1) または Windows 10 64-bit (v.1803 以降) Windows 10 64-bit (最新のアップデート)
CPU Intel Core i3-4340 または AMD FX-6300 Intel Core i5-2500K または AMD Ryzen R5 1600X
メモリー 8GB RAM 12GB RAM
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 670 / GeForce GTX 1650 または Radeon HD 7950 NVIDIA GeForce GTX 970 / GTX 1660 Super または Radeon R9 390 / RX 580
VRAM 2GB 4GB
HDD空き容量 175GB 175GB
DirectX DirectX 12 DirectX 12
備考

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