『Call of Duty®: Vanguard』のタイトル画像

『Call of Duty®: Vanguard (コール オブ デューティ ヴァンガード』は、2023/3/9からSteamで正式配信されているActivisionの購入型PCゲームで、世界的な人気を誇るアクションFPS『Call of Duty』シリーズタイトル。

第二次世界大戦をフィーチャーしたソロ向けキャンペーンモード、競争力抜群のPvPを体験できるオンラインマルチプレイモード、アンデッド集団と死闘を繰り広げるCO-OP要素満点のゾンビモードが大きな魅力で、累計4億本以上を売り上げるアクションFPSシリーズの世界に触れてみたい人におすすめの新作。

ついにSteamでも配信を開始

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Call of Duty®: Vanguard』は、第二次世界大戦をフィーチャーした世界を舞台に、ソロ向けキャンペーンモードとオンライマルチプレイを楽しめるおすすめの新作。作品自体は2021年に発売されたものだが、今回Steamストアには「初登場」となる。

2003年に誕生した『Call of Duty® (略称はCOD)』シリーズは、2021年の時点でフランチャイズの累計販売数が4億本を超えており、「最も売れたファーストパーソン・シューティングゲームシリーズ」としてギネス記録にも認定されている。本作はそんな「アクションFPSの金字塔」シリーズのファミリータイトルだ。

Steamに初登場した『Call of Duty®: Vanguard』▲第二次世界大戦を舞台にファーストパーソン・シューティングが展開していくシリーズ作品。

ヨーロッパ東部戦線、西部戦線、太平洋、北アフリカを舞台に、主人公アーサー・キングスリーを操作しながら没入感満点のプレイ要素を繰り広げていくソロ向けキャンペーンモードを実装し、さらにオンラインPvPが捗るマルチプレイモード、ゾンビ相手にCO-OPを楽しめるゾンビモードも搭載。たっぷり遊べる新作だぞ。

同名タイトルのリブート作である2019年発表の『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』と同じ次世代型ゲームエンジンを採用している本作は、高精細なビジュアル・クオリティーと、多くの動作環境でスムーズなプレイ体験を生み出す最適化も同時に実現。圧倒的リアリティーを持つフィールドを体験できる。

クロスプレイでマルチプレイを楽しむことが可能

ゲームはPC版以外にPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S向けにも展開しているマルチプラットフォームタイトルだが、異なるプラットフォームで遊んでいるユーザー同士がマッチングできるクロスプレイにも対応。さらにクロスプログレッション(進捗互換)とクロスジェネレーション(世代互換)にも対応している。

クロスプレイに対応する『Call of Duty®: Vanguard』▲次世代エンジンの美麗グラフィックとクロスプレイ対応も注目ポイント。シリーズ最新系を体験できる。

Steamストアでの販売価格は8690円だが、現在はスペシャルプロモーション期間価格となる半額の4345円で入手できる(2023/3/24までの限定価格)。これには初登場時から約2年遅れでSteamへ登場したことに対する「お詫び」の意味合いもあるのだろうが、待った甲斐がある新作アクションFPSと言えるだろう。

ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕を実装しており、参入の敷居は低い。またPC版は汎用コントローラーの操作もフルサポートされているため、普段ゲームをコントローラーでプレイすることが多い人も安心。ちなみにValveの携帯ゲーム機「Steam Deck」とは互換性がないので、注意しておこう。

解除できるSteam実績も合計で44種類搭載され、Steam経由で遊ぶ価値がある作品と言える。現在はマイクロソフト傘下となったActivisionがSteamにも門戸を開いてくれたことは歓迎すべきアクションで、Steamストアでの「COD熱」もヒートアップするはずだ。今すぐストアにアクセスしてゲームの詳細をチェックしよう。

【おすすめポイント】人気作がSteamで遊べる!

ゲームシステム

『Call of Duty®: Vanguard』のゲームモードは、ソロ向けキャンペーンとオンラインマルチプレイの2種類に別れている。キャンペーンモードでは特殊部隊誕生にまつわるストーリー要素を、オンラインマルチプレイモードではシーズン制を反映した世界で各種モードにチャレンジできる仕組みだ。たっぷり遊べる新作だぞ。

キャンペーンモードの実質的な主人公はアーサー・キングスリー軍曹で、その他にも女性スナイパーのポリーナ・ペトロバ、一匹狼のウェイド・ジャクソン、爆発物のエキスパートであるルーカス・リグスなどの登場人物も存在。それぞれの主要人物に実在のモデルが存在するという点が特徴で、人物造形も凝っている。

『Call of Duty®: Vanguard』のアーサー▲本作の実質的な主人公であるアーサー。イギリス空挺師団に所属し、ノルマンディーへ降下する。

オンラインPvPをたっぷりと楽しめる人気のマルチプレイモードでは、ローンチ初日から20種類のマップが実装されており、そのうち4種類のマップは初登場の「チャンピオンヒル」モード用。このモードでは復数のアリーナを舞台に戦うサバイバルトーナメントが展開し、真の実力を持つプレイヤーだけが勝者になれる。

次世代型ゲームエンジンによって高精細さを増したグラフィックと滑らかなアクション、そして環境オブジェクトの破壊要素はシリーズ屈指の出来栄えを誇り、キルストリークのカスタマイズ要素でバトルスタイルを作り上げながら、戦術性とアクションシューティングの腕前を発揮して戦場で活躍するプレイを堪能できるはずだ。

『Call of Duty®: Vanguard』のプレイ画面▲AAAタイトルらしい没入感と臨場感、次世代型グラフィックが光る必見のアクションFPSタイトル。

本作はシーズンアップデートでゲーム世界を拡張してきたが、現在は最終シーズンアップデートである「シーズン5」が実装済みで、各コンテンツの内容が刷新されている。人気のゾンビモードには、最終追加コンテンツ「THE ARCHON」が実装されており、不死身のコルティフェックスに立ち向かうバトルを体験できるぞ。

『Call of Duty®: Vanguard』のシーズン5▲『Call of Duty®: Vanguard』シーズン5の概要。これが本作の最終シーズンとなっている。

映画のような世界観設定に入り込んで、主人公目線で過酷な戦場を体験できるキャンペーンモード、世界のプレイヤーとクロスプレイで対戦と協力プレイ要素を楽しめるマルチプレイモードの二枚看板は健在。一部ファンからは進化に乏しいという厳しい意見も出ているが、概ね順当なパワーアップを遂げたタイトルだ。

【おすすめポイント】ガッツリ遊べるアクションFPS!

システム要件

『Call of Duty®: Vanguard』のシステム要件は中程度。推奨要件で提示されているグラフィックボードは「GTX 1060」または「RX 580」クラスのパーツになるため、現行のローエンドからミドルスペックなゲーミングPCがあれば安全圏と言える。メインメモリの推奨搭載量は12GBで、これをクリアできる人は多いはずだ。

システム要件が軽めの『Call of Duty®: Vanguard』▲高精細なグラフィックの割に要求スペックは控えめ。ストレージの空き容量には注意しよう。

CPUの推奨モデルは「i5-2500k」「Ryzen5 1600X」クラスのプロセッサーで、OSはWindows 10以上が必須。古いOSのままでいるユーザーは、この機会にOSのアップグレードを検討しよう。またインストールサイズは最大で177GBと特大なので、事前にストレージの空き容量をチェックしておくと安心だ。

【おすすめポイント】軽さも際立つ必見のタイトル!

本作は何作目なのか問題

不思議なことに、2022年に発売された『Call of Duty: Modern Warfare II(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア II)』の日本向けプレスリリースでは、株式会社KADOKAWAが同作を「シリーズ20作目」として記載しているが、日本向けウィキペディアでは「第21作目」と記載されており、齟齬が生じている。

現在日本向けウィキペディアで「シリーズ20作目」となっているのは、2020年に発表された『Call of Duty®: Black Ops Cold War』で、本稿で取り上げている『Call of Duty®: Vanguard』についてはシリーズ何作目という記載が存在しない。日本では本作の数え方についてちょっとした「エアポケット」が発生しているようだ。

シリーズの考え方が異なる『Call of Duty®: Vanguard』▲現時点で『Call of Duty®: Vanguard』をシリーズ何作目と表記しているサイトは存在しない。

究極的には「どの作品をシリーズ作としてカウントしているのか」という違いで生まれる問題なのだが、Activisionでさえも近年は「第何作目」とアピールすることが無くなっているため、余計にややこしいことになっている。各ゲームメディアが「第何作目」表記を控えるようになったのには、そんな事情もある。

この問題は『Call of Duty』シリーズのお膝元であるアメリカでも同様で、メディア毎にシリーズ作品の数え方が変わっているため、「これが正解」という単純な結論が出ない。「私はこの作品も含めてカウントする」という主張は自由なため、足並みが揃っていない点に気持ち悪さが感じられるが、仕方のない部分だ。

何作目なのか分かりにくい『Call of Duty®: Vanguard』▲公式がシリーズ作のカウントを止めてしまったのは、ゲーム紹介メディアにとって頭痛の種でもある。

CODフランチャイズの中には開発元が異なるタイトルが存在し、さらに近年はリマスタリングされたリブート作も登場しているため、これも混乱の元になっている。各所によって異なる「何作目」表記が起こっていくことは、今後も防ぎようがない。「何年発表のシリーズ作品」と考えた方が健康的で、ストレスも無いはずだ。

世界的な人気を誇るアクションFPS『Call of Duty』シリーズタイトル『Call of Duty®: Vanguard (コール オブ デューティ ヴァンガード』は、現在PCおよびXbox、PS向けに好評配信中。難しい「第何作目」問題を持ちながらも、ギネス記録を樹立したシリーズ作品だ。今すぐストアで最新情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】難しく考えずに遊ぶのが正解!

Call of Duty®: Vanguardスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Window 10 64 Bit(バージョン1909以降)
CPU Intel Core i3-4340またはAMD FX-6300*
メモリー 8GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 960またはAMD Radeon RX 470
VRAM
HDD空き容量 36GB
DirectX Version 12
回線速度 ブロードバンドインターネット接続

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