『Supermarket Simulator (スーパーマーケット・シミュレーター)』は、2024/2/21からSteamで早期アクセス版が配信されているNokta GamesのSLG。
3Dグラフィックで再現されたマーケット内部で商品発注や陳列をおこなって利益を上げていくプレイ要素が特徴で、職業体験SLGが好きな人におすすめ。
- リアルなグラフィック
- 様々な業務を遂行
- 顧客満足度の上昇
スーパーマーケット運営を楽しめるSLG
現在Steamで「早期アクセス版」として配信中の『Supermarket Simulator (スーパーマーケット・シミュレーター)』は、スーパーの経営者になれる新作SLG。
ゲームを開発しているのは、2017年にトルコで発足したインディーゲームデベロッパーのNokta Games。新鋭のスタジオが送る必見タイトルだ。
なお、Steamでは現在今後発売予定の作品として同名のゲームがラインナップされているが、開発会社は別の作品になるため、混同に注意しよう。
プレイヤーは小型スーパーマーケットの経営者としてプレイをスタートさせ、様々なマネジメント要素に触れながら利益確保と顧客満足度上昇を目指す。
現実世界で就業している職業以外を体験できる職業系シミュレーションゲームが好きな人におすすめの新作で、スーパーが好きな人も楽しく遊べるだろう。
ゲームの特徴
没入感を高めてくれるファーストパーソンビューを用いながら3D世界で遊べる点が作品の魅力。最新ゲームらしいグラフィックの美しさも光る。
人々の導線を意識しながら什器の配置を行いつつ、分かりやすい商品陳列を行っていくことも大切。スムーズなショッピング体験を目指していこう。
現実のスーパーやコンビニも、これらの導線や商品配置にひときわ気を遣っているので、プレイ中にわからなくなったら現実世界を観察するのもアリ。
理路整然と商品が陳列されることで顧客満足度も高まっていくので、自分でも商品を探し出しやすい店舗作りを目指すと失敗しないはずだ。
サンドボックス要素も併せ持つ本作は、クラフトで建造物をレイアウトすることが得意な人にもおすすめできるシミュレーションゲームと言えるだろう。
品出しとレジ打ち
発注して届いた商品を開梱し、倉庫で整理してから陳列棚や冷蔵庫、冷凍庫へ並べていく「品出し」も行える点も魅力で、気分はスーパーの従業員だ。
商品の陳列アクションは、動かせる商品がハイライト表示されるために分かりやすく、直感的な操作でプレイを進められる点がポイント。
ゲームのレジは現金払いとカード払いの両方に対応しているため、現代のレジらしい雰囲気を味わいながら遊べる。接客で顧客への対処を楽しもう。
最近は無人のレジも多いが、本作の場合には対面式のレジが登場するので、NPCがお金やカードを差し出す動作を一人称視点で見れて面白い。
スーパーマーケットやコンビニでアルバイトをした経験がある人にもおすすめの作品で、お釣りを間違えずに取り出す動作にも力が入るはずだ。
経済要素も完備
価格が下落したときに商品を購入し、顧客満足度と利益率のバランスをとるために「売れ筋価格」を決定することも大切なルーティーン。
ゲーム内ではリアルタイムで経済が変動する要素があるので、チャンスを逃さずに利益を確保できる商品を仕入れる「目利き」の腕前も試される。
小型で無名の店舗からスタートしつつ、徐々に顧客満足度を高めて利益を高め、財政とのバランスを確保しながら店全体をマネジメントしていこう。
経営要素を持つシミュレーションゲームで遊ぶことが好きな人にはハマるタイトルで、異国でスーパーマーケットを運営する気分にに浸れるはずだ。
日本語UIを搭載
Steamでの販売価格は1,500円。標準で日本語インターフェースをサポートしており、参入の敷居は低い。解除できる実績も3種類搭載されている。
ゲームはソロプレイ専用タイトルとなり、オンラインでの協力プレイには非対応。またSteam Deckとの互換性も現時点では確認が取れていない。
早期アクセス時の販売価格は底値で、12ヶ月以内にリリースされるという正式版では価格が上昇する見通し。今後に購入するのも手だ。
ちなみに早期アクセス価格でゲームを購入した後、正式版となって価格が値上がりしたとしても、ユーザーは追加料金を支払うこと無くプレイを継続できる。
要求スペック
3Dモデルを用いた作品でありながら、PCへの要求スペックは低め。推奨要件で提示されているグラフィックボードはGTX 1060もしくはRX 480クラスとなる。
CPUの推奨モデルはi5-7600KもしくはRyzen 5 2600Xクラスと、プロセッサーの面でも敷居は低い。インストールサイズも5GBと軽さが光る。
スーパーマーケットの経営と実労働を体験できるおすすめの新作PCゲーム『Supermarket Simulator (スーパーマーケット・シミュレーター)』は、現在好評配信中。
早期アクセス版の作品でありながら、プレイを楽しむための基本的な要素は全て揃っている。インディーゲームファンにもおすすめのタイトルだ。
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【おすすめポイント】スーパーの店主になろう!
正式バージョンの展望
12ヶ月以内に登場するという正式バージョンでは、さらに多くのコンテンツが実装されていく予定。今後の開発進捗が非常に楽しみなSLGだ。
具体的にはオンライン注文や近隣世帯への商品配達、店舗のカスタマイズ要素などが実装候補に上がっており、これらが追加されれば面白さも増すはず。
現実世界のスーパーでも配達サービスを行っているところが多いため、極めて現実的な店舗運営要素を体験できるシミュレーションゲームになりそうだ。
さらにゲームにはクリーニング要素や倉庫管理のシステムなども実装されていく予定。今後のアップデートが気になる期待のPCゲームと言えるだろう。
ストアの宣伝文には、リアル店舗が避けられない「万引き」やセキュリティー対処についても言及されているので、よりリアルに進化しそうだ。
総評
現時点でSteamにレビューを寄せているユーザーの数は3,136人で、評価は「非常に好評」という順調な滑り出し。人気も高まっている作品だ。
NPCにレジ打ちをまかせられるなど、実際のマネジメント要素を体験できる点も面白いが、ゲームバランスなどは改善の余地があるかもしれない。
何より本作は現時点で「早期アクセス版」の作品のため、プレイヤーからのフィードバックを取り入れてシステムを改善していく余地は残されている。
開発歴の浅いスタジオが制作中の作品ということで、今後どれだけユーザーの要望が取り入れられていくのかは未知数だが、大いに期待しておこう。
スーパーマーケットの経営と実労働を体験できるおすすめのPCゲーム『Supermarket Simulator (スーパーマーケット・シミュレーター)』は、現在好評配信中。
職業体験型シムをプレイすることが好きな人には断然おすすめのタイトルだ。実況プレイをしても面白いシミュレーションゲームと言えるだろう。
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【おすすめポイント】今後に期待!
Supermarket Simulatorスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 または AMD FX-6300 | Intel Core i7-4790 または AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 または AMD Radeon R7 260x | NVIDIA GeForce GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 |
VRAM | 2GB | 6GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | Version 11 | Version 11 |
備考 |
(C) Nokta Games.
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