『The Saboteur』のタイトル画像

『The Saboteur』は、2024/3/8からSteamで正式配信されているエレクトロニック・アーツのPC向けアクションRPGタイトル。

1940年代、ナチス占領下のパリを舞台に展開するレジスタンスバトルが特徴で、ステルスアクション系のゲームが好きな人におすすめの新作。

このゲームはココが魅力!
  • 2009年の名作が復活
  • 占領下のパリが舞台
  • ステルス破壊工作

名作ゲームがSteamで復活

現在Steamで好評配信中の『The Saboteur』は、2009年に発売されたゲームをSteamで改めて公開したファン必見のアクションRPGタイトル。

2009年にゲームが復活

オリジナルタイトルはPC/PS3/Xbox向けのゲームとして発表されたが、直後に原作を開発したパンデミック・スタジオが閉鎖されてしまう。

そのため次世代へ移行することができず、近年は元コンソールなどでしか遊べない作品となっていたが、EAは本作をPC版で復活させた。

EAによって復活

かつて同作を遊び込んだユーザーには嬉しい発表で、本作以外にも複数のEAクラシックゲームがSteamで一斉に復活を遂げている。

『The Saboteur』の世界観

本作の舞台となるのは、ナチスに占領されている1940年代のパリ。街では占領軍の兵士たちが我が物顔で歩き回っており、市民に自由はない。

主人公のショーン

主人公はアイルランド出身のレースメカニック「ショーン・デヴリン」。プレイヤーは彼を操作しながら仲間と結託し、ナチスに打撃を与えていくことになる。

列車でのアクションシーン

フランス人の抵抗組織(レジスタンス)と結託しながら行動を続け、親友の命を奪った冷酷なナチス将校「カート・ダーカー」への復讐を決行しよう。

ゲームのイメージ画像

ナチスを完全な「悪の組織」として描き出している作品で、孤高の主人公が活躍していく様子はある意味『スナイパーエリート』に通ずる所もある。

ゲームの特徴

戦闘力では大きく劣るレジスタンスのメンバーとして行動していく本作では、敵の目を欺きながら秘密裏に動くステルス要素が重要になってくる。

ステルス要素が重要になってくる

敵兵士を射殺する、爆破を行うなどの派手な行動を取るとすぐにサイレンが鳴ってナチスが警戒態勢に入るため、慎重に動き回ることが必須だ。

占領下のパリはオープンワールドマップで再現されており、レジスタンスの拠点でもあるキャバレーを中心にサボタージュ(破壊活動)を進めることがプレイの流れ。

移動シーン

ショーンに有効的なNPCとの会話シーンも発生し、プレイの進捗によってゲームの全体的なストーリーが動いていく。物語性も抜群の作品だ。

主人公のショーンは屋根に登る、車を運転する、爆発物を設置する、喫煙をするなどの特殊アクションを実行可能。喫煙はナチスからの目眩ましにも活用できる。

ゲーム内のワンシーン

街中に響き渡る忌まわしいナチスのサイレンを爆破し、素早く現場から脱出して駆けつけた兵士に気づかれないように一服することもできる点が魅力。

武器を持って派手に暴れまわることもできなくもないが、多勢に無勢な状況になってしまう。このあたりのバランスはアサクリシリーズにも近い。

一服する主人公

あくまで隠密行動を行いながら徐々にナチスの設備に打撃を与えていくプレイ要素が面白い作品で、潜入と実行のスリルに夢中になれること請け合いだ。

カラーリングシステム

本作を語る上で外せない要素が「カラーリングシステム」。これはプレイヤーが行動することでプレイ画面が鮮やかな色彩になるシステムだ。

カラーリングが独特な作品

ナチス占領化のパリはエリア単位で区切られており、プレイ画面の見た目はモノトーンに近い寂れた配色になっている。自由のない世界を視覚化した上手い手法だ。

ナチスの地域拠点を壊滅させる、サイレンスピーカーを破壊するなど、エリア内で一定の行動を取ることで該当エリアを開放でき、その時点で色彩が変化。

車両を操作中

市民NPCが多く闊歩するエリアへと変化を遂げ、モノトーン基調だった色彩が一気に色づいて活気を帯びてくる。開放を達成し続けよう。

複数のエリアをナチスの魔の手から開放していくプレイ要素が本作の醍醐味で、その中には有名な観光スポット「モンマルトルの丘」も含まれる。

開放で色彩が変化

プレイヤーが知恵を絞りながら数々の破壊工作を行い、抑圧されてしまったパリの街を徐々に元の姿へと戻していく要素が最高に楽しい作品だ。

日本語UI非対応

Steamでの販売価格は1,400円で、インターフェースに日本語は含まれていない。会話シーンなどが登場する関係上、一定の語学力は必須となる。

日本語UIには非対応

作品はソロプレイ専用で、オンラインマルチプレイ機能は皆無。これは原作でも全く同じなので、ソロプレイ専用のアクションRPGとして楽しもう。

コンソール版には解除できる実績が存在しているが、今回リリースされたSteamバージョンは実績が記載されていない。この点には注意が必要だ。

要求スペック

2009年に登場した作品のため、PCへの要求スペックはかなり低い。推奨要件で提示されているグラフィックボードは8800 GTクラスだ。

要求スペックは低め

インストールサイズも7GB程度と非常に軽く、ストレージを圧迫しない。低スペックなゲーミングPCでも動かせるゲームを探している人にもおすすめだぞ。

ちなみに本作はリマスターやリブートではないタイトルなので、追加要素などは存在しない。当時のままのスタイルと描画を持つ新作ゲームだ。

総評

筆者はXbox360バージョンの本作をプレイした経験を持っているが、非常に完成度の高い作品だと感じた。プレイ後の満足感も大きい。

2009年の作品が復活

その後パンデミック・スタジオが消滅してしまったことに落胆し、また次世代コンソール向けにも再登場しないので、二度と遊べないと思っていた。

そんな中青天の霹靂のようにエレクトロニック・アーツが過去の名作ゲームをSteamで一気に公開したことは非常に喜ばしい。

閉鎖したスタジオのヒット作

ナチスとの対立や一部残酷・過激な描写が入る作品のため、日本語バージョンが配信されなかった本作は、ここ日本ではあまり有名ではないかもしれない。

ただし内容的には満点に近いゲームで、程よい難易度とゲームバランスで最後まで楽しく遊べる。海外ゲームファンには断然おすすめの新作だ。

ゲームのプレイ画面

誰もが知るパリの有名な建造物「エッフェル塔」の再現度も素晴らしく、そこで巻き起こる壮絶なバトルも必見。ちなみに塔は頂上まで登れるぞ。

ナチス占領下のパリを舞台にレジスタンスの一員として活動していくおすすめのPCゲーム『The Saboteur』は、現在Steamストアで好評配信中。

ロープを使った移動場面

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【おすすめポイント】必ずハマるARPG!

The Saboteurスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10
CPU Core 2 Dual Core 2.4GHz or AMD equivalent
メモリー 2GB
グラフィックカード Nvidia Geforce 7800 GTX or ATI Radeon HD 2600 Pro
VRAM 256MB
HDD空き容量 7GB
DirectX Version 9.0c
回線速度

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