『戦国無双4 DX』のタイトル画像

『戦国無双4 DX』は、2024/5/14からSteamストアで正式配信されているコーエーテクモゲームスの購入型PC向け日本語対応「ハクスラ」系アクションロールプレイングシリーズゲームタイトルのデラックス・エディション。

発売済のゲームタイトル『戦国無双4』に、これまでに配信された衣装、武器、エディットパーツ、シナリオ、BGMなど各種ダウンロードコンテンツを150点以上を収録したボリューム満点のゲーム内コンテンツが大きな特徴。

戦国武将を操りながら無双のハクスラアクションバトルを体験してみたい人、原作を未プレイで、これからPCでゲームを遊んでみたいと考えている人、コーエーテクモゲームスのゲーム作品ファンの人におすすめの新作タイトル。

このゲームはココが魅力!
  • 日本語対応のPC版
  • DLC150点以上を収録
  • 痛快ハクスラバトル

DX日本語版がPC向けに配信開始

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」ストアで好評配信中の『戦国無双4 DX』は、2014年に発売されたアクションロールプレイングゲーム『戦国無双4』に多数のコンテンツを盛り込んだ「デラックス・エディション」。

原作『戦国無双4』は、「運命に、火花散る」という鮮烈なキャッチコピーを持つタイトルで、PS3とPS Vita向けに配信後、PS4とNintendo Switchへと移植された経緯を持つ。SteamのPC日本語版のDXは、今回が初登場だ。

痛快なハクスラバトル

戦国無双ナンバリングタイトルとして4年ぶりに発表された原作は、勢力別にシナリオを選択しながら「史実を元にしたハクスラバトル」を体験できる点が特徴。キャラのアクションタイプも前作から大きく変更されている。

成長システムも一新されている原作では、2名の武将キャラクターを切り替えながらプレイすることが可能に。次世代機投入のタイミングで生まれた難しい立ち位置の作品だが、PS3では23万本以上を売り上げるヒット作になった。

ゲーム内のワンシーン

DX(デラックス版)は、この原作のために製作された各種のダウンロードコンテンツを多数収録しており、これまで同作に一切触れて来なかったPCゲームユーザーにとっては必見の作品と言える。全部入りに等しい新作ゲームだ。

美麗な技を繰り出していく戦国武将のアクションバトル要素、何より爽快感満点のハクスラバトルを体験できるという年代を問わないゲーム性が魅力の作品で、当時はアニメ版も製作されたという絶大な人気も誇っている。

2004年にシリーズが始まった戦国無双シリーズは、最新作「5」までに様々な関連タイトルも発売されており、日本を超えて世界にも多くのファンを持つ一大フランチャイズ。PCバージョン日本版でその魅力を体験してみよう。

55名の武将キャラクターが登場

『戦国無双4 DX』には、合計で55名の武将キャラクターが登場。シリーズファンから要望の多かった真田信之や大谷吉継をはじめ、戦国絵巻を彩る人気抜群の戦国武将キャラクターたちが多数登場する必見のゲームタイトルだ。

スピンオフタイトル『戦国無双 Chronicle 2nd』で初登場となった藤堂高虎や井伊直虎、柳生宗矩もナンバリング作品に初登場する本作は、戦国時代に詳しいユーザーほどテンションが上がるアクションRPGと言えるだろう。

55名の武将が登場

真田幸村や織田信長など、これまでの「戦国無双」シリーズでも多数の登場歴を持つお馴染みのキャラクターたちは、デザインの一新は無論のこと、アクション技も大幅に強化されている。ファンを飽きさせないシリーズ作だ。

シリーズを追う毎に進化を続けて新たなファンを増やし続けている「戦国無双」らしいゴージャスなコンテンツを誇っており、自分の推し武将キャラクターを発見しながら操作を極めていくプレイ要素に夢中になれるだろう。

ゲームシステム

メインモードとなるコンテンツの「無双演武」では、九州や四国など全国各地の武将たちの活躍を描く「地方編」と、戦国時代の終焉までを描いた「天下統一編」の2つを軸に、史実を元にした面白さ満点の物語が展開していく。

従来の「戦国無双」シリーズとは異なり、勢力ごとに合戦を繰り広げながら「武将同士の人間関係」をよりドラマティックに描き出すこのコンテンツは必見で、決して同じ作風に溺れないシリーズの貪欲さを垣間見れる。

戦国無双シリーズの人気作

「戦国無双」シリーズの最大の醍醐味でもある、並み居る敵キャラクターたちを次々と薙ぎ払う「一騎当千」の爽快アクションバトルにも、本作で追加された「新たな要素」が多数存在。バトルが最高に面白い新作タイトルだ。

素早く距離を詰めながら縦横無尽に敵を薙ぎ払える「神速アクション」や、練技ゲージが最大時に攻撃がパワーアップする「無双極意」からの最強必殺技「無双奥義・皆伝」などの新アクションを大いに堪能しながら遊ぼう。

キャラクターのアクションタイプや成長システムも一新。これによってシリーズの特徴である「お手軽操作」はそのままに、かつてない多彩なアクション要素とシリーズ最高の爽快感を実現している。満足できる内容だ。

アクション性抜群

「戦国無双」の世界を旅する新モード「流浪演武」では、日本全国を旅しながら、各地でNPCから依頼される様々なクエスト目標を達成し、武将キャラクターとの出会いやアイテム収集要素を楽しめるようになっている。

リニューアルしたキャラクターエディットモード「新武将作成」では、より充実した新武将のカスタマイズができるため、完全オリジナルな武将キャラクターを生み出して戦乱の世界を駆け抜けるプレイ要素も大いに捗るはずだ。

前述した新要素の武将キャラクター切り替えを行うことで、戦闘シーンを有利に進めたり、隠されたミッションを発見したりと、様々な恩恵を受けられるようになっている。やりこみ要素が高まるコンテンツの存在も魅力だ。

馬に乗った武将

この武将切り替え操作では、自分が操作していない武将キャラクターに対して「細かな方針」を設定して実行させることができるようになっているので、戦術性を考えながら指示を出していく面白さも体験できるぞ。

マップ内に登場する「敵陣地」は士気の高さによって強化されており、ミッションを達成したり、新ユニット「旗持兵」を撃破して敵軍の士気を下げたりすることで攻略しやすくなる特性がある。上手く活用していこう。

プレイヤー自身の行動次第で、ダイナミックに戦況を変化させられるインタラクティブな仕掛けが際立つタイトルで、単純なアクションバトルの要素以外も体験できる点がポイント。頭脳プレイも捗るPCゲーム作品だ。

DX収録ダウンロードコンテンツについて

『戦国無双4 DX』には、製品に向けて発表されたダウンロードコンテンツが大量に盛り込まれている。特にキャラクターの外見に影響を与えるコンテンツが多いため、視覚的に楽しみながら遊べる点が大きな魅力だ。

作品に収録されているダウンロードコンテンツは、「特別衣装」「戦国無双衣装」「追加エディットパーツ」「追加武器セット」「追加軍馬」「追加シナリオ」「追加BGM」のカテゴリーに分かれている。

DLCも150点以上収録

当時リアルタイムで無印の製品を購入し、その後着実にダウンロードコンテンツを収集していった筋金入りのファンには羨ましい限りの仕様となっており、これから原作をプレイしようと考えている人にはうってつけの作品だ。

『戦国無双4 DX』に収録されたダウンロードコンテンツの総数は実に150点以上とボリューム満点。ゲームのために開発されたコンテンツを惜しみなく利用しながらプレイを楽しめるので、利便性も抜群の新作と言えるだろう。

Steam Deckでもプレイ可能

Steamストアでの販売価格は6,380円で、標準で日本語インターフェースと音声・字幕をサポート。またXboxコントローラーでの操作をフルサポートしており、普段コントローラーでゲームを遊ぶことが多い人でも安心だ。

Valveの携帯ゲーム機「Steam Deck」とも完全な互換性がある本作は、PCモニターにかじりつくことなく「好きな場所」で遊べるタイトル。リラックスした姿勢でプレイを堪能しながら、無双のハクスラを極めていこう。

戦闘シーン

ゲームはソロプレイ以外に、オンラインでの協力プレイをサポート。CEROレーティングはB相当で、セクシャル要素と暴力、犯罪その他に関する注意がある。対象年齢は低いので、多くのプレイヤーが遊べるはずだ。

解除できるSteam実績の総数も54種類と豊富で、普段から実績ハンターを自負している人にもおすすめ。豊富なダウンロードコンテンツを遊び尽くしながらプレイを続けつつ、実績の全解除を目指していこう。

総評:ユーザーファーストの姿勢が必須

今回Steamで日本語バージョンのDXが配信開始されたことで、少なからずSteamユーザーの間では混乱が広がっている。その要因を辿ってみると、高解像度への対応が行われているか否かという意見が多い。

これは設定を良く見ていないユーザーが悪いのではなく、ストアにしっかりと高解像度に対応する旨を記載していないメーカーに落ち度がある。つまりコーエーテクモゲームスは、ユーザー目線で文言を考えていない。

PCモニターには様々な解像度があり、現行のPCゲーマーは少なからずフルHD以上のプレイ環境を構築している。この点をどこまでサポートするのかを、メーカーは「目に付く場所」に記載する義務があると思う。

本作がアップデートによって4K解像度までサポートするようになったことは、シリーズを追っている人には公然の事実と言えるかもしれないが、初見でSteamストアページを見ただけでは決して分からない部分だ。

公式サイトを見ても「Steam版発売」という記載はあるものの、PC版のシステム要件や解像度対応についてはWebマニュアルに表示が存在せず、一体何をしているのかという気分にさせられる。大手がこれでは駄目だろう。

無印版の製品発表から相当な期間が経過しており、今回のSteam日本語バージョン配信開始のために仕事をしたスタッフの顔ぶれは開発者とは全く異なる点は想像に難くないが、統括して物事を見る人物の存在は必須だ。

「初めてこの作品のストアページを見たユーザーはどの点に注目するか」を分かっていない状態で作業を進めてしまったため、本作は「PCで日本語版を遊べるように何とか送り出した」印象を強く受ける。

すでにコンシューマー機でDXは出回っており、Steamの日本語PCバージョンは完全な後発、それも周回遅れでリリースされた作品になるので、フルプライスで出すのであればそれ相応の記載を行うことは必須だ。

大手企業らしからぬ不親切さが敢行された結果、Steamユーザーのレビューも混乱しており、コミュニティーハブでは解像度に関する質問も寄せられている。こんな基本的なことで製品の価値が下がるのは非常に痛ましい。

Steamで日本語バージョンを出します、と決定した場合には、初めて本作に触れることになるPCゲーマーがどんなことを知りたいのかを事前調査し、それらをしっかりと説明文に起こして記載することが大切だ。

マーケティング面で恐ろしく用意が足りていなかった作品であり、すでに多数投稿された「勘違いの低評価レビュー」が非常にもったいない。だがこれは「準備不足」で作品を送り出してしまった大きな代償だと思う。

ゲーム業界には昔から「完全版商法」なる悪意のこもったワードが存在しているが、本作もDLC全部入りという形態でリリースされている関係上、そういった議場へ乗っかってしまうことの危機感を覚えたほうが良い。

先頭に立ってプロジェクトを指揮する人間、それもかなりの責任感を持った人物が不在の場合、今回のような「無用な混乱」が起こる可能性は大いにある。ユーザーの目線で考えれば答えは自ずと出てくるはずだ。

非常に勿体ない文章の不備によって評価を下げてしまった本作だが、今後社内でこの減少を大いに問題視し、初見プレイヤーでも安心して製品を購入できる導入文と説明文を作り上げて欲しい。

人気の戦国無双シリーズにダウンロードコンテンツを盛り込んだおすすめの新作PC向けアクションRPG『戦国無双4 DX』は、現在Steamストアで好評配信中。説明不足で苦境に陥っている残念なタイトルだ。

【おすすめポイント】DLC特盛で遊ぼう!

戦国無双4 DXスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows® 10, 64bit/ Windows® 11
CPU Intel Core™ i5-4460 以上
メモリー 4GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD Radeon HD 7790
VRAM 2GB/1GB
HDD空き容量 25GB
DirectX Version 11
回線速度
備考 グラフィック設定 品質設定「低」 (30FPS @1280x720) ※Windows® 11をご使用の場合、Windows® 11のシステム要件に準じます。

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