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ジ・エンド:イナリズ・クエスト(The End: Inari's Quest)は2018年7月24日にゲーム配信サイト「STEAM」でダウンロードサービスが始まった。

開発メーカーは「Mata」になっている。
「狐」が主人公を努める驚き設定で、背中から見た三人称視点のサイバーパンクアドベンチャーゲームだ。

世界に大きな変革が起こり、ほとんどの人間がサイボーグと化してしまった。
「最後の人間を探して欲しい」と稲荷神から頼まれた狐がこの世界に住む最後の人間を探すための旅に出る。

The End: Inari's Questはサイバーパンクの世界で生きる狐がメインテーマとなり、その人生を描いた作品だ。
街を脱出し、人間を探し出すことは出来るのだろうか。
ミステリアスな設定が好きで動物が好きな人に、ぜひオススメしたいゲームになっている。

子狐を守るためならどんな手でも使うのだ!

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The End: Inari's Questではゲームが始まっても、チュートリアルのような親切なゲーム解説など存在しない。
一応、稲荷の女神が現れて説明をしてくれるのだが、言語は英語のみしか対応していないので、わかりづらい面もあるかもしれない。
英語がわからない人のために軽く解説しておこう。

稲荷の女神の前にある丸いサークル内で休むことにより、狐の残機が回復することを教えてくれるのと、近くに子狐がいることを告げられる。

先に進むと鉄格子に入れられた子狐がいるだが、その子狐は自分の子どもでこれから売られる予定になっていた。
すぐに助けたいところだが、鉄格子が邪魔をして触れられないので、少し先に進んでイベントを見よう。

すると、鉄格子が壊れて咥えて運べるようになる。
そんなわけで狐は人間を探しながら、子狐を守っていくことになったのだ。

The End: Inari's Questでは子狐は移動させたいときは、咥えることによって行うのだが、咥えた状態では出来る行動にかなりの制限が入ってしまう。
そのため、本気で何かをやる際には、子狐をひとまずどこかに隠しておくなどの対応が必要となる。

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狐の敵となるのはサイボーグやロボットなどの機械仕掛けの相手たち。
狐なので、強化されたサイボーグやロボットたちが相手では、少しでも触れると死んでしまう。

死ぬと残機が一つ減りスタート地点に戻されてしまう。
絶対に触れないように気をつけて動くように心がけなければならない

The End: Inari's Questでは敵性存在であるサイボーグやロボットたちはあまり多く見かけることはない。
サイボーグに見えても、ただのオブジェクトなどの飾りだったりするので、落ち着いて周りを確認すればどうにかなる。
アクロバティックな操作は要求されないので、焦らずに行動するのが大事だ。

先へ進むために邪魔なトラップや敵を退けよう!

サイボーグたちにスイッチを踏ませるなりして、安全が確保出来たら、子狐を迎えに行こう。
床に置いておくと緑に光っているのでどこにいても見つけやすくなっている。
邪魔な敵や仕掛けを排除し、子狐を連れて前に進んでいくのがThe End: Inari's Questの主な流れになるのだ。

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問題が発生したらすぐに子狐を隠すようにしよう。
しかし、気をつけて欲しい。手元から離してしまうと、厄介な存在が遠慮なしに近づいてくる。
ところ構わずに姿を見せるオレンジの生き物「ネズミ」だ

普段のネズミは狐には何もしてこない安全な奴に思わせている。しかし、床に子狐がいるときは話が別だ。容赦なく襲いかかってくる。
もちろん、襲われてしまうと殺されてしまい、残機が減ってしまうので、放置しすぎには注意しよう。

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▲子狐以外にも咥えることでアイテムを移動させるコトが出来る。重要なアクションで使用頻度も多いので覚えておこう

The End: Inari's Questのゲーム全体として、サイボーグやロボットを誘導してスイッチを踏ませたり、アイテムの移動がギミックとして多いイメージだ。

反対に何かを倒せとか、無茶なアクションを求められることもないので、アクションとしてかなり落ち着いたゲームになっている。
激しい操作が苦手な人には嬉しい話だ。

先が見えず画面がやや暗いので恐怖心を煽る!

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人間が滅んだ後の機械に覆われたサイバーな街を描いたためか、全体的に薄暗く、遠くを見通すのがほぼ不可能な状態だ。
何があるのかわかりづらいというデメリットがあるが、雰囲気作りは成功している。
曲がり角に近づく度になにかが隠れていそうで、ついドキドキしてしまう

街の中はまるでダンジョンのように入り組んでいる。どこに何があるのか把握しづらい。
おまけに視線を狐目線なのでかなり低くなっている。
もしかすると3D酔いしやすい人は厳しい環境かもしれない。

The End: Inari's Questをプレイをする前にyoutubeなどでプレイ動画を見て、大丈夫かどうか判断しておいた方が良いだろう。
視点の低さは本当に狐になったようで新しい斬新な感覚だ。

ゲームを楽しくする狐の様々なアクション!

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狐が出来る行動は移動と子狐を咥えるほかに「攻撃」「ジャンプ」「死んだふり」といったものもいくつか用意されている。
攻撃はネズミが邪魔をしてきたときに撃退するのに使えるので、ピンチを脱することも可能だ。

とはいえ、サイボーグやロボットにはまったく歯が立たないので、間違っても攻撃で倒そうなど思わないで欲しい。確実にやられてしまうだろう。

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ジャンプは障害物を飛び越えるのに使える。
アクションの中で面白いのは死んだふりだ。
昔の某オンラインMMOでは敵に襲われそうになったときに、死んだふりをすれば攻撃を止めさせる効果があった。

このThe End: Inari's Questでも同様に敵を回避するのに使える。
見つかってはならない場所で見つかったときに使ってみよう。
なかなかいざという時はなかったが、それでもなにかあれば必ず役に立つ行動だ。

ちなみに子狐を咥えたまま死んだふりが出来るのは面白い。子狐はどうなっているのだろうか。

狐の頑張る姿が可愛く、まったりのんびりと遊べる良ゲームだ!

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The End: Inari's Questの設定を見たとき、狐が主人公と知ってビックリして、思わずに二度見してしまった。
おまけに人間が出てこずにサイボーグやロボットたちの街となれば、なおさら驚きは大きい。

狐がメインなので、会話もストーリーもなく、淡々とサイボーグたちを排除して先に進んでいくだけので、英語が全くわからなくても操作さえ覚えてしまえば、問題になることはほとんどないだろう。

チュートリアルがないので、序盤は操作的な意味で難しいかもしれないが、そこさえある程度慣れてしまえば、非常に快適に遊べるゲームだと気がつくはずだ。

グラフィックも全体的に見れば決して悪いレベルではなく、どちらかと言えば、綺麗な分類に入る。
狐は本当に生きているかのように丁寧に書かれているので間近で見て欲しい
動物が好きな人は狐の姿に癒やされる人も多いはずだ。

狐が知恵を絞って巨大なサイボーグたちを化かし苦難を乗り越えていく姿は感動すら覚えるに違いない。
激しいアクションは苦手という人にでも安心してオススメできる、癒やし系のアクションゲームだ!

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