「グレイブボール(Graveball)」は2018/08/01よりSteamでリリースしたゴブリンのアクションスポーツだ!
本作は、凶悪なゴブリンたちが棍棒を振り回しながら奇妙なスポーツに興じるアクションスポーツ。
単なる球技じゃない、敵を撲殺したかと思えば、幽体になってフィールドを高速移動する。
よく見ればボールも骸骨だ!
いとも簡単に死んでしまうゴブリンが死に物狂いでボールを追う。
難しいルールは分からなくても、とにかくボールを相手陣地に投げ込んだらOK!
初心者のガチャプレイでも十分楽しめる豪快バイオレンススポーツゲームだ。
既存のスポーツゲームの枠を打ち破ったロケットリーグに続けとばかりに作られたのか、その勢いはアップテンポなゲーム展開にも繋がっている。
ラグビーとバスケを組み合わせたようなスポーツは暴力とホラーに満ちたアクションゲームのようだ。
主戦場はオンライン、ゴブリンを巧に操って敵の攻撃をかわし勝利を掴むことができるか!?
小人数による球技が好きな人や誰かとわいわいゲームのしたい人におすすめの新作アクションスポーツ!
暗い墓地の中でゴブリンがスポーツをする死者のゲーム!
薄暗く、カビ臭い空気がただよっていそうな墓地が舞台。
そこでゴブリンたちが熱くなっているのはGraveball、シャレコウベをボール代わりにしたラグビーのようなスポーツだ。
ゴブリンは試合中に死ぬことがあっても消滅することはできない。
すぐに復活して戦いのフィールドで血しぶきを上げることになる。
死んでも終えることができないこのゲームを終わらせるには勝利するしかない!
RPGでは定番の敵のゴブリンが正々堂々のスポーツ繰り広げるオススメの新作ゲームだ!
スポーツのようなルールではちゃめちゃ対戦ができるアクションゲーム!
Graveballはラグビーのようなスポーツだが別物と言ってもいいくらいルールが違う。
ひとつのチームはゴブリン3体で構成される。
一試合の時間が短く、デフォルトで3分に設定される。
試合終了までに1点でも多くの得点を獲得した側が勝ちになるのはラグビーと同じだ。
得点をとるには次の3つの条件のうちひとつを満たす必要がある。
・敵ゴブリンを全員死んだ状態にする
・敵ゴール付近に30秒間隔で現れるサークルにボールを通す
・敵陣地の奥にある得点エリアにボールを2秒以上継続して置く
最も得点しやすいのは3番目の方法、ボールを相手陣地に向けて投げつけて得点エリア内に収まれば得点チャンスになる。
2番目のサークルは出現位置がランダムなので意外と達成するのは難しい。
達成するのが困難なのは1番目のゴブリンを全員ほぼ同時に殺倒すことだ。
ゴブリンは殺しても数秒で復活するし、AIの協力も欠かせないためタイミングよく全員が死んでいる状態にできるのは一試合に1、2回しかない。
これを狙って出来るようなら上級者だろう。
このスポーツがラグビーと明確に違うポイントは二つある。
ひとつ目は相手を棍棒でぶったたいてOKなところだ。
棍棒を投げつけることができる点も見逃せない。
ボールを持って完全独走態勢に入った敵ゴブリンを後ろから投げた棍棒でノックアウトすることもできる。
棍棒の有効活用はこれに留まらない、ボールを叩いてフッ飛ばすことができるのだ。
飛んできたボールを棍棒でフルスイングすれば野球のようにボールを打ち返せてしまう。
ボールキャッチ後を狙って必至に迫ってくる敵ゴブリンが呆気に取られるのは間違いなく、このゲームの爽快タイミングのひとつだ。
二つ目はゴブリンが殺されるか自害するとゴーストに変身できる点だ。
ゴーストになっている間は移動スピードが大幅にアップするため、ボールを追う際にゴーストになるのが定石になっている。
上級者ともなるとボールを敵陣地にできたスペースに向け投げ、即座にゴーストになりボールを追い、ボール付近まで来たら復活しをボールを拾うようなテクニックを駆使する。
ちなみにゴブリンたちに性能の差は一切無い。
すなわちマルチプレイでの得点差はプレイヤースキルの差によるところが大きくなるので、やりこんで腕を磨くゲームが好きな人にオススメだ!
ゲームモードは多くない
Graveballはマルチプレイを楽しんでもらうことを念頭に作られたスポーツゲームだ。
オフラインにおけるゲームモードは簡単なチュートリアルモードとAIとの練習試合のみ。
チュートリアルに関しては初心者必見のものになっている。
オフラインで操作に慣れたらマルチに行って早速対戦してみよう!
マルチプレイのやり方はQuick Playで参加者を待っている試合に参加するか、自ら試合を用意するかのいずれかになる。
簡単に対戦相手を見つけることができ、サクッと試合をすることができるのでせっかちな人にもおすすめできるぞ!
AI(CPU)の出来が良く、練習もばっちりできる!
本作のAI(CPU)は絶妙のタイミングでタックルしてくるので、簡単にはかわすことはできない。
ボールを得点エリアに運ぶだけでなく、プレイヤー側のゴブリンを殺そうとしてくる。
ボール周辺と全体の状況を別々に捉え評価していないとできない芸当である。
難易度が普通でも歯ごたえがある。
このAIで鍛えられればマルチで無用に仲間の足を引っ張ることもない。
CPUに勝っても、対戦じゃ通用しないだろうなんてこともないほどに練習が積めるので、AIに勝てればマルチ対戦でも上手く立ち回れるだろう!
ゴブリンのコスチュームはカスタマイズできる
Graveballでは他のオンラインゲームのようにアバターの服装やアクセサリを自分好みにカスタマイズすることができる。
カスタマイズできる外見は髪型、マスク、棍棒の3種類、これらに加えてパンツの色を自由に変えられる。
新たなコスチュームを買うにはコインが必要になる。
このコインはシングルプレイやマルチプレイ後に入手することができる。
スマホなどのソシャゲと違い、純粋にゲームをプレイして手に入るコインでコスチュームを追加可能だ。
ゴブリンの豪快な死にっぷりから目を離すな!
スポーツマンシップに従う必要のないゴブリンたちが棍棒で叩き合うこのゲームは、とにかくゴブリンたちの血しぶき必至の死に様が凄惨だ。
特に酷いのがジャンプ中に棍棒で叩かれたゴブリンがフィールド脇にある観客席に頭からぶつかり血しぶきが上がり、糸の切れた操り人形のように崩れ落ちるところ。
どのゴブリンも一撃で死ぬので、変にこだわった殺し方をしても意味は無いが、ゴブリンを無残に殺すたびに感じる爽快感には中毒性がある。
その秘密はゴブリンが殺された後のラグドール化、手足がブラブラと自由に動くので死体が予想外の動きを見せる。これがおもしろい。
間違いなくGraveballの見所のひとつだ。
Graveballを真に楽しむためには修練が必要
ラグビーベースのゲームと聞くとルールを覚えるのが大変そうなイメージがあるが、Graveballはマニュアル見ずにプレイして問題無いゲームだ。
シングルプレイでAIと対戦していれば自然と闘い方やルールが身につくためだ。
Graveballは自分の操作技能の向上を楽しむゲームで、練習する時間が必要になる。
毎日数試合を積み重ねていけば短時間でもプレイに満足感が得られるようになるのは間違いないので、520円という価格ながらじっくり楽しみたいタイトルである。
ゴブリンによる簡単なスポーツのルールでマルチ対戦で盛り上がれるおすすめの新作爽快スポーツアクション!
グレイブボール(Graveball)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i3-2100 | Intel Core i5-4670K |
メモリー | 4GB RAM | 8GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 560 | NVIDIA GeForce GTX 970 |
VRAM | 1GB | 4GB |
HDD空き容量 | 5GBの空き容量 | 10GBの空き容量 |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 | インターネット接続環境が必要オンラインマルチプレイを快適に楽しむために高速インターネット接続環境を推奨 |
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