「Intruder」密な連携が勝敗を分ける様々なギミック。迂闊な行動がチーム全体を危機に陥れるなど緊張感が半端ない!

『Intruder』は、「スーパーボス・ゲーム(Superboss Games)」より2019/03/02からSteamでリリースされた、5対5で行うマルチプレイ専用の一人称FPS対戦ガンシューティングゲームだ!

銃撃戦がメインではなく、見つかれば簡単に殺されてしまうなど、非常にリアルに近い。一瞬の油断がチーム全体を巻きこんでしまうので、慎重に慎重を重ねた行動を心がけよう。自分のミッションは必ず遂行するのだ。

ボイスチャットで仲間とのやりとりも行え、敵の居場所を教えあったり、進捗状況を伝えたりと連携が試される。信頼おける仲間と共に遊べれば、ガンシューティングの中でもトップクラスの面白さを実感するだろう。本当の精鋭部隊のようなチーム全体での連携で勝利をもぎ取りたい人にオススメだ!

複数人で行うスパイ対ガードの熾烈な争いを堪能しよう!

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「Intruder」マルチプレイ専用のゲームになっているので、1人で遊びたい人や練習をしたい人には厳しい環境だ。しかし、かなり操作がしやすくなっているので、初心者でも安心して開始できるだろう。

「Metal Gear Solid」「SWAT 3」「Deus Ex」「Splinter Cell」などの有名なゲームからインスパイアされ、本作は生まれているので、爽快感もゲーム性も抜群だ。

スパイとガードの2つの勢力に分れ、ブリーフケースを指定の位置まで運んでいったり、用意された複数のパソコンをハッキングするなどマップ毎に決められた条件を達成すればスパイが勝利となり、制限時間まで守りきればガードが勝ちとなる。

スパイはこれまでのマルチプレイのゲームではあまり見られない「ステルス」が重要になっていく。どれだけ見つからない様に仲間たちとコミュニケーションをとるかによって勝率が多く変動するだろう。

ガードは多種多様な戦術ガジェットを使用して、スパイの進行を阻めるのだ。防犯カメラのライブ映像を見て、敵の動きを調べたり、ハンドラジオを用いて仲間と連絡ができるなど、人間同士の連携を非常に重視している部分が多い。

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他のマルチプレイができるゲームのほとんどは、連携などをとらなくても、腕さえあればどうにかなっただろうが、この「Intruder」では、その考えは改めるべきだろう。言葉が全てであり、コミュニケーションが取れない相手と組んでも勝てることは少ない

マルチプレイがしやすいようにいくつも部屋(サーバー)が用意されているが、見知らぬ人の部屋に入って、日本語が通じない状況でやっても一方的にやられてしまうだけだ。

逆に言えば、連携が取れればかなり面白くなっていく。相手のボイスチャットを傍受できる機能などもあり、より現実に近い環境も楽しい。相手をおびき寄せたり、威嚇したり、ここまで色々とできるゲームは他に類を見ないほどだ

戦略とコミュニケーションどちらも重要!

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「Intruder」には面白い機能がいくつも用意されている。スパイは誰にも見つからない様に足音を消して建物に近づき、敵がいるかどうかをカメラで偵察する。カギがかかったドアを見つけたらピッキングし、ダクトから横道を見つけて侵入したりと非常にユニークな方法がたくさんあるのだ。

もちろんガードだって負けてはいない。ガジェットを利用してスパイの侵入を防いだり、味方と防衛戦を作り上げたり、異常がないかどうかも定時連絡を無線で行ったりと、本当の警備員のような動きが求められる。その中でも特に大事なのがキル報告だろう。

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他のガード仲間は、誰かが守っていると思っているからこそ、他の場所を安心して守れるのであって、一ヶ所抜けられていたら、防衛ラインがまるで機能しなくなる。そのために定時連絡はキチンと行っておきたい

結構な量のやりとりが求められるため、言葉がわからない他国のプレイヤーと一緒に遊ぼうと思うと中々ハードルが高くなってしまう。英語がメインとなっているのえ、最低限でも英語の日常会話レベルは欲しいところだ。

言葉がどうしても苦手というのであれば、大人しく日本のサーバーで日本人を待とう。英語も使えないのに、知らない部屋に行って完璧な連携は難しいだろう。

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ボイスチャットも搭載いるのだが、声は味方だけでなく、近くにいる敵のプレイヤーにも聞こえるようになっている。意図的に無線をOFFにするなどして情報を渡さない努力も必要になる。

エモートなどのサイレントコミュニケーションも駆使して、味方との意思の疎通を図ろう。死んでしまったらボイスチャットも墓場のルームに固定され、ゲーム内のプレイヤーとのやりとりができなくなる

スペクターの状態で観戦しながら、墓場に来た他のプレイヤーとチャットするのも面白い。接戦時の終盤戦は見ているだけで手に汗握る熱い展開が楽しめるだろう。命のせめぎ合いも楽しめるし、作戦もかなり幅広い。

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スパイもガードも緊張感のあるゲームを味わえる。不用意にしゃべったことで死んでみたり、仲間を殺すことになったり、リアルな体験を色々と感じられる素晴らしいシステムだ。

特殊部隊の気分も味わえるのでロールプレイには最適な環境になっている。言葉が通じる人たちとあつまると面白さは何倍にもふくれあがるのだ。ぜひ、素晴らしいゲームを体験して欲しい。

発展途上の早期アクセス期間!

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「Intruder」はすでにゲームとして他の製品版と変わらないクオリティでありながら、まだ未完成の早期アクセス仕様となっている。

未完成版での販売は日本ではかなり珍しいが、海外のゲームではかなりメジャーな方式になりつつある。そもそも、テストプレイヤーを雇って、バグ取りなど丁寧をやって開発コストを無駄に高くしてしまうだけで、バグを完全に取り除くのは難しい。

そこにお金を掛けるくらいなら、さっさと販売してプレイヤーに遊んでもらいながら、フィードバックを受けて、バグなどトラブルを消した方が安上がりなのは当然だ。

未完成版なので、製品版よりも安く提供してくれるので、メーカーは開発コストを下げられ、ユーザーは安くゲームを手に入れられる。まさにWinWinの関係になれる販売方法と呼べるだろう。

さらに早期アクセス期間は開発メーカーもプレイヤーからの声を真摯に受け止めているので、バグ取りだけでなく、仕様的な部分でさえも変更してくれる可能性があるのだ。ゲームとして問題点に気がついたら、どんどん提案してみよう。うまくいけば、採用されるかも知れない

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対応言語は英語版だけになっているが、日本人は思ったよりも多い印象だ。誰もが手軽にプレイ遊べるゲーム設計になっているので、入る部屋さえ間違えなければ、日本人と遭遇することも珍しくない。

サーバーも「US」「EU 」「AU」「Asia 」「Japan」で用意されている。「Japan」「Asia」常時部屋がない状況ではあるが、ms20前後で非常に快適にプレイできるだろう。反対に「US」などは150msと日本からの接続だとやや重めだ。

言葉の壁もあるし、できるだけ「Japan」の部屋を見つけて遊んだ方がいい。言葉さえ通じれば、ゲーム中にいくらでもコミュニケーションを取れるので、作戦も状況によって変わっていく。そのやりとりがまた楽しい。

より多くの日本語が通じる人が増えていけば、ゲームはますます楽しくなっていくはずだ。FPS視点ながらもシンプルな操作になっているので、みんなでわいわいと遊ぶのにも最適なシステムだろう。今後の展望も踏まえて、最高にオススメ出来るガンシューティングゲームだ!

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