【Hanako: Honor & Blade】封建時代の日本でバトル！2つの勢力が激突する世界で最大24名のオンラインチームバトルを体験できるアクションTPS。

2021/9/15からSteamで正式配信されている+Mpact Games, LLC.の基本プレイ無料PCゲーム。封建制が敷かれていた日本をモチーフとする世界で戦いを繰り広げていくアクションTPS。

4種類の異なる能力を持つプレイアブルキャラクター、最大24名のプレイヤーが一緒にチームバトルを体験できるマルチプレイ、多彩な能力とスキルを活用したアクション性抜群のバトルシーンが大きな魅力で、日本をフィーチャーした海外ゲームをプレイしてみたい人、オンラインPvPが好きな人におすすめ！

封建時代のバトルが始まる！

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Hanako: Honor & Blade』は、封建時代の日本をモチーフとした世界でプレイヤー同士のバトルを体験できるおすすめの作品。対立する二大勢力が激突する要素をチームバトル形式で表現していく必見のアクションTPSゲームタイトルだ。

作品には4種類に分かれるプレイアブルキャラクターが登場し、それぞれ異なる武器と攻撃特性、スキルを活用したアクションバトルを楽しめるようになっている。全てのキャラを操作して「推しキャラ」を発見していく面白さもあるタイトルで、スキルの取捨選択で自分なりのバトルスタイルを構築できるぞ。

▲武士が勢力を誇っていた時代をモチーフとしているアクションゲーム。近接バトルが展開するぞ。

なお、本作は当初販売型のゲームタイトルだったが、2021年末から「基本プレイ無料」の配信形態に変更され、幅広い人が遊べるゲームになった。基本無料でプレイできるアクションゲームが好きな人にもおすすめできる作品で、日ごろ親しくしているフレンドユーザーを誘って一緒に遊べば面白さ倍増だ。

複数のレベルとゲームモードにチャレンジしながらマルチプレイ向けのキャンペーンを体験できる本作は、最大プレイ人数24名をサポートしており、世界のプレイヤーが集まって立場の異なる勢力の「クランバトル」を楽しめるので、遊び甲斐は満点。ただしソロプレイモードはサポートされていないので注意しよう。

足掛け14年の開発が実った労作

本作を開発・運営しているのは、インディーゲームデベロッパー「+Mpact Games, LLC.」。3名のメンバーが大学のプロジェクトとしてスタートさせた本作は、その後14年間に及ぶ開発期間を経てついに正式バージョン配信の陽の目を見た労作。ゲーム制作の情熱を継続させた出来事については後述する。

基本プレイは無料のアイテム課金制。ゲーム内でキャラの見栄えをアップさせるコスメ系アイテムが販売されているほか、オリジナル・サウンドトラックや、リリースされる全てのコンテンツをゲットできる「Founder's Edition」も併売中。好みに応じてDLCやサントラ、豪華エディションを購入していこう。

▲開発後期にはツールを「Unreal Engine 4」に切り替え、最新ゲームらしいグラフィックを獲得。

ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポートし、参入の敷居は低い。また汎用コントローラーでの操作もフルサポートされているので、普段コントローラーを使ってPCゲームを遊ぶことが多い人も安心だ。解除できるSteam実績も18種類存在し、実績コレクターの人にもおすすめできるタイトルだぞ。

PC環境への要求スペックは中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 960」となるため、ミドルスペック帯のPCを持っていれば最高設定でもプレイできるはず。インストールサイズも約5GBと非常に軽く、普段ストレージの空きが少なくて苦しんでいる人でも気軽にダウンロードできる。

封建制が敷かれていた日本をモチーフとした世界で戦いを繰り広げていくアクションTPS『Hanako: Honor & Blade』は、現在基本プレイ無料で好評配信中。剣戟バトルの世界や和風モチーフのアクションゲームが好きな人にはバッチリハマるタイトルだ。今すぐストアにアクセスしてゲーム情報をチェックしよう！

【おすすめポイント】 日本で戦うアクションゲーム！

スキルベースのド派手なバトル！

「KENSI (剣士)」「NAGI (薙)」「ITE (射手)」「NINJA (忍者)」に分かれる4種類のプレイアブルキャラクターを選択できる『Hanako: Honor & Blade』では、各キャラが持っている武器特性と選択可能なスキルの組み合わせで自分なりのバトルスタイルを構築できる。戦場をド派手に暴れ回ろう。

海外ゲームのロールに例えると、KENSIはウォリアー役、NAGIはタンク役、ITEはアーチャー役、NINJAはアサシン役に該当。攻撃レンジも変わってくるため、最大24名が参加できるマルチプレイのクランバトルで自軍を勝利に導くために必要な立ち回りを演じていくと効果的。キャラ特性を最大限に発揮しよう。

▲ハイライトされた敵に対してグラップルアクションを発動できるNINJA。軽快な身のこなしが身上だ。

本作には各キャラクターのスキル効果について実戦形式でレクチャーしてくれる「チュートリアルセクション」が存在するので、最初はこのコンテンツにアクセスしてゲームプレイの基礎とアクションの仕組みを学んでおくと安心。キーバインドについても画面左側に表示されるので、着実に操作を覚えられるぞ。

異なるマップを舞台に展開していくチームバトルは、アクションFPS/TPS作品でおなじみのゲームモードを取り入れたシステムで展開していくため、初見でもあまり迷わずに進められるはず。特定の場所を確保あるいは防御していく流れでPvPを体験できるので、対戦・協力プレイ要素もバッチリだ。

キャラ選択と戦い方でプレイヤーの考え方に違いが出る点が面白く、そこにリプレイ性も生まれる。何回でもチャレンジしながらチームの一員として活躍していくことが楽しくなるアクションゲームタイトルで、最大プレイ人数でゲームをスタートすればオンラインゲームらしい盛り上がりを体験できるだろう。

【おすすめポイント】 推しキャラでPvPを楽しもう！

亡き母に捧げるアクションゲーム

『Hanako: Honor & Blade』は、+Mpact Games, LLC.の創設者でありCEOのMatt Canei氏が、「母親の言葉」に向き合う過程で生み出されたインディーゲーム。5年の闘病生活の後に帰らぬ人となった母親が言った「何かを初めたら必ず終わらせなさい」という言葉を有言実行したアクションゲームだ。

14年に及ぶ開発期間というのは、ゲーム業界では異例の長さ。途中でゲームエンジンを変えるなど大変な場面もあったが、それでも諦めずに作品を完成させた原動力は、Matt Canei氏の母親に対する愛情に違いない。思春期に大切な母を亡くした少年は、遺された言葉を胸に秘めて見事に作品を世に送り出した。

▲+Mpact Games, LLC.の公式サイトに掲載されている写真。中央の人物がMatt Canei氏だ。

封建制が敷かれていた日本をモチーフとした世界で戦いを繰り広げていくアクションTPS『Hanako: Honor & Blade』は、基本プレイ無料で好評配信中。大切な母の言葉を守りきった青年とその仲間たちが生み出したアクションゲームをプレイしてみたい人は、今すぐストアにアクセスしてゲームをダウンロードしよう！

【おすすめポイント】 母への愛が生み出したアクションゲーム！