『Stranded Deep』のタイトル画像

『Stranded Deep』は、2022/8/11からSteamで正式配信されているBeam Team Publishingの購入型PCゲームで、飛行機事故で無人島に辿り着いた主人公として生存を目指すサバイバルSLGタイトル。

空腹や喉の乾き、日射病などに注意しながらクラフト要素を駆使して生存していく本格サバイバルシステム、自動生成されるリプレイ性抜群のオープンワールドマップ、様々な発見がある探索要素、フレンドユーザーとの協力プレイが大きな魅力で、リアルなサバイバルを体験したい人におすすめの新作。

無人島で生存を目指す新作サバイバルSLG

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『Stranded Deep』は、飛行機事故で無人島に漂着した主人公として、過酷なサバイバル要素にチャレンジしていくおすすめの新作。最新ゲームらしい高精細な3Dグラフィックで再現されたプレイ画面で没入感満点に遊べるサバイバルSLGタイトルだ。

ゲームの舞台となる絶海の孤島はプロシージャル生成される仕組みで、2度と同じ世界が生まれないというリプレイ性に優れたオープンワールドマップになっている。プレイヤーは自然豊かなエリアを探索しながら生存に必要な物資を調達し、飢えと乾きを満たしつつ冒険を続けていくことになるぞ。

絶海の孤島で生存に挑む『Stranded Deep』

▲没入感を高めてくれるファーストパーソンビューを完備。リアルさ満点の描写が秀逸だ。

Steamに数多く存在するサバイバルゲームとは異なり、本作には「エンディング」が用意されている。無限に生活を続けることはできないが、その代わり毎回マップが自動生成され、難易度を調整することによってサバイバル要素が過酷さを増していくため、繰り返しプレイしながら腕前を上げていくことができるぞ。

ゲームはソロプレイ以外にオンラインマルチプレイにも対応しており、仲の良いフレンドユーザーと一緒に絶海の孤島からの脱出を目指すサバイバル要素を体験できるので、遊び甲斐は満点。共有・分割画面を利用したCO-OPも可能となっているので、一緒にワイワイ盛り上がりながら遊べること請け合いだ。

7年以上の開発期間を経て誕生した労作

本作を開発・運営しているのは、オーストラリアのブリスベンに本拠を構えているインディーゲームデベロッパーのBeam Team Gamesで、パブリッシングはBeam Team Publishingが担当。PC版は2015年に早期アクセス版としてSteamに登場後、実に7年以上の開発期間を経て正式版になった労作だ。

本作はPC版以外にPS4、Nintendo Switch向けにも展開しているマルチプラットフォーム作品で、PS4版は2020年に海外で先行リリースされている。なお、日本語ローカライズが行われているのはテヨンジャパンが日本でのパブリッシングを担当しているSwitch版のみで、PCとPS版は日本語UI非搭載となる。

7年の開発期間を経て登場した『Stranded Deep』

▲日本語環境で遊べるのはSwitch版のみ。PC/PS版は英語を含む6ヶ国語のどれかで遊ぶことになる。

コンソール向けに開発されてきた作品だけあって、PC版は汎用コントローラーでの操作をフルサポート。普段PCゲームをコントローラーで遊ぶことが多い人にも入り込みやすい作品となっており、この点では参入の敷居は低い。後は日本語環境で遊べるSwitch版を選ぶか、PC/PS版で遊ぶか、という選択肢になる。

Steamで配信されているPC版は実績を36種類搭載。実績ハンターを自負する人にはおすすめできる新作となっている。早期アクセス版の段階ではかなりの不具合に悩まされていたタイトルだが、正式版になって進行不可になるような重大なバグなどは完全に無くなった。今から遊ぶ人にはピッタリの新作だ。

汎用コントローラーにフル対応する『Stranded Deep』

▲原始的なアイテムをクラフトで生み出して食料を確保していく本格サバイバルを体験できる。

飛行機事故で無人島に辿り着いた主人公として生存を目指すサバイバルSLG『Stranded Deep』は、現在SteamおよびPS/Nintendo Switch向けに正式配信中。PC/PS版が日本語環境非搭載という点が非常に惜しいが、海外ゲームをプレイすることに慣れている人にはおすすめできる新作サバイバルSLGだぞ。

【おすすめポイント】絶海の孤島を生き延びよう!

ゲームシステム

『Stranded Deep』の基本構造は「建造・クラフト・生存」の3要素。プレイヤーはオープンワールドで再現されたゲーム世界に漂着後、探索を行いながら資源をかき集め、クラフト要素で便利なシェルターや道具を生み出しながらサバイバル生活を送ることになる。ワクワクする世界が待っているぞ。

ゲームプレイ開始直後には、主人公の性別とマップの難易度などを設定することが可能。初心者プレイヤーは難易度を下げることでクリアの確率が増加するので、好みのセッティングでゲームを開始しよう。リアルな飛行機墜落シーンのムービーが流れた後、海中に居る場面からゲームがスタートする流れだ。

プレイの進行はクエストのタスク達成方式を採用。プレイ画面の左上にテキストで表示されるアクションを行うことでプレイが進み、その間にサバイバルに関する知識とゲームルールを把握できるようになっている。基本操作を学びつつ、ロード画面に表示されるヒントも熟読して生存に備えよう。

サバイバル生活を体験できる『Stranded Deep』

▲原始的なクラフト要素でアイテムを生み出しながら資源集めと探索要素を進めていく。

島内に辿り着くと、探索と資源集めのパートがスタート。石や木の棒を集めてクラフトを行い、簡易的な道具を生み出していくサバイバルゲームらしい流れを体験できる。採取できるアイテムは画面でハイライト表示されるので分かりやすく、初見でも一切迷うことがない。安心してプレイを進められるぞ。

道具を作成した後には、サバイバル生活で欠かせない「火起こし」が待っている。この頃になるとインベントリに各種のクラフトアイテムが並び、ホイール状のコンソールを呼び出してアクションを起こしていく一連の流れをスムーズに行えるようになっているはずだ。直感的な操作体系も嬉しい新作といえる。

建造物を作れる『Stranded Deep』

▲本格的な建造物構築システムもあり、パーツ単位でシェルターを生み出せるようになっている。

テントを作成する事によってゲームの進捗状況をセーブできるようになるが、多くの日数を確実に生き延びていくためにはしっかりとした建造物を生み出す必要がある。ただし自動生成される島では必要になる資源アイテム(主に木)が不足することもあるので、イカダをクラフトして乗り込み、他の島を探すのも手だ。

アクセスできるクラフト要素が多く、仕組みを覚えていくとサバイバル生活がどんどん面白くなっていくので、つい夢中になって長時間遊んでしまうこと請け合い。なお、一人称視点だけではなく三人称視点も利用できるので、自分が好きなカメラアングルに切り替えながら、無人島での活動を楽しもう。

【おすすめポイント】本格サバイバル生活を体験!

健康管理要素

プレイヤーの健康管理とステータス確認は、左腕に付けているスマートウォッチ「beepi」で行う仕組み。ここでは飢えと乾き、HPと睡眠状態の管理を行うことが可能なので、こまめにチェックしながらプレイを進めよう。ちなみにプレイヤーが取得できるスキルに関してもこの画面で確認できるぞ。

健康を管理できる『Stranded Deep』

▲サバイバル生活には欠かせないスマートウォッチ「beepi」。随時見ながら健康をチェックしよう。

水分を補給できるココナッツ・ウォーターは、過剰摂取すると「下痢」になってしまうこともあり、プレイヤーはゲーム内で安全な飲料水を確保する手段の確立を迫られる。アクシデントなどで出血・骨折することもあるなど、プレイはハードコア寄りの設計となっており、やり込み要素はかなり高いぞ。

【おすすめポイント】健康管理が最も大事!

登場生物

自然だらけの孤島で暮らしていく『Stranded Deep』には、ウミガメやエイ、ウミヘビやクジラなどの海洋生物が多数登場。その中にはプレイヤーにとって大きな脅威となるホオジロザメやシュモクザメなども含まれているので、海中に飛び込む際には注意。武器を作っておくと安心だ。

海洋生物が多数登場する『Stranded Deep』

▲襲われるとゲームオーバーになってしまう凶悪な海洋生物もバッチリ登場。緊張感が走る。

なお、ゲームには3種類に分かれる伝説級の「ボスキャラクター」も存在。これらを倒すことによって特別なトロフィー(実績)を獲得できるようになっている。すべて倒さなくてもエンディングを迎えられるが、チャレンジ精神を持っている人は一筋縄では倒せないこれらの生物に挑むのもアリだ。

【おすすめポイント】危険生物に注意!

システム要件

『Stranded Deep』のシステム要件は中程度。PS4とNintendo Switch版も同時展開中のタイトルだけあって、推奨要件で提示されているグラフィックボードが4GBのVRAMを実装したものになっているなど、敷居はかなり低い。インストールサイズも4GBと少なめで、ストレージを圧迫しない点もポイントだ。

没入感満点のサバイバル生活を体験できる『Stranded Deep』は、ソロでもマルチでも遊べる利便性の高さが光るおすすめの新作ゲーム。自分だけのカスタムマップを作成・シェアできるシステムも存在し、独自マップを共有しながらフレンドを遊ぶこともできるため、長時間プレイを堪能できること間違いなしだ。

カスタムマップも作成できる『Stranded Deep』

▲冒険と探索、そして時にバトルというスリリングなサバイバル生活を送ることができる新作だ。

マップ内にちょっとしたイースターエッグ要素があるなど、探索が捗る仕掛けもしっかり登場するので、エンディングを迎えた後の繰り返しプレイも苦にならない。何回でもサバイバルにチャレンジしながら新たな発見と目標達成を目指し、ゲームに実装されている全ての要素を発見・クリアしていこう。

飛行機事故で無人島に辿り着いた主人公として生存を目指すサバイバルSLG『Stranded Deep』は、現在PCおよびPS4/Nitendo Switch向けに好評配信中。長期間の開発を経てついに正式バージョンとなった必見のタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】長く遊べるサバイバルゲーム!

Stranded Deepスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Dual-Core 2.0GHz Intel Core i5-4690
メモリー 4 GB 8 GB
グラフィックカード Intel HD5000 NVIDIA GeForce GTX 770
VRAM 512 MB 2 GB
HDD空き容量 1 GB 1 GB
DirectX DirectX 11 DirectX 11
備考 インターネット接続が必要

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