『Cave Digger 2: Dig Harder』は、2022/9/9からSteamで正式配信されているVRKiwiの購入型PCゲームで、代替世界の西部フロンティアを舞台に採掘アドベンチャーを体験できるVR専用アクションゲームタイトル。
スチームパンクと西部開拓時代がクロスオーバーしたユニークな世界観、採掘道具を選びながらフロンティアの採掘を進めていくスリル満点のゲームシステム、最大4名のプレイヤーが一緒に遊べるCO-OPマルチプレイモードが魅力で、スリル満点のVRアクションゲームを求めている人におすすめの新作。
CO-OPで遊べるVRゲーム
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信されている『Cave Digger 2: Dig Harder』は、スチームパンクと西部開拓時代が融合した世界観でスリリングな「採掘アクション」を体験できるおすすめの新作。独特なグラフィックとシステムで面白さ満点のプレイを享受できるVR専用アクションゲームだ。
一度見たら忘れることのない強烈なインパクトを持つグラフィックが特徴的な本作は、2018年に誕生したVR専用ゲーム『Cave Digger VR』の続編となる新作。前作がソロプレイ専用タイトルだったのに対し、本作では最大4名のマルチプレイをサポートしている点が大きな違いとなっている。
▲印象的な世界観とゲームグラフィックが光る新作VRゲーム。スリル満点のプレイが展開する。
ゲームの舞台となるのは、奇妙なロケーションの数々が織り成している「西部ディーゼルパンク代替世界」。プレイヤーは古い鉱山、海の洞窟、古代文明の遺跡などを探索しながら、以前に探索者が辿った軌跡を追いつつストーリー要素を進めていくことになる。コミック形式で展開するストーリー要素が新鮮だ。
採掘に必要なアイテムを活用しながら先を目指すプレイスタイルが特徴で、プロシージャル生成される洞窟ネットワークは部分的に破壊することが可能。ユニークなガジェットやツール、そして武器などを持ち替えつつ、身体を動かしながら採掘とバトルアクションを体験できるため、やり込み要素は高い。
フィンランドのゲームスタジオが送る新作
ゲームを開発・運営しているのは、フィンランドに本拠を構えているゲームスタジオ「VRKiwi」で、仮想現実世界で遊べるVRゲームを専門に開発している点が特徴。VRゴーグルを装着した鳥「キウイ」がマスコットキャラクターで、公式サイトを始め様々なSNSを展開中。興味がある人は覗いてみよう。
Steamでの販売価格は2570円と比較的安価。前作にはなかったオンラインでのCO-OP要素が目玉となっているので、協力プレイ込みでプレイするのであれば値段以上の面白さを味わえるはず。なお、インターフェースは英語一択となり、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声には非対応だ。
▲両腕のコントローラーでツールやガジェット、武器類を利用しながら遊ぶスタイルだ。
なお、本作をプレイするためにはVRヘッドセット付属のコントローラーが必須で、キーボードとマウスでの操作には非対応。現行のほぼ全てのモデルで遊べるように設計されており、立位と座位の両方にも対応するが、入力装置はVR向けのコントローラーのみとなっているので、この点には注意しておこう。
比較的安価な価格設定ながら、解除できるSteam実績も22種類と豊富で、実績ハンターを自負する人にも見逃せないタイトルと言える。独特な世界観を持っているため、やや敷居が高そうに見えるが、VRゲームらしいアクション性と面白さ満点の採掘アクション&バトル要素に夢中になれること請け合いだ。
代替世界の西部フロンティアを舞台に採掘アドベンチャーを体験できるVR専用タイトル『Cave Digger 2: Dig Harder』は、現在Steamで好評配信中。ユニークな世界を冒険しながらバトルも進めつつ、謎多き世界の全貌を目撃したい人は、今すぐストアにアクセスして詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】仮想現実世界で採掘に挑め!
ゲームシステム
『Cave Digger 2: Dig Harder』ではまず、自分の分身としてゲーム内に登場するアバターのカスタマイズを行うことになる。変更できる項目は「Headwear」「Hair」「Head」「Body」の4箇所で、全ての操作キャラには「足」が存在しない。自分好みの外見を生み出してプレイをスタートしよう。
ゲームシステムの基本は、マップ内で採掘を行って鉱物などのアイテムを発見し、それらを持ち帰って換金し、新たなツールの購入やアップグレードを行いながらさらなる探索を進めていくこと。「クレイトン」として知られている前探検者によるヒントを手掛かりにしながらプレイを進行していくスタイルだ。
▲ゲームを進めていくことによって「クレイトン」が何をしたのかが徐々に明らかになっていく。
過去に足跡を残した探索者を「後追い」する形でプレイを進めるストーリー要素が面白く、クレイトンに関する物語要素はゲーム内で「マンガ形式」として徐々に開示される。ゲームには複数の「隠れエンディング」が存在するので、何回もプレイしながら全てのエンディングを見つけ出すプレイも大いに捗るぞ。
プレイ視点はファーストパーソンビューを採用し、常に自分の両腕を見ながら探索と採掘を進めていくことになる。洞窟内部には多彩な種類の鉱物アイテムが存在し、それらを次々と拾い集めていくプレイが最高に面白い。破壊可能なオブジェクトが多く、赤い樽を撃つと爆発するなどの演出もあって良い。
左手につるはしを、右手に拳銃を装備しながらプレイすることも可能だが、本作には多彩なツールとアイテム、武器があるので、場面に応じて適宜使い分けると効果的。CO-OPで遊んでいる際にダイナマイトなどを投げる際には、他プレイヤーが爆風に巻き込まれないように注意することも大切だ。
採掘者プレイでゲーム内通貨を稼ぐことが可能
洞窟内部で探索を終了した後、手動で動かすエレベーターに乗って地上へと戻ると、それまでのプレイで獲得した鉱物などのアイテムをコンテナに投入することができ、その場でゲーム内通貨へと換金できる。掘っては持ち帰って換金という流れも面白い新作ゲームで、換金したお金は様々なことに利用することが可能だ。
▲時折出現する未知の敵キャラクターには注意。常に武装を怠らずに採掘プレイを進めていこう。
ザクザクと成果を獲得できる採掘プレイ要素にはやみつきになる面白さがあり、アップグレードすることで先のステージが開けていくプレイシステムも痛快。ソロで遊んでも問題なく面白いが、最大4名のプレイヤーが集まってワイワイ採掘を行うことでプレイの面白さが飛躍的に上昇する。マルチ推奨の新作だ。
なお、本作のCO-OPモードはクロスプレイ対応の「公開マッチメイキング」と「非公開グループの招待オプション」をサポートしているので、親しいユーザーと一緒に遊べる。みんなでガッツリと稼ぎながら先を目指していくか、間違えたふりをして相手を爆風に巻き込むか、自分のスタイルでゲームを遊び尽くそう。
【おすすめポイント】採掘プレイが最高に面白い!
システム要件
『Cave Digger 2: Dig Harder』のシステム要件は低め。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 970」と「Radeon R9 290」で、CPUにはIntelの「i5-4590」が挙げられている。現行のローエンドなゲーミングPCでも問題なく遊べる「軽さ」が光るアクションゲームタイトルだ。
VRヘッドセットに関しては「Valve Index」「HTC Vive」「Oculus Rift」「Windows Mixed Realty」に分かれる代表的なギアを全てサポートしており、参入の敷居は低いタイトルと言える。VRゲームを専門に開発しているスタジオの作品らしい最適化によって幅広いユーザーが遊べるおすすめの新作ゲームだ。
▲各キャラクターのモデルが簡素に作られている点も軽量化に貢献しているポイントと言える。
インストールサイズは約500MBと超軽量級。この軽さの一端を担っているのはプロシージャル生成される洞窟マップであることは明らかで、毎回異なるマップ要素が生まれるため、繰り返しプレイにも強い。ストレージの負担も最小限で済む新作VR専用ゲームで、開発元の手腕が存分に発揮された作品と言えるだろう。
【おすすめポイント】軽さも魅力の新作アクションゲーム!
CO-OPで真価を発揮する新作
採掘とバトルをメインで遊べる新作アクションゲーム『Cave Digger 2: Dig Harder』は、フレンドとのCO-OPでその真価を発揮するおすすめのタイトル。CO-OPは最低2名から遊べるので、VRヘッドセットを所有しているフレンドにゲームをプレゼントして、一緒に面白さ満点のプレイを体験しよう。
全体的に見ると小作品にまとまっているが、常に「VR酔い」の危険性を孕んでいるVR専用ゲームとしては適切なサイズとも言え、コンパクトなプレイ時間内でも十分にゲームが持っている魅力を感じることができるようになっているため、不満点は少ないはず。リプレイ性も抜群なので長期間遊べるはずだ。
▲ゲームが持っている独特な雰囲気に浸りながら仮想現実世界のプレイを体験できる新作だ。
代替世界の西部フロンティアを舞台に採掘アドベンチャーを体験できるVR専用タイトル『Cave Digger 2: Dig Harder』は、現在Steamストアで好評配信中。手頃な価格帯と面白さ満点のプレイ要素が光る新作ゲームだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】フレンドと盛り上がれる必見作!
Cave Digger 2: Dig Harderスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4590 | Intel Core i7-6700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 970 | NVIDIA GeForce GTX 1060 |
VRAM | 4GB | 6GB |
HDD空き容量 | 10GB | 10GB |
DirectX | バージョン 11 | バージョン 12 |
備考 | VRヘッドセットが必要高品質VR体験のためのより強力なハードウェアを推奨 |
(C) VRKiwi.
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