『War Robots: Frontiers』のタイトル画像

『War Robots: Frontiers』は、2022/11/24からSteamで「早期アクセス版」が配信されているMY.GAMESの購入型PCゲームで、二足歩行型ロボットを操縦しながらSFバトルに挑んでいくアクションTPSタイトル。

SF世界で巻き起こる熾烈な6vs6のオンラインPvP、耐久値とアーマーの2項目が設定されているロボットのステータス、緻密なマップ環境破壊要素、多彩なロボットのアップグレードシステムが大きな魅力で、メックが主役のSF系アクションゲームが好きな人、競争力抜群のPvPでテクニックを披露したい人におすすめ。

メックバトルを楽しめる新作

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『War Robots: Frontiers』は、重厚なボディーと多彩な攻撃能力を持つ二足歩行型ロボットを操縦しながら、オンラインで6vs6のチームバトルに挑んでいくおすすめの新作。メック同士のガチンコバトルが好きな人には断然おすすめのアクションTPSタイトルだ。

作品はSF世界を舞台に3種類の派閥が熾烈な抗争を繰り広げる世界観を持っており、プレイヤーはゲームタイトルにもなっている戦争用ロボット「War Robots」に乗り込みながら、機械戦争の世界へと身を投じていくことになる。多くのメカ好きプレイヤーを満足させるロボットのデザインも光る必見の新作だぞ。

メックバトルを楽しめる新作『War Robots: Frontiers』▲ロボット同士の戦争を6vs6形式のオンラインチームバトルで再現したおすすめのアクションTPSだ。

マップ内にある環境がバトル中徐々に破壊されていく描画も特徴で、リアリティーのあるメックバトルを体験できるため、満足度は非常に高い。またロボットの製造やカスタマイズを楽しめるセクションも存在し、自分好みのロボットを生み出しながらチームバトルへと出陣できるので、長時間夢中になってプレイできるはずだ。

開発を手掛けているのはPixonicで、パブリッシングは親会社MY.GAMESが担当。双方は元々ロシアを拠点にしたスタジオと企業だったが、2022年末にロシア市場から完全に撤退し、現在はワールドワイドな作品展開を目指して活動中。この動きには欧米によるロシアへの経済制裁が絡んでいるが、ここでは割愛する。

6vs6で戦う『War Robots: Frontiers』▲元々はロシアで活動していた企業の新作。現在は拠点を変えて世界に向けた作品を開発している。

正式バージョンで基本プレイ無料へ移行予定

Steamでの販売価格は1700円。なお、これは早期アクセス版のみの販売形態になる模様で、ストア上ではフルリリースバージョンで「基本プレイ無料」のゲームになることが明記されている。基本無料のゲームタイトルとして登場すれば、今以上に多くのプレイヤーが参入する作品に成長するだろう。

ゲームは標準で日本語インターフェースと字幕をサポートしており、参入の敷居は低い。なお、詳細については後述するが、PCへの要求スペックは中程度で、高精細な3Dグラフィックを存分に味わいながらプレイを進めるためにはミドルスペック帯の最新ゲーミングPCが必須となるので、やや遊ぶ人を選ぶ作品と言える。

『War Robots: Frontiers』のロボット▲メック好きなユーザーの琴線に触れるキャラクターデザインが秀逸。カスタマイズ要素も豊富だ。

早期アクセス版の現時点では、1種類のマップと6vs6のチーム戦が展開するゲームモード1種類を実装。カスタマイズでアクセスできるパーツ類や武器類なども正式版に比べて抑えられた数量となっている。ゲームバランス調整やデバッグを大きな目的としている段階なので、プレイできる要素は限定的と考えておこう。

汎用コントローラーでの操作はサポート外となっており、普段コントローラーを使ってゲームをプレイすることが多い人にはややハンデになる可能性がある。解除できるSteam実績も現時点ではゼロで、この点は少々寂しい。早期アクセス版のゲームタイトルに対して理解がある人向けの新作ゲームだ。

二足歩行型ロボットを操縦しながらSFバトルに挑んでいくアクションTPS『War Robots: Frontiers』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。ユーザー評価は非常に高く、今後のアップデートも楽しみなタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】ロボットバトルの世界へ飛び込め!

ゲームシステム

『War Robots: Frontiers』では、最初にメイン画面となるハンガーの内部が映し出され、プレイヤーはここを起点として各種のモードにアクセスしていくことになる。ユーザーレベルの上昇に従って新たなメックがアンロックされていく仕組みなので、何度もプレイを続けながらゲーム世界を遊び尽くそう。

現時点で本作が実装しているモードは「コンクエスト」タイプのコンテンツ。6名のプレイヤーが3名1チームに振り分けられ、各チームがマップの正反対の位置からプレイをスタート。その後マップ内に点在する5箇所の拠点を占拠していく戦いに挑んでいくことになる。一定時間拠点エリアに留まると「占拠」になるぞ。

チームで戦う『War Robots: Frontiers』▲インターフェースは高度にデザイン化され、視認性は抜群。各種オーバーレイ情報を活用していこう。

プレイ画面の上部にはプレイ時間と拠点占拠状況が表示され、画面左上では各プレイヤーの現在地も表示されるミニマップを確認できる。プレイ視点はサードパーソンビューを採用し、自分のロボットを後ろのカメラアングルで見ながら戦いに挑める仕組みだ。最新ゲームらしい高精細なグラフィックもしっかり堪能しよう。

徐々に破壊されていくロボットの設定と描写が秀逸

ロボットには「耐久値」と「アーマー」に分かれる2段階のステータスが設定されており、この2要素の合計が「HP」になる。各部位にあるアーマーが攻撃を受けて機能しなくなることで内部へダメージが通るようになり、そのダメージは「耐久値」を減らしていく。損傷の度合いに応じて外見も変化していくぞ。

サードパーソンビューで戦う『War Robots: Frontiers』▲ロボットは歩行以外にブーストを利用した空中ジャンプも可能。一定時間飛行できるようになっている。

大味なロボットアクションゲームの場合、部位破壊の要素がなく、単純に本体へ攻撃を当てるだけで済むが、本作の場合にはアーマーが破壊されて露出した弱点に狙いを定めることで効果的に相手を撃退できるようになっているので、射撃の腕前を発揮しながら次々と敵ロボットを破壊していくプレイ要素が捗るはずだ。

チームデスマッチとは異なり、拠点を一定数制圧することが勝利条件になっていくため、3名1チームとして連携プレイ要素を発揮していく必要があり、そこに対戦と協力プレイの醍醐味が生まれる。個人プレイだけに走っていては拠点の占拠が上手く行かないので、仲間をサポートしながらマップ内を移動していこう。

チームバトルで戦える『War Robots: Frontiers』▲高低差のあるマップなので、建造物を活用しながら行動していくと効果的。地の利も活かそう。

パーツを用いたカスタマイズ要素については現時点で非常に限定的なものになっているが、今後のアップデートによって大幅にバリエーションが増えていく予定となっているので、これからに期待。パイロットとモジュール、各種の装飾パーツで自分好みのロボットを生み出しながら長く遊べる作品へと進化するはずだ。

程良い広さを持つマップで展開するコンクエスト型のチームバトルには活気があり、これから実装されていくはずの各種モードにも期待が高まる。元ネタであるスマホアプリ『War Robots』の世界観は継承しつつも、PCでプレイするのに最適なグラフィック品質を確立しており、非常に満足度の高い作品となっているぞ。

【おすすめポイント】ロボット同士の激烈バトルがアツい!

システム要件

『War Robots: Frontiers』のシステム要件は中程度。推奨環境で提示されているグラフィックボードは8GBのVRAMを実装する「RTX 2070」になるため、高精細な3Dグラフィックを堪能しながらプレイしたい場合には、現行のミドルスペック帯ゲーミングPCが必要になる。参入の敷居はやや高めな印象だ。

CPUの推奨モデルは「i5-9600K」クラスのプロセッサーで、メインメモリの推奨搭載量は16GB。ゲームがDirectXのバージョン12を要求している関係上、OSに関してはWindows 10以上が必須となるので、理由があってOSのバージョンをアップグレードしていない人は注意しよう。この機会にバージョンアップするのもアリだ。

ミドルスペック推奨の『War Robots: Frontiers』▲PCへの要求スペックは中程度。グラフィックを最大限に活かすためにはミドルスペックPCが必須。

インストールサイズは現時点で10GB程度に収まっているが、これは今後のアップデートと開発進捗で増加する可能性が高い。最終的なサイズは不明だが、ゲームを長く楽しみたい場合にはストレージに余裕を持っておくと吉。総じてスペック面の高さが気になる部分ではあるが、最新ゲームらしい描画には魅力がある。

【おすすめポイント】ミドルスペック推奨!

正式版への展望

2023年11月頃の正式バージョン配信を目指している『War Robots: Frontiers』は、今後のアップデートでさらなるマップとゲームモードのバリエーション、そしてロードアウト設定向けのコンテンツを追加していく予定。ゲームシステムのブラッシュアップもロードマップに含まれているので、今後に期待しよう。

正式版になって基本プレイ無料の配信形態になった場合、世界中から数多くのプレイヤーが参入してくることが見込まれ、さらに活気あるオンラインロボットアクションゲームへと進化を遂げるはず。6vs6チームバトル以外にどんなゲームモードで遊べるようになるのかも注目ポイントで、開発進捗が非常に楽しみだ。

正式版に期待の『War Robots: Frontiers』▲コンテンツの増加と基本プレイ無料化によって人気を博すことは間違いなし。今後に期待の新作だ。

二足歩行型ロボットを操縦しながらSFバトルに挑んでいくアクションTPS『War Robots: Frontiers』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで配信中。ユーザー評価は非常に高く、完成が待たれる要注目タイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】正式版が楽しみなロボットゲーム!

War Robots: Frontiersスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10
CPU Intel Core i5-6600 @ 3.30GHz
メモリー 16GB
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 1060
VRAM 6GB
HDD空き容量 10GB
DirectX Version 12
回線速度 ブロードバンドインターネット接続

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