下半身がツボかなにかハマった男という一風変わった主人公がハンマーを使って移動、や崖登りといたアクションを操作していくゲーム。
下半身をツボか袋かで制限されているため、まともに歩くことも難しい。
こんな人物に山登りをさせようというのだから、異常性が垣間見れる非常にユニークなゲームになっている。
これを地面に叩きつけることで飛んだり、高いところへ登ったり出来る。
傾斜面があれば、地面に突きつけて登っていくなんて行動も必要になるだろう。
パズル性が非常に強く初見でクリアする人なんてまずいないほどの難易度。
それこそ一番最初のステージをクリアするのに5~6時間も要するコトもあるほどだ。
おそらく慣れても30分以内にクリア出来るようになればすごいレベルの非常にやり応えのあるゲームだ。
ちなみに、山と言っても土で出来た誰しもが思いつくような当たり前の山ではなく、ゴミの山だったり、建物の隙間だったりと、想像を遙かに超えるような『山』をのぼっていくことになるのだ。
ゲームをやりながらピタゴラスイッチを見ているような気分になれること請け合いだ。
非常に難易度の高いゲームだから心してプレイを始めて欲しいオススメの新作アクションゲームだ!
ハンマーを使ったオリジナル性の高い奇妙なアクションが魅力!
大事なのはハンマーをどのようにして使うか。
それがこのゲームの主軸になっており、ハンマーを使って、様々な難所を越えていくことになる。
その中のいくつかの突破手順を紹介しよう。
1.タルの3段
ハンマーを使って登るわけだが、最初はココが一番手間取るだろう。
なぜなら連続でジャンプを成功させなければならないからだ。
だけど、ハンマージャンプをミスるようではこの先は絶対に進めない。
ここで基礎をしっかりと身につけてハンマージャンプでミスをしなくなるまで腕を磨いておこう。
2.2連ランプ
ここでは左右にハンマーを振りながらテンポ良く登っていくことが重要だ。
強すぎてはいけないし、リズムを乱してもイケない。
テンポ良くちょうどいい力加減を身につけるには最適の場所だ。
ここでの動作も今後のために役達技術となるだろう。
3.滑り台
傾斜がきつく、通称滑り台と呼ばれている場所がある。
そこではミスをしてしまうとスタート地点に戻されてしまうという悪質な場所だ。
ここまで来れるようになった人ならハンマーをそれなりに使えるようになっているだろう。
ここでは以下の順番に登っていきたい。
『パラソルから一輪車、ほうき、そして、滑り台だ。
丁寧に1つずつ登っていけば、必ずクリア出来る。焦ってスタート地点に戻ってしまう人がかなり多いので気をつけて登って欲しい。
この先にも試練が待っているのだが、あくまでもまだまだチュートリアルレベル。
今後にそびえ立つ巨大な山の前では霞んで見えてしまうだろう。
だが、突破する道は必ずある。
基本に忠実を守り、頭を最大限に働かせて突破しよう!
癖になるやりこみ度MAXの難しさが魅力!!
難所をいくつか書いていて思ったのだが、このゲームは正直合う合わないが大きい。
頑張って頑張って先に進んでも、1つのミスで全てが無駄になってしまうのだ。
しかし、苦行だからこそ、そこを乗り越えてクリアしたときの喜びは圧倒的で他のゲームでは味わえることが出来ないレベルの感動と満足感を与えてくれる。
Getting Over It with Bennett Foddyにハマっている人は、そのマゾ的な要素からの快楽が忘れられなくなっているのだろう。
なぜクソゲーと呼ばれるまでに苦行を多くし、ここまで難しいゲーム性にしたのかは、制作者のベネット・フォディ氏は、難易度が高ければ高いほどユーザーに中毒性を与えられると信じて疑わない人物なのだ。
カジュアルプレイヤーを100万集めるよりもコアなファンを1万人作りたい。
そんな作者の強い信念を感じさせるゲームと言っても良いだろう。
理不尽なほどに難しいからこそ、面白い。
その証拠にyoutube等でも投稿者が苦戦する場面を集めたやってみたとか、攻略系動画も多く掲載されていたりする。
おまけに似たような類似のゲームも多く出回っており、その知名度は計り知れない。
コアなファンがしっかりと支えているとわかるほど、作者の意図通りにユーザーが操られているから、実にに見事なゲーム設計だ。
一度はぜひプレイしてみて欲しいオススメの高難易度アクションゲームだ!
ハマるか投げ出すかはあなた次第
最初はマウス操作も戸惑うレベルで狙ったところに、狙った角度からの侵入なんて不可能に思えるだろう。
しかし、それを巧みに積み重ねられるようになって、思うように主人公が移動していく様を見るのは、例えようのない壮絶な快感に変わる理不尽な難易度でしか味わえない感情だ。
故にその難易度は考えているよりも何倍も高いだろう。
名作とクソゲーは紙一重というのが嫌でもわかるほど、そのゲームバランスは見事で、ほんの少しのミス、マウスで言うなら、少しのドラッグで結果が大きく変わってしまう。
喩えるなら、ゴルフゲームの精度を常に要求される山登りゲームと言っても過言ではない。
それだけ、緻密に考えて計算された行動が必要になる。
あと一歩でゴールだけど、少しでもミスったらスタートに戻される状況。
もちろん、そこでも簡単にクリアできないようにいやらしい仕掛けが満載になっているに違いない。
覚悟を決めて先に進んで、クリアしたときの達成感をぜひ味わって欲しい。
それが仮に何時間かかったとしてもクリアしたときの嬉しさは何者にも変えがたいものになるはずだ。
今までたくさんのゲームをやってきたがその中でも指折り数えられるほどの難易度。
機会があったらぜひプレイしてみて欲しいオススメのハードコアアクションゲームだ!
あなたの中でゲームというものへの価値観が大きく変わるはずだ。
ゲッティングオーバーイット(Getting Over It)スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 7 | Windows 10 |
CPU | 2 GHz デュアルコアプロセッサ | Intel Core i5 以上 |
メモリー | 2 GB RAM | 8 GB RAM |
グラフィックカード | Intel HD Graphics 4000 または同等のもの | NVIDIA GeForce GTX 970 または同等のもの |
VRAM | 256 MB | 1 GB |
HDD空き容量 | 2 GB | 2 GB |
DirectX | バージョン 11 | バージョン 11 |
備考 | インターネット接続は不要高解像度ディスプレイ推奨 |
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