ビースト・オブ・バミューダ(Beasts of Bermuda)は、Sastrei Studios, LLCより2018/12/22からSteamでリリースされた、プレイヤーが恐竜時代の生き物となって大自然の中を生き抜く大規模なマルチオンラインゲームだ。
戦闘、サバイバル、移動性と3つのジャンルがあり、才能をどっち方向に伸ばすのかプレイヤーが決めることができる。さらに育てた才能は子孫への引き継ぎなども行えるので、まるで本当の子どものように愛情を持って育てられるだろう。生命の神秘を感じさせる素晴らしいシステムだ。
現代では考えられないようなスリリングな恐竜時代を駆け抜けていこう。グループを組むことで快適さが増していくなど、オンラインならではの面白さも随所に備わっている。多くのプレイヤーと積極的に関わりながら、自由気ままに遊びたい人におすすめの新作サバイバルゲームだ!
恐竜時代の動物になって競争の激しい世界を生き抜こう
本作は草食、肉食、水生、飛行など様々な恐竜の種類に応じた役割を果たせるようになっている。プレイヤーがどんな恐竜を選んだとしても、ゲームの目的はバミューダ諸島で生き残りながら大きく成長することだ。
他のプレイヤーからの捕食や激しい生存競争イベントなど、プレイヤーが乗り越えなければならない壁も多い。本来の才能をフルに発揮するのはもちろんのこと、新しい才能を見出して解き放つコトで、自分が選んだ恐竜の能力を最大限活用できるようになる。野生の中を生き抜きながら、自らを進化させていけるのが非常に楽しい。
ゲームモードは3つ用意されていて、それぞれのモードによって遊び方も大きく異なっている。
1つめは「Life Cycle mode」になっていて、このモードはプレイヤーが選択した種族の子どもとして世界に誕生する。
時間と共に徐々に大きくなっていきながら、自分の才能や限界に挑戦していける、本作の標準的なモードだ。成長が蓄積していくので、個体としてのステータスを高めたり、様々な能力を強化していける。RPGのような感覚で育てられるので、目的が非常にわかりやすい。
2つめは「Free Roam mode」だ。このモードでは、いきなり大人の成体として世界に誕生する。Life Cycle modeとの大きな違いは、最初からある程度のポイントを持っており、それ以降の成長要素がほぼないため、死亡してもペナルティがまったくないところだ。
容赦なく世界を探索しながら、たくさん死にまくって恐竜としての生活を堪能できる。ちまちまと育てるのが面倒な人はこちらのモードの方が楽しいだろう。
3つめは「Combat mode」このモードでは、戦うことがメインとなっており、マップは限りなく小さく、対立勢力のプレイヤーがすぐ近くに誕生する。
他のプレイヤーたちを倒すことで、成長ポイントを奪うこともできるので、積極的にバトルを繰り返すことでより早くステータスを高められる。PvP的な要素が好きな人に向いているモードだ。
3つのモード、すべてが毛並みがまったく違い、楽しみ方も大きく異なる。どのモードもかなり面白くなっているので、どんなプレイヤーでも満足できるだろう。恐竜になって異性や食料などを取り合ったりして、自由に気ままに生き抜いていこう。
個性豊かなキャラを生み出せるカスタマイズ機能
本作ではキャラクター作成セクションを使って、プレイヤーがなりたい獣を選択することができる。獣によって、健康(Health)、スタミナ(Stamina)、水(Water)、食物(food)、快適さ(comfort)などの属性が大きく異なっていることに気がつくだろう。種類によって得意なことも違うため、色々な種族を眺めているだけでも面白い。
肌の色やレイヤーを変えて見た目を変更することもできる。ただし、見た目に関しては開始時に変更する以外、両親の個性を強く引き継ぐため、自由に変更はできなくなる。自由に変更できるのはあくまでも最初の個体だけであるコトを覚えておこう。
才能のタイプは3つあり、戦闘、生存、移動性に関わってくる。種類に応じて10つ程度の解除可能な才能がロックされている。自分がどんな獣や恐竜になりたいかによって、優先するべき才能を決めていくといいだろう。
ステータスの中で健康やスタミナなどは死に直結していくので大事だが、快適さはスタミナの回復速度にも影響するし、快適さが低いと成長が鈍くなってしまう。ストレスとは非常に厄介だ。
快適さを高めるには周囲のタイプを気にしなければならない。敵の中にいれば快適さは下がっていき、仲間に囲まれているときは快適さが高まっていく。群れを成すことが非常に重要になっている。
他にも食べる物も影響し、自分よりも小さな獲物を食べていると快適さは増していく。そのため、自分よりも小さな獣を探してワールドを駆け回る必要がある。もちろん、周囲にいる獣たちは、大きな獣に囲まれてしまうと快適さが下がっていくので移住してしまう。狩るものと狩られるものの追いかけっこが実にリアルで楽しい。
他のプレイヤーとグループを組もう
この大きな世界では孤高として単独で生き抜くのは難しい。トラブルは頻繁に起こるし、凶暴な獣たちに出会ってしまったら戦うことも逃げることもできずにやられてしまうだろう。長生きしたいなら、他のプレイヤーと手を組み徒党を組んでいくのが一番だ。
グループを組めば、マップ上にアイコンが表示されるので居場所もすぐにわかるし、助け合えるだろう。さらにグループで行動すれば快適さも増し、他の敵対する動物たちからも安全に身を守れるなど、いいコトづくめだ。
さらにグループにはグレードがあり、Eから始まりAまで高まっていく。ランクが高くなれば、味方の攻撃や交尾などの行為に影響するなど、様々な機能がアンロックされる。生存率が飛躍的に高まっていくので、グループに入る機会があればどんどん入っていこう。
パートナーを見つけて子孫を残せる
本作では両親の才能に基づいて、ランダムな才能が生まれる繁殖機能が備わっている。ポジティブな才能を1つか2つ受け取れるので、最初から有利に進められる。おまけに両親が積極的に守ってくれるので、ゲームを開始してすぐの子どもの頃も快適さを一定に保てるだろう。可能であれば、誰かの子どもとしてゲームを開始したい。
自分で繁殖するためには、巣を作らなければならない。巣を作ればプレイヤーリストの中で、卵を1つ以上もっているプレイヤーが表示されるようになる。そのプレイヤーを巣へと案内し、応じてくれれば孵化場として機能させられる。
ただし、交配が可能なのは友情レベルC以上の相手かつ異性の種族を持っている相手とだけだ。種類関係なく誰とでも交配できるわけではないのでは注意しよう。さらに巣へ招待できるのは1頭のメスだけだ。多頭飼いしたいのであれば、複数の巣を用意する必要がある。
卵を持っているメスは攻撃を受けると卵への被害が出たり、快適さが低いと卵を作れなかったりと実に現実味帯びている。ダメージを受けた卵から生まれた子どもにはネガティブな才能が遺伝しやすくなる。オスとして優れた子孫を残すなら、巣を作って呼び寄せたメスは全力で守り切ろう。
獣や恐竜など、たくさんの種類の中から自分の好きな種族を選び、独自の進化をしていく姿は非常に楽しく、おまけにオンラインでグループを組むことの重要性も感じられる。恐竜としての群れと共にサバイバルがしたい人におすすめのオンライン専用のライフゲームだ!
Beasts of Bermudaスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 760 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 |
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