『DeathMatch』のタイトル画像

2019/5/18からSTEAMにて早期アクセス版の配信が開始されているBaser Softwareの無料PCゲーム!様々なマップで現代の射撃戦を体験できるオンラインシューティングゲーム!

ソロプレイとマルチプレイに対応するゲームモード、デスマッチで展開する他ユーザーとの息詰まる死闘、プレイスタイルと戦略性を変えるゲームマップが大きな魅力で、インディーゲームデベロッパーの作品をプレイしてフィードバックを送ることが好きな人、無料で遊べるアーケードライクなFPS作品を求めている人におすすめ!

トルコ産のFPSが登場!

現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で配信中の『DeathMatch』は、トルコに本拠を構えるインディー系ゲームメーカー「Baser Software」が開発中のFPSゲーム作品。近年飛躍的にゲーム市場が活性化しているトルコのゲーム会社が手がけている興味深いインディー系PCゲームだ。

トルコはゲーム関連の経済発達が著しい国として知られ、2017年にはゲーム開発企業の輸出額が前年比で40%増となる7億ドル(約644億円)を突破するなど、近年世界的に注目される「ゲーム大国」へと成長を遂げている。特にゲーム開発事業の業績は右肩上がりで、経済相もソフト開発分野への支援を表明している。

トルコの会社が開発している『DeathMatch』

▲『DeathMatch』のプレイ画像。女性の7割がゲーマーというトルコで開発中の新作ゲーム作品。

2023年までに100億ドルの輸出目標を掲げているトルコにはゲームで世界進出を目論む企業が大小合わせて多数存在し、国家規模のレベルで「ゲームによる経済繁栄」に向けて躍進中。そんな中登場した本作は、「ゲームを作って一旗揚げたい」と考えるトルコ国民の現状を反映した作品と言えるだろう。

トルコのゲーム会社が開発した作品と言えば、中世ヨーロッパを舞台としたオンラインゲーム『Mount&Blade』が有名。2008年に「TaleWorlds Entertainment」が手がけた同作は世界中で大ヒットを記録し、その後シリーズ化。ここ日本でも多くのユーザーに親しまれたゲームとして知られる。

シンプルなUIを持つ『DeathMatch』

▲ゲームのインターフェースはシンプルで分かりやすい。ミニマップが無いのでプレイ中は緊張感が増す。

STEAMの説明欄にもしっかりと「トルコ産のゲーム」と謳われているように、本作の開発者は近年成長著しいトルコで作られている作品であることを誇りに思っており、世界市場に打って出る貪欲な姿勢も窺える。開発元のBaser Softwareは本作が処女作となる若きゲームデベロッパーだが、今後の動向が大いに楽しみだ。

そんなBaser Softwareが初めて開発したPC向けFPSゲーム『DeathMatch』は、アーケードライクな「軽さ」が特徴。推奨環境が低めに設定されたゲーム世界はやや荒く、最新ゲーム作品のハイパーリアルなグラフィックに比べて見劣りするが、ミドルスペッククラス程度のPCを所有していれば難なく遊べる。

ゲームプレイが完全無料という点も嬉しい。本作は現在早期アクセス版の段階にあるが、この無料プレイはフルリリース版が登場後も変わらないそうなので、長く遊べる作品になりそうだ。早期アクセス版の期間は1年ほどを見ているようなので、完全な状態で登場するのは2020年以降になる公算だ。

スナイパーライフルも登場する『DeathMatch』

▲豊富な武器類が登場し、敵を狙い撃つスナイパープレイも可能。様々な武器でバトルを楽しめるぞ。

なお本作は早期アクセス版であるため、プレイ中に予期せぬバグや不具合が発生する可能性がある。実際STEAMにはバグを起こした場面を撮影したスクリーンショットがユーザーによって複数掲載されているが、これらの不具合要素が発生することを受け入れられるのであればプレイしても損はないだろう。

プレイ言語は「英語」と「トルコ語」のみ。日本語インターフェースは実装されておらず、プレイを円滑に進めるためには基礎的な語学力が要求される点には注意しよう。ただし内容はシューティングゲーム作品なので、ストーリーを読み進めていくRPG作品に比べれば敷居はかなり低いはずだ。

【おすすめポイント】 トルコからやってきたFPSゲーム!

多彩なモードでゲームを楽しもう!

『DeathMatch』は豊富なゲームモードを実装し、プレイするマップによって戦略性やプレイスタイルが変わる。選択する武器とマップにも相性があり、その都度「適した武器」を選んでプレイする楽しみもあるぞ。複数のゲームモードとマップ、そして武器の組み合わせを大いに楽しもう。

現段階で本作に実装されているゲームモードは全てのユーザーが敵同士となる「デスマッチ」と、チーム戦でしのぎを削る「チームデスマッチ」、そしてランダムに武器が変化していく「ガンゲーム」と「テストゲームモード」の4種類。中でも無制限に戦いを続ける「デスマッチ」が人気だ

4種類のゲームモードを実装する『DeathMatch』

▲マップは2種類。アップデートによってマップの数はさらに増加する予定なので、今後の動向に注目しよう。

デスマッチモードが決着を見ないのは開発中の作品らしい仕様と考えられるものの、無制限にリスポーンしながら戦えるので射撃が不得手な人でもストレスを感じない。気軽に参戦して楽しく打ち合いを楽しめるシューティングゲームが好きな人には向いているPCゲーム作品だと言えるだろう。

ゲームプレイの実際は「リアル重視型」のFPSゲーム作品とは異なり、「ゲームらしい」感覚で仕上げられている印象。人物のモーションや弾道など、細部に渡ってリアリティーを求める人には不向きな作品だが、一昔前のアーケードゲームが持っていた「軽い感覚のシューティングゲーム」要素が好きな人にはおすすめの作品だぞ。

【おすすめポイント】 軽いノリで遊べるPC向けFPS!

アップデートによって進化中

現在早期アクセス版の状態にある『DeathMatch』は、2020年以降のフルリリース版に向けて鋭意開発中のPCゲーム。配信開始当初は不具合も多かったが、徐々に追加されているアップデートによって改善の兆しを見せており、完成に向けて調整が進められていることが分かる。

2019年6月には2度のアップデートが実施され、バグフィックスやFPSカウンターの実装、さらにマウスのセンシビリティー調整が施された。ゲームモードヤマップ、武器類の追加実装など、フルリリース版で予定されている大型アップデートは未実装ながら、重要な問題を最初に解決していこうという姿勢が感じられる。

アップデートで進化している『DeathMatch』

▲現時点のバージョンでは撃ったプレイヤーが宙に飛んでいくバグを内包。システムの改善と調整が待たれる。

インディー系ゲームデベロッパーが一番大切にしているのは、実際にゲームをプレイしたユーザーから送られる要望やフィードバック。不具合やバグを粗探しして話のネタにするのではなく、どうしたら面白いゲームに変化していくかを訴えることが大切だ。本作もユーザーからの意見を大歓迎しているので、思うことを発言してみよう。

不安定な部分を抱えつつも徐々に改善の兆しを見せている『DeathMatch』は、インディー系ゲームデベロッパーの作品をプレイしてゲーム文化の発展に協力することが好きな人にもおすすめの作品。トルコから世界進出を目指す若手デベロッパーを支援したい人は、本作をプレイして改善点を報告するのも一興だ。

【おすすめポイント】 インディーゲーム好きな人におすすめのPCゲーム!

DeathMatchスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7 or later 32-bit and 64-bit
CPU Pentium 4 / Athlon 2500
メモリー 4GB
グラフィックカード
VRAM 1GB
HDD空き容量 1GB以上の空き容量
DirectX Version 11
回線速度 ブロードバンドインターネット接続

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