『Warfare 1944』のタイトル画像

2020/7/8からSTEAMで早期アクセス版が配信されているDrakeling Labsの購入型PCゲーム。第二次世界大戦をフィーチャーしたフィールドでオンラインマルチプレイを楽しめるアクションFPS。

かつて世界で人気を博したミリタリー系アクションFPS作品たちの「精神的な後継作」として開発されている通好みな世界観とゲームシステム、全面3Dグラフィックで再現された歴史的なフィールドを舞台に2つの派閥に分かれたプレイヤー同士が激突する大興奮のバトルが魅力で、ミリタリー系FPSが好きな人におすすめ!

興奮のバトルフィールドで戦おう!

現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Warfare 1944』は、第二次世界大戦末期をフィーチャーしたバトルフィールドで、プレイヤー同士のオンラインPvPを楽しめるおすすめのPCゲーム。ミリタリー系シューティングが好きな人にはバッチリハマるアクションFPSだ。

なお、本作と全く同じタイトルを持つミリタリー系シミュレーションゲーム作品が6年以上前にリリースされているが、本作とは関係がない。たまたまタイトルが被ってしまったということになるが、あちらは2D横スクロールで、本作は3Dグラフィックを用いた描写が特徴。ゲームシステムも全く異なるので注意しよう。

ゲームグラフィックについては、敢えてテクスチャーの荒さが目立つ描画をチョイス。これはインディー系のデベロッパーが資金不足でやむなく低解像度の描画を用いているのではなく、彼らが標榜しているミリタリー系アクションFPSへのオマージュの表れ。一世代以上前の雰囲気を持つグラフィックが大きな特徴だ。

ミリタリー系FPSの精神的な後継作を目指す『Warfare 1944』

▲フォトリアルではなく、昔のアクションFPSゲームを再現したグラフィックが秀逸なPCゲーム。

ゲームにはアメリカやドイツ、日本などの軍事勢力が登場。7種類存在する兵科を選択しながら、第二次世界大戦の印象的なロケーションを再現したマップで2つの派閥に分かれた勢力戦に挑むことになる。数十分に及ぶ拠点攻防戦が繰り広げられるスケールの大きさが魅力で、1兵士としてチームのために戦うプレイを体験できるぞ。

当時の兵士たちが使用していた武器類も正確なモデリングで再現され、兵科によって異なるバトルスタイルを発揮しながら、多彩な武器を操って戦場でPvP要素を堪能できる。広大な面積を持ったマップは臨場感抜群で、参加している味方プレイヤーと一緒に相手陣営目がけて突き進むスリリングな戦闘シーンを味わうことが可能だ。

コミュニティーが製作している作品

ゲームを開発しているのは、インディー系コミュニティーデベロッパー「Drakeling Labs」で、パブリッシングは「MicroProse Software」が担当している。Drakeling Labsは2020年からSTEAM上で作品を発表しており、「コミュニティーが楽しめるゲーム製作」をモットーに活動しているぞ。

ストアページでは本作がアクションFPSの名作『Red Orchestra』『Forgotten Hope』『Battlefield 1942』などの影響下で開発された経緯が明かされており、現代のFPS作品が進化の過程で失った「オールドスクールFPSの真髄と要素」を蘇らせることを目標に掲げている。オールドゲーマーほどハマる魅力を持つ新作だ。

オールドスクールなFPSを目指している『Warfare 1944』

▲過去に世界中のプレイヤーを魅了してきたミリタリー系アクションFPSの精神的な後継作を標榜している。

STEAMでの販売価格は1010円と比較的安価。Drakeling Labsが開発している他作品と同様、本作も英語インターフェース一択で、日本語インターフェースと字幕・音声環境は非搭載だが、内容は単純明快なアクションシューティングゲームなので、基礎的な語学力を持っていれば誰でもプレイを堪能できるだろう。

なお、本作は世界最強の呼び声高い優秀なゲームエンジン「Unreal Engine4」向けのフレームワーク「OHDCore」を用いて開発されており、ゲーム作品を購入することが、Drakeling Labsの次回作である基本プレイ無料ゲーム『Operation:Harsh Doorstop』への開発支援にも繋がると述べられている。

正式配信版では価格が上昇する旨が公表されているため、比較的安価にゲットできる今のうちに購入を済ませてしまうのもアリ。Drakeling Labsは収益を無料でプレイできる次回作の開発に運用してくれるので、インディー系コミュニティーを支援してゲーム文化を活性化したい人にも向いているアクションFPSと言える。

多人数のプレイヤーが参戦できる環境でスリリングなPvP要素を体験できるおすすめのPC向けアクションFPS『Warfare 1944』は、現在早期アクセス版としてSTEAMで配信中。第二次世界大戦を再現したフィールドを動き回って、みんなと一緒に「戦争ごっこ」を楽しみたい人は、今すぐストアにアクセスしよう!

【おすすめポイント】 ミリタリーFPSファン必見の作品!

みんなで繋がる対戦プレイ!

『Warfare 1944』の特徴は、テキストや音声を通して参加しているプレイヤー同士がコミュニケーションを取り合える連絡システム。特に近接音声コミュニケーションシステムには力が入っており、リアルタイムで変化する戦況を鑑みながらみんなで作戦を立てて攻撃できるため、チームで一緒にバトルを行う醍醐味を味わえる。

音声通信を備えている『Warfare 1944』

▲塹壕など作戦を実行できそうな場所では、他プレイヤーと連携して行動するプレイが重要になる。

日本人プレイヤーがほぼ存在していない現状では、フレンドを誘って一緒に参戦しない限り日本語で会話するシーン自体が発生しないが、日常英会話程度の語学力を持っていれば、英語で世界のプレイヤーたちと仲良く進軍することもできるので、オンラインマルチプレイの楽しさを存分に味わえるはず。協力プレイが捗るぞ。

【おすすめポイント】 コミュニケーションで勝利を目指せ!

完成が楽しみなアクションFPS

かつてアクションFPSユーザーたちを釘付けにした「王道の作品たち」が持っていた要素を再現すべく開発中の『Warfare 1944』は、正式配信バージョンの登場が待ち遠しいおすすめのPCゲーム。STEAMに掲載されている開発ブログ(不定期更新)では数々の新要素が生み出されている様子を伺うことができ、非常に楽しみだ。

正式配信版で実装が予定されている新要素には、操縦可能な戦闘機や車両の実装、より大きな環境を実現するマップなどが含まれており、実現すればさらに没入感満点の環境で第二次世界大戦の戦いを楽しめるはず。ただし現在は歩兵同士の戦闘にフォーカスして開発しているため、これらが実現するのは先になりそうだ。

正式バージョンが待たれる『Warfare 1944』

▲かつてみんなが夢中になってプレイしていたミリタリー系アクションFPSの再現を目指して鋭意開発中。

正式配信の予定はあえて立てていないということで、Drakeling Labsに携わっているコミュニティーメンバーが全員納得したら早期アクセス状態が解除される見込み。ミリタリー系アクションFPSの歴史に敬意を払っている人々が熱心に製作している作品なので、自分たちに課したハードルが非常に高いことが窺える。

マルチプレイありきの作品であるため、人が集まらないとプレイできないジレンマを抱えているが、これはソロモードの実装によって解決される見通し。ミリタリー系アクションFPSの世界が好きな人にはたまらない魅力を持ったダイヤの原石『Warfare 1944』は、現在早期アクセス版としてSTEAMストアで好評配信中だ。

【おすすめポイント】 進化が待たれるアクションFPS!

Warfare 1944スペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 7(64bit) Windows 10(64bit)
CPU Intel Core i3-2100 Intel Core i5-6600K
メモリー 4GB RAM 8GB RAM
グラフィックカード NVIDIA GeForce GTX 550 Ti NVIDIA GeForce GTX 970
VRAM 1GB 4GB
HDD空き容量 5GB 10GB
DirectX Version 11 Version 12
備考 インターネット接続が必要です

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