2022/1/20からSteamで早期アクセス版が配信されているEugen Systemsの購入型PCゲーム。冷戦が崩壊して第三次世界大戦が勃発した世界を舞台に戦いを進めていくストラテジー型ウォーシミュレーション。
米国、西ドイツ、英国、フランス、ソビエト連邦、東ドイツに分かれる諸外国が持つ独自の兵器を操りながら戦いを進めていくやりこみ要素満点のゲームプレイ、ソロプレイ以外に10対10のオンラインバトルをサポートするマルチプレイモードの存在が魅力で、戦略性を発揮できるミリタリーSLGが好きな人におすすめ!
第三次世界大戦が勃発!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『WARNO』は、冷戦が崩壊した最悪のシナリオを体験できるおすすめの新作、米国、西ドイツ、英国、フランスがソビエト連邦および東ドイツと戦う「第三次世界大戦」の世界が展開していくミリタリー系ウォーシミュレーションゲームだ。
歴史のIF (もしも)を描き出す本作の仮想世界では、クーデターによってゴルバチョフ政権が転覆しており、その二年後に冷戦が崩壊。「NATO」と「ワルシャワ条約機構」の軍隊は分断されたドイツにそれぞれの軍を配備し、緊張は最高潮に達している。過去に回避された戦争が起こってしまうという悪夢の世界が始まるぞ。
▲最新ゲームらしいリアルなグラフィックで再現された戦場で数々のユニットを指揮しながら戦う。
「究極の次世代型第三次世界大戦バトルシミュレーター」と謳われている本作の特徴は、各国が保有している独自の戦闘ユニットを指揮しながら戦えるバトルシーン。NATOとワルシャワ協定に分かれている勢力を選んで数百種類に及ぶユニットを配置し、自分なりの戦略性を発揮しながら戦場で勝利を目指せる。
早期アクセス版の現段階では「アメリカ軍(NATO)」と「ソビエト軍(ワルシャワ条約機構)」の2カ国をセレクトしながら遊ぶことが可能で、ソロプレイ以外に最大10対10の協力・対戦要素を楽しめるオンラインマルチプレイモードにアクセスできる。またCPU相手の「スカーミッシュモード」も実装済みだ。
『Wargame』シリーズの精神的な後継作
ゲームを開発しているのは、2012年からシリーズ化された『Wargame』の開発元として知られるEugen Systems。Steamのストアページでは本作が『Wargame』シリーズの精神的な後継作と宣伝されているので、2014年以降登場していなかった同シリーズファンの人は必見。劇的な復活を遂げた最新作だ。
Steamでの販売価格は4300円。この価格は早期アクセス版の段階を抜けた正式配信後にも変わらない旨がアナウンスされているので、ゲームを不具合のない状態でプレイしたい人は、最長で8ヶ月後に予定されている正式版まで待つのも手。正式版が出た後には無料と有料の拡張DLCが順次リリースされていく予定だ。
▲当時各国が保有していた戦車や攻撃用ヘリなどのユニットを精密なグラフィックで再現している。
インターフェースは全部で6ヶ国語をサポートしているが、残念ながら日本語インターフェース環境は非搭載。ゲーム内に表示されるテキストを読み取りながらプレイを進めていくためには、一定の語学力が要求される点には注意しよう。この点さえクリアできれば、架空戦史の世界を存分に体験できるはずだ。
PCへの要求スペックについては最適化を行っている最中とのことで、最低要件で必要とされるCPUやグラフィックボードは明示されていない。推奨環境で示されているのは「GTX 1060」なので、ミドルスペック以上の環境を持っていたほうが安心。インストールサイズは約50GBとヘビー級だぞ。
第三次世界大戦が勃発した世界を舞台に戦略性抜群のSLG要素を体験できるおすすめの新作ゲーム『WARNO』は、現在「早期アクセス版」としてSteamストアで好評配信中。ミリタリー系シミュレーションの世界が好きな人にはピッタリのタイトルだ。今すぐストアにアクセスして詳細な製品情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 必見のウォーシミュレーション!
戦略性で戦場を支配せよ!
『WARNO』最大の魅力は、3Dモデリングされたマップ内で多彩な戦闘ユニットを呼び出しながら戦闘を進めていくリアルタイムシミュレーションゲーム要素。俯瞰の構図からアップまで自由自在にカメラアングルを変えられるシステムがスムーズで、各場所で展開するバトルを見ながら瞬時に状況判断を下せるぞ。
戦闘用のマップには複数の種類が存在するが、1枚のマップでエリアが区分けされている点は同じ。プレイヤーは自分が保有しているユニットの「出撃コスト」を見ながら好きな位置へとユニットを展開し、その後に巻き送る戦いを分析しながら「さらなる一手」を打っていくことになる。戦略性抜群の戦いを体験しよう。
▲視点移動は非常にスムーズ。ただし表示されるテキストサイズは極小なのでモニターサイズには注意。
ユニットを出撃させると、そのユニットに応じた走行音や飛行音、さらにはパイロットの通信などが音声として発生し、雰囲気満点の戦場を楽しめるようになっている。多彩なユニットが出撃することで戦争SLGらしい混沌とした音声周りになり、リアルさ満点のプレイが展開。テンションが上がること請け合いだ。
ズームアウトとズームイン機能を瞬時に使い分けながら戦術を展開していく点が勝敗を分けるポイントで、局所的な視点だけで命令を下していると他所で巻き起こっている自軍の危機に対処できない。リアルタイムストラテジー作品らしい緊張感も大きな魅力で、そこにプレイヤーの腕前と頭脳プレイが問われることになるぞ。
最新ゲームらしいグラフィックは間違いなくEugen Systemsの作品中ナンバーワンの仕上がりで、各兵器が詳細なモデリングで再現されているので満足度も高い。一回のプレイで軽く数十分以上取られるタイトルだが、何回もプレイしながら異なる戦術を編み出していくプレイに夢中になれるはずだ。
【おすすめポイント】 圧巻の戦場を体験できる新作!
正式版が待ち遠しいSLG
1980年代後半の架空戦史を体験できるおすすめの新作シミュレーションゲーム『WARNO』は、2022年内に予定されている正式バージョンの配信が待ち遠しい期待のタイトル。現時点では2カ国しか選択できない状況だが、完全版として登場した暁には前述の国家全てを選択できるようになるので楽しみだ。
さらに正式版ではより多くのユニットやキャンペーンモードが実装される予定で、新機能やモードの搭載についても言及されている。特に出撃ユニットの種類が増えれば、より一層戦術の幅が広がることにもつながるので、Eugen Systemsの頑張りを応援したい。開発進捗が待たれるシミュレーションゲーム作品だ。
▲正式版ではさらに多くのユニットが実装される予定。国家によって異なる楽しみ方ができるようになるぞ。
冷戦が崩壊して第三次世界大戦が勃発した世界を舞台に戦いを進めていくストラテジーシミュレーションゲーム『WARNO』は、現在「早期アクセス版」として Steamストアで好評配信中。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲームの詳細な情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 今後の展開が楽しみなSLG!
WARNOスペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows 10(64bit) | Windows 10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-2500K | Intel Core i7-7700K |
メモリー | 8GB RAM | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 650 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 1GB | 8GB |
HDD空き容量 | 20GB | 20GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
備考 | 基本的なプレイには十分ですが、高設定や大規模なゲームプレイには不足する可能性があります。高設定での快適なプレイが可能です。 |
(C) Eugen Systems.
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