『Project Polygun』のタイトル画像

2021/12/16からSTEAMで早期アクセス版が配信されているArkadia Galacticの購入型PCゲーム。全てがポリゴンで再現された世界を舞台にオンラインPvPを体験できるアクションFPS。

年代や性別を問わず親しめるゲームグラフィックとハイテンションなアクションシューティング要素、武器を持ち替えながら自分なりのバトルスタイルを構築できるゲームプレイ、オンラインでのスリリングなシューティング対戦プレイが魅力で、発展途上にあるインディーゲームタイトルを応援したい人におすすめ!

ワンコインで遊べるアクションFPS!

現在PCゲームのポータルサイト「STEAM」で早期アクセス版が配信されている『Project Polygun』は、全てがローポリで構成されたフィールドを舞台に、オンラインでプレイヤー同士のアクションシューティングバトル要素を体験できるおすすめの新作。ポリゴンキャラが好きな人にはバッチリハマるアクションFPSだ。

プレイヤーは名も無き戦士としてゲーム内に降り立ち、そこでマッチングした世界のユーザーと一緒にデスマッチ形式のバトルで戦いを繰り広げていくことになる。カジュアルなプレイ内容がウリの新作PCゲームで、年代や性別を問わず親しめるデザインを持っているため、幅広い人がPvP要素を楽しめるはずだ。

オンラインPvPを楽しめる『Project Polygun』

▲シンプルさが特徴のインターフェース。迫力ある一人称視点(FPS)でプレイを楽しめる新作ゲームだ。

ゲームには現時点で「Bootcamp」と「PolygunIsland」に分かれる2種類のマップが実装されており、プレイ中に様々な武器を持ち替えながらアーケードライクなアクションシューティング要素を堪能できる。自分好みの武器を発見してバトルスタイルを極めることも楽しいタイトルで、何回でも繰り返し遊べるはずだ。

なお、作品は現時点で「早期アクセス版」の段階にあり、固有のバグや不具合などが報告されている。完璧な状態でプレイを楽しみたい人は避けた方が無難だ。インディーゲーム文化を盛り上げたい人や、開発途中の作品へフィードバックを送って作者に協力したいと考えている人にはおすすめできる新作FPSだぞ。

若手インディーゲームデベロッパーが手がける新作

ゲームを開発しているのは、インディー系ゲームデベロッパーの「Arkadia Galactic」。本作が初のSTEAM掲載作品となる新人デベロッパーで、現在は別タイトルの開発に着手している。公式サイトやSNSの類は持っていないため、コンタクトを取りたい場合にはSTEAMストアのハブを活用してみよう。

STEAMでの販売価格は550円と安価。ワンコイン価格でゲットできる気軽さも魅力の新作ゲームで、早期アクセス版固有のバグや不具合に慣れている人であればプレイを楽しめるはず。オンラインPvP専用タイトルとなっているため、フレンドにプレゼントして一緒にマルチプレイで遊ぶのもアリだろう。

ワンコイン価格でゲットできる『Project Polygun』

▲プレイ画面のインターフェースでは方角やゲームの進行状況、残弾数とHPを確認できるようになっている。

システム要件で書かれているPC環境については、全て作者が悪ノリでふざけた「ジョーク」になっているので、正確な要求スペックは不明。操作体系はキーボードとマウスを用いたプレイにのみ対応し、汎用コントローラーでの操作には非対応。インターフェースも英語一択となるが、基礎的な語学力を持っていれば十分遊べる。

なお、詳細は後述するが本作は「早期アクセス版」のままで更新が行われない旨がアナウンスされており、開発の途中で作業がストップしてしまっている。今後アップデートが行われる見通しは限りなくゼロに近いため、その点を理解して不具合などを了承できるのであれば、購入しても損はないだろう。

ローポリで描かれたゲーム世界を舞台にオンラインPvPを楽しめる新作アクションFPS『Project Polygun』は、現在STEAMストアで配信中。インディーゲームデベロッパーの不完全な作品をプレイしてアドバイスや意見を送ることが好きな人にはおすすめできる作品だ。今すぐストアをチェックしよう!


【おすすめポイント】 安価にゲットできる新作FPS!

ユーザーの支援と努力が求められる新作ゲーム

前項で述べた通り、『Project Polygun』は「早期アクセス版」のままでSTEAMに残ることが決定された不運な新作ゲーム。Arkadia Galacticの開発スタッフによると「ゲームの開発ファイルが全て失われてしまった」とこのことで、未完成のままでストアに残ることが決断されたという。以下に経緯を記してみよう。

本作は2019年の6月から早期アクセス版として登場していたタイトルで、当時はかなりこまめに開発進捗が報告されていた。ゲーム自体は2019年からプレイアブルな状態にあり、2020年には各種のプレイヤークラスが実装されるなど、開発がどんどん進んでいる様子も見て取れる。状況が一変したのは2020年の7月以降だ。

早期アクセス版のままで凍結された『Project Polygun』

▲不運にも開発ファイルが全て失われてしまった『Project Polygun』。今後の展開が気になるところだ。

正式配信版へのカウントダウンが進む中、突如Arkadia Galacticからアップデートや更新の連絡が途絶える。すでにこの時スタジオ内部では開発ファイル紛失という重大な事件が発生しており、それまでに示されてきたロードマップが全て白紙へと戻ってしまう。そして2021年の12月、開発元はついに重大な決断を下すことになる。

その重大な決断とは、作品を取り下げてしまうことではなく、「早期アクセス版のまま」リリースするというもの。開発ファイルが全て失われたことによってスタジオは機能不全に陥り、今後予定されていたアップデートの一切を行うことができなくなった。その状態をあえてそのままにし、再度「早期アクセス版」にした次第だ。

ユーザーの要望で再度「早期アクセス版」として登場

この決断の背景には、前回の早期アクセス時に遊んでいたプレイヤーからの要望も大きな影響を与えたという。つまり「不完全な状態でも構わないのでゲームをそのままにしていて欲しい」というリクエストだ。開発元としては完全な状態で遊んでもらいたかった分苦悩もあったろうが、そのリクエストに応えた形だ。

開発ファイルが失われた『Project Polygun』

▲ユーザーからの要望によって「恥をしのんで」再度「早期アクセス版」のリリースに至ったタイトルだ。

Arkadia Galacticのスタッフによると、ゲームは2020年7月のアップデート時から何も変わっていない状態で、その時点で含まれていたバグや不具合はそのまま改善されずに残っていくという。精神的な負担と労力があまりにも大きいため、またゼロの状態からフルスクラッチでゲームを作ることは不可能、ということだ。

前項で彼らは新作に着手していると述べたが、この新作は本作の失敗を踏まえ、ローカルファイルが完全に破壊された場合にも開発を継続できる手段とテクノロジーで生み出されているとのこと。何年先の話になるかは不明だが、今後こそ開発者とユーザーが共に納得できる新たなゲームタイトルを生み出して欲しいところだ。

不運な出来事に見舞われながらもその姿を「早期アクセス版」として保つことに決めた新作PCゲーム『Project Polygun』は、現在STEAMストアで配信中。未完成の状態でも構わないというインディーゲームファンの人にはおすすめできるタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアで情報をチェックしよう!



【おすすめポイント】 永遠の早期アクセス版となるFPS!

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