『GoRogue』のタイトル画像

『GoRogue』は、2022/5/16からSteamで正式配信されているDromosys氏の無料PCゲームで、近未来SF世界を舞台にアクションシューティング対戦を楽しめるFPS/TPSタイトル。

 

「Unreal Engine 5」のポテンシャルを引き出した高精細なゲームグラフィック、オンラインPvPが捗る多彩なゲームモード、ファーストパーソンビューとサードパーソンビューが混在するゲームシステムが魅力で、無料で遊べるインディー系アクションシューティングゲームを探している人におすすめ。

無料で遊べるFPS/TPS

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『GoRogue』は、近未来SF風の世界でアグレッシブなアクションシューティングバトルを体験できるタイトル。ファーストパーソンビューとサードパーソンビューが入り混じったゲームモードの数々でプレイを楽しめるアクションFPS/TPS作品だ。

 

まず始めに断っておくと、本作は「Unreal Engine」の開発元であるエピックゲームズのストアで配布されている入門用のサンプルゲーム『Lyra』をそのまま借用したタイトルで、基本ゲームシステムとグラフィック、そしてゲームモードなどはSteamで作品を公開している作者が作ったものではない。

 

『Lyra』はゲーム制作の初心者が仕組みを学ぶために配布されているサンプルゲームで、最新の3DCGツール「Unreal Engine 5」の能力を学びながら引き出すために存在している非営利のプログラム。本作の作者を名乗るDromosys氏は、この『Lyra』に多少の味付けをして公開している。

サンプルゲームを拝借した『GoRogue』

▲既存のサンプルゲームを借用して新作として発表しているアクションFPS/TPSゲーム。

 

これは現時点でグレーゾーンではなく、法的な問題は発生していないが、所謂「アセットフリップ(既存のアセットを流用してゲームを作る行為)」にあたるとしてSteamユーザーから大きな非難を浴びている。オリジナル作品ではないゲームタイトルだ、という点を了承できる人は、以下を読み進めてほしい。

 

本作はメインメニューから3種類に分かれる項目でゲームをスタートできるようになっており、既存のセッションに入ったり、または自分でルームを築いたりといったことも可能。素早くプレイを開始したい場合には「クイックプレイ」を選択することでマッチングをスムーズに行える仕組みだ。

 

ゲームには複数のゲームモードが実装され、異なるルールと条件下でプレイを楽しめる。ゲームモードによってサードパーソンビューとファーストパーソンビューが変化し、どちらかを切り替えながら遊ぶことはできない。プレイ視点とゲームモードは固定されている、という点を念頭に置いて遊ぼう。

 

完全無料でプレイできるアクションゲームタイトル

プレイは完全無料。そもそも誰もが無料でアクセスできるサンプルゲームを改変している作品なので、これでお金を取ること自体ナンセンスと言えるが、課金要素もなくプレイできるという点では有り難いと言えなくもない。実際に遊ぶかどうかは個人の判断に委ねられることになるだろう。

 

ゲームはMac OSとWindows OSに両対応し、両者のクロスプラットフォームプレイをサポートしていると表明されているが、「M1」チップなどで採用されている「Appleシリコン」で上手く動作しないというケースが複数報告されているので、該当するPCを所有している人は注意が必要だ。

 

インターフェースは標準で日本語をサポートしており、幅広いプレイヤーが遊べる作品と言える。他者が制作した作品をスライドして公開しているだけのタイトル、という点を許容できるのであれば、「Unreal Engine 5」のポテンシャルを感じながらプレイを満喫できるだろう。複雑な気分になるタイトルだ。

アセットフリップの新作『GoRogue』

▲ゲームグラフィックに関してはほぼ『Lyra』のまま。一部作者が変更している部分もある。

 

なお、それ単体ではオンラインゲームとして運用できない『Lyra』をオンラインゲームにしている上、Dromosys氏が自身で追加したコンテンツ(マップやキャラモデル)があるため、プレイ時にバグや不具合に見舞われる可能性がある点には注意しておこう。ゲームとしては不完全な立ち位置にある作品だ。

 

上記で示したような状況がバックグラウンドにあるので、Steamのレビュー欄は荒れに荒れている。Steamユーザーが「アセットフリップ」を嫌う傾向があることはある意味「常識」なので、よく新作として発表できたものだと感心してしまうが、それだけDromosys氏が強心臓の持ち主なのだろう。

 

なお、『Lyra』の名誉のために付け加えると、このサンプルゲーム自体には何の不備もなく、アクションFPSやTPSを開発したいと考えている開発者予備軍の人に対して素晴らしい「お手本」になる作品だ。特に次世代型の3DCGツールが持っているポテンシャルを存分に味わえるグラフィックは必見だぞ。

 

近未来SF世界を舞台にアクションシューティング対戦を楽しめるFPS/TPS『GoRogue』は、現在Steamで無料配信中。完全無料で気軽にプレイできることだけは確かなタイトルとなっている。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、ゲームの詳細情報をチェックしてみよう。

 

【おすすめポイント】UE5がバックボーンにある新作!

ゲームシステム

『GoRogue』の魅力は、原作である『Lyra』と同じ豊富なゲームモード。作品には各武器の性能と攻撃範囲を確認できるトレーニングルームを始め、「エリミネーション」や「キャプチャー・ザ・フラッグ」「ラスト・プレイヤー・スタンディング」などのモードが実装されており、競争力抜群のバトルを楽しめる。

 

本作ではその中にある「ファイアリング・レンジ」と「ラスト・プレイヤー・スタンディング」をファーストパーソンビューで遊べるように再設計されており、これは原作とは異なる部分と言える。その他のゲームモードでは、操作キャラクターを背後のカメラ視点で見るサードパーソンビューが展開するぞ。

多彩なモードを実装している『GoRogue』

▲ゲームのメニュー画面。ちなみにこのレイアウトは本家『Lyra』と全く同じ。

 

ゲームをホストする際にはAI操作のBOTを参戦させるか否かを決めることもできるため、カスタムマッチの振り幅は広い。またマルチプレイもローカルとオンラインで分けられるので、プライベートマッチで戦うプレイ要素も大いに捗るはずだ。最悪BOT相手にソロでプレイすることもでき、利便性は高い。

 

『Lyra』と異なるもう一つの点は、プレイ前に自分が操作するキャラクターの外見を選べるところ。これに関しては本作の作者がさすがにマズいと感じたのかはわからないが、原作とは異なるモデルを引っ張ってくることで差別化を図っている。ただしキャラが異なっていても能力差などは変化しない。

 

原作はよく出来たアクションTPS作品であるため、そのクローンである本作でも基本的には快適なプレイを体験できる。前述の通りいくつかの場面で整合性が図られていない状態になっており、そこでプレイが破綻する場面も出てくるが、作者が本気で修正を行えば解決できるはず。今後に期待のタイトルだ。

 

【おすすめポイント】多彩なモードで遊べる!

システム要件

『GoRogue』のシステム要件は中程度。最低動作環境で提示されているCPUは「i-5」クラスで、推奨要件では「i-7」となる。またグラフィックボードに関しては最低で「DirectX 11」をサポートするもの、推奨で「DirectX 12」をサポートするものとなっており、具体的な製品名は出ていない。

 

オンラインPvPを主体に遊ぶゲーム作品なので、ブロードバンドインターネット接続は必須。OSに関してはWindows 10が必須で、macOSの場合には「Big Sur 11.6.5」が求められるが、前述の「M1」「M2」プロセッサーを搭載している機種では正常にプレイできない可能性が高いので注意だ。

システム要件が中程度の『GoRogue』

▲「Unreal Engine 5」で開発された作品だけあって、グラフィックは非常に綺麗だ。

 

インストールサイズは4GBとスマホアプリ並の軽さ。普段ストレージが逼迫気味の人でも安心してダウンロードできる「軽さ」が魅力のタイトルで、この部分は原作となる『Lyra』と同じ。高解像度でプレイしない場合にはCPUの能力に依存するので、プレイ前に自身のPC環境をチェックしておこう。

 

【おすすめポイント】ミドルスペックPCでも動く新作!

アップデートに期待のタイトル

エピックゲームズストアで無料配布されているサンプルゲーム『Lyra』を借用して配信されている『GoRogue』は、これからのアップデートに期待のタイトル。本作の作者を名乗っているDromosys氏がオリジナルの要素に置き換えていくことが望ましいが、現時点でその気配は全く感じられない。

 

Steamストアページではこうした「アセットフリップ」なゲームタイトルを掲載しないように要望が出ているが、違法行為でない場合には罰することが難しく、大なり小なりこうしたことを行っているゲームタイトルは無数に出回っているため、全てを取り締まることはかなりハードルが高い行為と言える。

今後に期待の『GoRogue』

▲作者自身のオリジナリティーは皆無。サンプルをそのまま拝借するのはやはり良くない行為だ。

 

一番ベターなのは、作者がアセットやブループリントを利用してゲームを制作した場合、その出典をしっかりとストア上に明記することだが、これを隠そうとする作者も多く、この点は非常に厄介。その点Dromosys氏は出典を明記しているので、まだ良心的な方だと言えるかもしれない。

 

Steamの製品ページでは説明文の意味を理解していないユーザーがDromosys氏のオリジナルタイトルだと思って感想を書き込んでいるが、「アセットフリップ」ゲームの大罪はこうした「原作を知らないユーザー」を増やしてしまうこと。誰がオリジナルなのかをハッキリさせることは、健全化のために必須だ。

 

近未来SF世界を舞台にアクションシューティング対戦を楽しめるFPS/TPS『GoRogue』は、現在Steamで無料配信中。全てが「借り物」で出来た作品である、ということを許容できる人にはおすすめのタイトルだ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

 

【おすすめポイント】今後に注目のアクションFPS/TPS!

GoRogueスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS Windows 10
CPU i-5
メモリー 8GB
グラフィックカード DirectX 11 or compatible graphics card
VRAM
HDD空き容量 3GB
DirectX
回線速度 ブロードバンドインターネット接続

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