【2023年】SteamおすすめVRゲーム13選を最新VRヘッドセットで遊ぼう!

ZOOM編集部

今やすっかりゲーム世界で定着しているVRゲーム。本特集では、Steamストアで人気の高いVRゲームを編集部が厳選して13タイトル一挙にお届け。記事の後半では、ユーザー人気の高い最新VRヘッドセットも併せてご紹介しているので、VRゲームデビューを考えている人は是非参考にしてほしい。

SteamのおすすめVRゲーム13選

Half-Life: Alyx

料金 6,500円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRアクションFPS
リリース日 2020年3月24日
プレイ人数 シングルプレイ
開発元 Valve

FPSファンにおすすめなのがこちら。VRゲームオブザイヤー賞を受賞し、グラフィック面で多くのユーザーから評価されている必見作。人気FPS『Half-Life』シリーズの世界をVRで再現したアクションシューティングゲームタイトルで、ゲームシステムはVR向けにゼロから構築されている。

没入感が高く、壁に身を潜めながらエイリアンを攻撃する動作や、室内を探索してアイテムを見つけていくアクションなど、身体を動かすプレイが最高のVR体験をもたらしてくれる。VR向けに設計されたアクションシューティング作品として理想的な内容を誇るおすすめのタイトルだ。

『Half-Life: Alyx』没入感が高いため、一人でエイリアンとの闘いが怖くなりプレイすることをやめてしまうユーザーもいるほどだ

「STEAM」での販売価格は6500円。日本語インターフェースと字幕に対応しており、参入の敷居が低くなっている点もポイントだ。最先端のVRプレイ体験を得られる高い完成度が特徴のタイトルで、熱心なシリーズファン以外のプレイヤーをも引き込む魅力に溢れていおり、迷わず買いの一本と言える。

VRカノジョ

女の子との至近距離を楽しめる『VRカノジョ』

料金 4,980円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VR恋愛シミュレーション
リリース日 2018年4月9日
プレイ人数 シングルプレイ

「すぐそばに存在する女の子」をコンセプトに開発されたVR恋愛シミュレーションゲーム。高精細な3Dグラフィックで再現された美少女「夕陽さくら」との生活が特徴で、仮想空間内で息遣いや体温までも感じられるほど、リアルな距離感での体験ができる。ドキドキの時間を過ごせるぞ。

プレイヤーに「実際にその場所に居る雰囲気」を感じてもらうべく、製品開発時の3Dモデリングはかなりの試行錯誤が重ねられており、その結果室内空間のモデリングや「夕陽さくら」の存在感は抜群の仕上がりを見せている。世の男性プレイヤーをうっとりとさせる必見のVRゲームタイトルだ。

世界で人気の『VRカノジョ』

正式配信後から世界中のプレイヤーおよびメディアから受け入れられ、Steam売り上げランキングでも常に上位へランクイン。破竹の快進撃を続けている。※本作はSTEAMでの「一般版」ダウンロード後、「エクスタシー強化パッチ」ダウンロードで成人コンテンツも楽しめる作品となっているぞ。

The Elder Scrolls V: Skyrim VR

料金 7,980円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRオープンワールドRPG
リリース日 2018年4月3日
プレイ人数 シングルプレイ

数々の受賞歴を誇るベセスダの大ヒットRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim』の世界をVR向けに再構築したVR専用のオープンワールド型RPG。ファンタジー世界で剣を振りかざし、魔法を放ちながら没入感満点のプレイを満喫できる。スカイリムファンには見逃せないタイトルだぞ。

ゲームは「HTC Vive」「Valve Index」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」4種類全てに対応。ダウンロードコンテンツの「Dawnguard」「Hearthfire」「Dragonborn」は最初から同梱されており、ゲームコンテンツを拡張した状態で遊べる点も魅力。ドラゴンボーンになってタムリエルを冒険しよう。

「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」のユーザー視点画像
▲PC版を世界的人気に押し上げたMODはVR版でも適応可能。ただし導入は完全な自己責任となる。

2011年に誕生した作品ながら、いまだに多くのプレイヤーが遊んでいる原作『The Elder Scrolls V: Skyrim』をVR世界で再現した手腕は見事で、2Dで親しんできたファンタジー世界がVRゴーグルのレンズを通して仮想現実になった瞬間は鳥肌モノ。数々のユーザーを魅了したタムリエルをVRで再び体験しよう。

Arizona Sunshine

料金 3090円
デバイス PC(Steam)
ジャンル アクションシミュレーション

リリース日

2016年12月7日

プレイ人数

シングルプレイ、PVP、協力プレイ

ゾンビで溢れ返ったアポカリプスの世界を舞台に臨場感抜群のシューティング体験を楽しめるVR専用アクションシューティングゲーム。サバイバルホラーゲームが好きな人には見逃せない作品で、ゾンビ物の魅力を描き切った世界観は秀逸。存分に浸りながらプレイできるぞ。

生存者を求めて広大な世界を探索していくゲームシステムにはストーリー性もあり、25種類以上の武器類を駆使して道を切り拓いていく没入感満点のプレイを体験できる。1人でプレイすることが怖い人は、フレンドを誘って最大4名のプレイヤーで協力しながら進められるマルチプレイや協力型キャンペーンをプレイしよう。

マルチプレイ要素もある『Arizona Sunshine』▲ゾンビだらけの世界でひたすら生き残りを目指してシューティングに没頭できる。魅力的なVRゲームだ。

CPUに「Intel Core i7」か同等の性能を持つプロセッサーを搭載したPCでプレイすると、ゾンビの切断を楽しめるゴア要素などがアップグレード。推奨環境でプレイするほど製作者が意図した世界を体験できるので、最高のゾンビゲームをVRでプレイしたい人は、プレイ環境の見直しを考えても良いだろう。

Blade and Sorcery

料金 2050円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRアクション、ゴア
リリース日 2018年12月11日
プレイ人数 シングルプレイ

中世ファンタジーの世界観に彩られた場所で近接戦闘や魔法攻撃を駆使した戦いを楽しめるVR専用アクションゲーム。作り込まれたグラフィックが没入感を高め、まるで本当にその場所にいるかのような感覚を体験できる。ファンタジー好きな人にはおすすめのタイトルだ。

剣による攻撃で相手キャラクターの四肢が損壊する場面が描かれるため、ゴア耐性が無い人は注意。反対に、リアルな剣技でどのようなリアクションが起こるのか興味がある人には、最高のプレイ体験をもたらしてくれることだろう。子供向けの作品ではなく、あくまで大人のユーザーを対象にしたVRゲームだ。

リアルなバトルを体験できる『Blade and Sorcery』▲精緻なグラフィックが秀逸なVRゲーム。バトル時のリアリティーを徹底追及している。

プレイのアクション性も抜群で、プレイ中にはかなり身体を利用することになるため、良い運動にもなる。インターフェースは英語一択で日本語環境は非搭載だが、内容は単純明快なアクションゲームなので、基礎的な語学力があれば誰でもプレイを楽しめるはず。「STEAM」での販売価格も2050円と比較点安価なのが嬉しい。

Beat Saber

料金 3,090円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRリズムゲーム
リリース日 2019年5月22日
プレイ人数 ソロ、オンラインPvP

SF感満載の未来的なゲーム空間内で映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するライトセイバーに似たアイテムを振りかざしながら、音楽に合わせて流れるノーツを爽快に切り倒すVR向けリズムゲーム。身体を動かすことが多くなるため、指先だけではない「体力勝負」要素が特徴となっている。

「HTC Vive」「Valve Index」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」という代表的なVRヘッドセット4種類全てに対応。日本語環境は搭載されておらず、サポート言語は英語のみだが、直感的な操作方法で楽しめるため、VRゲーム初心者や幅広いユーザーがVRリズムゲームの世界を楽しめる。

「Beat Saber」VRゲーム初心者や幅広いユーザーがVRリズムゲームの世界を楽しめる。

ソロプレイ専用の作品となり、オンラインマルチプレイ要素は非搭載だが、世界中のプレイヤーとハイスコアを競い合うリーダーボードシステムを実装しており、ランク上位を目指すプレイも大いに捗る。既存のゲームデザインを再利用しない「手作り」の世界観が秀逸な作品で、リズムゲーム好きな人にはバッチリハマるぞ。

BONEWORKS

料金 3,400円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRアクションアドベンチャー、サンドボックス
リリース日 2019年12月11日
プレイ人数 シングルプレイ
言語 日本語未対応

近接戦闘向けの武器や銃器、トラップや身の回りにある環境を駆使したアクションを存分に体験できるVRゲーム。Industries社の人工知能オペレーティングシステム「Myth OS」の謎に迫っていくというSFストーリーは没入感満点で、時にエネルギー兵器などを駆使するSFアクションも楽しめる。

「BONEWORKS」Industries社の人工知能オペレーティングシステム「Myth OS」の謎に迫っていくというSFストーリー

Steamストアページには「VR経験者および一般的なVRゲームの仕組みを理解している人向け」という注意書きがある。プレイを円滑に進めるためには、高度なVR操作技術と理解力が必要とされるため、初めてVRゲームを選ぼうと考えている人にはおすすめできない。中級者から上級者向けの作品だ。

Fallout4 VR

料金 7,980円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRオープンワールドアクションRPG、アポカリプス
リリース日 2017年12月12日
プレイ人数 シングルプレイ

全世界で200以上の受賞歴を誇るRPGの金字塔『Fallout4』をVR向けに再構築したオープンワールドアクションRPG。核戦争後のボストンを舞台を仮想現実世界で楽しめる。スカイリムと本作がVRに対応したことでヘッドセットを購入したプレイヤーは多い。圧巻の黙示録世界へ飛び込もう。

放射能に汚染された世界で変異したミュータントや危険なレイダーたちとの死闘を繰り広げる本作では、人間を拉致して殺害し、本人そっくりの人造人間に置き換えていく組織「インスティチュート」が登場。プレイヤーの選択肢によって変化するエンディングもあり、遊び甲斐は満点。ストーリー性にも富んだ作品だ。

「Fallout4 VR」エンディングを迎えるまでに軽く数十時間以上はかかる原作『Fallout4』の世界をそのまま移植した作品

エンディングを迎えるまでに軽く数十時間以上はかかる原作『Fallout4』の世界をそのまま移植した作品のため、長時間のプレイには注意。製品は本編のみで、DLCは未VR化。原作と同じく日本語インターフェースと日本語音声・字幕に完全対応しており、SF風味が加わったポストアポカリプスの冒険を存分に満喫できる。

SUPERHOT VR

料金 2499円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRシューティング、パズル
リリース日 2017年5月25日
プレイ人数 シングルプレイ

ポリゴン調のキャラクターが登場する世界で、身体を駆使したアクションを堪能できるVR向けアクションゲーム。赤い敵キャラクターを一瞬で倒すコンテンツでは「自分が動くときだけ時間が進む」という面白システムが発動し、アクション映画のワンシーンを思わせるアクションを体験できる。

インディー系デベロッパーの作品らしく、ボリュームやグラフィックよりも「アイデア」で勝負している点が特徴。スローモーションで展開するバトル内で全ての敵を葬り去るためにアクションを構築していく戦略性を楽しめるため、毎回異なる動き方を模索していく面白さがある。クセになるアクションゲームだ。

独自のアクション性が魅力の『SUPERHOT VR』▲発想の見事さが光るタイトル。2017年には数々の賞を受賞した。「STEAM」での販売価格は2499円。

3年以上の歳月をかけて開発されたゲーム世界は必見。VRで遊ぶことに意味がある作風になっている点が秀逸で、ヘッドセットとコントローラーを駆使するタイトルとして大きな説得力を持つ。アクションシーンを極めたいと考えている人には断然おすすめのVR専用アクションゲームだぞ。

GORN

料金 2300円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VR格闘アクション
リリース日 2019年7月18日
プレイ人数 シングルプレイ

暴力描写とゴア表現を前面に打ち出した作品で、ファンタジー世界でゴリゴリのアクションバトルを体験できるVR専用カートゥーン風バトルアクションゲーム。可愛さとゴア加減が絶妙にミックスされた世界観が評判を呼んでおり、Steamのユーザー人気が非常に高い。

「剣闘士の戦い」をフィーチャーした本作では、剣や弓矢、ヌンチャクや投げナイフなどの多彩な武器を使用したアクションバトル要素を存分に体験できる。殺戮シーンの描写がクローズアップされたタイトルなので、グロテスクな描写が嫌いな人にはおすすめできないが、爽快感満点のプレイを味わえる。

ゴア表現がある『GORN』▲アニメ調のキャラクターでやや緩和されているが、本質はゴア表現満載のアクションゲーム。

ゲームは「HTC Vive」「Valve Index」「Oculus Rift」「Windows Mixed Reality」に分かれるVRヘッドセット4種類全てに対応。インターフェースは英語一択となり、日本語環境は非搭載。「STEAM」での販売価格は比較的安価なので、ストレス解消になるVRゲームを探している人におすすめだ。

The Walking Dead: Saints & Sinners

料金 4100円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRアクション
リリース日 2020年1月24日
プレイ人数 シングルプレイ

グラフィックノベルや海外テレビドラマとして世界的な人気を誇る『ウォーキング・デッド』シリーズの世界観に浸りながらプレイを楽しめる作品で、ニューオリンズを舞台に、生存を目指す主人公になりきってゾンビとの戦いを体験できるVR向けホラーアクションサバイバルゲーム。

生存者のミッションを受諾して危険な探索に出向く要素や、困っている人々を助ける要素があり、単純なゾンビシューターとは異なる「物語性」を体験できる点がポイント。プレイ時間が15時間を超えるボリュームを持ち、広大なマップで探索要素と自由な行動を存分に楽しめるようになっている。長時間遊べる作品だぞ。

ゾンビだらけの世界を進む『The Walking Dead: Saints & Sinners』▲人気原作をVR専用ゲームとして再現。ゾンビで溢れかえった世界でプレイを楽しめる。

ドキドキするアクション要素を求めている人や、ゾンビが登場するゲームが好きな人にもおすすめできる作品で、原作を知らなくても十分プレイできる。販売価格は4100円で、日本語インターフェースと字幕にも対応。スリリングで緊張感溢れるVR体験が待っているおすすめのVRゲームだ。

Zero Caliber VR

料金 2980円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRアクションFPS
リリース日 2018年11月10日
プレイ人数 シングルプレイ、協力プレイ(オンライン)

2Dゲーム作品と変わらない高精細なゲームグラフィックで白熱のアクションFPSバトルを体験できる人気作で、ユーザーからの評価も非常に高い必見のVRゲーム。没入感満点のバトルフィールドで派手にドンパチを楽しみたい人には断然おすすめのタイトルとなっているぞ。

作品の舞台は近未来のアメリカ。ソロプレイは無論のこと、フレンドと一緒にCO-OPで進めることも可能。アクション要素満載のストーリー展開と、物理シミュレーション要素が反映されたリアルな世界で存分にシューティング要素を満喫できる。ロケーションも豊富で、様々なシチュエーションで戦うプレイが秀逸だ。

緻密なモデリングが魅力の『Zero Caliber VR』
▲細部まで細かくモデリングされた武器類の描写が見事。STEAMでの販売価格は2980円となっている。

なお本作は「早期アクセス版」の作品となり、よりリアルなプレイ体験を目指してユーザーからのフィードバックを募っている。本来であれば2020年前半に完成版がリリースされる予定だったが、世界的なパンデミックによって開発に遅れが生じている模様。今後の展開が大いに注目される人気のタイトルだ。

Pavlov VR

料金 2570円
デバイス PC(Steam)
ジャンル VRアクションFPS
リリース日 2017年2月28日
プレイ人数 オンラインPVP、協力プレイ

オンラインPvPを体験できるマルチプレイ専用シューターで、世界中のプレイヤーとシューティングの腕前を比べたいと考えている人にはおすすめのVR向けアクションシューティングゲーム。リアルに再現された都市内部で思う存分白熱のシューティング対戦を楽しめるぞ。

参加プレイヤーが不足している場合にはボットが出撃するため、マッチングでイライラすることはない。マップは現時点で1種類しか存在しないが、対人戦ならではの展開が毎回異なるプレイ体験をもたらしてくれるため、価格分は楽しめるはず。トレーニングモードもあるので、シューティング初心者でも安心だ。

適度なグラフィックを持つ『Pavlov VR』

作品は現時点で早期アクセス版」の状態にあり、突如ゲームシステムが改変される可能性がある。ただし現時点でもかなりの完成度を誇っているため、不具合に遭遇することはほぼ無いと言って良いだろう。程よいリアルさを持ったグラフィックが光るアクションFPSだ。

おすすめの最新VRヘッドセット

VRゲームをプレイする上で欠かせないアイテムがVRヘッドセット。ベースステーション設置型やオールインワン型など様々なタイプがあるので、予算と駆動形式の違いを確認しながら、自分にとってベストと思える選択肢のヘッドセットを購入したいところ。代表的な4製品を紹介していくぞ。

Valve Index

2019年に日本でも発売が開始されたValve社のVRヘッドセット。Steamを運営しているValveの製品だけにSteam VRとの相性も抜群で、Steamユーザーであれば是非とも手に入れておきたい製品と言える。デュアル1440 x 1600RGB LCDディスプレイを搭載し、最大144Hzに対応。国内の定価は165,980円だ。

VRヘッドセット『Valve Index』VRヘッドセット『Valve Index』▲問題は品薄状態。2023年4月現在、販売代理店のKOMODOでは全ての関連商品が売り切れている。

室内にベースステーションを設置してユーザーの動きを検出する仕組みを持っているので、住環境に左右されやすい。購入を検討する場合は、十分なエリアを確保できるかを確認しておこう。また、モーションをしっかりキャプチャーしてもらうために、窓、鏡、テレビなどの表面が反射する物の置き場所にも注意だ。

VIVE XR ELITE

世界最大のテクノロジー見本市「CES 2023」で多くの賛辞を受けたVRヘッドセット。オールインワン型としても利用可能で、モジュールを付け替えるとVRグラスとして持ち運んで利用することも可能。4個の広視野角トラッキングカメラと高解像度RGBカラーカメラを装備し、両目で3840 x 1920ピクセルの解像度を誇る。

VRヘッドセット『VIVE XR ELITE』VRヘッドセット『VIVE XR ELITE』▲VRとMRに両対応するフレキシブルな製品。2023/4/3から日本でも順次販売されている。

多機能型のVRヘッドセットで、拡張現実と仮想現実をこれ1台で楽しめる点が大きな魅力。今後はHTCのメタバースプラットフォーム「VIVERSE」での利用方法も視野に入っているそうだ。最大のネックは179,000円と決して安くない販売価格だが、真剣にVR世界への参入を考えている人にはおすすめできる製品だぞ。

Meta Quest 2

旧機種と比較して50%増加している単眼1832×1920ピクセルの高精細なレンズが人気のモデル。Touchコントローラーの使い勝手も良く、直感的な操作体系で手や身体の動きをダイレクトにVRゲームへ反映できる。プレイエリアの境界線もコントローラーを用いて設定できるため、セットアップにも時間がかからないぞ。

VRヘッドセット『VIVE XR ELITE』VRヘッドセット『VIVE XR ELITE』▲オールインワンで日本の住宅事情にもマッチしているVRヘッドセット。価格帯も比較的お手頃だ。

2023年時点での販売価格は59400円。手頃な価格でゲットできる点も魅力のVRヘッドセットで、製品には本体とTouchコントローラー2機、単3乾電池2本、充電ケーブルと電源アダプターが内蔵されている。ユーザー評価もかなり高く、コストパフォーマンスに優れるおすすめのVRヘッドセットと言えるだろう。

Pico 4

Amazonでよく見かける中国生まれの「Pico 4」は、価格帯的にMeta Quest 2の対抗馬として有力なオールインワンのVRヘッドセット。前モデルから26.2%の軽量化を実現し、長時間着用しても快適にプレイできる点が魅力だ。最大1200PPI、90Hzのリフレッシュレートで鮮やかな仮想現実世界に浸れるぞ。

VRヘッドセット『Pico 4』VRヘッドセット『Pico 4』▲片目で2160×2160ピクセル。128GBモデルは49000円で、256GBモデルは59400円だ。

Steamへ接続することを前提に開発された商品ではないので、SteamにあるVRゲームをプレイするためには設定を弄る必要があり、接続方法に関してもそれなりの知識が要求される。VRヘッドセットやPCに関して一定以上の理解を持っているプレイヤーにはおすすめできる製品と言えるだろう。