2020/12/11からSteamで早期アクセス版が配信されているXu Mipingの購入型PCゲーム。ミリタリー世界を舞台に2つのチームに別れてアクションシューティングバトルを体験できる新作FPS/TPS。
4✕2平方キロメートルのマップで自分なりのバトルスタイルを発揮しながら戦えるゲームプレイ、NPCを最大350名追加出来るシステム、SUVや装甲車両を乗り回せる運転システムの存在が大きな魅力で、オープンワールド型マップを自在に移動しながら戦えるミリタリー系アクションシューティングゲームを求めている人におすすめ!
広大な戦場でチームバトル!
現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で早期アクセス版が配信されている『World War Academy: COMMANDER 1』は、4✕2平方キロメートルという広大なマップを舞台に、2つのチームに別れたプレイヤー同士のオンラインPvPを体験できるおすすめの新作。自分なりのバトルスタイルを発揮できるFPS/TPSだ。
兵士キャラクターの視点はサードパーソンを採用し、ゲーム内で乗り込むことが出来るSUVや装甲車両に関してはファーストパーソン視点を利用することも可能。画面下に表示されているミニマップを参照しながら進軍を続け、大規模なプレイヤー同士のPvPをサポートする白熱のバトルを体験できるぞ。
▲マップには昼夜のバージョンが存在し、夜間の戦闘でプレイすると視界が非常に悪くなる。
初めてゲームに触れる人にシステムを教えてくれるトレーニングモードも実装され、ソロでもプレイできる点がポイント。ただし作品が真価を発揮するのは他プレイヤーが参加しているマルチプレイ時なので、できるだけ多くのフレンドユーザーを誘っておくと安心。ちなみに本作はローカルマルチプレイもサポートしている。
ゲームにはNPC兵士が参加できるシステムがあり、その総数は参加プレイヤー数に比例して上昇する。NPCは最大で350名稼働できるようになっているので、MMO作品らしい大規模な兵士の戦いを体験できて面白い。なお、キャラクター描画が負担になる場合にはあらかじめNPCの数を調整することも可能だ。
新鋭のインディーゲームデベロッパーが開発中の新作
本作を開発しているのは、新人デベロッパー「Xu Miping」。本作が初のSteam掲載作品となる若手のインディーゲームデベロッパーで、今後の開発進捗と正式版の配信に期待がかかる。Steamストアの文言では2021年内に正式版が登場する予定となっているが、何らかの事情によって開発に遅れが出ているようだ。
Steamでの販売価格は1420円。早期アクセス版の現時点ではソロモードとオンラインモードを両方実装し、3段階に分かれる難易度を調整しながら白熱のバトルを体験できる。扱える武器の種類も豊富で、一通りのプレイが出来る状態だ。解除できるSteam実績も15種類搭載され、実績ハンターの人にもおすすめだぞ。
▲兵士キャラクターは三人称視点で動かすが、スナイパーライフルを覗き込む際には一人称視点へ変化。
インターフェースは英語と中国語の二択で、残念ながら日本語インターフェース及び字幕・音声は非搭載。ただし内容的には単純明快なアクションシューティングゲームなので、どちらかの言語を読めるだけの基礎的な読解力を持っていれば問題なくプレイできるはずだ。
大きなマップ内で多人数のプレイヤーがバトルを楽しめる作品である関係上、PC環境、特にグラフィックボードへの要求スペックは高めとなっており、推奨環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 1080」以上となる。夜間モードで遊ぶ場合にはグラフィックボードへの負荷が高まるそうなので注意しよう。
ミリタリー世界を舞台に2つのチームに別れてアクションシューティングバトルを体験できる新作FPS/TPS『World War Academy: COMMANDER 1』は、現在「早期アクセス版」としてSteamで好評配信中。圧巻のスケールで展開する戦場を楽しみたい人は、今すぐストアにアクセスして情報をチェックしよう!
【おすすめポイント】 チーム対抗バトルが始まる!
多彩な武器と車両で戦おう!
『World War Academy: COMMANDER 1』では、自動小銃やスナイパーライフル、ピストルや手榴弾、ロケットランチャーなどに分かれる豊富な武器を活用しながら戦うプレイ要素が展開。さらに本作には前述の通りビークルに搭乗できるシステムもあるので、自分なりのバトルスタイルを発揮できるぞ。
2チームに別れたプレイヤーに与えられる勝利目標は、お互いの基地を目指して進軍し、キャンプ内のリソース値を「ゼロ」に減らすこと。また一定以上のプレイヤーキル数でも勝敗がつくので、オンラインゲームらしい対戦と協力プレイ要素が大いに捗るはず。どのように挑んでいくかはプレイヤーの自由だ。
▲走行車両を運転しながら進撃していくことも可能。大規模な軍事衝突が起こっている世界を体験できる。
早期アクセス版の現段階ではNPCのAIが単純化されているため、人間プレイヤーが操っているような挙動は期待しないほうが無難。兵士キャラが利用できるダッシュや前方回転アクションなどを使いこなせる人間ユーザーと戦うプレイが最高に面白いので、NPCはあくまで「飾り物」程度に考えておこう。
集団で戦えるミリタリー系アクションシューティングゲームを求めている人にはおすすめのタイトルで、参加人数が多いほど混沌としたバトルを体験できるはず。目下の課題は人の集まりとなるが、その点がクリアできれば大いなる「戦争ごっこ」の世界をたっぷりと堪能できるアクションFPS/TPS作品になるだろう。
【おすすめポイント】 MMOバトルがアツい新作!
今後のアップデートに期待の作品
2021年内に予定されていた正式バージョンの配信が遅れている『World War Academy: COMMANDER 1』は、今後のアップデートに期待の新作ゲームタイトル。何らかのトラブルが発生して更新が滞っているのかは不明だが、早期アクセス版開始から一度もアップデート情報が掲載されていない点は気になる。
基本プレイ無料の作品ではない限り、ユーザーは作品が「生きているか死んでいるか」を非常に気にする。オフラインで完結できる作品であれば問題ないと言えるが、本作のようにオンラインありきで開発されている作品の場合、作者が作品の状態を申告していないとユーザーはどんどん離れていってしまう。
▲早期アクセス版の登場以降アップデート情報が皆無。この点を嫌って手を出さないユーザーは多いはずだ。
また、Steamストアでリンクが掲載されている作者のTwitterアカウントが「凍結」されているという点も作品の印象を悪くしている。今後はこまめにストアでアップデート情報を発信し、万が一作品の制作がストップしている場合には正直にその点を述べてゲームを非公開の状態に持っていくべきだろう。
ミリタリー世界を舞台に2つのチームに別れてアクションシューティングバトルを体験できる新作FPS/TPS『World War Academy: COMMANDER 1』は、現在Steamで配信中。開発進捗状況が非常に気になるタイトルだ。作品に興味が湧いた人は、今すぐストアにアクセスして製品の情報をチェックしよう。
【おすすめポイント】 正式版配信が待たれる新作!
WWA: COMMANDER 1スペック/動作環境
動作環境 | 必須環境 | 推奨環境 |
---|---|---|
対応OS | Windows10(64bit) | Windows10(64bit) |
CPU | Intel Core i5-4460 | Intel Core i7-8700K |
メモリー | 8GB | 16GB |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce GTX 960 | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
VRAM | 2GB | 8GB |
HDD空き容量 | 50GB | 50GB |
DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
備考 |
(C) Xu Miping.
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