『The Edge Of The World Z』のタイトル画像

『The Edge Of The World Z』は、2022/8/22からSteamで正式配信されているRABIE MOUNTHER氏とTURKI HADDAD氏の購入型PCゲームで、モンスターが登場するSci-Fi世界を舞台に戦うアクションTPSタイトル。

ミッションを遂行しながらバトルを展開するストーリーモードとサバイバル戦を楽しめるモードの搭載、最大4名のプレイヤーが参加できるオンラインマルチプレイ要素、初心者から上級者まで幅人い人が遊べる難易度設定が魅力で、新人デベロッパーの知られざるゲームをプレイすることが好きな人におすすめの新作。

Sci-FI世界で戦う新作アクションTPS

現在PCゲームのポータルサイト「Steam」で正式配信中の『The Edge Of The World Z』は、奇っ怪なモンスターたちが登場するSci-FI世界を舞台に、アクションシューティング要素を体験できるおすすめの新作。キャラを背後のカメラ視点で見ながら戦うサードパーソンビュースタイルが特徴のアクションTPSだ。

具体的な世界観は提示されていないが、本作の舞台となるマップには異なる外見と能力を持つモンスターキャラクターが複数登場し、プレイヤーは侵略を受けた世界を救うために危険なバトルへと挑むことになる。ストーリーモードではタスク達成型のミッションが展開して、スリリングな攻防戦を体験できるぞ。

SCi-Fi世界で戦う『The Edge Of The World Z』

▲自キャラを背後のカメラ視点で見ながらプレイを進めていく新作アクションTPSタイトルだ。

ゲームには自動小銃やショットガンなどの異なる武器が複数用意され、これらを切り替えながら戦う要素を楽しめる。ソロプレイ以外にオンラインでのマルチプレイモードを実装しており、フレンドや世界のプレイヤーと一緒にオンラインPvP要素にチャレンジすることも可能。複数のモードで遊べる新作ゲームだ。

また作品にはイージーからハードまでの難易度選択機能があるため、アクションシューティングゲームが苦手な初心者プレイヤーでも徐々に腕前を上げながら遊べるようになっている。独特の雰囲気を持ったアクションFPS/TPS作品に惹かれる人にはおすすめのタイトルで、不思議な世界でのバトルを堪能できるぞ。

中東のインディーゲームデベロッパーが送る新作

本作を開発しているのは中東に本拠を構えるRABIE MOUNTHER氏とパートナーのTURKI HADDAD氏で、パブリッシングはRABIE氏が担当。氏によると本作は貧しい家庭を救うために製作された作品とのことで、プレイ開始直後の画面にもその旨を訴える文言が登場する。この件については後ほど詳細を見ていこう。

Steamでの販売価格は620円で、現在はリリース記念セールで20%引きの496円となっている(2022/8/29までの限定価格)。ワンコイン価格でゲットできるお手軽な値段設定も光るインディーゲームタイトルで、知られざるインディーゲームを発掘したい人にもおすすめできる新作アクションTPSと言える。

マルチプレイも可能な『The Edge Of The World Z』

▲オンラインマルチプレイにも対応。ただし画像のように画面を分割して共有する機能は存在しない。

インターフェースは英語一択となり、日本語インターフェース及び字幕・音声環境は非搭載。元々英語がネイティブな人ではない開発者が英語の文章を起こしている作品のため、基礎的な英語読解力を持っていても意味が通じにくくなる部分が存在する。アラビア語を話す人によって作られた新作ゲームタイトルだ。

解除できるSteam実績は合計で8種類あり、実績コレクターの人も必見。ゲームの最適化にやや問題があり、不具合に見られるような症状が出てくる点には注意しておこう。あくまで開発初心者が生み出した作品であり、多分に実験的な要素が含まれているため、万全を期してプレイしたい人にはおすすめできない。

モンスターが登場するSci-Fi世界を舞台に戦うアクションTPS『The Edge Of The World Z』は、現在Steamで配信中。急ごしらえな感が否めないタイトルではあるが、作者の切実なメッセージが気になる作品だ。興味が湧いた人は今すぐストアにアクセスして、詳細なゲーム情報をチェックしよう。

【おすすめポイント】モンスターと戦う新作ゲーム!

ゲームシステム

『The Edge Of The World Z』には、異なる性質のメインゲームモード2種類が実装されている。ミッション内で提示されるタスクを達成しながらクリアを目指す「ストーリーモード」では、ゲーム内の会話シーンこそ無いものの、世界をモンスターから救うアクション要素を没入感満点に楽しめるはずだ。

ストーリーモードでタスクとしてプレイヤーに要求されるミッションは「人質の開放」「敵のビル破壊」「ケイヴクローラーの抹殺」という3種類。箱庭マップで構成されたステージ内部を進みながら、該当するタスクを全て完了することでクリア扱いになる仕組みだ。途中でモンスターとの死闘も展開していくぞ。

プレイヤーが操作する未来型の兵士キャラクターには「HP」「スタミナ」のゲージがあり、それぞれ赤と緑のバーで画面の上部に表示される。スタミナはダッシュ移動することで減少し、尽きると歩くことしかできなくなるため、自然回復する時間を考慮しながらメリハリのある動きをすることが重要だ。

2種類のゲームモードがある『The Edge Of The World Z』

▲ゲームのインターフェースにはミニマップが登場し、現在位置を把握できるようになっている。

サードパーソンビューでプレイが展開する作品のため、敵キャラクターに照準を合わせることにはやや難がある。エイミング時にカメラが自動的にズームするようなシステムがなく、画面上に表示されるクロスヘアを頼りに射撃を行う要素はハードコア寄り。難しいと感じる場合には適宜難易度を調整していこう。

画面全体の照明が明るめな箇所も存在し、非常に見づらくなる場面も。大手のAAAタイトルのように全てのシーンで適切なライティングが施されているわけでないため、ややストレスに感じられる部分も出てくる。これに関してはフィードバックを参考に開発者がアップデートで対処してくれるのを待つしかない。

ウェーブサバイバル形式のバトルも体験可能

もう一つのゲームモードである「アリーナ」では、次々と湧いてくる敵キャラクターを撃退しながら最後まで生存することを目指すサバイバルバトル要素が展開。基本的にはウェーブ形式のバトルシステムで、ラウンドの進行によって登場する敵キャラクターがどんどん手強くなっていく。スキルを存分に発揮しよう。

ウェーブバトルシステムも体験できる『The Edge Of The World Z』

▲登場キャラクターの装備画面。複数の武器をあらかじめセットして素早く呼び出すことも可能だ。

バトル中に倒した敵は弾薬やアイテムを落とすため、これらを拾いながら弾切れを防ぐことも大切。アーケードライクなゲームシステムが特徴の新作ゲームで、カジュアルな気分でプレイを進められる点は良い。もう少しグラフィック面が洗練されていれば注目を受けそうなタイトルだけに、仕上がり具合はやや残念だ。

現時点でストーリーモードがストーリーの体をなしていない点はマイナスポイントと言えるが、ワンコイン価格のゲーム作品として考えると十分に合格点を与えられる内容。リアル寄りではなく、カジュアルにアクションシューティング要素を体験したい人にとてはピッタリの新作アクションTPSタイトルとなっているぞ。

【おすすめポイント】異なるモードを遊び尽くそう!

システム要件

『The Edge Of The World Z』の要求スペックは低め。最低動作環境で提示されているグラフィックボードは「GTX 660」で、推奨環境では「GTX 1650」になるため、現行のローエンドからミドルスペック帯までのゲーミングPCを持っていれば、最高設定かつ高解像度でも十分にプレイを楽しめるはずだ。

ただしゲームは現時点で最適化に難があり、スペック関係なしにカクつく場所がある。ゲームエンジンもしくは内部プログラム構造的によろしくない箇所がありそうだが、この点については作者のアップデートを期待するほかない。開発経験が浅い人間が制作したゲームタイトルだということを頭に入れておこう。

低スペックPCでも遊べる『The Edge Of The World Z』

▲ポストエフェクトなどは過度に利用しておらず、負荷は最小限のはずだが、それでもカクつく。

インストールサイズは約8GBと軽量級。これはゲーム内コンテンツが薄いことと同義になってしまうが、マルチプレイ前提でプレイするのであれば、値段分はゲームプレイ体験を楽しめるはず。インディーゲームタイトルらしい敷居の低さも光る新作ゲームで、幅広いPC構成に対応してくれる点は評価できる作品だ。

【おすすめポイント】最新ローエンドPCでも動く!

貧困家庭のために開発された新作

前項で触れたとおり、『The Edge Of The World Z』は作者のRABIE MOUNTHER氏が「貧しい家庭」を救うために開発したと明言している新作アクションゲームタイトルで、公式サイトのトップ画面にもその旨が記載されている。これは氏の家族だけではなく、自国の貧困家族の援助を差しているものと思われる。

拙い英語の文面から察するに、ゲームの購入によって発生した収益の全部、もしくは一部分を貧困家庭のために役立てたいと考えているようだが、あまりこの善意の行動についての背景について深く語られていないため、真意については不明瞭。いずれにしても目立つ部分で表明されていることは確かだ。

貧困家庭のために開発された『The Edge Of The World Z』

▲ゲームを購入することが貧困家庭の援助に繋がる、とアナウンスされている新作アクションTPS。

実際に購入資金がどのような流れを辿っていくのかはこちら側から把握できないので、あくまで「そんなことがあるかもしれない」という程度に考えておくと吉。モンスターが登場するSci-Fi世界を舞台に戦うアクションTPS『The Edge Of The World Z』は、現在Steamストアで好評配信中だ。

【おすすめポイント】今後に注目の新作ゲーム!

The Edge Of The World Zスペック/動作環境

動作環境 必須環境 推奨環境
対応OS WINDOWS 7
CPU i-5
メモリー 4GB
グラフィックカード NVIDIA GTX 660
VRAM
HDD空き容量 7GB
DirectX Version 9.0c
回線速度

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