『Apple Music』と『iCloud+』を使っている人は『Apple One』がオススメ!知ってた?

ZOOM編集部

毎月の支払いを見直していたとき、ふと気づいた。
・『Apple Music』に月額1,080円、
・『iCloud+ 50GB』に月額130円。
合計で月額1,210円をAppleに支払っていることに。

別に高すぎるわけではない。音楽は毎日聴くし、写真のバックアップも必要だ。でも、もっと賢い方法があるのではないかと思い始めた。そんなときに出会ったのが『Apple One』だった。

たった120円の差で世界が広がる

『Apple One』の個人プランは月額1,200円(税込)。
今支払っている1,210円より10円安くなり、『Apple Music』と『iCloud+ 50GB』はもちろんそのまま使えて、『Apple TV+』と『Apple Arcade』が楽しめる。

Apple Oneへの切り替え

Apple Oneへの切り替えは驚くほど簡単だった。iPhoneの設定から数タップで完了。既に契約していた『Apple Music』と『iCloud+』は自動的に引き継がれ、プレイリストも写真も何一つ失われることはなかった。

そして無料トライアル期間中に、これまで見たことが無かった『Apple TV+』を見ることにした。

『Apple TV+』は約100作品程にとどまっていると聞いていたので期待していなかったが、その予想は良い意味で裏切られた。オリジナルドラマのクオリティが想像以上に高かったのだ。週末の夜、何気なく観始めた作品に引き込まれ、気づけば3話連続で観ていた。

ソ連でのライセンス獲得に命がけで挑むビジネスマンの実話。KGBが絡むスパイ映画さながらのスリリングな展開と、任天堂や山内社長も登場する80年代ゲーム業界の熱い攻防が最後まで目を離せない。

『Apple Arcade』も試してみた。広告なし、追加課金なしで200以上のゲームが遊べる。通勤時間の暇つぶし程度に考えていたが、意外とハマってしまうゲームがいくつもあった。

塊魂 Rolling LIVE
塊を転がしてさまざまな物をくっつけていきながら、塊を大きくしていく人気アクション「塊魂」シリーズのApple Arcade向けタイトル。「転がすだけ」の簡単なゲーム性と、物をくっつけて塊を大きくしていく爽快感が特徴。約8年ぶりのオリジナルゲームとなり、Apple Arcadeで独占配信。

太鼓の達人 Pop Tap Beat
Apple Arcade専用にリリースされたリズムアクションゲームで、追加課金なしで配信楽曲は全てプレイ可能。タップ操作で手軽に遊べるのが特徴。

悪魔城ドラキュラ』シリーズ最新作
KONAMIの名作アクションタイトル『悪魔城ドラキュラ』のシリーズ最新作となる横スクロールアクションゲーム。キャラクターごとに固有の武器アクションや攻撃を駆使して、ステージを攻略。遊べるステージ数は60近くも存在。

ユーザーの評価を調べてみた

他のユーザーの評価も調べてみた。

良い評価として目立つのは、やはりコストパフォーマンスの高さだ。
”Apple Musicを使っているなら、あと120円で他のサービスも使えるのは破格”
”家族で使えば一人あたり月額330円程度になる”
といった声が多い。

実際、個別で契約すると月額3010円かかるところを、月額1200円で済むのだから、約1810円の節約になる。

一方で不満の声は「Apple TV+の作品数が少ない」「Apple Arcadeのゲームは海外製が多くて好みじゃない」「iCloudの容量が200GBまでしかない」といった意見だ。

確かに、『Apple TV+』はNetflixやAmazon Prime Videoと比べると作品数は少ない。だが、オリジナルコンテンツの質で勝負している印象で、量より質を重視する人には十分満足できる内容だと感じた。

『Apple Arcade』も、確かに万人受けするゲームばかりではない。だが、広告なし・課金なしで遊べる安心感は子どもを持つ親にとっても魅力的だろう。

家族で使えばさらにお得

個人プランで十分満足していたが、ファミリープランについても触れておきたい。

ファミリープランは月額1,980円(税込)で、最大6人まで共有できる。家族全員が『Apple Music』を聴き、写真をバックアップし、映画を観て、ゲームを楽しめる。『iCloud+』のストレージも200GBに増える。

仮に家族4人で使えば、一人あたり月額495円。これで音楽聴き放題、映画見放題、ゲーム遊び放題、写真のバックアップまでできるのだ。個別で『Apple Music』のファミリープラン(月額1,680円)を契約するだけでも、それ以上の金額がかかる。

家族みんながiPhoneを使っているなら、ファミリープランは間違いなく検討する価値がある。

注意すべきポイント

もちろん、『Apple One』にも注意点はある。

まず、使わないサービスがあっても料金は変わらない。4つのサービスがセットになっているので、例えば『Apple Arcade』を全く使わなくても、その分安くなるわけではない。

次に、『iCloud』の容量に制限がある。個人プランは50GB、ファミリープランは200GBまで。それ以上必要な場合は、別途追加料金を払って容量を増やす必要がある。大量の写真や動画を保存している人は、事前に確認しておくべきだろう。

そして、『Apple Music』を使わない人には向いていない。Apple Oneの価値の大部分はApple Musicが占めているので、音楽を聴かない人にとっては割高に感じるかもしれない。

結局、誰にとってお得なのか

『Apple One』が最もお得になるのは、間違いなく『Apple Music』と『iCloud+』を既に使っている人だ。自分のように、この2つのサービスに月額1,210円を払っているなら、ほぼ同じ金額で2つのサービスが追加される。使っても使わなくても損はしない。

また、これから複数のAppleサービスを使いたい人にもおすすめだ。音楽、映画、ゲーム、ストレージのすべてを一つのプランで手に入れられる。1ヶ月の無料トライアルもあるので、まずは試してみて判断できる。

そして、家族でAppleデバイスを使っている人にとっては、ファミリープランが圧倒的にお得だ。一人あたりの負担が月額330円程度になるのは、他のサブスクサービスと比べても破格である。

逆に、『Apple Music』を使わない人大容量のiCloudストレージが必要な人には向いていない。自分に必要なサービスだけを個別契約した方が、結果的に安く済むだろう。

サブスク疲れの解決策

デジタル時代の今、気づけば複数のサブスクリプションサービスに加入している人は多い。音楽、動画、ゲーム、ストレージ、フィットネス。それぞれに月額料金がかかり、管理も煩雑になる。

『Apple One』は、そんなサブスク疲れを解消してくれる一つの答えだ。支払いも管理も一本化され、シンプルになる。そして何より、Appleのエコシステムの中で全てが完璧に連携する快適さは、一度体験すると手放せなくなる。

自分のように、『Apple Music』と『iCloud+』を既に使っている人なら、迷う理由はほとんどない。たった120円の差で、デジタルライフの可能性が大きく広がるのだから。

まずは1ヶ月の無料トライアルで試してみてほしい。きっと、自分と同じように「なぜもっと早く切り替えなかったんだろう」と思うはずだ。